Menu
 > レビュワー
 > しっと さんの口コミ一覧。4ページ目
しっとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 137

評価順1234567
投稿日付順1234567
変更日付順1234567
>> カレンダー表示
>> 通常表示
61.  コクーン
無邪気な老人たちの中で、一人、かたくなにプールに入ることを拒否した老人と、その老妻の描かれ方が秀逸。妻の亡骸を胸に抱えてプールに入り、命の水を手ですくってその冷たくなった体に浴びせようとするシーンには、思わず涙腺がユルみそうになった。作品全体としての評価は、詰めがアマくてあと一歩といったところ。
5点(2002-02-18 08:31:42)
62.  荒野の七人
リメイクはオリジナルの匂いをできるだけ払拭するにこしたことはない。今作品は舞台を19世紀のフロンティアに移し雰囲気をがらりと変えたものの、ストーリーはオリジナルをほとんど踏襲し、個々のキャラクターもかなりダブるものがある。描かれる背景がこれだけ違うのに、全編を通してオリジナルの影がチラチラと脳裏をよぎり、独立した一本の映画としてはいかんとも評価しがたくなる。志村喬のラストのセリフをユル・ブリンナーがほとんどそのまま語ってしまうあたりで、オリジナルのクオリティに遠く及ばなかったリメイクの評価が決定した。
5点(2002-02-18 08:16:10)
63.  トレインスポッティング
面白い映画には独特のリズムがある。下で多くの方たちが指摘されている、サウンドトラックに乗せたミュージッククリップのような映像という意味だけではなく、監督の個性に裏付けられた映像としてのリズムで、前作『シャロウ・グレイブ』でも確認できる。絶望的なまでにどん底の生活環境を背景に、これだけ明るく、文字通り突っ走って描かれた映画に素直に賛辞を送りたい。
8点(2002-02-18 07:26:54)
64.  酔拳2
ジャッキーの母親役の女優さんがあまりにも若かった(若作り?)ので、終始そればかりに気を取られてしまった。ジャッキーのアクションは相変わらずスゴいのだが、作品全体としては少し物足りなさを感じた。
4点(2002-02-13 10:53:13)
65.  クイズ・ショウ
ロバート・レッドフォードの堅実な演出手腕は、実話をもとに描かれるこの手の映画には最適。レイフ・ファインズの弁論に判事の一人が異義を唱えたとき、それに拍手で応える聴衆にファインズが怯えた表情を見せるシーンが印象的。
5点(2002-02-13 09:27:14)
66.  スターシップ・トゥルーパーズ
いろんな意味で過剰な演出は監督の狙い通りに成功しているんではないだろうか。徹頭徹尾コミック調の演出は血なまぐさい描写や被写体の数の過剰さをカバーしていて、金がかかってるんだかチープなんだかよく分からない特撮シーンや各キャラクターのどことなく表面的な演技もおそらくあらかじめ計算されたものだろう。娯楽映画としてよくできているだけでなく監督の個性を十分に発揮した点で、なかなかの作品と言えなくもない。
6点(2002-02-13 08:50:09)
67.  暗くなるまで待って
キャラクター設定と密室劇という状況設定を最大限に活かしたサスペンス映画の秀作。ラスト、部屋が本格的に暗くなってからのヘップバーンとアラン・アーキンのやりとりは、まさにSMプレイそのもので、しかも途中でSとMが交代し、さらに再逆転…暗くなればなるほどサスペンスが盛り上がってゆく。個人的には、ヘップバーンとリチャード・クレンナのロマンスの一歩手前みたいな関係が好きでした。
8点(2002-02-10 08:15:46)
68.  グリフターズ/詐欺師たち
これは面白いね。インディペンデント系の上質な作品を観てる気がした。『スティング』のようなコミカルな映画を想像してたのに、いい方向に裏切られた。うまいねぇ、スティーブン・フリアーズ。点数も、8点台の後半ということで。
8点(2002-02-10 07:51:40)
69.  アウト・オブ・サイト
ストップモーション等の演出上の技巧や時間軸をズラしたストーリーの工夫が、たまに“あ~、がんばってるな…”と気づかされる程度で、作品全体を際立てるに至っていない。また、個々のキャラクターは面白いのにそれを活かしきれてないのも少々残念。あ、あと、音楽は良かった。
4点(2002-02-10 07:33:26)
70.  コップランド
スターを揃えただけの感があり、作品としては並の印象。スタローンが正義に目覚めるのが少し遅すぎたようで、後半(といってもラスト30分)は緊張感を盛り上げきれていない。でも、スタローンは俳優として嫌いではないし、久方ぶりのロバート・パトリックやデ・ニーロとハーベイ・カイテルの2ショットを見れたし、いろいろお得感はある。
