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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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741.  マグダレンの祈り
自国の一大宗教の恥部ともいうべき部分に、しかもごく最近に起こった事実について堂々とスポットを当てたそのスタンスには素直に敬意を表したい。主人公たちの体験についても、体制側の横暴・抑圧を踏まえつつ、陰惨になりすぎず、前向きな意志を感じさせる手際の良い描写がなされていると思う。ただし、事実の重みに一歩引いてしまったのか、その中で登場人物たちが何を考え、どのように変化していったのかという人格表現の部分については、十分な次元に達しなかったのではないかと感じた。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-02 04:11:03)
742.  ピアノを弾く大統領
展開が最初から全部見えてしまうのは別にいいのだが、肝心の2人の会話のお粗末さは何とかならなかったのか。プロが書いた脚本とはとても思えません。どこかから引っ張ってきたやりとりを2段階くらい劣化させてつぎはぎさせた感じ。珍しく表情が綺麗に撮れているチェ・ジウのアップショットに3点。
[DVD(字幕)] 3点(2009-03-27 03:00:44)
743.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
前半は、厳しい視点の中にも地に足の着いた安定感のある描写が良い。特に、母親がスーパーウーマンでも何でもなく、ただ泣くだけ、立ちつくすだけ、または弱々しく抗議するだけというのが、逆にその中にある我が子への信念と愛情を、リアリティをもって裏打ちしている。●後半は、公聴会やら死刑執行やらと幅が拡がりすぎなんじゃないかなあ・・・と前は思っていたのですが、再見して気にならなくなりました。おそらくイーストウッドは、そこにあったもの、コリンズ夫人が体験したものはきちんと盛り込もうとしたんだろうけど、彼の場合、「これも入れようかな」とふと思っただけで、あっという間にまとめて入れ込んでしまえるんですよね。●それと、ぞくっとしたのは、偽ウォルターと実母の対面シーン、実母は物腰丁寧だし、再会を喜んでもいるんだけど、偽ウォルターが何か重大なことを言おうとすると、それに耳を貸さずに、ささっと汽車に押し込んでしまうのです。この一瞬が表す描写の重さ、奥の深さ!●カメラワーク、照明、音楽は相変わらず文句なし。
[映画館(字幕)] 8点(2009-03-23 04:25:36)(良:1票)
744.  ラッキーナンバー7 《ネタバレ》 
どうみてもありがちB級アクションなこの筋立てに、何でこんな豪華キャストがつぎ込めたのか、作品中の謎よりもそっちの方が謎。一応、プロローグ裏返し型の様式は好きなので、点数はこの辺で。しかし、ルーシー・リュウのあの役は大分辛いよね。もっと若くて元気な人がやるべき役なのでは?
[DVD(字幕)] 4点(2009-03-22 03:28:15)
745.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
画面の切り替わりが馬鹿みたいに早すぎて、ほとんど集中できませんでした。せっかくのギャグとか笑いのネタのほとんどが潰されかかっています。尺も120分も要りませんね。最後の方の、その辺のおじさんおばさんが真剣に銃を撃ちまくる図はシュールで面白かったので+1点。
[DVD(字幕)] 5点(2009-03-19 01:14:28)
746.  ファーストフード・ネイション
リンクレイター&イーサン・ホークのコンビにグレッグ・キニアとくれば否が応でも期待が高まってしまうのだが、予想に反したあまりのつまらなさにびっくり。とにかく、誰が何をしようとしているのか、どこに軸があるのかが全然はっきりしないし、中途半端にドキュメンタリー・タッチな画面構成もまったく効果がない。また、すでに散々問題提起された対象を選んでいながら、掘り下げにも深みがないです。ここまで分かりやすく期待を裏返されたのも久しぶり。
[DVD(字幕)] 3点(2009-03-13 02:43:20)
747.  幸せのちから 《ネタバレ》 
この主人公の出だしは確かに不幸なのだが、それは、金がないから不幸なのではなく、旦那の収入がないのを面と向かって平気で罵倒するような配慮のない家族がいるのが不幸なのです。その辺がごっちゃにされているので、出発点に説得力がありません。また、その後努力して採用に至る過程がこの作品の焦点なのでしょうが、知識や技術を取得する中で存在するはずのディテールや専門概念を省略しているため、その部分にも現実味がありません。それと、全財産21ドルから立ち上がるとかキャッチにあったような気がするけど、これって全財産が21ドルになるまでの方が大半を占めてない?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-03-09 02:31:26)
