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DONGYAOSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  あずみ 《ネタバレ》 
特撮ヒーローものテイストの時代劇。ターゲットは、中学、高校生あたりでしょうか。そのへんを覚悟して観ないと、辛いことになると思います。メインの役者はそろいもそろって大根、脚本は素人がコミックを読みながら短時間で書き上げたような出来ですが、ドラマはどうでもいい映画ですので、目をつぶってください。カメラワークは、強いこだわりを感じました。もっともそれが効果的に働いていたか、理にかなったもなのどうかは疑問ですが、努力は認めたいと思います(何の努力もこだわり感じない邦画がほとんどですので)。アクションシーンとドラマを交互に映し出すアクション映画の約束事も、きちんと踏んでいます。ただ、1つのシーケンスが長め。もっと短くまとめる勇気が必要でした。アクションシーンでは、ワイヤーアクション、CGが「必要以上に」使われています。本作があくまでも「特撮ヒーローもの」であることを、強調しているようでした(上戸彩の大根切っているのだか、人参切っているのだか、よくわからないような動きは、ご愛嬌)。ただ、血糊の量が多すぎます。スプラッターは、殺陣の美しさ、役者の美しさを殺します。このあたり、ほかのアクション映画も含めて、ぜひ深く考えていただきたいところです。もっとも本作の監督は、上戸彩の顔に血糊をとばすのがお好きなようでしたが。 --------DVDでは、この映画のニーズと出来をよくわきまえていて、アクションシーンのみを楽しめる「アクションシーン・ダイジェスト」のモードが用意されています。
5点(2004-06-20 13:30:37)
62.  人間の証明
テレビの2時間ドラマなどがそうなのですが、1台のカメラのみで、コンテもなく、全シーンを適当に撮影しているのだろうと思います。撮影の荒さが、目立ちます。全体的にセンスに欠き、ファッションショーの件などは、ひどいものでした。スタッフの多くはファッションショーなど観たことがないまま、撮影に入ってしまったのではないでしょうか。主演の松田優作は、華のある役者なのですが、戦後の悲劇を背負った主人公としての配役には疑問が残ります。岡田茉莉子は、あきらかにミスキャストでした。ジョージ・ケネディが意外と好演していたのが、おかしかった。脚本は、原作を器用にまとめてはいるのですが、安易なシーンがたくさんあります。特にあの結末は、ひどかった。なんとかドラマチックに盛り上げたかったのでしょうが、失敗です。レベルの低い本作ですが、公開当時の宣伝は、うまかった。ジョー山中の主題歌は、あまりにも印象的でした(ただし、本作ではなく、コマーシャルの)。
3点(2004-06-20 11:14:34)
63.  熱海殺人事件 《ネタバレ》 
高橋和男の監督第一作目。脚本は、原作者のつかこうへい自身によるもの。公開当時、この二人がかなり不安でなかなか観にゆけなかったのですが、本作はきちんと映画になっていました。主演の仲代、志穂美は、私にとって「頭の悪い演技をする嫌いな役者」なのですが、本作では好演。役にはまっていました。おそらく現場で台詞を徹底的に作り直したのであろう、つかこうへいの努力が伺われます。本作のテーマ、「事件、そして真実を作り上げてゆく刑事と犯人の努力」は、妙にリアルです。
7点(2004-06-20 10:18:47)
64.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 《ネタバレ》 
3年おきに公開されるスターウォーズ。中学、高校、大学時代、それぞれ別の彼女と見に行ったことでも、思い出深いシリーズとなりました。本作ですが、ぬいぐるみの集団に助けられ、すでに死んだ者たちに助けられ、敵である父に助けられ、ひたすら助けられ続けるルークの姿に、ひどく絶望しました。最後の敵を目の前にして、「とーさん、とーさん」と助けを求めるヒーローは、情けなかった。期待していたハン・ソロの救出劇があっけなかったのも、残念でした。しかしリアルタイムで劇場に足を運んだ者としては、本シリーズには懐メロのような愛情があります。
