701. 日本沈没(1973)
《ネタバレ》 特撮頑張ったな~!が第一印象。怪獣やウルトラマンが出てきそうではありますが、日本列島が崩壊していく様子が分かりました。ラストの列車の走るシーンが何とも切ないですね。役者は丹波哲郎の悩みつつも責任を果たす態度がカッコ良かった。リメイクがとりとめもない駄作なのは、指揮官たる首相の退場が早すぎたからと思います。 (追記)終盤の総理と田所博士のやり取りが印象深い。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-22 14:16:54) |
702. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 ある程度の年齢に達してしまうと、青春ドラマというのは、こっぱずかしくて敬遠しがちになります。けどこの作品みたいにとことん描いてくれると熱中するし、応援してしまいます。主人公が超アクティブ(どれだけ走ったんだ?)ですがすがしい。ストーリー的にも、「お前、タイムリープしてね?」から雰囲気がガラリと変わって、ドキドキしながら見られました。ラストでは涙も。爽やかだ~! [DVD(邦画)] 10点(2008-04-16 00:01:53)(良:1票) |
703. わらの犬(1971)
《ネタバレ》 前半は息苦しい、後半は陰惨。主人公が暴漢をやっつけたのに爽快感がまるで無い映画は初めてと思います。汗だく・メガネにヒビ・しかし妙に冷静なダスティン・ホフマンが印象的。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-08 13:49:19) |
704. ホステル
《ネタバレ》 旅行者をホステルで拉致しての拷問殺人。なんとも都市伝説的な設定ですが、リアリティを感じる演出でした。主人公が最初の拷問から脱出して、そのまま逃げて終わり?それとも捕まって今度こそ殺される?と予想してたらなんと復讐劇に。どんどんカッコよく勇敢になっていく主人公が頼もしい。偽医者をトイレで制裁するシーンでは、よし、やったれ!と思いました。 [DVD(吹替)] 8点(2008-03-31 20:26:26)(良:1票) |
705. 犬神家の一族(2006)
シナリオがほとんど同じなんですね~。役者も旧作を意識した配置だし。わざわざ作った意味が分かりません。傑作の76年度版だけで十分でしょう。評価できる点は石坂浩二と加藤武の相変わらずの美声(老けちゃってはいますが)。 [地上波(邦画)] 6点(2008-03-18 11:19:50) |
706. フィフス・エレメント
コミカルなノリに付いていけませんでした。トラブルの解決の仕方もミエミエだし、最後まで視聴するのが苦痛でした。 [DVD(吹替)] 2点(2008-03-17 14:19:23) |
707. チャップリンの独裁者
《ネタバレ》 ファシズムの全盛期に堂々と民主主義のすばらしさを謳いあげたチャップリンは本当にすごい人だと思います。終盤の大演説は心打たれますが、床屋のそれまでのキャラクターと変わり過ぎで違和感が大きいです。でも、傑作であることに異論はありません。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-05 14:31:23) |
708. バック・トゥ・ザ・フューチャー
娯楽映画の究極ですね。ここまで人を楽しませるために計算しつくされたものを知りません。 [DVD(吹替)] 10点(2008-01-29 13:20:08) |
709. 天空の城ラピュタ
伝説を探る冒険ってホント素敵だよなぁ~~とウットリする作品です。 10点オーバー扱い。あと、シータはジブリ映画で最もかわいい。 [地上波(邦画)] 10点(2008-01-29 13:13:29)(良:1票) |
710. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 マット・デイモンのアクションシーンは小気味いいです。敵方も口数少なく渋さを感じます。しかし、迷惑千万なカーチェイス、子供に動揺しての任務失敗、そして必然性を感じないヒロインとの恋愛のおかげで、たまらないB級臭を発してしまいました。ホント、納得いかない。 [DVD(吹替)] 6点(2008-01-14 02:25:48) |
711. 13日の金曜日PART2
