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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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701.  テルマ&ルイーズ 《ネタバレ》 
サランドンとデイビスの確実で丁寧な演技のおかげで最後まで安心して見られるが、この内容で130分は長すぎる。100分くらいで何とかならなかったのだろうか。ジミーがルイーズを追いかけてくる場面など、全然必然性がないばかりか、主人公2人の旅の距離感(=日常からの離脱感)を削いでしまって、逆効果だったと思う。距離感といえば、ハーベイ・カイテルの刑事は一体どういう移動をしていたのだろうか。州を4つぐらいまたいで登場していたような気がするのだが。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-13 01:04:19)
702.  有罪判決/法廷に隠された真実 《ネタバレ》 
ボールドウィンとキングスレーの丁寧な演技のおかげで、見た後の印象はそれほど悪くないのだが、やはり、クライマックスの部分のテーマのすり替えには、この映画の製作意図そのものに疑問を感じざるをえない。それと、日本では、この事件では心神喪失はおろか心神耗弱でさえ認められる可能性はゼロであるから、メインの弁護士の葛藤の部分(無罪をとるか、依頼者の意思通りの答弁をするか)は日本人にはぴんとこないと思う。逆に、最後に得意気に犯行の動機を説明しているが、日本ではそれが重要争点になるのははじめから当然である。法廷に真実発見機能を期待している国と、そうでない国の違いだろう。あと、そんなこととは無関係に、依頼者の妻と寝ちゃったりするなんてのはその時点で弁護士の資格なし。
[地上波(字幕)] 4点(2006-05-21 21:57:21)
703.  ロレンツォのオイル/命の詩 《ネタバレ》 
制作者の真摯な姿勢と、出演者たちの名演が、ずしりとした感動を残すドラマ。とりわけ、主演の2人は、過剰な演技をすべて排して、どこまでも「その辺にいそうなパパとママ」であるのが素晴らしい(だからこそ、2人がかけた執念が現実味を帯びて伝わってくる)。元の話自体が重い話だが、その重圧に負けずに、1つの世界を伝えてくれた制作者に拍手。ただし、似たような演出をしている似たようなシーン(親の会の集会のシーンとか、看護婦をクビにするシーンとか)が意外に多いのは、映画としてはマイナス。なお、細かいことだが、ローラ・リニーの映画デビュー作としても重要。
[DVD(字幕)] 8点(2006-05-11 03:38:47)
704.  恋の闇 愛の光
何がしたかったのかさっぱり分からない作品。医学の道に関する逡巡、王の愛人や患者との恋愛問題、国王との確執など、あっちこっちに話の軸がぶれすぎ。しかも、せっかく美術や衣装が死ぬほど頑張っているのに、役者の演技が完全にそれに負けている。ラスト15分がまったく引き締まっておらず、ぐだぐだになっているのも悪印象。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-05-09 02:48:13)(良:1票)
705.  ぼくのバラ色の人生
主人公の素直でまっすぐな感性に拍手。登場人物中、最も意思が強く、かつ最も冷静なのが子供である主人公であったという点は覚えておくべきであろう。意外に女装しているシーンの時間は短かったので、もっと着させてあげたかったと思ってしまうくらいだ(厳密には、主人公の内面はもともと女性なので、「女装」ではないが)。ただし、映画として見た場合は、まわりの人たちが一部を除いて馬鹿ばっかりで腹が立つのがどうしてもマイナス。
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-08 23:10:52)
706.  彼と彼女の第2章
台詞や心理描写がいちいち理屈っぽくて、その時点でラブストーリーとしては不合格。個別のエピソードも、大して目新しくないか、もしくはいかにもそのためだけに作り上げられたようなものばかりで、興味を引かない。デブラ・ウィンガーの自然な気品ある美しさに4点。
[地上波(吹替)] 4点(2006-04-23 18:12:51)
707.  ラヴソング
