701. シルベスター・スタローン ザ・ボディガード
《ネタバレ》 ポスターは悲壮感がありますがライトな作品でした。マデリーン・ストウは大地真央みたいでキュートだった。とても今年で46才とは思えない。で、スタローン。末期感が漂いますが、本人もファン側も息抜きとしてイイかも。最近息抜き的な作品しかないのはアレなんですが。怨敵シュワが政界に出て行ってしまい、燃え滾る物が残っているかは微妙ですが、まだまだ頑張ってもらいたい。 6点(2004-06-15 19:36:11) |
702. スイミング・プール
《ネタバレ》 中年作家の妄想話、と言うか小説のお話か。アレが虚構コレが現実と考え出したら疲れました。混乱させるのは、監督の思惑通りなんだろうな。最近この手の作品が多いですね。 6点(2004-06-15 19:30:40) |
703. 21グラム
《ネタバレ》 時間軸をバラバラにしたおかげで興味を引きましたが、話的には普通。見ごたえがあったのは主演三人の巧さかな。ペンとトロは凄みも色気も身についてますね。人生は続く…ミスティック・リバーと同じような感じかなぁ。終わる人もいるけど。続くヤツは自省して生きるしかないのかな。これまた重たい作品でした。 7点(2004-06-08 23:02:41) |
704. カレンダー・ガールズ
笑いあり、ホロリともさせられます。中高年の女性は特に、勇気と活力を与えられそうです。おばば軍団のパワーは凄いなぁと。劇場にも多数居られました、ドリフ大爆笑の声に使えそうな方々。 7点(2004-06-08 22:56:14)(笑:1票) |
705. CUTIE HONEY キューティーハニー
《ネタバレ》 イタイ、寒い、ショッパイ。如月ハニー状態での序盤のキモいノリには引き、佐藤江梨子のプロモのようなシーンの多さにはまいった。スポンサーだかタイアップだか、なんだか知らないが企業のプッシュがウザ過ぎる。四天王の扱いも下手で勿体無かったな。特に後半の二人。どうせやるなら脚本をちゃんと練って欲しい。デビルマンはもっと酷そうだけど。携帯の着信音が科特隊ってのと、嬉しそうな顔してた永井豪に一点ずつ。 2点(2004-06-02 22:16:09) |
706. クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
一作目に出たカッセルが、脚本を読んで出るのを止めたというのも分かりますね。超人的な黒マントの僧侶は良かったんですが、盛り上がりに欠ける話とキャラでした。 2点(2004-06-02 22:08:57) |
707. SPACE ADVENTURE コブラ
松崎しげるは結構好きですが、コブラの声にはねぇ(苦笑)それにこの作品ではコブラの描き方が違ってるのも気になった。原作者の寺沢武一氏は、コブラの声に故山田康雄さんをイメージして漫画を書いていたのは有名な話ですね。映画もテレビもそうしてほしかったな。その後、PCエンジンでコブラのゲームが出た時は、原作者の権力で山田さんにしたとか。アレは渋かった。 5点(2004-05-27 22:06:49) |
708. トロイ(2004)
だいたい伝承通りのストーリー展開。規模的に大作、長時間にならざるを得ない話ですが、飽きることなく観ていられましたが、可もなく不可もなく。美術や役者に重厚さはあるが、もうちょっと焦点を絞ってやった方が良かったと思う。脚本詰め込みすぎかな。 6点(2004-05-27 21:35:26) |
709. ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2
《ネタバレ》 この邦題は前作には無かったクリーパーの脚の設定のせいだとしたら、短絡過ぎというかセンス無いなぁ。序盤はスリラーっぽい前作と違い、今回は初っ端からクリーパーが出てきて暴れ回ります。怪物モノが好きな人にはオススメ。ハンティングに命をかける親父と霊能力のコはとってつけた様に見えたけど、親父のあの終わり方は存在感があった。それにしてもこのクリーパー、串刺しにされても頭を取っても生きているのは、細胞レベルで生きているって事なんだろうか?心臓は右側にあるとか、弱点はアキレス腱とか? 6点(2004-05-22 21:51:15) |
710. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 虚言や妄想あるけれど、今作の親父さんはみんなを楽しく幸せにさせるお伽噺を語る。空想と事実、現実と過去を織り交ぜ融合させつつ、バートン得意のファンタジーな世界が美しく描かれている。最後のお葬式での総出のシーンにいろんな想像が膨らみますね。親父と息子の関わり方は野郎の方がよく分かるかなぁ。父親を亡くし、子供が生まれ父親になったバートン。作風も若干変わってきた気がします。 9点(2004-05-16 00:48:03) |
711. ドーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 リメイクをうたい、このタイトルであればゾンビが走るという設定だけは受け入れがたい。が、残酷描写が薄くなっており、ゾンビ自体も「単なる暴徒と化した人間」といった昨今のゾンビと同じ傾向で描かれ「生ける屍」の有難味も旨味も全く無いので、まぁならいいかなと。所々良いトコはあった。エンドロールの八㎜で撮った画像のサブリミナル的な演出は上手かったかな。でも終末的な描写がイマイチ少なく、世界的な絶望感が薄く見えた。まぁ絶望的な状況なんだけど。 【追加】追加シーン入りのDVDを見直したらかなり高感度アップ。 [映画館(字幕)] 7点(2004-05-16 00:34:37) |
712. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 ロック馬鹿のJBの百面相的な表情の変化と、ちょっとしたムーヴが最高。子供たちとのやり取りも良い関係を築けていたなぁ。目立とう精神で自分が排除された経験から、バンドのメンバー以外にもキッチリと役目を与え、いかに重要な役割か説いたり、自信の持てない子供には勇気と希望をもたらす。バンドを立ち上げる為に必要な「一体感」に気が付き、人間的な成長を遂げたんですね。最後、友人はロック魂に火がついたんでしょうね。(捨てられると言っていた彼女は、逆に捨てたんだろうか?)選曲はツボ突きまくりでウズウズし、ロックの小ネタ続出にニヤニヤ。気分爽快にさせてくれる作品です。 [映画館(字幕)] 9点(2004-05-04 01:57:04) |
713. キル・ビル Vol.2
《ネタバレ》 まぁ、よくここまで好き勝手に撮れたなぁ。今回も香港テイスト、イタリアンありで、タラはこの2本に大満足なんでしょうね。結局、ちょっとスケールの大きい男と女の痴話げんかって感じ。バドはブライドをあっさりし止めるのを見て、腐っても元一流の殺し屋を認識させたけど、あっさり殺されてガッカリ。エルにあげた飲み物の氷に毒を盛ってあって、解毒薬ネタでなにかするのかなぁと思ったんですが、エルの方が上手だっただけ?パイ・メイも毒くらい、香りや風味で感付いてもいいいいと思うんですけどね。タラお得意の能書き合戦も、長くて飽き飽きして退屈だった。今回は私には合いませんでした。ユマの老け具合と、ダリル・ハンナの相変わらずな美しさが対照的。ユマの方が10歳くらい若いはずなんですが…。で、本名を隠していた意味はなんなんでしょう? 4点(2004-04-27 20:47:37) |
714. CASSHERN
《ネタバレ》 退廃的な世界観と映像のセンスは、目を瞠るものがあった。アメリカではMTV出身の監督が多数いますが、フォトグラファーからプロモの監督もやっている旦那のセンスは流石だなと(嫁のプロモのtravelingと同系に見えますけどね)。出演者は大体よかったですが、及川は特にイイ味出してた。今後は役者のみにしとけと。中ボスは中途半端だったかな。話的にはテーマを詰め込みすぎていて、まとめ切れなかった感がありますが、初監督作だし及第点は挙げられるでしょう。ぶっちゃけ、予告編だけなら10点ですけど。 6点(2004-04-27 20:42:57) |