前作の事件から数年後という設定をあちこちに生かして、おっと思わせてくれることもしばしば。殺戮は後のファーマット通りですが、母親に化けて反撃するシーンや、呑みに行って巻き込まれずに済むメンバーがいるのもシリーズ初期ならではです。それにしてもジェイソンは隠れているときの立ち回りは見事なのに、姿を見せた途端グズになるなあ。まあ、これもホラーのフォーマットか。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-10 14:00:20)(良:1票) |
712. 地獄の7人
《ネタバレ》 捕虜になった息子を国家が見捨てた、ならば自ら救出を。・・・気持ちは分からんでもないですが、相手を殺しすぎ・物を破壊しすぎ。敵国民は対等な人間にあらずと言いたげです。まともな台詞の一つも用意されていませんし。まあ、バリバリ片付けられる人たちにも愛する家族が、などと想像して欲しくないんでしょうが。 こういう制作者の差別意識が見える作品には、点が辛くなります。 [DVD(字幕)] 3点(2008-01-05 22:41:31) |
713. チャップリンの黄金狂時代
《ネタバレ》 これが喜劇王チャップリンの最高傑作との噂だったので、構えて鑑賞したのですが、そこまでは・・・という印象でした。多くの古典映画と同様、30年前に見ていたらと思います。しかし、家が傾くシーンはユーモラスでしたし、ジョージアが簡単になびかないところはリアリティがあって良かったですね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-05 14:04:30) |
714. エド・ウッド
生涯自分の撮りたい映画だけを撮り続けたというエド・ウッド。そりゃ憧れのオーソン・ウェルズに諭されちゃ仕方ないですね。資金をどこから引っ張っていたのか、どれだけ多くの人に迷惑をかけたのか気になりますが。 [DVD(吹替)] 7点(2007-11-10 01:15:15) |
715. チャップリンの殺人狂時代
《ネタバレ》 「一人殺せば殺人者 大量殺戮は英雄」。確かに国家の欺瞞を風刺した名言とは思いますが、アンリの場合は言い訳に聞こえますね。戦争が起こる前から、この人は連続殺人犯だったわけですから。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-06 01:16:51) |
716. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 「疑わしきは罰する」が今の日本の裁判なんですね。怖い。警察のずさんな決め付けに対し、あそこまで無実の証拠を積み上げたというのに、あっさり有罪。気の毒な被害者(中学生)の心を癒すため被告人にはとりあえず罪を被っていただきます、というかのような判決でした。やりきれないですね。 [DVD(邦画)] 9点(2007-11-06 01:08:13) |
717. ローマの休日
割合はコメディ8:シリアス2というところでしょうか。どちらにも印象的なシーンがいくつもあり、最初から最後まで楽しいと思います。ローマ市街を二人乗りバイクで暴走→警察に捕まるがすぐに釈放される(台詞なしだが結婚マーチでやり取りを想像させる)シーンが一番好きです。 [DVD(吹替)] 8点(2007-11-06 00:58:45) |
718. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇>
《ネタバレ》 面白いんですけど、皇帝がベイダーの離反とイウォーク族の(戦況をひっくり返すほどの)大活躍を予期できなかったのは納得いかない。どんな出来事もぜ~んぶ予想のうち、刃向かうだけ無駄だよ~という余裕がカリスマ性の源だったのに・・・。それはともかくハン・ソロがハッピーエンドだったので満足。この人の純情ぶりはたまらん。 [DVD(吹替)] 8点(2007-08-16 04:07:15) |
719. マラソン マン
せっかくタイトルが「マラソンマン」なのに、主人公の走りに大した意味がなく残念。ローレンス・オリビエも旧ナチスの逃亡者のわりに、凄みを感じなかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2007-08-16 04:01:40) |
720. そして誰もいなくなった(1945)
《ネタバレ》 そして誰もいなくなっ・・・てないですよ!!原作がミステリ、しかもオチが特別重大な作品だけに「看板に偽りあり」が気になるところ。途中まではしっかり筋を追っており、犯人にタネ明かしさせる余裕もあったのだから、不自然なハッピーエンドにはしないでほしかったです。こうでないと観客が許さないってことでしょうか?ロンバードの、古い洋画でよく見る「やたら女性を守りたがる紳士」ぶりが鼻について不愉快でもありました。 [DVD(字幕)] 3点(2007-08-16 03:57:38) |