681. ゴーストバスターズ(1984)
子供の頃観たから面白かったです。 この異世界感が良いんですよ。 [地上波(吹替)] 7点(2008-10-12 00:18:46) |
682. 処刑ライダー
《ネタバレ》 テレ東、グッジョブ(笑) 何回も観てるんですよ。チャーリーシーンってこの頃はこういう役がハマってましたね。 この時代のこういう映画ってなんか異世界にワープしたみたいで大好きです。 [地上波(字幕)] 7点(2008-10-12 00:14:58) |
683. ガン・ホー
《ネタバレ》 昔ゼミで観ました。 企業としてではなく、アメリカ人が日本人をこういう風にしか理解していない。このように思っている相手をどう受け入れるかという事での講義。 意外と面白かったんですが、これを観た日本人がどう思うかとかとか全く考慮されてませんね。そうでなければ教材にはならなかったでしょうけど。 日本人からこの意図的な勘違いにつっこみを入れることがいかに無意味かと言うことが分かりました。 なぜならこういう風に見える変な人種という風にとらえられているからです。 自分たちのイメージがこんなじゃないと、日本人の輪の中で相手をバカにしても何も理解してもらえない。 外で普通の人種として見てもらうためには、自分たちがもう少しおかしな部分を少しずつ削り取って、長い間を経て評価が固まっていくということを理解することが肝要と言うことでしょう。 [映画館(字幕)] 6点(2008-10-12 00:09:50) |
684. ゲット スマート
《ネタバレ》 とっても面白かったです。 50年くらい前のメルブルックス原案の同名作品のリメイクだそうです。 とにかくスマートの表情がウケる(笑)。 もの凄くまじめな顔して微妙に何もかもずれてるんですよね。知的にかつスマートに危機を乗り越えてるんですよ、でも微妙に(あるいは大胆に(笑))ずれてるんですよ。 こういう細かい笑いはさすがとしか言いようがないですね。 アメリカの人らしき人たちが大笑いしてたので我慢しなくてすんで良かった。みんなで大笑い。 映画館は良いですよね、気兼ねなくみんなで大笑い。この雰囲気がたまらん。 台詞回しが凄くステキで、上司と大統領なんて味が出すぎです。 他のキャラも全員スマートなんですが、微妙な(あるいは大胆な(笑))間抜けさが何重にも折り重なって良い味を出してます。 007シリーズが豪華な宣伝で見てみると意外とチープだったりするように感じるんですが、本作は中身がきちんとそう言ったチープなスパイ物を完璧に踏襲しているあたり、芸が細かい。もっとも、007より筋が通っているような気がしないでもないですが。 このところずっとリメイクブームとかネタ切れとか言われていますが、実際は作り込みが甘かった過去の作品に最新技術と大勢の頭脳を駆使して真摯に取り組んでいる物がほとんどで、実際に見てみるとうならされる物が多いんですよね。 [映画館(字幕)] 8点(2008-10-11 23:49:55) |
685. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 憂鬱な雰囲気に打ちのめされそうになりますね。 見てるこっちはどうすりゃ良いのさ?っていう置いてけぼり感がたまらないです。 生活に潜む大昔に遭遇した犯罪行為が今の人間の生活を壊していくのが恐ろしい。 いったい誰を憎めばいいのか分からない。 少年に対する性犯罪がこういう人たちを作るって言うのはあまりに現実的。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-10-09 21:23:48)(良:1票) |
686. セブン
《ネタバレ》 ものすごく面白いと断言できる映画です。ちょっとした伏線をたぐる作業や、エンディングの嫌悪感など非常に好みの映画でした。 一つ難点を言えば、今見ると犯罪捜査の手法が気になって気になって・・・。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-09 21:07:27) |
687. アレックス
不愉快。 まだこんなの作ってるのかと、これを見た5年前に思った。 80年代から時間止まってんじゃないのか? [DVD(字幕)] 3点(2008-10-09 21:00:27) |
688. ブレードランナー/ファイナル・カット
