61. オーシャンズ12
お祭り映画とわりきってしまえば、色々突っ込むのは野暮なのか。 まぁでも、お金を獲る劇場公開映画だしね。 まぁ、色々言われるのも仕方ない。 ただで地上波放送で観た俺がとやかく言える資格もないが、 なんで、こんなんヒットしたんだろう。 ミーハーが悪いとは言わないけど。 [地上波(吹替)] 5点(2013-12-24 23:08:25) |
62. オーシャンズ11
《ネタバレ》 公開当時から観たい映画だったのだが、タイミングがなかなか合わず気付けば10年以上経っていた(苦。 流石に10年以上経っていると、良さを見つけるのが難しい。 豪華キャスト頼みの映画にしか感じず、群雄劇としてはそれほどのものでもない。 公開当時に観れば、多少印象も変わってたんだろうけど、 やはり旬な映画は旬なうちに観ないとダメだな。これは、俺にも落ち度がある。 だから評価は甘め。 [地上波(吹替)] 5点(2013-12-09 22:25:11) |
63. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
《ネタバレ》 ここ最近の三谷映画の中では、一番面白い。 法廷劇がメインとなるので、こういった舞台っぽい設定というかロケーションが少なければ少ないほどこの人の脚本は凄味を増す。 ラヂオの時間以外の作品は個人的にどれもイマイチで「映画なんて撮ってないでドラマの脚本描いてよ~」と思う時期が思えば長かったですが、 久々に三谷幸喜の真骨頂を見せつけられた。 深津絵里は個人的には大好きな女優さんだが、今の若い世代にはどう映ってるのかな? 俺は彼女より少し下の世代なので、あの演技がまだ可愛くも見えるのだけど、 若い子達には、どう見えてるのだろう?ちゃんと可愛く見えてるのかな?無理かな?おばさん何してんの?みたいに映るのかな?? そんな疑問が少しよぎりながらも良かったし、 阿部寛との相性がやはり素晴らしい。二人の掛け合いも素晴らしかった。 中井貴一さんが実は見えていた。という辺りから急に面白くなってきたし、小日向さんの登場はトドメだったな。 法廷シーンでの見切れ方とか、芸が細かすぎる。 TKO木下も大袈裟な顔芸だとわかっていても、笑ってしまう。とにかく細部細部に演者たちのアイデアが良い方向へ進んでいった作品だ。 西田敏行さんのアドリブと思われる部分も、ふつうならやりすぎなくらいだが、これもまた良い方向へ転んでいたと個人的には思う。 久々に脚本で手腕を発揮した作品ではないだろうか。映画的にはどうなのかはあんまりわかんないけど。 [地上波(邦画)] 8点(2013-11-24 07:37:42) |
64. ソーシャル・ネットワーク
ストーリー展開が、ある程度予備知識があるかないかで大きく評価が分かれる仕組み。 自分はこの映画で、お手軽に勉強しようかと思っていた方なので、 この編集の仕方は正直見づらかった。 そもそも、フェイスブックに興味津々で、話の流れを知っている「オタク向け」の映画という印象。 この映画を最大限に楽しむには、もっと勉強せんと駄目だね。 [地上波(吹替)] 5点(2013-11-17 21:22:31)(良:1票) |
65. 清須会議
《ネタバレ》 率直な感想を言うと「ふつ~~~~~~~の映画を撮るようになっちゃったなぁ」 って感じ。 三谷作品では「ラヂオの時間」が一番好きだし、作れば作るほど、三谷幸喜はかつての持っていた感覚をもう取り戻せないんだなぁ、という印象を持っていたので、 今作はその中でもずば抜けて脚本の仕掛け所が一番薄い感じがしました。 史実を扱う作品だったので、やり過ぎて全部壊すくらいの勢いで行くか、 まぁ、無難にまとめるかの2択になると思うんですけど、 三谷氏と言えば今まで前者の選択をしてきただけにちょっと拍子抜け。 とはいえ、豪華役者陣はそれなりに嵌ってるし、それなりに観れる作品になってるとは思います。 [映画館(邦画)] 6点(2013-11-10 22:19:34) |
66. Dear Friends ディア フレンズ
《ネタバレ》 うーん、結局のところケータイ小説って、普段、まったく本を読んでない子たちが、 感動してどうのこうのっていう、ハードルとしてはすごく底辺な所から話題になるので、ストーリーとしては、何の捻りもなく他のパーツを集めて、主人公にこれでもかと襲い掛かる不幸のオンパレードで、一体、どこに共感しどこに感動したんだかわからん作品が多いのですが、これもそれらに漏れない作品です。 まぁ、しかしながら映像は綺麗だし、こんな糞みたいなストーリーでも手を抜かず撮っているので、映画としてはそこまで酷いと言い放つことはできないと思います。 [地上波(邦画)] 3点(2013-10-20 08:22:19) |
67. BRAVE HEARTS 海猿
《ネタバレ》 馬鹿みたいにヒットして大衆に「うるせぇ、バカ」と思わせる作品は嫌いだが、 ぶっちゃけ海猿はなんだかんだで、最後まで観れてしまうのだ。 ハリウッドがCGに頼りすぎず、本気を出してた頃の空気をなんとなく感じるからだ。 まぁ、このシリーズ自体がCGをふんだんに使っているのか、どうか知らないけど、 今のハリウッドよりは、好きです。 と、関係ない話をしてしまいましたが、内容はよくよく考えると薄いんだけどね。 結局、うるせぇ、バカとか言いながらワクワクしてます。 大衆だもの。 [映画館(邦画)] 6点(2013-09-29 19:32:32) |
68. 謝罪の王様
《ネタバレ》 かなり面白かったです。 「舞妓haaaaan!」「なくもんか」が正直、自分的にはイマイチだったので、今回も大きな期待はしていませんでしたが、ここ数年の邦画では断トツの出来だと思います。 伏線の張り方や、様々な映像トリックが、ちょっと主張しすぎていて大オチにたどりつくまでに観客に薄々ネタバレしてしまっていましたが、逃げないでやり切る潔さが自分的には◎。本作には大満足です。 が、しかし!!エンドロールがすべてをぶち壊しました。 EXILEグループ各氏の方々、あーいうオナニーPVは自分達でしょうもない映画を撮って、 自分たちのしょうもない映画で勝手にやってください。 映画の出来が素晴らしかったので、さすがに今回のエンドロールは出しゃばり過ぎ感が余計にムカつきました。 10点献上の映画に-9点以上の打撃です。 謝罪を要求します。もちろんマンタイ王国式で。 [映画館(邦画)] 1点(2013-09-29 19:04:59)(笑:1票) |
69. パコと魔法の絵本
《ネタバレ》 なかなか評価が難しい作品。 舞台作品が元になっていて、客が空想で楽しむはずの部分を、これみよがしにCGを駆使して世界観をぶつけられてしまい、 同じイメージを浮かべてた人は、違和感は感じないのだろうけど、 それ以外の人や初見の人からすると、世界観自体についていけないというか、 ずーっと違和感がまとわりついてくる。 内容自体は、もっと簡潔にした方が万人受けしそうな感じがあるが、あえてしなかったみたいで、結局、何がターゲットとなっているのか全くもって不明。 観る人が観れば面白いのかね? [地上波(邦画)] 5点(2013-09-28 22:38:32) |
70. THE LAST MESSAGE 海猿
《ネタバレ》 「THE LAST MESSAGE」なんつうタイトルのせいで索引から探すのが大変だったじゃないか(笑。 まぁ、たしかにB級アメリカアクションムービーな雰囲気がとても匂っていますが、 個人的には好きなジャンルだし、特に文句の言いたいところもなく、楽しめました。 まぁ、こちらはB級アメリカムービーの何十倍の予算で製作されているのが、 多少あちゃちゃというか、真剣に凄いの作ろうとして、たまたまできてしまった程良いB級感(褒めてます)が、結果オーライだと思います。 また邦画がしょうもない映画に金つぎ込みやがった!と酷評される出来ではないと思います。 [地上波(吹替)] 6点(2013-09-23 21:53:02) |
71. るろうに剣心
《ネタバレ》 まぁ、本当に殺陣ありきといいますか。 原作が、漫画なので、ファンしか観に来ないとでも思ったのか。 説明が薄すぎて、それがそのままストーリーの薄さに繋がってしまっている。 殺陣のシーンのコダワリは、気合いを感じ取れただけに、雑なストーリーに仕上ってしまったのは勿体ないと思った。 続編は原作でも人気の高いシリーズを描くそうなので、 さらに評価のわかれるというか、厳しい見方も増えそうですね。 [地上波(邦画)] 5点(2013-08-06 22:18:18) |
72. マッチスティック・メン
《ネタバレ》 まぁ、全体的に悪くない出来だと思う。 最後のどんでん返しも、許容範囲。 ニコラス・ケイジは、あれくらい癖のある人物をやらせた方が味は出るし、ストーリーの流れも悪くないです。2003年当時、この手の展開がどれだけあったのかはわかりかねますが、さすがに2013年に観ると教科書通りで、やや面白みはかけるかもしれませんが、それはいたしかたなし。 娘役の女優さんは、1年後で見違えるような出で立ちで現れますが、そもそも「大人の女優」さんだったんですね。あのロリっぽい感じをちゃんと出せてたのだから、いやはや大したものです。 [地上波(吹替)] 7点(2013-07-19 20:46:02) |
73. アイ,ロボット
《ネタバレ》 いくらなんでも、ありきたりすぎると言いますか。 あんなにCGを駆使して、ストーリー展開も大ヒット作の必勝パターンをなぞらえておきながら、 ターミネーターに、まったくかないもしない作品に仕上っているのに、妙な哀愁を感じる。 ここまでワンパターンだと客を舐めてるとしか思えないぞ。最近のハリウッドは。 [地上波(吹替)] 3点(2013-07-05 22:59:40) |
74. マスター・アンド・コマンダー
《ネタバレ》 なかなか凝りに凝って撮っているのが真に伝わる作品ではあるのだが、 なんか中途半端な味付けという印象。 時代背景、ストーリーのあらすじ等、あまりに説明的要素が少なく、 観る者を選ぶ、骨太さもありつつ、映像面では派手でミーハー層を取り込もうとしていたり、もう少し親切に作っていれば、かなりの名作になりえたのにいろいろと「惜しい」という印象がどうしても残ってしまった。 [DVD(吹替)] 5点(2013-05-23 22:26:09) |