4点(2004-06-19 15:32:16)(良:1票)
65.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲 《ネタバレ》 
ルークの修行編。前作の輪郭をなぞる、いわゆる「続編もの」とは違ったので、公開当時はとても驚きました。本作では、ルークの未熟が強調されます。終盤の敗北は大きく、次回作での成長に説得力があります。見終わってから、続き「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」まで3年も待たなくてはいけないのかと思うと、がくぜんとしました。
7点(2004-06-19 15:22:36)
66.  スター・ウォーズ 《ネタバレ》 
結局、ルークがライトセーバーを振るうことはなく、宿敵ダースベーダーは脱失。公開当時、「つづく」で終わる映画など観たことがなく、とても不満でした。意外性のないラストにも、がっかり。特撮シーンは、ボリュームが多いというだけで、特に優れたものとは思いませんでした。R2D2とC3POのでこぼこコンビのデザインは、とても野暮に感じました。ーーーというのが、20数年前、初見の感想でした。現在は、いかにたくさんの新しい試みがこの映画に成されていたかが理解できるようになり、私の中で評価が高くなっています。
7点(2004-06-19 14:46:36)
67.  ムーンライト・マイル 《ネタバレ》 
開始から3分、「きっと婚約解消していたのだろうな」と思ったら、その通り。郵便局員の娘、残された両親の行く末、主人公の結末が、あまりにも安易です。娘、あるいは恋人に先立たれた者たちが立ち直るまでをリアルに描いてはいるのですが、台詞を含めた脚本があまりにも凡庸で、退屈、というよりは、胸が痛みます。ダスティン・ホフマンとスーザン・サランドンの演技は、すばらしかった。スーザン・サランドンは、年をとってから、さらにすごい女優になったと、あらためて思いました。 -----------メイキング映像で気になったことが2つ。1つは、本作はブラッド・シルバーリング監督の自伝的映画であることが「くりかえし」語られたこと。どうやらそれをウリにしたかったようです。が、本編冒頭、結婚式に行くと見せかけて葬式に行くシーンを入れたり(ブラックユーモアーを狙ったようですが、はずしています)、亡き婚約者の故郷でさっさと次の彼女を見つけてしまうなど、この「情のなさ」は、いったい何なのでしょうか。次に、脚本が監督自身によるものであるため、「現場で変更させやすかった」と、ダスティン・ホフマン、スーザン・サランドンが、それは嬉しそうに語っていました。なるほど、2人のキャラクターが生き生きとしていたわけです。同時に、それ以外のものはなにも残らない作品となってしまいました。
2点(2004-06-19 14:02:54)
68.  刑務所の中
花輪和一の短編集「刑務所の中」を映画化。良く言えば、原作を尊重している。悪く言えば、原作に頼り切っている作品です。本作の成功は、山崎努がすべてだと思いますが、田口トモロヲらも熱演していました。ただし窪塚洋介の(アマチュア演劇のような)独白は、それまでの映画のリアルな流れをとめてしまい、邪魔。ラスト、この映画を象徴する、刑務所に咲く名もない花が印象的でした。当たり外れの大きな崔洋一作品ですが、この作品は、おすすめ。
7点(2004-06-19 05:34:28)
69.  ターミネーター3
ハリウッドに3匹目のどじょうは存在しない、そんな思いから、観るのを敬遠していた本作。シュワルツネガーの老い、キャメロンの監督降板、麻薬中毒のためキャスティングされなかったファーロングに代わりジョン・コナーを演じたニック・スタールのサル顔、サラ・コーナーの出演はなく、美しさに欠けるヒロインのクレア・デーンズなどなど、たくさんの不安材料がありました。が、これが意外におもしろかった。重量感のあるアクションシーンは、ハリウッドの意地を見ました。脚本も、思ったより悪くはない。ジョン・コナーが最後まで頼りにならないのはスカッしませんが、がんばったところでしょせんサル顔ですから、目をつむります。前作「ターミネーター2」を楽しめた人には、おすすめできるレベルだと思います。