《ネタバレ》 ソースもマスタリングも良いみたいです。 撮り直し?っていうくらい綺麗です。 ラストは納得のいくオチでした。 それにしてもここまで圧倒的にDVDより綺麗だと今家にあるDVDをすべて買い直さなくてはならないと思わせるほどHDコンテンツはすさまじいですね。 映画館並みの臨場感が家庭のテレビで再現できるようになりました。 もったいないのは、映画館で見なかった「普通のテレビで見てしまったDVD」 初見の感動は戻ってきませんからそれが惜しくてたまらないです。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2008-10-05 08:46:45) |
689. ブレードランナー
《ネタバレ》 これ撮り直してます?っていうくらい映像綺麗。 この年代の映画は金がかかりまくっているので逆に実写の限界が見えてしまう感じです。 飛ぶ車とかもワイヤーでつるされた物の物理法則がわかるから何となくリアルに見えるんですが、実際は錯覚ですからね。ホントに浮いてる物を物理演算すると見たことのない物が逆にリアルに見えないという錯覚がCG臭いとなってしまう。 物理演算されたCGIとワイヤーの実写の違いが明確になるのがちょっとおもしろいです。 こういう部分ではトータルリコールもブルーレイでリマスターされると印象変わるんでしょうかね。 それにしても10年くらい前初めて見たときは、アクションシーンのおとなしさが全然気にならなかったんですが、今見ると迫力皆無ですね・・・ 主人公が弱すぎて攻防になってないんですよ。敵に「ボコボコにしちゃったけどとどめ刺さないから後10秒後に反撃してね」と言われてる的なやりとりに見えてしまって残念。 攻防やアクションのことは時代を考えれば仕方ないですね。 やっぱりこの映画で重要なのはあの雰囲気。 雨が降っていて夜。建築や機械のデザインの様式などはかなりグッときます。 さすがに内装はそれはどうかなって言う感じですが、全体に作り出された雰囲気は秀逸。 ラストは公開版って思わせぶりなだけじゃないですかねっておもうんですがどうでしょうか。 素人が想像したってたいしたオチなんか考えつかないから、きちんと作り込んでからラストシーンを編集してくださいってかんじがします。80年代の悪い癖です。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 7点(2008-10-05 08:15:52) |
690. ブレイブストーリー
《ネタバレ》 絵に金がかかっていて、声優も頑張ってる。 予告編は何かを予感させる作りで、テーマ性も強そうで、なんかおもしろそうな映画だ。 と思ってみたら大間違い。映画フォーマットでアニメ化しただけ。 これだったら同名の漫画化版の方がおもしろかったです。 邦画で原作モノって、どうしてこうただ全シーンを動画にしただけみたいなことしちゃうんだろうか。 せっかく監督も脚本家も演出家もいるのに、たんなる挿絵動画になっちゃう。 本作に至っては作画も高レベルなのにどうしてこうなっちゃったんでしょうか。 これって本質的に、日本の客層も遠因では。 おもしろさとか完成度そっちのけで原作とここが違うとか、原作から削られているとかに夢中になる原作モノフリーク。 こういう人たちの意見聞いてたらとてもじゃないですけど製品にならないでしょう。 複数冊が2時間に収まるわけがないってこととか、多くの人は文字をそのまま絵に置き換えても全然おもしろくならないシーンがあることを想像できないってことが理解できてない。 そういう所からの意見をプロが聞いちゃダメでしょう。 良いハードを使ってそれに見合わないソフトが作られる典型的な日本映画になっちゃいましたね。 原作モノだからすでにテーマがあるのに、脚本に落とし込めていないから小説版の販促動画みたいになっちゃいました。 [DVD(邦画)] 5点(2008-10-05 07:52:37) |
691. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 ただただ最高としか言いようがないです。 アクションシーンは対人、カーアクション、スタントすべて満点。 そして今回はパメラとヴォーゼン(だっけ)の攻防が苛烈に描かれていて、その一進一退の口げんかがものすごい。 台詞がアクションに変わってしまう緊迫の探索シーンは必見。 今回最大の見所は、ニッキーが暗殺者に追われるところ。 シリーズ最強の格闘アクションを見ることが出来ます。ところでニッキーが逃げ、暗殺者が追いかけ、ボーンが追いかける。このシーン、どうやって撮ってるんだ?っていう位カメラワークがゴリゴリと食らいつくのです。 ものすごい技術。 この3連作は、ドキュメンタリー的なハンディカム視点が売りなので、吹き替えにすると環境音が消えてしまって映像と音がぎくしゃくしてしまう。吹き替えの(台詞のミュート?)技術が全然進んでいないと言うことに気がついた。 セガールものや刑事物には絶対必須と思えるほどソースにマッチしているけれど、すべての映画に関してそうではないようだ。 ただ、酔ってしまうという方は吹き替えで見てみてはいかがでしょうか。 デメリットよりメリットの方が多いと思います。 [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2008-10-04 18:03:34)(良:1票) |
