681. アカルイミライ
この作品で、オダギリジョーは役者として一皮むけたのではないでしょうか。藤竜也、浅野忠信を相手に懸命に演技していたと思います。作品自体は、メッセージ性が強く、しかもその見せ方が多少拙いと感じました。残念ながら、見て良かったと思わせる部分がそれほど多くないので、作品としての評価はこの点数です。 [DVD(邦画)] 5点(2007-01-27 22:05:32) |
682. 現金に体を張れ
平均点ちょい越えの犯罪映画。面白いが穴もある。恥ずかしながら、ずいぶん後になり「え、この映画、キューブリックだったの」と気付いた。この作風から「博士の異常な愛情」以降の素晴らしい作品を作る彼を想像できなかった。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-27 21:32:07) |
683. ロリータ(1962)
キューブリックの冠があることで高く評価されすぎているように思う。冗長な語り口がキューブリックの特徴の一つとはいえ、この映画は無駄に長く感じた。彼の作品の中ではシネマレビューの点数どおり、低いレベルにあるといえる。俳優陣の好演は素晴らしいのだが、肝心の話が面白くないのが残念。 [DVD(字幕)] 4点(2007-01-27 21:18:04) |
684. 夕陽に向って走れ
ロバート・レッドフォードとキャサリン・ロスだからってこの邦題はないだろうと思う。しかし、内容はいたって真面目で、非常にいい映画だった。ロバート・ブレイクが好演していた。機会があったら鑑賞して損はないと思う。若く、輝いている頃の彼らに会える。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-25 22:31:13) |
685. あばよダチ公
《ネタバレ》 松田優作の映画主演第一作です。ダム工事に伴う立ち退きに反対して、松田優作が仲間と立てこもるという、なんかしょぼい話しです。お色気シーンもちょいあります。札束を食べるシーンが笑えます。ご都合主義の展開です。面白いところもありますが、すごく面白いわけではありません。繰り返しますが、松田優作の映画主演第一作なのです。 [ビデオ(邦画)] 5点(2007-01-25 22:08:04) |
686. 君よ憤怒の河を渉れ
タイトルの秀逸さ、魅力的な役者陣に惑わされ、私はロードショーに行きました。鑑賞前は、ひょっとして日本映画史に燦然と輝く名作になるのではないかと想像は限りなく膨らみましたが、観賞後、私は憤怒の河に沈みました。ロードショーを身銭切って見た者としては、つっこみどころが溢れかえっていて、厳しい評価を下さざるを得ません。しかし公開から時間が経った今、テレビや、レンタルでそれと承知で見るぶんには、 十分楽しめるものがあるかと思います。 [映画館(邦画)] 2点(2007-01-25 01:31:07) |
687. 新幹線大爆破(1975)
《ネタバレ》 パニック映画ブームに乗って公開された当時の評判は今ひとつでした。それが年月を経て、うなぎ登りの高評価となりました。私的にはズーム多用のカメラワークや、場面にそぐわないBGM、気恥ずかしさを覚える群集の描写など、欠点が目立ちすぎて、辛めの点数です。運転手役の千葉真一がアセチレンバーナーを手にクライマックスで活躍します(笑)。このシーンはぜひやらせてくれ、とシナリオを書き換えさせたのではないかと推測していますがどうでしょうか? [DVD(邦画)] 4点(2007-01-24 22:12:42) |
688. ミーン・ストリート
はたして映画化に値するストーリーかしらと首をかしげてしまいました。しかし、後に成功する多くの映画人が集っていることに価値がありますね。必ずしも面白くなかったのですが、見てよかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2007-01-23 22:05:44) |
689. 待ち伏せ
もうちょっと脚本がなんとかならなかったかな、というのが正直な感想です。残念ながらストーリーは破綻しています。役者の顔合わせを楽しむ映画ですね。 その点は実にゴージャスです。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-01-23 22:00:45) |
690. 太陽を盗んだ男
荒さもありますが日本映画の中にあって特筆すべきパワーを持った映画と思います。沢田研二を主役にしたのが大成功でした。この後、長谷川和彦監督が映画界から離れたのは残念でした。どんな形であれ、作品を撮り続けて欲しかったですね。 [映画館(邦画)] 8点(2007-01-22 21:48:53) |
691. 悪夢探偵
松田龍平は変身ポーズをばっちり決めて夢の世界に入って行って欲しかった。期待感一杯で前売り券を握りしめ、映画館に足を運んだ俺の夢はどうなるんだ。ああ、いやだ。ああああ、いやだ。ああ、いやだ。 [映画館(邦画)] 5点(2007-01-21 17:13:04) |
692. フィールド・オブ・ドリームス
《ネタバレ》 トウモロコシ畑と野球のおとぎ話。世界観にちょっとついて行けず置いてきぼりになり、深く響きませんでした。 残念です。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-01-21 00:51:45) |
693. 地上より永遠に(1953)
《ネタバレ》 この年のオスカーを8部門も受賞した名作。見逃していたが思い切って最近鑑賞した。ハッピーエンドではなかったので驚いた。不器用でも自分の中の誠を貫く人物を、アメリカ人が好ましく思っているのだなと感じた。鑑賞前の期待感と、鑑賞後の虚無感のギャップが大きかった。 [DVD(吹替)] 7点(2007-01-21 00:40:44) |
694. 追いつめられて(1987)
この映画は何の予備知識もなく鑑賞しました。最後はものの見事にしてやられました。すっかり騙されてしまったので、結構爽快でした。ケビン・コスナーが好演しています。そしてショーン・ヤングがとてもとても美しいです。結末を知っていても、繰り返しの鑑賞に耐える傑作ですね。 [ビデオ(字幕)] 9点(2007-01-20 21:42:23) |
695. バウンド(1996)
ジーナ・ガーションがたいへんに好演していました。相方のジェニファー・ティリーの印象が希薄で、これが惜しまれます。コンパクトによくまとまったサスペンスと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-20 21:19:48) |
696. フェイス/オフ
荒唐無稽な設定ですが、ジョン・ウーは二大スターを起用して、思う存分にスクリーン上で活躍させることに成功したと思います。トラボルタが輝いていました。エンターテインメントとして大成功の傑作と思います。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2007-01-20 17:11:24) |
697. ブロークン・アロー
ジョン・トラボルタは「パルプ・フィクション」で再評価され、この映画で完全に復活し、実にめでたかった。全編ご都合主義に溢れているが、許してあげよう。お金をかけ、ど派手な花火を打ち上げてやろうという制作者の意図は成功していると思う。細かいことは考えず、笑い飛ばしながら楽しんで見た。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2007-01-20 17:07:06) |
698. シュリ
ヒットした理由はわかりますが、私と相性が悪いとしか言いようがありません。なんだかひと昔前のつっこみどころ満載の和製活劇といった感じで、見ていてちょっと気恥ずかしさを覚えてしまいました。 [DVD(字幕)] 1点(2007-01-20 15:39:38) |
699. フィフス・エレメント
嫁さんと見た、見ないですったもんだした恐ろしい映画。家庭不和をもたらす迷作。私も彼女同様、忘却の彼方へ送り込むことにする。てな事言ってたら、今また喧嘩しちまった。ちくしょう!やっぱ0点だ!! [DVD(字幕)] 0点(2007-01-20 15:31:54) |
700. ホット・ロック
軽くて面白かった。皆さんのレビューを読んでいると、だいぶ忘れている自分に気づく。また、見返してみたい。小粋な映画。 [映画館(字幕)] 6点(2007-01-20 03:17:21) |