10年近くにわたる年月の経過、大陸から香港からNYというドラマの規模(大陸は直接的な舞台ではないが)が少しも過大ではなく必然性があり、しかも描かれている内容はごく身近なラブストーリーの丁寧な描写であるという、まさに奇跡のような作品。友情愛と男女愛のぎりぎりの境界を精密に表現している脚本にまず驚嘆させられるが、しかも、その中で、すべてのシーンとすべての台詞にきちんと意味があるというのが素晴らしい。前半はじっくりと、後半は一気に駆け抜けるというバランス配分も絶妙。そして何より、表情の豊かさをフルに活用して、しかも指先から背筋に至るまでヒロインの心理表現を行い尽くしたマギー・チャンの名演は、何度見ても鳥肌が立つ。あくまでも現実世界にいくらでも存在しそうな設定に立脚しながら、ごく日常的な場面の切なさを漏らさずに盛り込んで1つの別世界を創り上げてしまった傑作。なお、蛇足ながら、食べ物関係を中心とする小道具の使い方も効果的だと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-10 01:59:44)(良:3票)
708.  ハネムーン・イン・ベガス
賭博のカタに相手の妻を要求する男、それを即座に拒否せず悶々と悩む夫、怒りながらも何だかんだで引き込まれていく妻、と出発点の時点で3人が3人ともほとんど最低の人格レベルなので、話としてまったく面白くないし、コメディチックな部分も笑えない。ニコラスとジェームズ・カーンを鑑賞するために何とか見られるという、それだけの作品。
[地上波(吹替)] 4点(2006-04-05 22:24:21)
709.  ダブル・トラップ/白い肌の迷宮
謎めいた人妻の依頼者に弁護士が魅惑されて、といえば「白いドレスの女」を想起しますが、こちらは完全な出来損ないです。法廷シーンなんて、意味ありげに検察側や弁護側が出してきた証人が、どう見ても事件の本筋とはほとんど関係なくて、笑ってしまいます。もともとはマーリー・マトリン目当てで見たのですが、不細工な変貌ぶりにもがっかり。
[地上波(吹替)] 2点(2006-03-31 03:14:17)
710.  秘密の絆
シリアス系っぽい作りをしていながら、登場人物の行動がほとんど全員馬鹿そのものでしかないので、まるっきり中身に乏しい。しかし、リヴ・タイラーはともかく、ホアキンやジェニファー・コネリーのあんなアホな役なんて、今となっては逆に貴重かも。点数は、唯一まともな行動回路を持っていた主人公の母親に対して。
[地上波(吹替)] 3点(2006-03-28 01:41:33)
711.  恋人までの距離(ディスタンス) 《ネタバレ》 
電車の中で初めて対面した相手と意気投合していきなり一晩デートする、なんて、一言でまとめたらものすごく陳腐だし、よほど一時的に盲目にならないと本来はできないはずなのだが、この2人は、あくまでも理知的に理性的にことを進めているのが素晴らしすぎる。しかも、この2人がそれに及ぶ経過が実に自然かつ必然的であって、キャラクターの作り込みの丁寧さを実感させる。一夜のデートの過程も、あえて風光明媚な場所を避け、トラムの中、普通のカフェ、道端、公園というような場所を選んでいるのだが、どの地点の選択も実にストーリーにぴったりはまっている。単純でありながら無限の解釈を可能にするラストも素晴らしい。そして、2人が別れた後に、それまで通ってきた場所の「朝の光景」を映し出すシークエンスは、胸に突き上げるとてつもない説得力をもって迫ってくる。恋愛初期の男女の接近という場面を舞台に、人の心理の細やかな動きを徹底的に描写しきった傑作。なお、ダブル・ミーニングを含む邦題も秀逸だと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2006-02-19 21:11:52)(良:1票)
712.  ゲッティング・イーブン
手堅くまとまったコメディではあるが、目新しさは何もない。親父の相棒2人が単に頭が悪いだけなのもマイナス。映画というより、単なるホームドラマという感じ。
[地上波(吹替)] 4点(2006-02-13 00:18:47)
713.  スネーク・アイズ(1998) 《ネタバレ》 
冒頭の長回しも面白かったが、その中に伏線がぎゅうぎゅうに詰められているというのが実に美しかった。その後も、「視点」「視線」「視界」を存分に意識したお遊びが満載で、映像的にははっきりいって最高です。内容的には、単なる犯人当てと思って見ると損をします。血のついた紙幣には何の意味があるのか、「30分後に戻る」とわざわざ言わせているのはなぜか、警察がすぐにたどり着けたのはなぜか、というようなところで回答をわざと伏せて見る側の想像力を試す、実は良心的なサスペンスなのです。
[DVD(字幕)] 7点(2006-02-10 03:18:36)
714.  シベリアの理髪師 《ネタバレ》 