5点(2002-02-06 07:36:20)
71.  エンド・オブ・デイズ
ラストに近付くにつれて作品の勢いが失速していく。ド派手なアクションシーンに最初は期待を膨らませるが、それに目が慣れてしまう中盤になると、ストーリーに何のひねりもないことに苛立ちをおぼえはじめ、ラスト、悪魔が正体を現わすころには、気持ちが萎えてしまっている。
4点(2002-02-03 08:12:15)
72.  シックス・センス
謎解きに血眼にならない私のような単純な観客にとっては、やはりラストはあっと驚きです。あー、ナルホド、そういえば、ブルース・ウィリス、いっつも同じ服着てたなとか、オスメント少年以外とは会話をしなかったなとか、頭の中でフラッシュ・バックしながらつじつまを合わせて、なかなかよくできてるなと納得…。ただ、ホラーとして恐怖感を感じさせるような演出にいまいち成功してなかった気もする。
6点(2002-02-03 07:56:08)
73.  スネーク・アイズ(1998)
どんなに緻密にストーリー上のサスペンスを組み立てようとしても、全てを偶然で解決してしまっては、それまでの盛り上がりを台無しになってしまう。さらに、デ・パルマらしいマニアックな演出が随所に見られはするが、どれもサスペンスにとってのアクセントとなるにいたっていない。それにしても、ニコラス・ケイジの志村けん歩きには苦笑してしまった。
4点(2002-02-03 07:05:12)
74.  スピード2
同じ監督を起用してこうも作品の出来ばえに差の出るシリーズものも珍しい。ハラハラしたのはラストだけ(でも時すでに遅し)で、えんえん海の上を迷走しててもたいした障害物がないんだし、そりゃ、緩慢なテンポになるよなぁ…。主役のはずのジェイソン・パトリックの影の薄さも問題アリ。サンドラ・ブロックだけがはしゃいで(?)目立っているのも、ただただ一人、存在が空しく浮くばかり…。
3点(2002-01-28 08:59:11)
75.  スピード(1994)
文字通りのノンストップ・アクション・ムービー。最初から最後まで観客の緊張感を絶えさせずにぐいぐい引っ張るストーリーと演出力はたいしたもんです。『ダイ・ハード』以来のアクション映画の秀作。
7点(2002-01-28 08:42:11)
76.  スモーク(1995)
ストーリーを語るストーリー、嘘も真もそれなりに味わいがあって、そんないくつもの交差したストーリーの網の目に浮かび上がる人間ドラマがとても心に響いてくる。カッコよく描かれないタバコの描写がいいですね。
7点(2002-01-28 08:27:02)
77.  ハンバーガー・ヒル
戦争の悲惨さを訴えるのに少し感傷的に描き過ぎてる気がした。戦闘シーンだってそれなりの迫力はあるのだが、なんだかごちゃごちゃした感じで、狙い以上のインパクトを与えられてはいないだろう。『プラトーン』にも同じことが言えなくもないが、あちらは人間ドラマとして非常にうまく描かれている。まぁ、戦争映画としての観点から言えば、どっちもどっちなんだが…。
4点(2002-01-28 08:02:48)
78.  ハドソン・ホーク
この映画、公開当時は散々な批評を浴びせられてましたね。前評判を聞いてから観に行ったせいか、さほどつまらなくもなかったような…。あーいう悪趣味な演出もアリかと。イタリアの美術館の警備員がステンレスの容器からパスタを皿に取り出して食べてたのが印象的。
4点(2002-01-28 07:47:58)
79.  バトルランナー
刹那的快楽を追求するメディアへの批判をこめた映画のようだが、シュワルツェネッガー主演を売りにしただけのB級アクションという印象しかない。
3点(2002-01-28 07:36:30)
80.  パトリオット・ゲーム
1作目と明らかに異質な雰囲気の映画に仕上がった原因は、主演俳優の交代の影響も大きいが、それ以上に監督の力量の差が大きいことだろう。主役の座を、印象の薄いアレック・ボールドウィンから濃ぃいハリソン・フォードへとバトンタッチさせたことで、大海原を舞台にした迫力あるマスゲームから主演俳優の個性に寄りかかった普通のアクション映画へとスケールダウンさせてしまった。
5点(2002-01-28 07:23:19)
000.00%
100.00%
210.73%
396.57%
42115.33%
54230.66%
62921.17%
7139.49%
81510.95%
953.65%
1021.46%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS