61. フレンチ・コネクション
何もかもがものすごく力強い。文句なしに面白かったです。当たり前だけど、ハックマンさんが若い。カッコイイ! 10点(2002-08-12 15:17:28) |
62. 市民ケーン
結局、だからどうしたんだろうという印象しか残らなかった。たぶん僕には、映画を観る上であったほうがいい素養が決定的に欠けてるのだろうと思う。でもこの点数が正直な感想。 1点(2002-08-12 14:42:11) |
63. グッバイガール
ずいぶん前の作品ですが、全く古い感じを受けなかったです。音楽もセリフもとてもコジャレてて、終わりまで楽しく観られました。最後はほんのり暖かい気持ちになれます。全然期待してなかったから、とても得した気分。良い時間をすごさせてもらいました。 8点(2002-08-12 14:26:03) |
64. ガタカ
映像も音楽も、とても綺麗だという印象が残りました。劇中でえがかれた結果が、設定から引き出されるはずのそれとあまりにも乖離していて、ちょっとうまくいきすぎのような気がしましたが、それ以外は何の不満も見あたりません。ダダ泣きするというより、深く染みこんでくるような心地よさがありました。 9点(2002-08-12 14:13:46) |
65. スコア
クラシカルな雰囲気も俳優さんも好きなのに、何故かハズレを引いた感じがぬぐえない。振り返って見ると、中盤が一番盛り上がっていたという時点で個人的にはすでにダメ。作りそのものは、良くも悪くもお手本に出来るほど丁寧だと思います。もともと畑違いの監督さんなのに、この点は頑張ってる気がして好感もてました。 3点(2002-08-12 13:55:55) |
66. エンゼル・ハート
ほぼ全編にわたって暗い予感に満ちた作品だと思いました。今からみるとアイディアは古典的なのですが、それでも追いつめてくるような不思議な雰囲気がありました。ちょっとした小道具(タップダンス、黒い服の人物、換気扇など)で不安を煽る演出は凄かったです。特殊効果などほとんど使わず、何気ない仕草や表情、イントネーションなどで心理的な追い込みをかけてくるデ・ニーロさんはさすがですね。教会でミッキーさんを見下ろす一瞬写る表情なんて、後から夢にまででてきました。 8点(2002-08-12 13:36:38) |
67. 女と男の名誉
予想外に映像と音楽が印象的でした。後半、急速に緊張感が増していくのは良いテンポ。ニコルソンさんが怖いけどカッコイイ。 8点(2002-08-06 21:26:42) |
68. ウォーターワールド
夏なので借りてみたけど、海映画なのに皆さん小汚い。でも、少し涼やかな気にさせてくれたので、おまけでこんだけ。 1点(2002-08-06 21:20:13) |
69. ウィロー
昔、はじめて観たファンタジー作品。ワクワクしながら観ていて、後になるほどしょぼーんとしていった気がする。あらためて見直してもそうだった。でも、雰囲気はとても良いと思います。 4点(2002-08-06 21:15:22) |
70. 悪魔のいけにえ
実際の事件を元にしたらしいけど、実に何も無い映画。そのぶん、余計なこと考えずに楽しめました。たしかに怖いんだけど、観てる間は爆笑してました。こういうノリ好きです。 7点(2002-08-06 21:05:30) |
71. ショーガール
ケバケバしさと本音の掃き溜めの万華鏡みたい。バーホーベン監督に一生ついて行こう(出来る限り)、と思った作品その2。 9点(2002-07-30 23:22:30) |
72. ドグマ
アイディアとかはすごく良いと思うし、期待しちゃってたんですけどねぇ。RPG好きな自分としては、もっと脚本的にエグい展開をして欲しかったです。でも、ところどころのシチュエーションや全体を取り巻く安っぽさは個人的にツボだったので、これぐらいかと。 2点(2002-07-30 23:17:43) |
73. ある日どこかで
とても綺麗な作品だと思いました。いろんな意味で。全てがあの最後に向かってイノセントさを際だたせていくのも、見てて引き込まれました。とても良質な作品だと思います。(2003/10/14 勘違いでインチキ情報を書いてしまっていたのでその部分を削除しました。ウッカリ信じちゃった方には申し訳ありません。最近、本当の原作を購読しました) 8点(2002-07-30 23:01:04) |
74. 晩秋(1989)
重いテーマをジメっとさせずにみせてくれました。おじいちゃんの何気ないセリフが、どうしてこんなに僕を後悔させるんだろう?だけど、最後の言葉が、何もかもを許してくれてるようでした。ところで、10年前のケビン・スペイシーさんって、あんな風だったんですねぇ。意外な収穫でした。 9点(2002-07-23 22:34:10) |
75. マイアミ・ガイズ -俺たちはギャングだ-
久しぶりにレイノルズさんとドレイファスさんを見た気がする。いやぁ、お二人ともお達者で、たっぷり笑わせていただきました。お腹いっぱい。 7点(2002-07-11 21:34:56) |
76. モナリザ
コールガールと雇われ運転手。誤解と和解を摺り合わせても、行き着く先は勘違いした自己救済。でも、二人はどこかで分かっていたと思うから、これでいいんでしょう、たぶん。ホスキンスさんを見る目が少し変わりました。こっちのが収穫かも。 7点(2002-07-11 21:29:32) |
77. コーリャ 愛のプラハ
特に奇をてらった演出やエピソードを挟むでもないのに、徐々に和んでいく老人と子供の変化が、実に自然に描かれていました。最後のシーンでの演奏も、割り切って現実を受け入れた老人の、本音の部分での寂しさを表しているようで、とても印象的です。シンプルながら、しっとりとした余韻のある秀作と思いました。 8点(2002-07-04 21:05:47)(良:1票) |
78. わが心のボルチモア
とにかく地味な作品ですが、移民系3世代の意識や生活の移り変わりを丁寧に描写しています。役者の方々も淡々と演じられ、この作品のテンポをゆったりと進めているように思えました。TVというものを象徴的に家族の場という中に置くことで、世代間の意識格差を効果的に表現しています。決して安易なノスタルジーに浸ったままではない演出は、好き嫌いを分けるかもしれません。とてもできの良い佳作だと思います。(2003/10/14 見直して前より面白く感じたので点数変更) 8点(2002-07-04 19:54:56) |
79. ブロンクス物語/愛につつまれた街
価値観も立場も異なる二人の父親の、一人の青年に向ける感情。息子が恋人に示した感情。「愛情」って様々な形を持ってるというのをあらためて感じました。パルミンテリは文句なく素晴らしい存在感を示してます。また、デ・ニーロはもちろんここでも魅せてくれます。マフィアにも引かない父親に萌えました。 9点(2002-07-02 01:20:33) |
80. フローレス
NYの片隅で行われる人類(二人だが)補完計画。P.S.ホフマンの前面に出てくる演技と、デ・ニーロの一歩引っ込んだ演技が、ちょうど良いバランスで絡んで見事です。外から見られてる自分と本当の自分とを、主役二人がお互いに衝突しつつ、少しずつ明らかにしながら、それに折り合いを付けていく過程が心地よく写りました。 9点(2002-07-02 01:11:47) |