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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1990
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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61.  ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的 《ネタバレ》 
前作同様、女にもてる探偵シリーズをポールニューマンが演じる。  しかし、今回はカメラの照明が悪く、テレビシリーズか!?と思うくらい・・  ただクライマックスは、今までで初めて見るアクションシーン。 まぁ「タワーリングインフェルノ」の火事を消すとこや、 「シェイプオブウォーター」の半魚人とのラブシーンで、 部屋から水があふれるのは、見たことあるが・・  ビショビショの男女の半裸体をニューマンがエロくなく演じるのは流石! でもこのシリーズでは、ニューマンらしさは出し切れてない感想を持つのは、 前作同様。  ニューオリンズの音楽が、ハードボイルドに合うのは狙ってたんでしょうか?
[DVD(字幕)] 7点(2022-12-04 20:05:16)
62.  木枯し紋次郎 《ネタバレ》 
笠に外套、楊枝とくれば、木枯し紋次郎ですよね。 テレビシリーズは全く観てないが、誰の目にもそう映る。  シリーズではどうか知らないが、純情な一匹狼的なやくざ者ですよね。 そして、怖いのが堅気の女だったりする。  自分を島流しにしたのが、友人かと思って、殴り込むと、 惚れた女の入知恵だったりするわけです。 ラストは、ガ~ンと、寅さんみたいにショックを受けるわけですが、 男の落とし前はキチッとつけて、すがる女に一言。 「あっしには関わりないことでござんす」  く~、しびれる~~ 寅さんは、この一言の言えない渡世人だったんですね。
[DVD(邦画)] 7点(2022-10-25 22:05:49)
63.  トリュフォーの思春期 《ネタバレ》 
「大人は判ってくれない」の兄弟的な映画。  あちらが子ども時代の大人の圧力を描いてた分、 こちらは、子どものいたずらをあまり責めない。 ほのぼのした映画ではあるが、虐待が入ってて、 先生の名説教で見事、話を締める。
[DVD(字幕)] 7点(2022-06-19 00:01:15)
64.  冬の華 《ネタバレ》 
職人降旗の力技。  ゴッドファーザーとあしながおじさんを組み合わせた名作。 コッポラの名作はニーノ・ロータの音楽の中、殺戮が繰り返されるが、 本作ではクロードチアリとチャイコフスキーの音楽で盛り上げている。  高倉健が、見事はまり役。 とても心に残る佳作。
[ビデオ(邦画)] 7点(2022-02-23 17:55:32)
65.  裸の十九才 《ネタバレ》 
原田大二郎が大きすぎて、中卒に見えない。 なので、高卒の集団就職とばかり思ってた。 後で、DVDのパッケージを見て、そうだったんだと理解。 もうちょっと童顔の少年を起用しても良かったのでは? ただ後半のHシーンの多さに、さすがに純朴な少年の起用は無理だったか・・ 十九歳といえば、「十九歳の地図」という傑作がある。 あちらは共感できたんだが・・  東京に集団就職、都会の洗練を受けて、あえなくドロップアウト。 心身ともにすり減ってるときに、拳銃を手にする。 そして多数の犯罪。 そうですね。前のレビュワーさんも言われてましたが、誰もがこういう立場になるというのが、ヒシヒシと伝わってきますね。  話は、彼の親のなれそめまでさかのぼり、乙羽信子が熱演してた。 新藤監督と言えば、乙羽信子。 華やかさはないが、手堅い演技で脇を固めていく。
[DVD(邦画)] 7点(2021-09-19 17:24:12)
66.  ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 《ネタバレ》 
興味深い! あらゆる名監督のこういうドキュメンタリーが残っていたら、 後世、その監督の映画を観直すとき、かなり分かりやすく勉強になる。 今、活躍中の監督たちのドキュメンタリーも、後世の映画ファンのために残すべきではないだろうか?  それにしても何と喜々と映画について話すのだろう。 溝口の痴情のもつれから、背中をカミソリで切られるとこから、 晩年の田中絹代との噂の真相まで、実に興味深い。 田中はこう言ってる。 「(溝口は)田中絹代に自分の惚れてる女性像を演じさせて、その「女性」に惚れてる」  何より女性映画の名手が、溝口の上司の村田実が男性映画の名手だったため、 会社側から女性映画を撮るように言われてから始めたという出発点は驚きである。 「楊貴妃」では、自分の分からぬ異国の上流階級の女性を描くにあたり、 イライラが募り、美術や女優にあたっていたというのは、とても今では問題になる話である。  しかし「雨月物語」を筆頭(私はそう思っているが)に、名作を数々生み出した 巨匠の実情は、凡人の自分にはホッと一息つけてしまうのであった(笑)  追伸)伊藤大輔ファンの自分には、おお!これが伊藤監督か!という映像があるのに感激♪