75. ライアーゲーム-再生-
《ネタバレ》 正直1作目の劇場版と変わり映えの無い展開とオチ。 椅子取りゲームは原作のもので、前作のオリジナルと比べると、こちらの方が本家とはいえ、 わざわざキャスト入れ替えてまで、これを作る必要があったのか、と考えると 安易に収益目当てで作られたのだろう。というのが、言わずもがな伝わってきてしまう。 劇場版2作も作って、2作連続でみんな助かりました良かったね♪ってオチは正直舐めてるとしか思えない。 前作は結構良い出来だったのに、どうしちゃったの?? [地上波(邦画)] 2点(2013-05-21 23:04:06) |
76. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 これ以降、オムニバスっぽく見せて徐々に伏線をまき散らしながら、一つの物語になっていく方式の作品が目立つようになり、地味ながらも他へ与えた影響も少なからずあった作品だと思います。 イギリス映画オタクというわけでもないので、あんまり豪華キャストと謳われても、顔を知っているのはせいぜい2,3人(ミスタービーン入れても・汗)で、自分の知識の無さのせいでもありますが、ありがたみも感じず。 面白かったけど、そこまで手放しに絶賛するまででもないかな。 [DVD(吹替)] 7点(2013-05-19 15:24:25) |
77. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
正直、映像だけ派手でストーリーにサプライズの無い映画は好きではない。 のだが、ここまで凄い映像を見せられると流石にビビる。 これは、本当に劇場で見るべき作品だ。 これからの若い世代のためにも3年に一回くらい劇場公開しても、良いような気がする。 ただ、吹き替えで観てしまったのでサムがタカトシのタカに見えて仕方がなかった。 [DVD(吹替)] 9点(2013-05-12 20:07:34) |
78. シービスケット
《ネタバレ》 色々と惜しい作品という印象。 映像面では、レースのシーンとかアングルといい、スピード感といい、申し分ない。 これくらい撮れるのであれば、シナリオは見直すべきだったと思う。 導入が主要人物を掘り下げるところから始まるのだが、 正直、これが結構時間を割いていてしまって、ストーリー全体のバランスが悪くなっている。必要といえば必要なのかもしれないが、 結構シービスケットが走るシーンが綺麗に撮れていたので、こんなところで時間稼ぎしないで、もっとシービスケットの活躍を単純に描いた方が盛り上がったと、個人的には思う。ヒューマニズムを大目に取り入れたのが、自分にはバランスを悪くしてしまったように思えた。 [DVD(吹替)] 6点(2013-05-07 20:55:07)(良:1票) |
79. 半落ち
《ネタバレ》 なんだかとても半端な出来といった印象。 設定自体は妻がアルツハイマーでさらに、息子を白血病で亡くし、そして妻を殺した夫と、ここまで詰め込めばリアリティのかけらもない脂っこい設定で、 更に、裁判長の父親もアルツハイマーだなんて、前菜から、トンカツだされて、メインステーキでデザートから揚げみたいな。ずーーーっと肉かよ。ぐらいの重っ苦しい雰囲気。 大オチもそれほどなネタでもないし、かなりバランスが悪いというか、不幸の偏り方が半端なさ過ぎて、感情移入どころの話じゃなくなっている。 原作は絶賛されているのを目にするけど、ちょっと人物設定自体が、かなり無理がありそうなのは明白で、自分にはきっと合わないだろうな。 そしてこれを2時間で見せようなんざ無理があるってのも原作読んでなくてもわかるくらいの詰め込み方。それでいて、「この人たちは必要あるの?」思わせる登場人物に時間使ってたりするんだよね。バランス考えようよ。 詰めこみゃ、泣くだろ。ぐらいの勢いだったのかな? [DVD(邦画)] 3点(2013-04-29 21:31:41) |
80. ザ・ハリケーン(1999)
《ネタバレ》 実話モノ。ということですが、 正直、嘘でしょ?と言いたくなるぐらいの人種差別の冤罪で22年も投獄されるハリケーン。 何年か前に、日本でも冤罪で、ずーーーーーーっと刑務所に入れられてたというケースもありましたが、 でっちあげで人の人生を狂わすなんざ、下衆の極み。しかも、たいてい冤罪に持ち込む奴らの言い訳ときたら、「もう後戻りできない」だのメンツがどうのとか、 本当に小さな理由で、よくも、まぁ、それを「裁き」と呼んだもんだ。 今作のハリケーンに出てくる田舎刑事の人種差別野郎が、この後どう失脚したのか、も描いて欲しいくらいの胸糞の悪さでした。 と、珍しく平常心を崩されるくらいのストーリーでした。 多少の脚色はあるんだろうけど、それにしても理不尽な目にあわされ過ぎ(苦笑 [地上波(吹替)] 7点(2013-04-29 21:20:50)(良:1票) |