801. トータル・リコール(2012)
お金をかけた大作なんでしょうがオリジナルと比べるとあまりにも表面的でワクワク感の乏しい映画でした。 [地上波(吹替)] 5点(2015-05-10 20:35:25) |
802. 山椒大夫
溝口作品の中ではあまり響かない映画でした。安寿と厨子王伝説がベースなので子供向けストーリーのように感じられますが、中味はとても暗く抑圧から解放される爽快感もありません。安寿役の若かりし頃の香川京子が印象的でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-10 00:31:04) |
803. ロビン・フッド(2010)
伝説上の人物ですか、ウィリアム・テルと混同している所がありました。グラディエーターと比べると壮大さで劣りますが、なかなか面白い大作映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-10 00:29:02) |
804. 未知との遭遇/ファイナル・カット版
随分前に見たオリジナル版と殆ど印象は変りません。第一種接近遭遇でも体験していればもっと共感度もアップしたように思います。人類の無防備さが気になりますが、歴然とした文明の差をつきつけられると選択肢もあまりないということですか。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-09 09:33:51) |
805. マスク・オブ・ゾロ
分かりやすいストーリーと見応えあるアクションの爽快なエンターテイメント作品ですが、シンプルなだけに後半のエンタメ風危機の繰り返しにちょっと食傷気味になります。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-09 09:24:05) |
806. 太陽の帝国(1987)
《ネタバレ》 日本軍イコール悪のような描き方になっていないのは好感持てますが、半自伝的小説の映画化の割には主人公の少年の言動に説得力が感じられません。祖国を見たことがない大富豪の息子が、日本軍の進駐により大混乱の中両親とはぐれて環境が一変し、屈辱とひもじさを経験しながらしたたかに生き抜いていくストーリーに生存本能の逞しさは伝わってきますが、そもそもピュアで無邪気風な主人公のキャラクターに魅力が感じられないので殆ど共感できませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-05 00:01:15) |
807. 大空港
搭乗時の手荷物検査が緩くても航空テロの心配のない古き良き時代の映画ですが、淡々とした流れの中にも登場人物の人間模様が丁寧に描かれていて、誇張されていないパニックの上質なサスペンスをじっくり味わえました。 [地上波(吹替)] 7点(2015-05-04 23:58:08) |
808. 雨月物語
《ネタバレ》 出だしの古びた映像から始まって、主人公が謎めいた屋敷で怪しげな女のもてなしを受けるあたりまでは結構引き込まれます。しかし、武士になる夢を叶えた義弟が遊女になっていた自分の妻と再会して悔改めるあたりから、人間臭さが希薄になって教訓めいてきます。期待していただけにちょっと物足りなさが残ります。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-04 23:56:40) |
809. ボクたちの交換日記
前のレビュアーの方々も書かれていますように、17年後の映像や甲本の娘と田中の会話シーンの演出に違和感を覚えますが、身近に感じられる三茶や涙腺が緩む場面もあってなかなか面白い映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-02 17:26:18) |
810. ヒート
ヒートを感じさせるのは派手な銃撃戦だけで、あまりにも間抜けな警察と緻密さが感じられないギャングがバトルを繰りひろげるダラダラと長い映画でした。脚本と演出のせいなのか二人の主役が薄っぺらく見えてしまい、作り物感が漂ってくるそれぞれの人間ドラマもこの映画のしまりのなさを増幅させているように思えてなりません。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-04-26 23:23:22)(良:1票) |
811. 寄生獣
予備知識なしの鑑賞ですが、ストーリーが魅力的で原作や続編が気になります。特別な先入観もないので登場人物やミギ―の声にも違和感なしです。キャスト陣のリアルな演技が非現実的な物語を身近なものに感じさせてくれます。 [地上波(邦画)] 7点(2015-04-25 22:36:59)(良:1票) |
812. 狼の挽歌
カーチェイスは見応えあります。ストーリーがかなり粗っぽいけど予想通りのラストです。キャスト陣のネイティブでない言語やアメリカ舞台の全編イタリア語に、吹替えの字幕を観ているような違和感が残ります。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-04-22 23:36:53) |
813. ブロードウェイと銃弾
《ネタバレ》 面白いです。中味はちょっと違いますが一瞬「ラヂオの時間」が頭をよぎります。主人公が落ち目の女優に抱く恋心があり得ないと思えるほどダイアン・ウィーストの色あせっぷりが見事です。次第に作品の出来映えにこだわって過激な行動に走ってしまうダメ出しボディーガードの存在感も際立っています。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-21 00:04:37) |
814. 天と地と
低評価への好奇心から鑑賞しましたが、空虚なストーリーと赤組・黒組の運動会のような合戦に言葉を失います。角川春樹のセンスとバブル期の何でもありの風潮が重なるとこうなるんですか。キャスト陣とスポンサー連に脱帽です。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2015-04-19 00:35:33) |
815. 切腹
《ネタバレ》 重厚感漂う映像と琵琶の音から始まり、二人の切腹志願者と井伊家の間の回想を交えながらの謎めいた展開にあっと言う間に引き込まれます。武士の鑑、武士の面子、武士の魂といった武士道精神勢揃いのテーマで物語は進みますが、竹光による切腹シーンはあまりにも衝撃的です。切羽詰まってリスクを承知でさもしい行動に賭けてしまう娘婿の心情はとても痛々しいし、彼が武士の情けもかけられずに竹光で無理矢理切腹させられたことへの主人公の並々ならぬ復讐心も分からないでもないです。しかしながら、武士道精神を気取っているわりに、時に身勝手で、時に図々しく、時に潔くない主人公のちぐはぐさには、いくら開き直ってしまったといってもいまいち共感しづらいものがあります。映画の方は大スターたちの若かりし頃の好演と随所に盛り上がりをみせるストーリーでとても見応えのある作品に仕上がっています。主役級を演じていた石浜朗のその後の活動が脇役主体であることが意外でした。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2015-04-16 23:48:22) |
816. オール・ザット・ジャズ
前頭葉に訴えかける振付は見事だし、ショービジネスの魅力と自分の世界にどっぷりつかってしまった主人公の生き様や死を覚悟している監督の執念のようなものも伝わってきます。そうはいっても、その境遇を体感しないとなかなか共感まで行き着きません。 [地上波(字幕)] 6点(2015-04-15 22:23:04) |
817. 永遠に美しく・・・
《ネタバレ》 途中までは上質のコメディのような面白可笑しさを感じますが、マデリーンが階段から突き落とされて蘇るあたりからこの映画の感性に合わなくなります。 [地上波(吹替)] 5点(2015-04-14 22:03:07) |
818. アウトレイジ(2010)
妥協を許さないバイオレンスと緊張感の中に、斜に構えた可笑しさと理不尽や抑圧からの解放感を感じます。物語自体はあまり響きませんが。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-13 22:10:50) |
819. HANA-BI
たけしの美学は伝わってきますが・・・ [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-12 22:45:09) |
820. メン・イン・ブラック3
このシリーズ、満足の1作目に期待外れの2作目でしたが、3作目は意外に面白かったです。さすがに時の流れを感じますが。 [地上波(吹替)] 6点(2015-04-12 22:44:14) |