748.  ジェヴォーダンの獣
前半部分でスリーピー・ホロウの出来損ないっぽいなあと思っていたら、途中では筋が引っかき回されてごちゃごちゃになり、さらにインチキカンフーまで堂々と登場するのに失笑。誰が何を作りたくてできた作品なのか、さっぱり分かりません。衣装関係の無意味な頑張りに3点。
[DVD(字幕)] 3点(2009-02-23 02:02:13)
749.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 
激動の時代背景、主人公の闘争に満ちた人生の割には、作品の描写範囲はこじんまりとまとまってしまっている気がしなくもない。ただし、この作品で一番優れているのは、英愛条約成立後に賛成派と反対派でディスカッションを行うシーン。ここで手を抜かなかったことにより、一本の筋が通り、ドラマとして完結することに成功している。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-22 03:16:31)
750.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 
ビギンズなんだから説明の部分が多いんだろうなあとは予測していましたが、やっぱりそのとおりでした。前半前置き、中盤バットマンの誕生、終盤アクションと考えれば、当然一番面白いのは中盤なのですが、ここにもっと時間を取って見たかったですね。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-16 00:55:04)
751.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 
脚本が同じ人だから「フォレスト・ガンプ」と似た感じになるのは自然ではあるのかもしれないが、それにしても前置きの老けメイク時代が長すぎる。主人公のいろんな体験をちりばめたい気持ちは分かりますが、相互に関連性があるわけでもなく、発展性があるわけでもありません。つまり、どこかを抜いても作品として成立してしまいます。他方で、ケイト・ブランシェットを起用するという幸運にめぐまれていながら、意外なほど生かされていません。2人が「すれ違った」後、主人公の予言通りに落差が拡がっていく部分にこそ本当の切なさがあるはずで、何でそこをあっという間に駆け抜けてしまったのか、はなはだ疑問。また、病室からの回想という形にしているのも、それほど効果的とは思えません(むしろ邪魔だし、根本的な視点のブレを生じさせている)。ラスト15分間に6点。
[映画館(字幕)] 6点(2009-02-10 02:01:48)(良:1票)
752.  ビューティフル・デイズ
内容的にはまったくどうということもない学園系青春ロマンスなのですが、とにかく登場人物たちの自然な表情が良い。変な飾り気が全然なく、かといって演技をしてないわけでもなく、内面からのほとばしる感情がそのまま画面上に投影されているのです。友人同士のやりとりでも、変にひねったりせず、まっすぐな友達付き合いを単純に、かつ真剣に表現されているのが、かえって新鮮。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-06 01:13:09)(良:1票)
753.  マーサの幸せレシピ 《ネタバレ》 
主人公の無表情ディスコミュニケーションぶりが的確に描写されている前半は、結構期待していたのです。ところが、最後に至るまで、恋愛面での変化くらいは捉えられていても、料理人としての成長や、子供に向けた感情の動きといったものがほとんど表現されていない。これでは作品としての幅が少ない、というかもったいないです。ちょっとした部分での光る演出(子供がパスタを食べる場面とか)や、料理をきちんと美味しそうに撮るこだわりなどは見えているだけに、残念です。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-03 02:11:09)
754.  レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
何とも消化不良気味の作品。この夫婦は、当初はハッピーだったもののどこからかすれ違いが生じてそれが亀裂につながるというのが問題の所在なのだが、肝心の日常生活のディテールの描写を省略しているため、そもそも2人が何をそんなに悩んでいるのかが実感できない。むしろ、勝手に先回りして悩んでそれによって紛争を拡げているだけに見えてしまう。また、このような未熟さこそが本質である夫婦の役柄に、レオやウィンスレットは合いません。もっと若手の人にさせるべきだったんでは?
