721. 4ヶ月、3週と2日
ポスターには「勇気の物語」と書いてありました。確かに間違いではありませんが、主題は違っていると思います。ある一日を描いていますが、そこで起きた出来事をいかに対処し何を考えたか、ここがミソだと思います。この映画はどこに着眼点を置くかによって、いろんな評価が出てくるんではないでしょうか。余談ですが、手持ちカメラで出演者を追い掛けるシーンが多いので、乗り物酔いしやすい人は気をつけた方がいいかも。 [映画館(字幕)] 6点(2008-03-17 21:34:37) |
722. トイ・ストーリー
良く出来てますね。いろいろな仕掛けへの伏線とか、リアルな映像とか、人気の秘密がわかりました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-17 21:27:13) |
723. シンデレラ(1950)
主人公シンデレラの描き方は文句のつけようがありません。容姿や優しい性格がよく表れていて、彼女の喜びと悲しみが胸を打ちます。その反対で、その他のキャラクターはいささかお粗末に感じます。継母は見るからに意地悪そうでしたが。全体的には動物キャラに頼りすぎていると感じました。ラストも、もっと捻りが欲しかった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-17 00:18:40) |
724. ナショナル・トレジャー
「レイダース」みたいなのかと思ってましたが、少し違いました。アクションはやや控えめで、謎解きに主点を多く置いています。台詞が凝っていて、たまに笑っちゃうような一言がありました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-16 18:25:50) |
725. エリザベス:ゴールデン・エイジ
映画の雰囲気、演技の質、エリザベスの心情、脚本のわかりづらさ、何から何まで前作と同じように感じられました。いいトコも悪いトコも引き継いでます。4時間の映画を半分に分けて、前回と今回にしました、みたい。 [映画館(字幕)] 6点(2008-03-09 10:27:50) |
726. サンキュー、ボーイズ
主人公に共感出来るところと出来ないところがあり、手放しでこの映画を褒めることは出来ません。母としての力強さよりも、幼い母親の頼りなさが目立つ気がします。P・マーシャル独特の笑いのセンスとD・バリモアの演技も合っていないと感じました。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-09 00:49:57) |
727. ファニー・ガール
初めて見ましたが、バーブラ・ストライサンドの人気の秘密が、これを見ると分かる気がします。彼女の長所が満載でした。その反面、彼女のようなタイプが好きになれない人には、鼻についてしまうかもしれません。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-04 23:10:38) |
728. 君のためなら千回でも
幼い2人に事件が起きるまでは退屈でしたが、その後は引き込まれてしまいました。ラストシーンのあの台詞は、反則技に近い、絶妙な演出です。 [映画館(字幕)] 7点(2008-02-29 21:48:59) |
729. 秋のソナタ
バーグマンとウルマンの演技に魅せられました。お互いに長ゼリフを言うときと、それを聞いているときの表情が、とても真に迫っています。ただ、面白味には欠けます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-24 17:57:21) |
730. バッドアス!
題材になっている映画を知らないのですが、すごく興味が湧いてきました。無い無いづくしの映画をいかにして作り上げたか、その過程がテンポよく描かれてます。息子を主人公にしたら、その苦労や心境がもっと伝わってきたのかもしれません。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-23 18:25:23) |
731. 潜水服は蝶の夢を見る
全然ストーリーを知らなかったんですが、いわゆる感動作ではないんですね。お涙頂戴物だとばかり思ってました。頂戴するつもりで見てたんですけど、拍子抜けしてしまいました。それでもなかなか面白かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2008-02-22 17:32:31) |
732. アメリカン・ギャングスター
作りはいいと思うし、出演者はすごく豪華なんですけど、すごく地味なんですよね。アッと驚く展開がないのがいけないんでしょうか。デンゼル・ワシントンなんか、すごく良かったと思うんですけどね。主人公2人があまり交わらないのも、盛り上がりに欠ける原因かもしれません。 [映画館(字幕)] 6点(2008-02-20 23:43:20) |
733. ノー・マンズ・ランド(2001)
敵と1対1という極限の状態の中に笑いのエッセンスを少し加え、国連の平和維持軍の在り方について問いただし、戦争の無情さを描いた、見る者を引きつける映画でした。たいていは戦争を茶化すか、または非情な場面のみを映すかだけなんですが、この映画のバランスは絶妙です。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-17 17:57:38) |
734. 昼顔(1967)
きわどい内容ですね。ちょっと受け入れられませんでした。教訓めいたストーリーでありますが、痛いしっぺ返しを喰ってしまいましたね。身から出た錆です。 [DVD(字幕)] 4点(2008-02-17 00:46:15) |
735. ナニー・マクフィーの魔法のステッキ
万人にお勧めできるとは言いませんが、出演者に好きな俳優が多かったので、けっこう楽しめました。シチュエーションは「サウンド・オブ・ミュージック」と「メリー・ポピンズ」を足して2で割った感じですね。エマ・トンプソンが脚本を書くときも、意識していたんではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-17 00:25:08) |
736. めぐり逢い(1957)
20年近く前に、TVで吹き替え版を見て以来、久し振りにDVDで見ました。ケイリー・グラントとデボラ・カーの魅力が活かされた楽しい映画という記憶に、間違いはありませんでした。あのラストシーンは永遠に不滅ですね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-14 22:18:21) |
737. バンディッツ(2001)
《ネタバレ》 納得できませんね。脇役が最後のトリックの重要な仕掛け人になるなんて。ストーリー自体が面白くないので、演出や演技などがどんなに良くても、映画が面白くなることはありません。 [DVD(字幕)] 3点(2008-02-11 18:28:12) |
738. ジョー、満月の島へ行く
トム・ハンクスとメグ・ライアンが初めて共演したという資料的価値しかない映画でした。この2人がコメディが得意という知識がなかったら、コメディだったことすら気が付かないまま、映画が終わってしまうかもしれない。日本で公開されなかったのも、納得できてしまいます。 [DVD(字幕)] 2点(2008-02-10 23:34:11) |
739. ペレ
《ネタバレ》 マックス・フォン・シドーが主人公とばかり思ってました。主人公ペレの周りでは悪いことばかり起き、ちょっといいことがありそうになると、どんでん返しを食らい、未来への見通しがどんどん小さくなってしまいます。画面には現れませんが、だんだんと孤独になっていくのが分かります。ペレの唯一の希望であるアメリカ行きは、最後の友人(?)であるエリックが連れ出されることにより、完全に道が途絶えます。ここにいてもどうにもならないと悟り、逃げる決心をするのですね。細かい心理描写を省き、見ている者をペレと同じ気持ちに導く映画の見せ方は、つままらんと感じた人には退屈でしょう。しかし、これがビタッと一致した人には、たまらないほど切なく、感情を揺すぶられる物語になります。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-09 23:22:04) |
740. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
良くも悪くもティム・バートン作品でした。原色使いが好きなのに、あえてモノトーンで攻めた心意気は、吉よりも凶の部分が多いように感じます。せっかくだから、赤以外はずっとモノトーンで攻めれば良かったのに、と思いました。ストーリーはイマイチです。歌も良くありません。 [映画館(字幕)] 5点(2008-02-08 23:59:18) |