61. 男はつらいよ
何度か観た作品で、今回は山田監督の100選のラストの推薦作で観賞しました。皆さんのおっしゃっているとおり、第一作目からキャラクターやストーリー付けの骨子が完璧に仕上がっているのにまた驚く、また、極端なキャラ設定だけれどなんだか親近感があると思ったら、親戚や知り合いの方に似たような人が居たり、うまく日本人の特質をとっているなあと、また、感心しきり。山田監督が黒澤監督でさえも、小津監督映画を好んでいたと言うのをなんか思い出しました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-07-10 23:00:29) |
62. デルス・ウザーラ
壮大なドラマなのだが、モノクロ時代の動の演出を思い浮かべると、ドキュメンタリーの様に感じた。しかし、デルスの人生を記憶に残る良い描き方だった。 [DVD(字幕)] 8点(2013-06-22 21:26:45) |
63. 悪い奴ほどよく眠る
《ネタバレ》 何度か観たが、ラストを知っていても楽しめる。この時代の映画はハッピーエンドありきと勝手に思っていたからこのラストは衝撃だった。いろいろ突っ込める部分はある、まあ、そんなのをおいておいても本体はよかった。しかし、本当のラスト岩淵の上の奴らはなにもダメージ受けないのかとおもうとやりきれないね。 [DVD(邦画)] 8点(2013-06-16 22:25:16) |
64. 96時間
娘を守る=正義。これだけで、何も考えずに一気に観られるのもいい!しかし、娘さんのボーイフレンドは監視されたり、命がけなのだろうか。 [DVD(字幕)] 8点(2013-06-12 23:57:24) |
65. 学校Ⅲ
《ネタバレ》 学校というと、職業訓練校を思いつかなかった、それ故、始まって少し意外だった。自分も、中途解雇されたことがあるが、職業訓練校に行く機会があったのに行かずに、自分で試験勉強したのは、これを観て失敗だったかもと思ったり。それと、子どもをハンデにするのに、自閉症を安易に使わないで欲しかったというのが、当事者からの思いです。それだけで、本当は大変すぎる事なのですから。まあ、佳作ですが、詰め込みすぎかな。 [DVD(邦画)] 8点(2013-06-06 00:35:43) |
66. 人生の特等席
《ネタバレ》 映画としては王道そのもの、MLB好きなのもあって楽しめました。いろいろ、細かいところはありますが、大して気にしないことに。クリント・イーストウッド自体、この頃の頑固で、一本通った老人というキャラを確立していますが、これはこれで良い感じではないかと。しかし、前作で引退と言っていたのですが、少し歳を取り過ぎました金。なにか、演技ではない老いの表れがすこしつらいです。 [DVD(邦画)] 8点(2013-06-03 23:55:58) |
67. 白昼の死角
《ネタバレ》 夏八木勲氏が死去ということで脇役が多いこの俳優の主演映画を鑑賞。ドラマ版が面白いと聞いていたが、楽しめた。原作は未読、光クラブを題材にドキュメンタリーかと思っていったら、なかなか、オリジナルで、法の盲点での完全犯罪。色々なくせ者な役者相手に、夏八木勲の存在感があって、さすがかと。すこし、尺が長いが十分楽しめる佳作でした。 [DVD(邦画)] 8点(2013-06-02 22:40:29) |
68. アフタースクール
鍵泥棒のメソッドを観たので、この映画も観たくなって2度目の観賞をしましたが、この映画は2度観ても面白いというか、2度目の方が面白いですね。しかし、案外細かいところまで作ってありますね。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-29 21:34:40) |
69. 鍵泥棒のメソッド
内田監督の作品は裏切らないな。ある一定以上の面白さがある。キャラのたちかた、思っていた通りのシナリオの裏切り方、なんか、はまったようです。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-27 21:35:22) |
70. はだしのゲン2
《ネタバレ》 ゲンは言うに及ばず、浮浪児が家族全員を原爆で亡くしているんだなと思うと何とも言えない。川の底にゴロゴロあった骨、骨、それに進駐軍が瓦礫でも扱うようにした遺骨、なんかおかしい世界をよくゲン達は生きられた。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-23 00:41:54) |
71. 少年(1969)
《ネタバレ》 ATG提携作と言うことだったので、このような全国ロケのロードムービーをするとは思わなかった。内容的に、実話ベース(こんな酷い事件があったなんて)ですが、一貫した少年の目から見たこの家族の崩壊、日本の崩壊、感じた矛盾、抑えている心の叫びを映画をとおして描ききっている。見応えのある映画だった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-05-20 21:53:56) |
72. キッド(1921)
《ネタバレ》 今の映画になれていても、すばらしい映画ですね。分かっていても、ハッピーエンドが心地よいですね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-17 20:46:06) |
73. 運命じゃない人
もう、脚本と演出の見せ方にやられた。アイデアの勝ちやね。おもしろかった。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-17 00:08:42) |
74. 終の信託
《ネタバレ》 この作品は、川崎の方の病院で起こった実例がベースになっているようだが、以前の「それでもボクはやっていない」同様、うまいペーストで味付けされているようだ。ドクターの不倫から、ODの下りは最初不要かと思っていたが、案外隠し味になったかも。しかし、検事はまるで、蜘蛛の糸に絡め取るんだな、迫力あった、あれは逃げられない。映画のようなことがないように、この映画をきっかけに尊厳死について、また再考するべきかもしれない。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-14 21:59:12) |
75. パッチ・アダムス
《ネタバレ》 骨子が実話なのだろう。しかし、映画をあきさせないためか、極端な描写や、カリンの死など付け加えすぎか。しかし、それを差し引いても素場らしいですね、この先生なら・・・と、本当に思いました。 [DVD(字幕)] 8点(2013-05-13 21:01:14) |
76. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 007だ50周年だと期待しなければ、いつもらしくて、なかなか楽しめたと思う。で、ボンドガールはベレニス・マーロウと思ってたんですが、ジュディ・デンチがボンドガールだったんですね。有終の美だったとは。 [DVD(字幕)] 8点(2013-04-29 23:03:47) |
77. ロレンツォのオイル/命の詩
実話ということだが、両親の必死さが誇張かともおもったりしたが、自分の子どもが同じ立場だったら、成果は出るかどうか分からないが、こんなに必死になったんだろうな。と、おもって、この夫妻の偉大さを再認識した。 [DVD(字幕)] 8点(2013-04-28 20:36:13) |
78. セブン
《ネタバレ》 ただただ、シチュエーションだけに酔ってしまう。退廃的な感じが何ともいい。最期の場面につなげるためのストーリーだが、それを引いてもいいだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2013-04-27 22:36:29) |
79. 戦争と人間 第一部 運命の序曲
《ネタバレ》 伍代財閥を主軸に、満州事変からの多種多様な人間達の人生の大きな流れを描いている、五味川純平は、伍代財閥のモデルの満洲重工業開発の関連に勤めておられたとか聞きました、だから、他の映像には見る事の少ない張作霖の爆殺以前から丁寧に描かれており、日活のオールスターキャストが凄いです、その素場らしいスターの大物一人一人が目立たないくらい、配役され、絡み合い、凄い戦争史になっていますね。 [DVD(邦画)] 8点(2013-04-19 21:58:12) |
80. 大脱走
《ネタバレ》 内容としては、戦時下のドイツ収容所からの命がけの脱出なんだが、変に暗さも、悲惨さもみせない。やるだけやって、散っていく。戦争物なのに、気概をみて、エンターテイメントを感じた快作だった。 [DVD(字幕)] 8点(2013-04-17 20:44:00) |