[映画館(字幕)] 5点(2009-02-02 01:59:46)
755.  ヒトラー 最期の12日間
一歩誤ったら批判の集中砲火に遭いそうな題材をあえて選択し、しかも、当のヒトラーをかばうわけでも同情するわけでもなく、かといって、過剰な演出により悪性を誇張するわけでもなく、淡々と地道に事実のみを積み重ねる。まるで本当に当時の地下室にカメラを入れたような緊迫感と生々しさがあり、実に難易度の高い作品造形をクリアしていると思う。ナチスやヒトラーは、その当時においてはある種のモンスターだったのかもしれないが、モンスターだとして片付けてしまうことは、それ以上の認識と分析を遮断するだけであり、今後の我々が実感をもって明日のナチスを防止することはできない。その意味で、この作品が持つ意義は大きい。また、描写の手法としては、地下室のみにとらわれずに、砲撃や包囲の描写も随時挿入し、他方、食事などの日常生活のディテールにもこだわっている姿勢が、作品に一本の筋を通している。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2009-02-01 12:45:35)(良:1票)
756.  マンマ・ミーア!
明るく楽しく脳天気なのはいいんですが・・・一番まずいのは、ダンスの場面で、振付が全然揃っていない。また、個別に歌う場面でも、歌う人や周りの人の「動き」にこだわりが感じられない。凄く手抜きに見えてしまいます。脳天気な内容だからこそ、こういうところはこだわらないとだめです。また、台詞回しも舞台からそのまま持って来ちゃった感じで、生声の舞台ならそれでいいんだけど、映画でそれをそのままやられると、とてもうるさく感じます。それと、特にメリル・ストリープの友人2人は、もう少し綺麗にというか、格好良く撮ることはできなかったのでしょうか。結局、ギリシャの風景とアバの名曲群に寄りかかってしまった内容になってしまいました。ただし、アマンダ・セイフリードが歌う"Honey Honey"と"Lay All Your Love On Me"は、思春期の歓びを一生懸命表現していて好感が持てました。この2曲に4点。
[映画館(字幕)] 4点(2009-02-01 12:10:03)
757.  ブラウン・バニー 《ネタバレ》 
アイディアだけでは「映画」にはなりません。それを具現化する様々な表現が伴ってこそのこと。思いつきの段階で止まってしまった上に、ラスト10分に(だけ)変なこだわりを見せてしまったものだから、要はあれが撮りたかっただけなんじゃないか?と受け取られてもやむをえない。
[DVD(字幕)] 3点(2009-01-30 02:24:45)
758.  エブリデイ・イズ・バレンタイン
レオン・ライとセシリア・チャンまで投入していながら、呆れるほどレベルの低い作品。会話の一つ一つがいちいち学芸会レベルというか、素人レベルというか、手の入れようがないほどどうしようもないです。大体、主人公2人の名前がO.K.とワンダフルだなんて、その時点で制作者のやる気のなさを感じさせますね。セシリア・チャンに3点。
[DVD(字幕)] 3点(2009-01-22 02:23:05)
759.  エデンより彼方に 《ネタバレ》 
前に見たときは、心理描写の重みがなくて安直な内容だと思っていたのですが、よく見たらなかなか良いではないですか。ジュリアン・ムーアのしっとりとした美しさが最初から最後まで貫かれているのがいい。この作品はその時点で成功です。あとは色彩の丁寧さとエルマー・バーンスタインのやりすぎ音楽にゆったりと浸っていればよいのです。庭師の方はもう少しひねったキャラクターが欲しかった気もするけどね。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-19 23:47:40)
760.  五線譜のラブレター/De-Lovely
各シーンは何かを表現するという段階に至る以前でブツ切りになり、次々に楽曲がかぶさってくる。結局、楽曲ありきで作られ、ストーリーや人格表現はそれにつじつまを合わせているようにしか見えません。あくまでも映画なんですから、きちんと俳優に演技をさせて下さい。年老いた主人公が画面に出てきて回想するという手法も、必然性があるわけではなく、成功しているとはいえません。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-01-19 01:04:00)
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