692. ボーン・スプレマシー
とにかくすさまじいアクションに脱帽。 対人の格闘は前作よりさらに緻密になっていて、初期セガールを思わせる。 特に元同僚?を訪ねたシーンでは、技量の接近した相手との何でもありをかなりスリリングに表現。 刺殺、目つぶしをねらった攻防や小道具の使い方が上手すぎて手に汗握ります。 今作は前作のようなだんだんと明らかになる筋ではなく、目的に向かう筋なので、キャラ同士のやりとりが白熱化します。 スピーディな台詞回しが小気味良く、そういう部分の演出の巧さが光っています。 追い込まれてからのプロットも秀逸。ボーンと敵のパワーバランスの変化なども凄く上手く作られていて感心しきり。大満足でした。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-10-04 17:46:51)(良:2票) |
693. ボーン・アイデンティティー
ものすごいアクション。 マーシャルアーツ的な格闘を、ダンスに見えないぎりぎりのところで見せる巧さが凄かった。 話の筋も凄く良く、何で?って言うのが感情移入に拍車をかけてくれた。 スピード感も凄く、のめり込んだらあっという間にエンディングになっていると思う。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-10-04 17:39:14) |
694. 暴走特急
《ネタバレ》 とにかくすごい。 とんでもなく美しい動きで悪人がばったばったとボコられていくさまは爽快そのもの。セガール様の演舞もすさまじいですが、演舞以上に美しくテロリストがボッッキャンボッキャン往かされます。 終盤の追撃シーンでは、不意を突かれたセガールが床に倒され馬乗りされますが、そのシークエンスがすごすぎます。 倒されながらガードポジションをとり、相手が自分の顔にふれることが出来ないようにクビを抱え込んで、肘と足で相手に痛みを与えながら反撃、体を入れ替えてあとはセガール拳。 95年にこういう攻防を、映画の中でやってます。セガール様はマニアックな方です。当時の客には、「馬乗りされても無敵なだけ」と、まったく伝わってなかったと思います(笑) 動きも鮮やかですし、やっぱり初期セガールは良いですね。内容はそこそこ面白いですよ。ライバックが乗っていると聞いただけで心が折れてしまう敵軍団は必見。冗談かと思うくらい彼らのやる気がグダグダになります。映画でこれをやる豪腕が凄い。 [DVD(吹替)] 9点(2008-10-04 14:59:26)(良:1票) |
695. 沈黙の戦艦
《ネタバレ》 セガールのリアル合気道を見れる初期作品としてはかなりアクションの完成度が高いです。 日本人の演舞以上にびっくりするほど美しく技が決まる様は見ていて爽快そのもの。 あ、内容の方はテレ東の昼間にやってそうな80年代アクションそのもの。 まったくひねりがありませんが、そこになんだか他の作品からワープして来ちゃったパワーバランスが崩壊する主人公降臨みたいな感じなんですよ。 初期の作品群だとこういう味わいになるなんて作ってる側も気づいていなかったんじゃないでしょうか(笑) アクションありきの映画ですが、楽しめます。セガールファンにはマストアイテムでしょう(笑) [DVD(吹替)] 7点(2008-10-04 14:48:37)(良:1票) |
696. 炎のメモリアル
《ネタバレ》 絶望的な状況で追憶がフラッシュバックするっていう設定がすごく好きです。 消防士たちも全然諦めないし、その姿がすごく良かった。 ラストの作りもやるせないですね。すごく感動しました。 少年少女どもが見て、職業観を育ててくれるような小さめの感動作品っていうものを丁寧に作れるっていうのはすごく立派なことだと思う。 良い役者を贅沢に使ったこういう作品を見られるというのはとても幸せなことです。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-10-04 14:38:07)(良:1票) |
697. ネコのミヌース
