61. アキレスと亀
《ネタバレ》 私は全く芸術に疎いんでよく解らんけど、芸術家の人って多かれ少なかれ一寸常識からズレてる所がありますよね。 有名どころでは、故・岡本太郎氏なんか見るからにそうだったし、だからこそ常人には生み出せない作品が出来るんでしょうし・・・ そんな部分が単純に描かれている映画だと思いました。 劇中の、あらくまさんファミリーの絵画がツボで、3日間頭から離れませんでした。 真知寿(実際は武本人が描いているんですよね?)は、私の中では天才です。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-11-16 17:23:32) |
62. 3-4X10月
《ネタバレ》 初監督の一作目がインパクトあったので、比較すると微妙な感じに思えるが、個人的に好きな作品の『ソナチネ』等、後々の北野作品独特のカットが垣間見える。 が、私はジェントルマンなんで(ホンマかいな?)、レディの頭を小突いたり蹴ったりするシーンがチョッと目に余ったのがマイナス点。 [インターネット(字幕)] 5点(2013-11-16 17:06:06) |
63. お茶漬の味
《ネタバレ》 結婚はガマンて言うけど、ここまで旦那さん辛抱強くないとダメなんですかね・・・ そして奥さんは気付いてくれないんですかね・・・ 夫婦は、お茶漬けの味なんかじゃないですよ(それが理想なのかも知れないけど)。 と、バツ2の私がグチグチ言ってみたりするの巻。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-11-16 16:41:18) |
64. 危険な情事
《ネタバレ》 今でこそ“ストーカー”って言葉は当たり前に知られてるけど、公開当時はまだその言葉すら無かったんじゃないかな・・・ んで、皆さん怖い怖い言いますけど、あんな綺麗な奥さんが居るのに浮気するのがいけない訳で、全くもって自業自得でしょ? そもそも火遊びしなきゃ、そんな目にあってないんだから・・・ これ観て、怖いと言っている人は実際に浮気した事ある後ろめたい人か、場合によっては浮気してしまうかもと妄想抱いている人なんじゃないの? 私なんか全く浮気なんかした事ないし、しようとも思わないので、怖いどころか寧ろ中出しされて孕まされ、遊ばれた女性が至極可哀相に思えて仕方なかったです・・・ ウソです。 めちゃ怖かったです、ビビりまくりです、御免なさい・・・ 正直、何回観ても怖い。 改めて観ると結末知ってるもんだから、アンタお茶だけ飲んで帰りなさいよ・・・と忠告したくなる。 終盤のバスルームの鏡越し辺りからの怒涛の演出が秀逸で必見!!(DVD特典にある別バージョンのエンディングより断然こっち)。 男性諸君の結婚する前の必須鑑賞映画にしたらどうだろう・・・ [DVD(字幕)] 8点(2013-11-15 17:44:20) |
65. 転校生(1982)
《ネタバレ》 なかなかの良作。 こんな経験しようがない男と女の友情物語ったらないと思う。 そして、これだけチンポコだの淫語を言ってるのに爽やかな映画もなかなかない。 兎にも角にも主演2人の演技が素晴らしい。特に小林聡美の体当たり演技は称賛されて然るべきだ。 『さよなら、ワタシ・・・』『さよなら、オレ・・・』、なんて素敵なセリフなんだろう・・・彼等と同じ思春期に戻ったようにキュンとしちゃいました。 そして、この映画を観て個人的に思ったのは、女の裸を見るのはメチャ好きな筈なのに、自分の身体が女になるのは嫌だな・・・と。 んだから変な話、性同一性障害の人の心と身体の違いの違和感って、本当に深刻な悩みなんだろうなと改めて思った。 [インターネット(字幕)] 9点(2013-11-14 14:31:11) |
66. サイドカーに犬
《ネタバレ》 ひとつ間違えるとドロドロの昼ドラになりそうな話なのに、子供目線だから緩くなっている。 それも偏に薫役の松本花奈ちゃんが可愛くて素晴らしいから、それだけで点数アップ。 そしてチョイ役の樹木希林さん演ずる久々の“寺内貫太郎一家”ばりの老女っぷりに、更に点数アップ(ここは必見の場面です)。 それ程な大昔じゃなく、パックマン(茶店にあったテーブル型のゲーム)やら、テレビから流れる巨人VS阪神戦の巨人のエースが江川・・・辺りも個人的にノスタルジー。 そして幼少の時期に“見る”“聞く”“感じる”事って心に残るもので、薫にとってヨーコさんは相当強烈にインパクトに残ったと思う(良い意味で)。 それにしても、終盤の父の出っ張った腹に頭突きしてのワンワンはキュンとしたなぁ~。 何せ私は昔、娘が小学5、6年生の頃に、おはようってお尻小突いたら蹴りが飛んできたことありますからね・・・ワンワンされたかったよ。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-11-12 15:11:40) |
67. TAKESHIS’
《ネタバレ》 映画を観ていて迷子になったような気分でした。 [インターネット(字幕)] 3点(2013-11-10 08:32:00) |
68. エイリアン2/完全版
《ネタバレ》 “今度は戦争だ!”のキャッチフレーズの通り、前作とは全く違うテイスト仕上げたジェームズ・キャメロン監督の手腕はお見事。 アクション映画でありながら、根底には母性愛が描かれていると思う。 50年以上宇宙を彷徨い帰還した際、亡くなった自分より老けた娘の写真を見て涙したのに始まり、終盤にクイーンと対峙するシーンの間が何とも言えぬゾクゾク鳥肌モノで、母親の子を守るという女の本能を見ました。 思えばキャメロン監督は、逞しい女が好き・・・というか描くのが上手だと思う。 今作のリプリー、ターミネーターのサラ、タイタニックのヒロインですら(レオ様を助ける為とは言え)斧持って現れる時然り・・・ まぁ~一作目の衝撃は薄れたけど、この映画単体でも良く出来た面白い映画だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2013-11-10 02:35:38) |
69. ナインハーフ
《ネタバレ》 先ずは中華屋?で初めてミッキー・ロークに出逢うファーストシーンでのキム・ベイシンガーの照れたような心奪われる仕草が、とてもナチュラルだった(演技とは思えん位。) そして俺も心奪われそうだった・・・という位、この頃のミッキー・ロークは途轍もなくカッコよい。 つくづく猫パンチ事件がなければと・・・ そして後年の変貌ぶりはアレだが・・・ 私事だが、氷プレイは後に一緒になった嫁が眠っている隙に、シミーズ(←古っ、キャミソールか?)越しにはべらせたら激怒され、二日間口を聞いてもらえず・・・ 目隠しプレイは、どっちが目隠しするかで口論し・・・ 蜂蜜プレイこそはしてないが、ぬるぬるローションプレイは好評で2人のお気に入りプレイだったりした思い出深い映画でもある・・・(映画同様、別れたが) そんなことより、この映画主人公2人は勿論の事、どのシーンもいちいちお洒落で素晴らしい。 本当、密度の濃いナインハーフ(9週間半)で、結末はどうであれこんな恋愛もありと思うソフトSオヤジの私です。 [インターネット(字幕)] 8点(2013-11-09 15:32:44) |
70. 監督・ばんざい!
《ネタバレ》 肩の力抜いて、カラムーチョ食べながら観たら面白かったですよ。 おそらく映画としては平均点になっている皆さんの低い点数が正解なんでしょうけど・・・ 私は変人なんで、こんなバカバカしい映画は嫌いじゃないです(敢えて確信犯的に、こんな下らない映画を作るのは照れ屋さんなんでしょうね、北野監督・・・お茶目です)。 北野監督だけに限らず、様々な映画を世に送り出してくれる世界中の監督達へ“監督・ばんざい”“映画・ばんざい”って気持ちになった私です。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-11-07 15:34:49)(良:2票) |
71. みんな~やってるか!
《ネタバレ》 ビートたけしのくだらないモノ集大成的作品。 もう中盤以降はダレまくりだが、不思議と嫌な気分にはならない(お金払って劇場で観ていたら発狂するかも知れんが・・・)。 それよりも、ここまで馬鹿馬鹿しい事で最後まで貫くのは、ある意味凄いし潔い。 好きとは言えないが、嫌いじゃない映画。 [インターネット(字幕)] 5点(2013-11-02 21:29:12) |
72. グランド・イリュージョン
《ネタバレ》 オチまでいくと、なぁ~んだ・・・という思いと共に、 えっ?それじゃ、あの場面やその場面は?辻褄合わないとは言わんが、突っ込み所満載でもあるのだが、テンポが良いので二転三転しつつ最後のオチまでの釘付け感はあったし楽しめました。 メラニー・ロランも可愛かったし。 そして何より、モーガン・フリーマンの存在が映画を引き締めていたと思います(ある意味、それもイリュージョン)。 [映画館(字幕)] 6点(2013-10-27 11:24:05) |
73. バットマン(1989)
《ネタバレ》 ダークナイトを先に観ていたので、この作品を観たら成る程ダークナイトの評価が良いのが理解できました(振り返ったら、ダークナイトの自分の評価は5点でしたが・・・ゴメンナサイ←誰に謝ってるんだか)。 で、ダークナイトにも同じ事が言えるのですが、ジョーカーの映画ですよね・・・ 兎に角、ジャック・ニコルソン演じるジョーカーのハジけっぷりが印象的且つ目立ちまくり。 これジャック・ニコルソン、相当楽しんで演じているのでは?・・・と思いました。 ただ、どうも地味で爽快感のないバットマンシリーズ(他は未鑑賞ですが)は、個人的に合わないんだろうな・・・ 意外にも?プリンスの曲は邪魔していませんでしたけど。 [DVD(字幕)] 4点(2013-10-27 11:07:47) |
74. フル・モンティ