前半はとにかく長すぎ、関係ない話が多すぎ。その割に、肝心の2人の愛情醸成場面はかなり適当。これだけだったら駄目作品だったのだが、主人公の拘留から連行場面がもたらす迫力、そしてシベリアでの訪問場面でのじっと息をひそめるような重苦しさの演出はなかなかで、一気に印象的な作品となった。
[地上波(字幕)] 6点(2006-02-06 04:29:33)
715.  プリティ・リーグ
スポーツものとしての突っ込みはやや甘いが、その分、グラウンド外の部分を丁寧に描いていて好感が持てる。ジーナ・デイビスは、プレイ姿も立ち居振る舞いも凜としていて最高に格好良く、まさに適役。逆に、トム・ハンクスは、いくら不良中年の演技をしても、どうみてもいい人そうに見えてしまって、ミスキャストだったと思う。脇役の人たちのキャラクター創造にも十分配慮されていて、監督の誠実な姿勢を感じる。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-24 04:10:59)
716.  エーゲ海の天使
主役の8人のイタリア兵が、みんなどことなく間が抜けていて、ちょっとしたやりとりでも実に楽しい。進行に伴ってだんだん個性が出てくるのも良い。しかも、脳天気なだけではなくて、よく考えたら深刻だったり悲しかったりする場面もあるんですけど、みんな何ら意に介さず前向きに進んでいくところが良いのです。それと、全体を包むエーゲ海の美しい風景は絶品で、ここでも得をしています。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-24 04:10:10)(良:1票)
717.  クアトロ・ディアス
ブラジルで実際に発生した大使誘拐事件を基にしているのだが、誘拐の場面にしろその後の仲間同士のやりとりや人質とのやりとりにしろ、変に粉飾せずにごく単純に描かれているため、かえって現実の生々しさを伴って訴えてくる。クライマックスの場面も、アイディアは単純だが、そのスリリングさはなかなか。ラストの結論がもたらす妙な余韻も印象的。
[地上波(字幕)] 6点(2005-12-24 02:32:28)
718.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
脚本、台詞、演技、映像、音楽、すべての要素がぴたりと絡み合って完全な世界を創り上げてしまった、奇跡のような名作。冒頭、レオンの全影を一切映さない殺しのシーンだけで脳が痺れる。ドアを開けてレオンの部屋に入るときのポートマンの必殺の名演。父子愛と兄妹愛と男女愛の境界をさまよう2人の関係の特別性の丁寧な描写。スタンフィールドは最初は単なる悪役かと思っていたが、よく見ると、凄まじく「生き急いでいる」という点で、レオンやマチルダとは実は同種であり、表裏の関係でもある。最初の登場のシーンで廊下に座って足をぶらつかせるマチルダは地に足がついていない少女心理の象徴、ラストでは大地にしっかりと腰を下ろしている。レストランの親父が善人なのか悪人なのかもはっきりと明らかにしていないなど、細かいところでも観衆の想像力を大切にする配慮も見事。
[DVD(字幕)] 10点(2005-12-12 01:22:46)(良:1票)
719.  シックス・センス 《ネタバレ》 
オチが読めるとか、読めないとか、そういうところで評価が決まるレベルの作品ではありません。この映画は、かりにオチの手前でエンディングを迎えていたとしても、それなりにまとまった作品として完結したでしょう。劇のシーンや車のシーン(これら自体名シーンです)で、少年に関してきちんと結論を出して、「単なるホラーではなかったんだな」と観衆を感動させ、無事に着地させる。その一瞬の隙をついて一気に全体を裏返す二段落としのラストであり、しかもそれまでのすべてのシーンが伏線となっているからこそ、このラストはトリックとして何よりも「美しい」のです。そして、そのように「美しい」からこそ、私はこの映画を評価したいし、オチが読めるかどうかなどはどうでもいいのです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-12 01:04:37)
720.  コップス&ロバーソン
肝心のキーマンのパパが駄目すぎで、笑えるはずの場面でも少しも笑えなかった。ドタバタの場面も、単に騒いでいるだけで、えらくもたついている感じ。ダイアン・ウィーストのシャワーシーンにどきっとしたので+1点。
[地上波(字幕)] 3点(2005-12-08 03:12:59)
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