これはオモシロい! 猫度が相当高く、猫好きには超おすすめですよ。 他の方も書いていますが「こねこ」より面白かった。廃盤らしく見た後すぐにDVDを買ってしまわなかったことを後悔しています。 ストーリーもしっかりしているし、子供に向けてしっかり作り込まれている雰囲気もとても良い気分になれます。 それから吹き替えの完成度がものすごく高いんです。楽しい雰囲気にグッと引き込まれました。吹き替えで鑑賞するのもお薦めです。 [DVD(吹替)] 8点(2008-10-04 14:28:42) |
698. 仄暗い水の底から
《ネタバレ》 前半の気味の悪さは良かったんですが、いきなりラストまで一直線でテレビゲームの脚本みたいになってしまって、ショボショボです。 ウワァだれかに伝えたい。このショボ感を。 DVDを半額クーポンで借りてきてしまった!スッゴい損した。 何で日本の映画って空想オチとか夢オチとか、客に丸投げオチとかに逃げるんですか??? この負の連鎖はもはや伝統芸能の域に達しているのではないかと。 着信ありと並ぶ日本ショボ映画。 宮崎アニメがあるから良いけれど、日本映画は本当ならこんなもの作る余裕があるわけ無いと思います。 ジブリが徳間から独立後ポニョのムック本まで売ってます。節操ないですね角川書店って。 [DVD(邦画)] 3点(2008-09-29 02:45:01) |
699. いまを生きる
《ネタバレ》 後半のとってつけたようなきっかけがちょっとイヤだったかもしれない。 それまでの雰囲気が壊れてしまったように感じた。 それからキーティングの教え方は実際は将来につながることを授業中に何も教えておらず、それって職務から逃げてしまってはいないだろうかと思う。 教師は具体的な商業的な対象がその場で見えるビジネスではないから、こういったことをしてしまえるんだろうが、感化された子どもが本当に得たものはなんだったのかと考えるとかなり疑問が残る。 もし彼らがこの考えのまま教師以外の職業に就くために名門校に行けばあっという間に挫折するのではないかと思う。現実の自由や優れた発想はあっても、彼らが求めたキーティングが作った空想の自由な発想は、そこには存在しないはずだから。 自由な発想をするために必要な重要な土台や忍耐を捨ててしまうことで成功した人間はいると思うが、彼らのように自由な発想の人に型どおりに感化されてのめり込んだものがそうなったとは思えないからだ。 授業中は型どおりだが、最後の3分や放課後に突然まったく正反対の発想を教えてくれるような、実とそうでない部分が渾然となった先生像を作るなど、表面的な自由をもう一歩踏み込んで表現して欲しかった。 キーティングがいる間にしか仮の個性をもてず、それが本当の自分だと思ってしまっている様にしか見えない描かれ方がされていないのは、制作者側がそれを分かっているからだと思う。 こういう教師は現実にいるし、確かに在学中は本当に痛快だ。 でも、その役割を果たすのは本当はもっと身近な人であるべきだと思うし、それが上手くいかないのが現実なんだな、と思う。 だからこの映画を見たとき、キーティングが非常に痛快で、人生にこういう人間がいてくれたならと思い、最後には生徒と一緒になって悔しい思いをしたんだと思う。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-09-29 01:59:19) |
700. ドーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 面白かった! ホラー映画は嫌いなんですが、コイツは凄かったです。ゾンビが走って追いかけてくるのはやはりこういう風にただ走っているだけではない、作り込みがしっかりしてる見せ方でないと全然怖くないですね。28日後とは完成度が違う。 ショッピングモールに籠城するあの絶望感。旧作のような美的感覚と引き替えの、心がギュッと掴まれるあぁもう駄目だっていう雰囲気がジワジワって来ながらも、スピーディーに、現代的に演出される見せ方。最高。 籠城冒頭の噴水での血の伏線はどこ行っちゃったの?忘れちゃったの?ってう部分のみつっこみどころ。ホラー映画ではまれに見るつっこみどころの少なさです。そういう隙があるところも偶然にしろ巧く作用していて、重すぎない雰囲気も良くとにかく凄く面白い。 エンドロールのdisturbedによる”dawn with the sickness”とともに流れるエンディング(一緒に流れたか失念してますが)も絵と合いすぎて最悪な気分にさせてくれてくれます。 とにかくなんか凄いホラー映画を見ちゃったなと。映画館で見たかった。ホラーがあまり好きでないという好き嫌いでこういう大損をする。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-09-28 16:24:29) |