[DVD(邦画)] 7点(2021-07-18 22:43:22)
67.  カスパー・ハウザーの謎 《ネタバレ》 
文明批判の名手、ヘルツォークが冴える。  今話は、ずっと牢にいた男が、言葉を覚え、本当のことをドンドン言って、周囲を驚かせ、 最後、殺されて、解剖され、やっぱり人と違うよ、この人は、と皆が安堵するという話である。 痛烈な風刺である。  論理学の先生とのやり取りが痛快である。 二重否定の論理より、カスパーの方が、ずっと明解なのだ。 あと二つの夢。 みんなが山を登ると、頂上には死神がいたという話。 もう一つは、砂漠での隊商の先頭は盲目の老人。幻影に惑わされず、町にたどり着くのだが、 その町は・・・というとこで彼の話は終わる。 どれも、文明の先にある不安を言い表しているようだ。  しかし、文明批判の展開が進む中、流れる曲はカノンというのは、変な気持ちもした。
[ビデオ(字幕)] 7点(2021-04-29 16:33:07)
68.  栄光のル・マン 《ネタバレ》 
マックウィーンが主役だと、こういう役どころになっちゃうんだろうなぁ・・ トップではなく、陰ながら、敵を抑える渋い役どころ・・  レースシーンも、今観ても、カッコいい。 CGには出せぬ味ですなぁ。  ポルシェとフェラーリ―のライバル争いといえば、 漫画「サーキットの狼」。 この映画のあとの作品だから、影響受けたんだろうなぁ。 日本のスーパーカーブームは、実はこの映画が火付け役だったんだろうなぁ・・(しみじみ)
[DVD(字幕)] 7点(2021-03-22 01:15:52)
69.  ラブ・バッグ モンテカルロ大爆走 《ネタバレ》 
公開当時、「フェラーリの狼」という漫画が流行ってて、 日本では空前のスーパーカーブームだった。 で、若者たちの欲望を満たしてくれる数少ないスーパーカーレース映画の 一つがこれだった。 他に「激走5000キロ」とかある。  実は、あの名作「カリオストロの城」のカーチェイスの元ネタも これではなかろうか? トンネルの壁を這っていったり、丸っこいワーゲンが爆走する場面など、 鬼才宮崎駿がアニメーション化してみたいと思ったに違いない、と思うのだが・・
[ビデオ(字幕)] 7点(2020-10-09 01:22:11)
70.  花と龍(1973) 《ネタバレ》 
前半の金五郎とマンの夫婦の生き様は、 「日本侠客伝 花と龍」の方がまとまってて、分かりやすかった。  が、後半の息子のカツノリが成長してからの話は、やはり原作に忠実な本編ならでは。 恐らく、このカツノリが原作者の火野葦平なのだろう。  ストライキつぶしに刀で斬り合うなんて、本当?と思ってしまうが、 北九州は、こういう町なのだろうか?う~む・・ ここが「日本侠客伝」との違い。 「日本」は組の抗争で蝶々牡丹が活躍するのだが、 本編では組合のストライキつぶしの抗争(でも結局、組同士のつぶし合いなのだが・・)で 蝶々牡丹の、しかも娘が活躍する。  同じ原作使っても、料理は様々ですね。
[DVD(邦画)] 7点(2020-07-24 12:39:19)
71.  事件 《ネタバレ》 
ハツ子は義父に暴行を受けながらも、健気に前向きに生きようとしていた。 しかし、チンピラの宮内は浮気を繰り返す男だった。 ヨシ子の彼氏の宏は誠実そうだった。 そこで、義父の毒牙が妹ではなく、姉の自分に向けられて、 自分の人生がこうも満たされないものになった妬みが 妹の彼氏を誘惑することだった。  いや、宏がちゃんとしていたら、こんな間違いもなかったろう。 しかし酒の力も手つだって、ハツ子に甘えてしまう。  義父を迎えることになった、少し弱い母親を乙羽信子が好演している。 ここがポイントなのだ。 「私の何が悪いの」そんな絶望の叫びのような表情を浮かべて、 ハツ子は宏に刺される。 男の弱さにふりまわされたハツ子だった。 何とも寂しい話だ。
[ビデオ(邦画)] 7点(2020-06-11 11:55:49)
72.  関東緋桜一家 《ネタバレ》 
オールスター競演抗争もの。 丁度同じ年にアメリカで「ゴッドファーザー」が公開されたのは、偶然か? マキノ監督なりにあの作品に喧嘩を売ったのではないか?  敵も味方も腕に覚えのある剣客をそろえて、 組同士の抗争ものである。 そして我らが藤純子は、組の頭として最後は大立ち合いを見せてくれる。  女性に殺陣をやらせたらどうなるか? マキノ監督と藤純子の真骨頂である。 時代は明治末期。時代考証も見ものである。  藤純子が富司純子に代わる最後の作品でもある。
[DVD(邦画)] 7点(2020-03-15 22:19:15)
73.  昭和残侠伝 死んで貰います 《ネタバレ》 
