61. フィフス・エレメント
SF映画だが、未来といっても車が空を飛ぶくらいで、生活は現在と殆ど変わらない。 変なデザインを楽しむ映画。 最もクラシカル雰囲気の、オペラ歌手(宇宙人だが)のコンサートシーンがベスト [インターネット(字幕)] 5点(2014-02-16 11:15:03) |
62. キス&キル
肩が凝らずに、最後まで見て楽しめる作品。 [インターネット(字幕)] 5点(2014-02-16 11:05:06) |
63. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 宇宙から地球を見ると意識が変容するらしい。現に、帰還後、宗教家となった宇宙飛行士も多い。 当然行った事は無いが、まるでロケをしたような本作品の宇宙の映像は素晴らしい。スクリーンに浮かぶ地球を見ると、もしかしたら何かが目覚めるかも。 ストーリーは別に海でも山でも成り立つシンプルなものだが、タフで優しく、逆境でもユーモアを忘れず、自分を犠牲にしてライアンを助けるマットにはやはり感動する。 [映画館(字幕)] 8点(2013-12-16 20:59:13) |
64. 丑三つの村
田中美佐子や五月みどり、池波志乃と好きな女優が出ていてヌードまで見れる。 しかも、子供の頃のアイドルだったコメットさんまで出ている。 3人とも期待を裏切らないイメージどおりの役柄だったが、主人公は金持ちで共感できない。 人間的に成長するチャンスだったかもしれないのに、なまじ金があったばかりに銃など買い込んでこんな結末になってしまった。 「金持ちが天国に入るのは駱駝が針の穴を通るより難しい」とイエスも言っている。 [DVD(邦画)] 6点(2013-01-27 19:12:57) |
65. 江戸川乱歩の陰獣
タイトルに「江戸川乱歩の」とあるが、犯人はすぐわかる。 謎解きの面白さはあまり無く、香山美子の美しさのみが印象に残った。 香山美子は時代劇好きにはおなじみだが、この映画では、そんなイメージと異なるちょっと刺激的な役を演じている。 しかし、祖母が時代劇好きで子供の頃よく一緒にTVを見ていて、見慣れた「お静」の裸を見てしまうとは。 なんだか気分は複雑である。 [DVD(邦画)] 7点(2013-01-27 18:59:33) |
66. トレインスポッティング
あらすじにあるとおり、Iggy PopをBGMに主人公が走るオープニングがカッコ良かった [DVD(字幕)] 5点(2013-01-06 16:32:21) |
67. ブラック・スワン
《ネタバレ》 プレッシャーから現実と妄想の区別がつかなくなる主人公。たとえ一瞬でも完璧と思える踊りができたのは幸せだったのでは?完璧などブラックスワンの名前と同様、あり得ない、考えられない事である。予定どおり悲劇でジ・エンド、映画はブラックスワンではなかった。 [映画館(字幕)] 5点(2011-09-24 08:22:02) |
68. スノー・エンジェル
《ネタバレ》 タイトルとは裏腹に暗く重い。完全に行き詰った大人のカップル2組と、対照的に付き合い始めたばかりの学生二人。愛し合って付き合いだしたはずなのに何故?と大人の方を見ると思ってしまうが、今は初々しい学生も恐らく、いや間違いなく同じ道を歩むと分かってしまう。何千年も続くワンパターンなのだろう。そして悲劇で終わる。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-24 07:59:19) |
69. 風の歌を聴け
《ネタバレ》 村上春樹の有名な小説をわざわざ映画にする監督の目的は?「イメージが違う」と絶対に言われるに違いないのに。私もその一人だが、鼠を小説家でなく映画監督にした所は、何となく面白かった。 [DVD(邦画)] 5点(2011-09-24 07:48:05) |
70. 甘い生活
《ネタバレ》 何かを成し遂げたいと思いながらもズルズルと現実に流されて結局何もしない。この映画を見ている誰もが思い当たる事だと思う。作家志望の主人公は、そんな我々の姿を反映している。甘くない、苦い映画だ。 [地上波(字幕)] 7点(2011-09-24 07:42:33) |
