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61.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
映像はとても美しいし、内容も惹きつけられたが、「借りぐらし」という言葉に最後まで引っかかった。借りてくるだけとはいいながら、あまりにも用意周到なお父さんの装備や、人間に見られないようにこそこそ動く彼らを見ていると、たとえ目当ては些細な物であっても悪質な窃盗にしか見えず、かなり不愉快だった。ジェリーがトムのチーズを狙うような茶目っ気や、ルパンがカリオストロの城壁を登っていくようなわくわく感もなく、ただただ大真面目に、冷静に、慎重に「ブツ」を持っていこうとするお父さんには、幻滅。黙って持ち出すことはしても、与えられたものには手をつけないという彼らのかわいげのない用心深さや、返すあてもなく寄りかかりっぱなしでありながら、感謝もせず人間を災いの種とし、果ては勝手に住み込んでいながら引っ越しせざるを得ないことまで人間のせいにする。何もかもがカチンときて仕方がない。一方動物は、理性がないゆえに食欲だけのつながりとして純粋に人と共生する分、よほどすがすがしい。リスクを背負ってまで人間界とつながっていたいなら、ひとかけらでも人への愛情くらい持ち合わせてほしかった。あれでは物質だけでしかつながっていない。だから素直に感動できなかった。
[DVD(邦画)] 4点(2011-11-01 22:39:11)(良:7票)
62.  未来のミライ 《ネタバレ》 
15分あたりで挫折しかけた。何時間か中断した後、何とか最後まで視聴。 もしこの映画を音声ドラマとして聞き流し、後で映像を見たら、くんちゃんの容姿に仰天するだろうなと思う。それほどに4歳児とは思えない。演技指導の責任者がこれでOKを出したことにかなり問題があると思う。 それでも、脚本に違和感がなければ何とか途中で慣れたかもしれないが、頼みの綱の脚本がひどい。 4歳児といえば、幼稚園の年中さんでしょ、そんな子に大人(?)が「ひざまずけ」と命令して、彼が中世騎士のように片膝だけ地面につくなんてありえない。「責任」「存在」「徴兵」とか、親もワンコも妹も、軽々しくくんちゃんに熟語を使うな! 特攻隊? おかしいでしょ、それって昔の大人が体験した歴史の話で、くんちゃんの頭の中に潜在的に入っていたものじゃない。子供の年相応のイマジネーションが広がっていくトトロ路線でやってほしいとは言わないけれど、いや、言いたいけど、自転車が一人で乗れるよう、大人の都合で誘導したファンタジーが何の仕掛けもなく突然4歳児の脳裏にふってわくなんて、あまりに都合がよすぎる。 鬼ババの絵にもひと言突っ込ませてもらえれば、やけに輪郭がしっかりしていて、とがった角や目など2つ揃ったものがちゃんと左右シンメトリーに描けている。子供が描いたように見せかけた大人の絵だと一目でわかるとか、何もかも白ける。いちいち引っかかって、せっかくの美しいファンタジーに酔えない。  この作品のいわんとすることは、くんちゃんが兄としての自覚をもつ成長物語なのだとは何とかわかる。 でもその過程の中で、怒りんぼの母といい頼りない父といい、2人とも息子とすれ違ってばかりで、ほぼ何の役割も果たしていない添え物のよう。4歳児が両親としっかり心を通わせるシーンがほぼないのは、かなり異常に思える。 さらに、くんちゃんは女の子が大きくなったらセーラー服を着るなんて知識はないはず。なのに何でそういう姿が4歳児に見えるのか。また赤ちゃんの妹と姉のようになった妹が同一人物だと、なぜ赤あざ1つでくんちゃんは理解できる? 洗濯中の黄色いズボンがなぜ今着られないかが理解できないのに? これらの矛盾を納得させてくれるような設定が一切ない。妹が兄を越えて年齢を上回る話を展開するには、くんちゃんの設定は幼過ぎるのだ。さっきの特攻隊と同じで、大人が知恵をつけるようなファンタジー展開で無理矢理くんちゃんを成長させようとしているところにあこぎさを感じる。残念。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-06-18 01:45:04)
63.  ザ・マミー/呪われた砂漠の王女
『ラスト・サムライ』を観たときは、日本人として嬉しくもあり、こっぱずかしくもあり、テレが入ってとにかく居心地が悪かった印象があるけれど、 本作を観たエジプト人は、どんな思いに耽るんだろうなあ・・・・・・。
[インターネット(字幕)] 3点(2021-01-17 00:35:26)
64.  ノア 約束の舟 《ネタバレ》 
ノアが神の意志をどう理解したかのプロセスが全く理解できない。子を産めないイラの身に起きた奇跡は神の御業、という解釈にならないのが不思議でたまらない。なぜノアが新しい命を祝福できないのか納得できなくて、始終イライラした。ノアの箱舟の物語に、アブラハムが愛息(イサク)を神に捧げる燔祭のエピソードを融合させたような印象だ。アンバランスなもやもやした気持ちを引きずりながら鑑賞した。  旧約聖書における「善」は、神への信心が最も優先されるのだろう。しかし、そのために他の命が二の次となり軽んじられるという世界観に全くついていけない。一神教とはそういうものなのかもしれないが、「約束の舟」と称されるこの乗り物は、一族の愛憎がむき出しとなり、流血沙汰まで発生した忌まわしき密室で、とても神の恩恵に満ちた神聖なる救いの場とは思えない。何より驚くことには、神へのゆるぎない信頼、感謝、平安、静けさといった心情をもつ人間が、この舟の中、誰一人乗っていないのだ。神に選ばれたノアですら、自分が神の思し召しに応えられるか不安と恐れと迷いで始終おののいている。この一族は、なぜ覚えめでたく神の目にとまって選抜されたのか、視聴中本当に理解に苦しんだ。ラッセル・クロウやジェニファー、エマたちの熱演が素晴らしいだけにストーリーが浮いていて、もったいなかった。  思うに、旧約聖書のスケールの大きな物語やその他の神話、おとぎ話などであまりにリアルな人間性を追究してしまうと、物語のあちこちで齟齬が生まれてしまう。船上にいる者と水中にいる者がいる以上、カルネアデスの板のような問題が起きるのは必至だが、そこを「良い人もいるから助けましょう」と現代風にセリフを突っ込めば、神は善悪のけじめというよりは増えすぎた民を滅ぼすホロコーストを行っていることになってしまう(実際この作品ではそう見えた)。『手塚治虫の旧約聖書物語』に採り上げられている箱舟のエピソードの方が、よほどすなおに感動できた。
[インターネット(字幕)] 3点(2021-01-15 22:45:51)
65.  ブラック・ファイル 野心の代償
サスペンスだからって、もったいぶった謎をごてごて付け加えればいいってもんじゃない。 登場人物たちの各々の「動機」が全然整理されてない上、時系列もお粗末で、何より巨額の資産が全く活きていない。ちゃちな人間模様で、どたばた走り回っているだけ。 同じアル・パチーノの『インサイダー』がいかに優れた社会派サスペンスドラマか、逆によくわかった。
[インターネット(字幕)] 3点(2020-03-06 23:36:51)
66.  名探偵コナン ゼロの執行人 《ネタバレ》 
最後まで見るのに、何回DVDの再生を止めたことか。きたちょでも日本国土に飛翔体を落とすのはさすがにビビって、まだかすりもしないのに。犯人がどんな動機で何を企んでいるのか知ったときは、あまりにも荒唐無稽で呆れ果てた。テロの内容1つとってみても、どれだけ無関係な人々の生活基盤をぶっ壊したことか。犯人に告ぐ。死ななけりゃいいってもんじゃないでしょ。後半では、犯罪に関わりのあるキャラたちが感情的に自分の気持ちを各々ぶちまけているけど、誰も彼もがあまりにも自己都合がすぎて、「これって、共感する人誰かいるのか?」と寒々しい気持ちになってしまった。悪の魅力が全く感じられない上に、涙を流してわめく犯人側の言い分をこれっぽっちも納得できないから、残念ながら白けるしかない。組織同士で揉めることは多少あるだろうけど、いくら仲が悪いからって、相手に腹いせをしたいからって、あまりにもバカバカしい規模でそれをやろうとするから、首都圏で目に見えないゴジラとキングギドラがケンカして、哀れな人間(都民)が大いなるとばっちりを食らってるような図式に見えた。納税者であるエキストラたちは、ゆでダコになって然るべきだ。
[DVD(邦画)] 3点(2019-08-31 23:06:31)
67.  ベイマックス 《ネタバレ》 
 一般には高評価なのだろうけど、私にとっては『アイアン・ジャイアント』と『Mr.インクレディブル』のミックス?みたいな既視感がすごかった。前半はかなり面白かったのに、ヒロがベイマックスを武装化するあたりから、レンタルしたのをじわじわと後悔し始め、仲間たちがぞろぞろと戦隊化し始めると、もはや 「映画館じゃなくレンタルでよかった」と自分を慰めるよりほかなくなった。   私はこの愛らしいロボットに、ふわふわ感のテクスチャを終始一貫して楽しめると思っていた。マシュマロ、あるいは風船系ロボットというからには、ゴムとはまた違う危うい弾力を持ち、あらゆるストレスを吸収してくれる、変幻自在な、でも下手するとパン!と破裂してしまう、使えそうで使えないけど憎めないピント外れなカウンセリングロボ、おぉ、面白そう、ひょっとして、主人公の少年が諸々のトラブルをのりこえ成長して、逆にベイマックスを癒すぐらいになるのだろうかと期待していた。だから、サイボーグ002やマジンガーZや○○レンジャーを見たかったわけじゃない。 鎧なんか着せたら、せっかくの類まれなるラブリーなテクスチャが台無しになるじゃないか、白い肌?のまんまで話進めてよー!   それに、なぜヒロはおばさんにベイマックスを隠さないといけない? 教授がしつこくヒロたちを襲う必要なんてあるの? 何でもアリ感がハンパないマイクロボットは、24時間問わずオートマチックに製造されてるの? 無尽蔵に溢れてきてニョキニョキ伸びる建造物なんかは、途中からアナ雪のグロテスク版にしか見えなくなって、全くテクノロジー感に酔えずじまい。ストーリーに無理がありすぎるし、和洋を問わずいろんな作品のパーツがごちゃ混ぜに垣間見えるから、せっかくの可愛いベイマックスに全然集中できない。戦隊ものにしたって、初めからヒーローという設定のインクレディブル一家なら納得ずみの視聴だったけど、お堅いロボット工学の学生たちがいきなり超人化してド派手に活躍するなんて聞いてないよ、めちゃくちゃ恥ずかしい。視線を合わせるのが眩しくてしようがないほど、イケイケ感がダサかった。   視聴して、あることに気がついた。  裸一貫で十分魅力的なキャラ、トトロは、なんて偉大なんだ・・・・・・
[DVD(字幕)] 3点(2017-05-24 22:13:40)
68.  相棒 -劇場版Ⅲ- 巨大密室!特命係絶海の孤島へ 《ネタバレ》 
青い海、青い空、緑の島に、迷彩服の男女たち・・・・・・このビジョンをずっと流されると飽きてしまった。そのうち、東京の街なかで、ふつうに殺人事件が起こり、ふつうにカジュアルな服を着た人たち、フェミニンな女性たちが登場してくれないかと望み薄ながら期待し始めた矢先、相棒チーム全員がヘリで送り返され驚いた。(本当に舞台を街なかに移してくれるのか!?)・・・・・・そんなはずはなかった。生物兵器の扱いは、薫ちゃん最後の事件、レベル4のイメージが強烈に残ってるし、映画といえどもあれを越える展開はありえないだろうとたかをくくっていたら本当にありえなかった。映画が終わる頃には、『レベル4』 または 「一粒の麦もし死なずば」 の 『顔のない男』 の2作品を猛烈に見返したくなった自分がいた。
[地上波(邦画)] 3点(2015-04-20 00:53:44)
69.  悪人 《ネタバレ》 
逃亡者の2人は浅はかすぎて、とても同情できない。ろくに知りもしない女の子を追い回したあげく、罵られて殺害、遺体を路上から投げ落としてるし、女性は出会い系サイトの男性と当日ホテル入り。すごい若者たちだ! どれほど寂しかったか知らないが、理性がなさすぎ。光代はストックホルム症候群に陥っていたのかもしれないが、本能のおもむくまま行動し、社会に多大な迷惑をかけたことを考ると、「(私たちって)悪人ですか?」 と問われれば 「甘ったれるな!」 と怒鳴りつけてやりたい。(悪人というか愚か者だよ) また、どうして灯台やら、朝日やら、ロマンティックな演出で彼らを美化しなければならないのか。いっそう彼らのひ弱さ、未成熟さが強調されてしまうのに。恋人を逃避行者にさせないため、警官たちが乱入するタイミングで祐一がわざと光代を襲ったのは上出来だけど、さっさと自首していれば、それこそ光代は無傷で済んだのだ。彼らの不器用さが感動を呼ぶのかもしれないけれど、「もうちょっとシャンとしろよ!」 といらいらしてしまうのは私だけ?
[DVD(邦画)] 3点(2011-05-21 14:31:06)(良:1票)
70.  告白(2010) 《ネタバレ》 
復讐劇があまりに幼稚で品がない。きわものすぎて、受け狙いとしか思えない。倫理を外れたストーリーがいけないというつもりはないが、陰湿さばかりが腐った脂みたいにぎとぎとしてて、吐き気がする。ぴりっときいたユーモアもなければ、カッコいい悪の粋さもまるでない。そもそも成人女性が十代の子供に罠を張るなんて、設定自体がカッコ悪いので、真面目にテーマを考える気にもならない。結局「悪」をこれっぽっちも楽しめなかった。
[DVD(邦画)] 0点(2011-11-30 01:06:18)
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