何でこんなに泣けるんだろう? メロドラマじゃないのにね。  姐御役ではなく、可愛い芸者役の藤純子。 「アタイ馬鹿だけど・・」の台詞が切ない。 高倉健とのマッチングが最高です。  権利書を取り返すのに、お世話になってる親分が殺されてしまう。 もうこの辺から、ヤクザの世界の凄まじさが出てくる。 健さんもカッコいいが、池部良が堅気の凄まじさを現わしてくれてる。  二人で斬り込みに行くときの、健さんの歌「唐獅子牡丹」(4番、5番)が 聞かせてくれる。
[DVD(邦画)] 7点(2020-03-15 18:36:32)
74.  地の群れ 《ネタバレ》 
社会派の熊井啓。 彼は人間を見つめることで社会を問う。 決してシステムなどには目を向けない。  鑑賞後、問われているのは私たちだ、という作りである。 原爆の苦しみ、その後の日本での差別の苦しみ。 被爆者の行き場のない気持ちは、女の子の暴行事件を起こしてしまう。 その女の子もまた、日本で差別されかねない地域の子だった。 そして高度成長の日本の置き忘れている問題を表すかのように、 女の子の恋人がもがき苦しむのを、団地の若奥さんたちが鈍感に笑う。 心を失った医者の存在も我々に突き付けてくる。  長崎という場所の特殊性もある。 原爆を落とされたうえに、米軍基地があるのだ。 被爆者の複雑な気持ちは、想像ができないほどのものだろう。  熊井啓監督は、冷徹なまでの演出技術で、怒りを伝えてくる。
[DVD(邦画)] 7点(2019-09-21 14:54:24)
75.  十九歳の地図 《ネタバレ》 
ちくしょう!チクショウ!畜生!  この主人公の最後の方の叫びは、悲しい。 現実はこうだ。  が、その時、マリアに彼は出会うことになる。 ゴミ捨て場から洋服を見つけたマリアの幸せそうな表情。 男の凍った心に熱いものを感じさせたろう。 柳町と中上のコンビの映画は、どこか心に刺さる。 「火まつり」も好きな映画だ。
[DVD(邦画)] 7点(2019-09-18 23:11:07)
76.  サタデー・ナイト・フィーバー 《ネタバレ》 
トラボルタとダンスの映画。 みんな、あの傑作「グリース」のような楽しい映画なのだろうと思うはず。 しかし、この映画は裏「グリース」といってもいいようなダークな内容。  ビージーズの音楽が表してるように、青春爆発の映画だ。 しかし、そこに性の危険な落とし穴もある。 トニー(トラボルタ)の最初のパートナーがカワイソ過ぎる。 彼女もトニーへの腹いせと、優勝へのご褒美にこんな形でしか愛を表せなかった。 環境のせいもある。でも、やっぱりトニーは弱かったんだと思う。 青春の一時のまばゆさがディスコの照明と重なり、悲しくきらめいてる。
[ビデオ(字幕)] 7点(2019-07-29 00:47:45)
77.  内海の輪 《ネタバレ》 
清張映画。  岩下志麻の体当たりの全力演技が光る。 絶叫、嗚咽、放心。  特に不倫道中ラストの方の蓬莱狭の場面。 ヒッチコックぽくてイイ。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-04-29 20:38:28)
78.  刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM> 《ネタバレ》 
サブリミナルテクニックを用いた、ユニークな話。 平成始まった頃、広告代理店がやってるとか話題になったテクニック。  犯人は知的で論理的だけど、 自分の論理に酔ってる幼稚なとこもあるのが、最後ボロが出たときの表情。  面白かった。
[ビデオ(吹替)] 7点(2019-04-26 08:42:00)
79.  刑事コロンボ/策謀の結末<TVM> 《ネタバレ》 
この話が、子どもの頃、はじめて見たコロンボドラマ。 あ~覚えてる、覚えてる、あの場面、この場面。  コロンボが被害者を演じて、倒れ込むシーン。 瓶に傷をつけるシーン。 車で、密輸船を追いかけていくシーン。  旧シリーズの最終話だったんですね。 思い入れもあって、コロンボシリーズでは一番好きな話。
[ビデオ(吹替)] 7点(2019-04-23 09:47:34)
80.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> 《ネタバレ》 
本作、「刑事コロンボ読本」という書籍の中で、名犯人ベスト10の中に入ってた犯人の一作。 軍の養成学校の校長という役どころ。 なるほど、軍人というクールな顔をもつ男でした。  それでもコロンボが事件の核心に迫りつつあることに気づいたとき、 演技がかった弱音をはくとこが泣ける。そして、コロンボはさらに上手で その時、犯人が誰かに気づいていながら、その泣き言に自分も実は~とか演技がかったセリフで応えるとこは シリーズ屈指の見せ場。
[ビデオ(吹替)] 7点(2019-04-22 23:12:16)
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