《ネタバレ》 笑いあり涙ありの匙加減が絶妙且つコンパクトに纏められており素晴らしい作品。 しょぼくれたオヤジ達が(私自身も仕事こそあれ、しょぼくれた部類なんで・・・)、まさに“裸一貫”頑張る姿を応援せざる負えません。 彼等は失業こそしているけど幸せだと思う・・・だって、この年代でバカなことを真剣に出来る仲間が居るのだから(本気で羨ましい)。 そして私は、主人公の息子が銀行で預金をおろすシーンで思わず、○○~(←自分の息子の名前)ゴメンよ~と、心の中で自分の事のように嗚咽してしまったではないか・・・ 観終わった後は、もう気分はとってもフル・モンティてな感じで、明日からまた頑張るパワーを貰った次第です。 追伸:何せ観た晩に、夢見ましたからね・・・ ヘタなステップで自分がストリップする夢を・・・以上。 [インターネット(字幕)] 8点(2013-10-19 14:14:39) |
75. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 この映画によって物凄く快活なイメージだった“ひまわり”が、物悲しげに感じるようになりました。 メロドラマ(メロドラマと軽くいってしまうのも何だが・・・)の王道とも言える映画ですね。 男の背中に哀愁を感じるのは数あれど、女優であるソフィア・ローレンに哀愁を感じてしまいました。 ヘンリー・マンシーニの曲が、更にその思いを増しています。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-10-18 14:08:40) |
76. メメント
《ネタバレ》 編集の妙も糞もなく、つまらない。 せめて綺麗な人でも出てりゃ、まだ救いもあるんだけど・・・ 10分でこの映画の存在を忘れてしまいそうなので、ここにメモ代わりとしてレビューして記録しておきます。 [インターネット(字幕)] 2点(2013-10-17 17:39:41) |
77. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 独り寂しく変化のない生活を送っている私に・・・ 誰かゲームを仕掛けて下さい。 因みに誕生日は3月です。 但し私に請求はしないで下さい。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-14 18:02:21)(笑:2票) |
78. 僕の彼女はサイボーグ
《ネタバレ》 真面目に観ると、そりゃもう突っ込みどころ満載だが・・・ 考えるな・・・ “綾瀬はるか”を感じろ・・・という映画です。 [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-13 03:22:27) |
79. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 どうも主人公が生理的に受け付けられない・・・ 終わり良ければ全て良しって流れも解せないし、勝手に身代りにされた友人の立場なら尚更(私が友人の立場なら、こいつシバくか告訴する)。 ロックが反抗と言うならば、こんな偽教師に反抗して何もせんよな~私ならと思って観てたら、生徒たち皆素直過ぎなんじゃないの? まぁ~その可愛い生徒たちに救われている部分もあるんだが・・・(特に委員長みたいな女子生徒がお気に入り)。 と、何だかんだ言いつつも、ラストのステージが終わる頃には気持ちが高揚して、ついつい指笛を吹いてしまいました。 ウソです、指笛吹けません・・・ エンドクレジットもクドかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-10-12 21:19:45)(良:1票) |
80. 生きてこそ
《ネタバレ》 不謹慎だけど、人肉ってどんな味するんだろう・・・って思って思い出したのが、以前勤めていた職場の長老が、戦時中に犬を食べたと言っていて、『どんな味でした?』と聞いたら、『肉なんだから何でも一緒だ・・・』と仰ってました。 要は、味なんかより空腹にはかなわない状況で忘れた・・・と。 勿論、犬と人では全く違うでしょうし、普通の生活をしていたら牛や豚や鳥だって姿形ある段階から捌く過程をを見せられて料理に出されたら、ちょっと食べられない感じだけど、本当そんなこと言ってられない状況だったんでしょうね・・・まさに生きて“こそ”だし、これが実話なのは驚きです。 遭難場所に十字架を立てていたのが印象的で、ある意味生存者等も、その後の人生は十字架を背負って生きているんでしょうね・・・ ただ劇中、遭難してから70日間後まで同じような血色で疲労感が感じられないのが残念でした。中には全く髭が生えてない男子もいましたし(そんな状況で几帳面に髭だけは剃るとは思えないし)。 デ・ニーロの役作りを真似しろとは言わんが、その辺がマイナス点でした。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-11 15:45:34) |