6点(2004-06-19 04:27:45)
70.  BROTHER
米国人たちに日本のヤクザの強さを紹介しようとして、失敗してしまった本作。ストーリーラインは、「スカーフェイス」を日本人に置き換えただけのもの。脚本、コンテを完璧に仕上げ、スケジュール通りに撮影するハリウッド流が、北野にあうはずもない。脚本、コンテは北野の最大の弱点なのだから。Hana-bi以降の北野は、玄人の映画監督として確立しようと、限られた時間と努力の中で、あがきはじめているのだろうと思える。本作は、「その男、凶暴につき」を下回るレベルの脚本、北野の年代特有の海外コンプレックス、人間関係だけで採用されてしまったスタッフの自分本位の仕事ばかりが目立つ作品となってしまった。今後の北野作品に、大きな不安を抱いている。
2点(2004-06-19 03:56:02)
71.  菊次郎の夏
ヴェネチアで受賞を逃したことについて、残念だと北野がコメントしたのが、とても意外でした。物語の前半は、菊次郎が子供を母親の元に届けるまで。後半は、子供と過ごす夏休み。子供は、容姿がよくなく、口数も少ない。菊次郎は、自分の少年時代を重ね合わせているーーーといったとても単純なお話。本作の大半は、おそらく現場でアドリブ的に作られたのではないかと思います。芝居の部分とアドリブの部分とのトーンが違い大きく、違和感があります。映画館でテレビのつまらないバラエティを観させられているように感じることもありました。脚本、構成、アイデアは、レベルの低さが目立ちます(悪い、ということではなく)。アラの多い本作ですが、エンターテーメントとしてのツボは押さえていて、楽しめる映画に仕上がってはいます。
5点(2004-06-19 01:31:31)
72.  HANA-BI 《ネタバレ》 
北野映画は、ドラマ作りをしようとすると失敗する傾向にあると思います。メインは西の退職後なので、ああいった構成になったのでしょうが、わかりづらいフラッシュバックでした。病院で、中年の鍛えられていない体をさらす西、これは観せるべきでなかった。それまでの、そしてその後の西の強さが、嘘に見えてしまいました。ラストに登場する実娘は、幼くしてなくなった子供を彷彿させなければらないのに、成長し過ぎ。もっと幼い子役を使えばいいのにと思いました。その子の前で、銃声を鳴らせるべきでもなかった。話に落ちを着けたかったのでしょうが、しつこいです。ヴェネチア受賞の最大の功労者は、西の妻を演じた岸本加世子でしょう。薄幸の婦人を、リアルに演じていました。ラストまで一言も喋らせなかった北野も、やはり非凡な監督に違いありません。
6点(2004-06-18 07:49:16)(良:1票)
73.  3-4X10月 《ネタバレ》 
にぎやかな狂気(ビートたけし)と静かな狂気(柳ユーレイ)が、それぞれの破滅に向かって突き進んでゆく。自分の代わりに、舎弟の指を強引に切り取る北野、「人気のない事務所」に、「現実に存在するかどうかもわからない彼女」と突っ込んでゆく雅樹、二人の異なる種類の狂気は、厳粛ですらある。傑作なだけに、井川比佐志とガダルカナルの演技が下手なのが、残念。特にガダルカナルは台詞が多いだけに、つらかった。 構成に素人臭さを感じるが、北野監督のこれからがひじょうに楽しみな作品。
7点(2004-06-18 07:10:52)
74.  獄門島(1977) 《ネタバレ》 
公開直前、徹子の部屋を観ていたら、ゲストに司葉子が現れ、「私、今度、横溝さん原作の映画で、犯人の役をやるんですよ」と、いきなりネタバレしてくれた、思い出深い作品。市川崑は女性が犯人であることにこだわりがあります。しかし、この犯人変更は、失敗。物語は作りやすいのでしょうが、原作の方がよかった。金田一の恋する女性に、大原麗子。確かに綺麗な方なのですが、この当時、もうすでに娘役はきつい年齢に達していて、納得ゆかないものがありました。
6点(2004-06-18 04:55:37)
75.  ソナチネ(1993) 《ネタバレ》 
贅肉をそぎ落としたことで、北野の弱点であった脚本、構成の弱さが、見事に克服されています。間の取り方は、天才的です。終盤の銃撃戦で圧倒的な強さを見せつける村川には違和感があるのですが、村上の最期、そして村上の根の深い「疲れ」を見せるのに、必要な強さでもあります。リアリティに目をつむってでも、見せるべきものを見せる。この頃の北野映画の特徴であるように思います。