71. シックス・センス
《ネタバレ》 「殆どの人は、死んでいるのに気付かずに生きている」 目的を見失い虚無的に生きる現代人を批判した、ある有名人の言葉だ。 マルコムは、コール少年を救うという医師としてのミッションから「生きがい」に満ち溢れ、活き活きとしているように見える。 実は、主人公は死んでいた、というのが「秘密」らしいが、 生きる屍にならない為の秘密をこの映画は教えてくれる。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-22 22:16:12)(良:1票) |
72. 地獄(1979)
山村の旧家、ドロドロした人間関係、加えて、岸田今日子、おまけに歌は山崎ハコ。 これ以上は無い程条件は整い、おどろおどろしい雰囲気で話は進む。 ”愛欲”という”人間の業”がテーマだからか、見終わった後に何かしらインパクトを与える不思議な作品。 [インターネット(字幕)] 7点(2009-03-10 22:53:30) |
73. 火宅の人
自由奔放な行動の主人公に振り回される、周囲の人達(特に女性)。 皆それぞれが地獄を背負いながらも人間としてしっかりした土台の上で前向きに生きているのが、「誰でも良かった」殺人が溢れる現代から見るとうらやましくも思える。 [インターネット(字幕)] 6点(2009-01-20 21:25:47) |
74. 青春の殺人者
見終わった後に、何か隣の家庭の見てはいけない醜い部分を覗き見してしまったような気持ちの悪さを覚えた。 干渉しすぎる親と自立できない子との関係を、映画はデフォルメしてみせる。 後半は一転、主人公の思い出の映像が随所にフラッシュバックで現れ、その中で幼い主人公と両親が仲睦まじく砂浜を歩くシーンにはしんみりさせられるし、殺した犯人である主人公も涙を流す。ただ、どうも後から作られた主人公の脳内妄想のような気がして、事実かどうかは嘘くさい。 うまくいかない人生を両親のせいにしながらも実は両親に甘えている、主人公そのものを表わしている。 [DVD(邦画)] 6点(2008-12-14 22:44:55) |
75. 化石の森(1973)
主人公の医学生(ショーケン)は、母親(杉村春子)の姦通を目撃以来、複雑な心情を抱えて生きている。 同級生の女と再会し一緒に殺人を犯すが、冷酷な悪に徹底できず苦悩する。 初対面の宗教団体の男(岸田森)に思わず告白し、「それはあなたの中の神が決める事だ」と言われてしまうのだが、対して母親は女を殺しても平然としている。 これは男と女の違いなのか?杉村春子が演じていると、余計女の怖さみたいなものを感じてしまう。 [DVD(邦画)] 6点(2008-12-14 22:28:26) |
76. 座頭市物語
脚本が後期のようにコテコテしてなくて、見終わった後、風呂上りのようにサッパリした気持ちの良さ。 [DVD(邦画)] 8点(2006-09-20 17:06:16) |
77. 妹
かぐや姫の「妹」の歌詞からこんなストーリーを考えるなんてちょっと驚きです。 70年代という時代の影響でしょうか。不思議な雰囲気です。 [DVD(邦画)] 7点(2006-09-20 16:53:44) |
78. ロスト・イン・トランスレーション
集団の中にいても何故か孤立してしまう、そんな経験がある人は、 英語が全く通じないわけではないのにコミュニケーションがうまくいかない東京という 場所に置かれた二人の寂しさや苛立ちといった気持ちに共感できるのでは。 [DVD(字幕)] 6点(2006-08-17 18:44:41) |
79. ニッポン無責任野郎
登場人物が突然歌いだす外国のミュージカルには違和感を覚えるが、 この作品の植木等には気がつけばどんどん引きずり込まれていた。 結構、人間の感覚っていい加減というか、無責任だなあー。 [DVD(邦画)] 8点(2006-08-17 08:20:18) |
80. 禁断の惑星
原作はシェークスピアだそうですが、 「イド」はフロイトからとったのでしょうか? どれだけ未来になっても、車やレバー、スイッチは 残るんだなあと妙なところで感心しました。 [DVD(字幕)] 6点(2006-03-06 14:48:15) |