715. ピーター・パン(2003)
《ネタバレ》 主役から脇役に到るまでキャスティングがバッチリ合っていて、ストレス無く非常に楽しめました(タイガー・リリーが忍者ハットリくんに見えてしまいましたが)。「キス」のやり取りは、めっちゃキュートだったなぁ。パンとウェンディは当然として、パンとフック、フックとウェンディ、フックとスミーの関係も良い雰囲気を出していましたね。ビジュアルも良いし笑いどころも多数あり、久しぶりに大人から子供まで楽しめる良質なファンタジー映画を見た気がします。宣伝コピーの「僕を残して、キミは大人になる」はイヤだけど。 8点(2004-04-22 21:29:54) |
716. テキサス・チェーンソー
《ネタバレ》 製作にマイケル・ベイがいるせいか、映像的に質が高く感じた(ホラー映画としては)。あの家も映画用に作ったのかと思ったら、現存する建物だそうで、あの嫌な雰囲気を労せず手に入れ運が良いというかなんというか。レザーフェイスがちょっと弱いかなぁと思いましたが、愛すべき(?)ずっこけ具合も描かれており概ね満足です。でも腕落とされて次どうすんだろう? 余談ですが、指定席制のシネコンの劇場で4人しかいなかったんですが、開始数分前に私の後ろの席に小学生くらいの子供二人を連れたお母さんが着席。隣のスクリーンで「クイール」をやってたんで、気になって声をかけたところ案の定間違い。どんな反応を示すか見たかったんですが、「トラウマになったら…」と、良心の呵責に耐えられませんでしたね。 6点(2004-03-29 18:51:02)(笑:1票) |
717. ドッグヴィル
《ネタバレ》 変わったコトしますねこの監督(ダンサー…は、救いが無いと聞いてしまったので未見)。舞台劇のような作品でした。正直、序盤は画的(これは最後まで)にも話的にも起伏が無くてキツかったんですが、警察が来て村人たちに疑心が生まれてからはまずまず。イレギュラー(ウィルス)に対応できない、閉鎖された村の人々(旧型PC)という印象。唯一の味方かと思えたが、単なる能書きタレのへたれだったトム。抑圧されていたワケではないが、本能に赴くままに抗う事をしないグレースを弄ぶ男たち。奴隷、家畜並の扱いをする女子供たち。ありがちだけど、嫌悪感が湧く。最後は弱者と強者が入れ替わり、多少スッキリするけど疑問も残る。でももう観るコトは無いな。 5点(2004-03-23 19:34:42) |
718. イノセンス
哲学的というか宗教的な匂いがし一見難しそうですが、ストーリー的には分かりやすい。テレビにするなら簡単に30分枠(実質23分くらい?)×2くらいで簡単にまとめられるでしょう。CMで釣られて来てしまったライト層の方や、ジブリの名で来てしまった方には分かり辛かったかな。ましてや前作(攻殻機動隊)を見ておかなきゃ楽しめないし、深く理解できないですね。バトーの恋物語終了といった感じ。 7点(2004-03-23 19:31:24) |
719. 呪怨2 (2003)
どのようにして殺すか?とジェイソンやフレディのようになってしまってるような気がしますが、時間軸や、各話へのリンクは面白かった。でも焼き直しかな。 6点(2004-03-17 23:27:06) |
720. ゴシカ
ダークキャッスルの映画は、あんまり考えずに楽しむ、濃い目のビックリ箱のようなモンなんですが(褒め言葉)この作品はらしくないですね。ワンパターンと言われ続けていたので、有名な役者を起用した辺りからも新基軸を打ち出したのかなぁと。でも永遠のマンネリも、なかなか出来るモンじゃないし、変わらないことも大事だと思うけど。ホラーでもないし、サスペンスに近い。怖さを求める作品ではないです。CMやら宣伝は、売る方法(ホラー強調)を変えればヒットしたかもね。 5点(2004-03-05 17:12:21) |