8点(2004-06-18 02:37:53)
76.  マイノリティ・リポート
ディックの原作を、「ハリウッド風に」アレンジした本作。Missing Children---アメリカの社会問題をテーマにした本作はーー別にディックを原作にしなくても良かったのではないでしょうか。スピルバーグはここ何年もの間、原作からエピソードだけをいただき、ハリウッド受けのするテーマをこじつける仕事(流れ作業)に徹しているだけ、です。本作も、原作への愛情、映画への愛情を感じることができません。才気あふれる監督であっただけに、残念でなりません。
3点(2004-06-18 00:35:56)
77.  オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
マイク・マイヤーズの老いを感じた本作でした。カメオのシーンは、楽しかった。できれば、このカメオの出演者たちで最後まで演じてほしかった。シリーズを本作で終わりにしたいというマイヤーズの悲鳴が聞こえてくるようでした。
2点(2004-06-18 00:05:35)
78.  オースティン・パワーズ:デラックス
60年代はいけていたオースティンが、90年代に来たとたん、ダサイやつになってしまった。前作はバックグラウンドがそれなりにしっかりしていました。今回は、それもナシ。「むずかしいこと考えずに、楽しみなさい」という映画。前作とまったく同じギャグを、そのまま使い回していますので、前作を楽しめなかった人は観ない方がよいでしょう。前作は撮影が本当にひどかったのですが、本作は何とかまともなレベルに。各シーンがひきしめられ、スピーディになった感じがしますが、前作の寒い間が私は好きでした。ヘザー・グラハムは、チャーミングな60年代のアメリカ女性をうまく演じていました。本作は、前作のような30年間を空白にしてしまったことに悩むオースティンの負の部分が、まったくありません。妻がロボットとわかっても、能天気。そのあたりが、私の好みではありませんでした。
6点(2004-06-17 23:47:02)
79.  
シェークスピア「リア王」の焼き直し。主演の仲代達矢が、いかにも舞台を演じていて、鼻につきました。主役をはれる役者ではないと、あらためて思いました。狂阿彌(ピエロ)役のピーターが、意外とよかったです。脚本は戯曲からの脚色が、うまくいっているとは思えません。ひとりで書きおこした限界でしょうか・・・黒澤はもともと脚本のうまい人ではないと思います。美術は、豪華というよりは、派手。シーンごとのメリハリがなく、お金のかかったおもちゃにしか見えませんでした。高齢になって、黒澤の映画はさらに尺が長くなりました。後半は(シェイクスピアを知っているだけに)、観ているのがかなり苦痛でした。 「影武者」を、盲目的に踏襲してしまった作品。前作よりもこなれてはいますが、失敗した部分をそのまま残してしまっています。
3点(2004-06-17 15:09:38)(良:1票)
80.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 《ネタバレ》 
フランク自身による自伝「世界をだました男」をモチーフにした本作。原作のエピソードをうまくアレンジし、わかりやすいエンターテーメントに仕上げています。フランク本人も、冒頭のシーンに出演。家族がらみのエピソード(正体を知った父に「もう遅い」と言われるシーンや、新しい家庭に入った母に声をかけられないシーンなど)は、あまりにも安易で、物足りなさを感じました。 原作にないエピソードをまとめきれず、リアリティを欠いてしまったのも、気になります。
7点(2004-06-17 02:11:01)
021.80%
165.41%
276.31%
3109.01%
4119.91%
51614.41%
61210.81%
72724.32%
81614.41%
932.70%
1010.90%

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