61. 座頭市喧嘩旅
《ネタバレ》 シリーズ5作目。今までに比べると座頭市が積極的に剣を使うという印象。か弱い娘とそれを守る凄腕の男という、男の持つ典型的ヒロイック妄想を刺激する構図。前4作とは若干毛色の違った感じだが、これはこれでいい。敵味方両方の親分をばっさり斬って、何か考えがあるのかと思ったら、考えはなく、そこから娘を探し出すのはちと苦しい流れ。もう少しなんとかならなかっただろうか。 [DVD(邦画)] 6点(2007-01-20 19:40:49) |
62. シンシナティ・キッド
《ネタバレ》 スティーブ・マックイーンの魅力が溢れていて、彼なしではこの映画は考えづらい。静かな映画だが、静かだからこそ良い。勝負の結末も納得で人間造形も良かったけれど、浮気あたりの展開が御都合主義が感じられてしまったのが残念。恋人の家で怪訝な恋人の両親に手品を披露したなり一気に打ち解ける様が、あまりに大げさで笑えます。さすがにあそこまで豹変はしないでしょ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-20 19:05:54) |
63. 暗くなるまで待って
普通にサスペンスとして面白い。細々とした伏線が後半効いてくるし、盲目ということがしっかり作品に生かされているところがなにより良いです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-12 23:45:43) |
64. 座頭市兇状旅
シリーズ4作目。出てくる奴の殆どがなんとも往生際の悪い奴ばかり。ここまでみんな往生際が悪いと不思議な説得力まで感じます。ラストシーンは定番チックだけど、結構好き。 [DVD(邦画)] 6点(2007-01-08 23:07:53) |
65. 新・座頭市物語
《ネタバレ》 シリーズ第3作。ヒロインの求婚が若干唐突に感じて入り込みにくいが、それ以外は、賽の目で見せる男気とか、なかなか観ていて面白い。あまり殺陣シーンがないのでその分地味めではある。 [DVD(邦画)] 6点(2007-01-08 22:51:21) |
66. 続・座頭市物語
《ネタバレ》 さすがに兄弟、似すぎるほどによく似ている。知らない人が観たら一人二役と思う人もいるんじゃなだろうか。内容は前作のほぼ後日談的な内容。前作の最後で、1年後にまた供養に来ると言っていた座頭市。その言葉を守って本当に戻ってくる律儀さが良い。前作に比べれば殺陣シーンも多くなったりで、全体にエンターテーメント性が強まった。ラスト、親分を斬ったところでばっさり終演するところが良いです。 [DVD(邦画)] 6点(2007-01-08 22:43:28) |
67. 座頭市物語
意外にコミカルなところもあったり、殺陣は少なめで殆ど人を斬らなかったりと、勝手に抱いていた座頭市のイメージとは結構違う印象。その為か、初見ではあまり面白いと感じなかったが、観直してみるとこれはこれで味わいのある良い映画だった。 [DVD(邦画)] 7点(2007-01-08 22:29:15) |
68. プロフェッショナル(1966)
《ネタバレ》 それぞれ特技を持った4人だけで砦を攻めるという設定だけで面白そうなのに、これがまったく盛り上がらず退屈でがっかり。最後の数十分になってやっと面白くなったが、本当にそこだけです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-08 20:52:30) |
69. おしゃれ泥棒
オードリー・ヘプバーンの魅力でもってる感じはするけど、小細工も結構楽しいし、作りは軽快。ラブコメとしては十分楽しめます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-21 20:21:53) |
70. アラバマ物語
台詞でどうこうというより、作品全体で静かに訴えかけてくる映画です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-08 20:34:41) |
71. 卒業(1967)
アン・バンクロフトは今更ながら巧いが、ダスティン・ホフマンもまた、やはり巧い。この二人の演技だけで十分楽しめる。画作りもまた良い。そう簡単に仲直りは出来んだろうとは思うけど、なんだかんだいってもあのラストシーンはやっぱり凄いです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-08 20:13:07) |
72. 草原の輝き(1961)
《ネタバレ》 男の心の流れにちょい無理を感じます。姉にしても事件の後はほったらかしで、最後に事故で死んだことがひとことだけ語られるのみというのはいただけない。自殺を図った娘を、親はいとも簡単、あっさりと精神病院に入れてしまうってのもどうなんだ。この三点がとてもに気になってしまう。しかしラスト周辺は良い感じ。途中で出てきた題名の言葉も出てくる詩が作品のテーマとして生きていて、ラストシーンもその詩が繰り返されることが実に味わい深くなってます。最後の再会シーンでの男の嫁さんの演技にも感じ入るものがありました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-08 20:02:10) |
73. ミニミニ大作戦(1969)
リメイク版よりもカーアクションはこちらの方が観てて楽しい。 [DVD(字幕)] 5点(2006-07-24 18:55:16) |
74. 恐竜100万年
とんでもない設定、展開、登場キャラで、真面目に観るとダメダメだけど、おバカ映画として観てると結構笑えて面白い。色々超越した映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-21 21:46:34) |
75. さよならをもう一度
《ネタバレ》 女癖の悪い中年男と適当でやる気のない若造。どっちとくっついたって幸せになれるわけはなく、救いのある映画ではありません。ラストシーンは印象的且つ、象徴的。でも、それ以上にイブ・モンタンのスケベ顔が脳裏に焼き付いて離れない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-29 14:23:03) |
76. 素晴らしきヒコーキ野郎
良くも悪くも昔のコメディって感じでした。クラシック飛行機好きな人には楽しめるんでしょうね。何も知らずに観てたんで、石原裕次郎が出てきたのには驚いた。あの登場の仕方にも。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-06-23 11:30:21) |
77. クイック・ガン
《ネタバレ》 主人公が風采があまり出来る男には見えなめ。話もところどころ無理め。あまり格好良さも爽快感も感じられなかった。馬鹿な神父のせいで保安官が死にイラっとします。そんなに説得したけりゃ、自分で行きなさいよ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-06-13 18:37:10) |
78. 特攻大作戦
《ネタバレ》 どうしようもない連中が、次第に連帯していき能力を発揮する所は定番とはいえ見ていて楽しい。しかし、実際ドイツの施設を襲う段になってからがいただけない。頭のおかしい隊員の為に計画が大幅に狂い、最後は女だろうと見境なく、極悪非道な殺しっぷり。ただの虐殺になってしまった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-06-12 18:39:25) |
79. 夜の大捜査線
《ネタバレ》 署長から人種差別意識が消えてめでたしめでたしという描き方ではなく、結局最後まで差別意識を完全には拭いきれていない描き方にリアリティがあって良かった。今こういう映画を撮ると、きっと前者のめでたしめでたし式で撮ってしまうんだろうなぁ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-12 17:46:49) |
80. 冬の猿
酒を飲むと人が変わったようになる二人。やりたい放題、無茶苦茶だけど、なんだか楽しめてしまうのは、やっぱり演じてる二人の名優の力によるところが大きいです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-11 11:22:58) |