861. スピーシーズ2
前作とは違うアプローチでのストーリー作りには好感が持てるが、 正直面白くない。設定もピンとこないし、そのあとの展開も今イチ。 主役が魅力のない男性エイリアンということで、それが一番の失敗要因だと思う。 なぜ女性のほうにしなかったのかが不思議。結局盛り上がらないままラストを迎え、 「続編今イチ」のパターンに、見事にハマッた作品となってしまった。 [ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-22 10:38:02) |
862. スティル・クレイジー
思わず「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」を思い出してしまったが、 「ブルース・ブラザーズ」を彷彿とさせてくれる展開も、なかなか面白かった。 オヤジたちのキャラはとても愉快。ロックンローラーだけにハチャメチャさ満載だけど、 終盤の展開もしっかりしていて、良かったんじゃないかと思う。 お薦めのストーリーコメディー。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-22 10:01:42) |
863. ザ・グリード
未知の深海生物が出てくる海洋パニック物だが、状況設定だけはちょっと凝っている。 あとはB級ホラーお決まりの展開で、もちろんドラマ性はほとんどない。 まあスリルを楽しむための映画なのだろうが、クリーチャー自体にオリジナル性がなく、 緊張感がまるで伝わってこないのは致命傷。暇つぶしにはちょうど手頃な映画ではある。 [地上波(吹替)] 3点(2011-08-22 09:40:24) |
864. 乱気流/タービュランス
スチュワーデスさんが主役のサスペンスアクション。 クリスマスイブという設定で乗客が5人と少なく、前半はパニック要素を押さえ、 一癖も二癖もある護送犯との密室状態でのサスペンス色を強めている。 アイデアは中々良かったのだが、登場人物が限られているうえに、 後半は旅客機を扱ったパニック映画の展開を踏襲してしまったため、 スチュワーデスさんの人間離れした奮闘ぶりばかりがやたら目立ってしまった。 普通のアクション映画として鑑賞すれば、それなりに楽しめる作品だと思う。 [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-22 09:06:04) |
865. ラストサマー
主人公たちがティーンエージャー、鈎手が武器のモンスターキャラ、事件の真相と、 設定やストーリーに斬新さはないが、とっつき易さがこの手の映画の一番いい所。 ついにやにやしながら観てしまうのだが、何も考えずに鑑賞するには最適。深夜お一人でどうぞ。 [地上波(吹替)] 3点(2011-08-22 09:03:37)(良:1票) |
866. ライアー ライアー
アイデアやストーリーの流れも悪くはないが、 やっぱりそれ以上に、ジム・キャリーの独特のキャラが目立った作品。 よくもまあ、あれだけ顔の筋肉が動くよね。ラストの見せ場も含めて、 ちょっとやり過ぎだろという感もあるけど、それが彼の真骨頂なので仕方ないのかも。 一応ハートフルにはまとめているので、総体的には観やすい映画だと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-22 08:36:50) |
867. ミミック
遺伝子操作を題材にしたSFホラーで、一応設定としては何とか納得できる範囲内。 モンスターも映像も全体的に黒というイメージの作品で、地下を中心に物語が進むため、 閉鎖的な空間がこちらに適度な緊張感と圧迫感を与える。モンスターの造形が今イチで、 盛り上がりにはちょっと欠けるけど、気味の悪い昆虫がゾロゾロ出てくるので、 そちら系が好きな人には楽しめるB級作品だと思う。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-22 08:32:20)(良:1票) |
868. 江戸川乱歩の陰獣
官能サスペンスならぬ耽美ミステリー。 耽美だったかと言われると微妙。ミステリーはと問われると、これまた微妙。 内容はつまらなくはないんだけど、どちらも中途半端だったという印象は否めない。 主役二人の演技も魅力を感じないし、雰囲気がテレビのサスペンス劇場といった感じで、 特にラストはがっかり。これは小説で読んだほうが楽しめる内容の作品かもしれないね。 そういえば、官能サスペンスもほとんどが外れだもんなぁ。 [DVD(邦画)] 2点(2011-08-22 08:18:46) |
869. バンディッツ(1997)
ストーリーには突っ込み所が多々あるのだが、とにかくキャラと演出がいい。 特にキャラではボーカルとドラマーの女の子。映像もPVを見ているように凝っている。 ロックといってもガチガチのロックではないので、普通の音楽しか聞かない人でも大丈夫。 ひと言で言えば、カッコいい作品。 [DVD(字幕)] 5点(2011-08-22 08:07:33) |
870. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
映画の作りは全体的にコミカルタッチ。 ドイツ映画をあまり観る機会がないということもあるんだけど、 ドイツ人っていつも怒っているような顔に、生真面目、神経質というイメージも手伝って、 いかつい顔のまま間抜けなシーンを演じられると、それだけで妙味を感じてしまう。 そこがこの作品の最大の魅力になっている。ストーリー自体は大したことはないが、 ラストの演出も中々いいし、男の友情をさっぱりと見せてくれたロードムービーだった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-22 08:03:56) |
871. L.A.コンフィデンシャル
ストーリーの内容自体は、何か他の作品で見かけたような覚えもあるのだが、見せ方一つでこうも変わるのかと。サスペンス性とスリリングな展開に最初から引き込まれ、最後まで目が離せなかった。 一番印象的だったのは、キャスティングかな。三人の主役たちの個性がいかんなく発揮されていて、それぞれの役者さんにピタリとハマっており、特にエリート刑事を演じていた役者さんが良かった。 お薦めの娯楽作品。 [DVD(字幕)] 7点(2011-08-22 07:39:42) |
872. アナコンダ
冒険パニック物。アナコンダが全然怖くない。 一応CGも使われているが、効果的だったという印象もない。 ストーリーもラストもありきたりで結構笑える。 何も考えたくない時、暇な時に鑑賞するには手頃な作品である。 [地上波(邦画)] 2点(2011-08-22 07:35:50) |
873. ツイスター
映像はいいんだけどドラマ性が薄く、 感覚的にはパニック映画と言うよりアクション映画に近い。 ストーリーのほうは竜巻が進路を変えたり、成長したりする展開が唯一の盛り上がり所で、 ラストも何となくショボかった。自然の脅威を映像で堪能しながら突っ込み所で笑う、 という点ではそれなりに楽しめる作品だと思う。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-22 07:08:35) |
874. スリーパーズ
キャスティングはやたら豪華なんだけど、ストーリー的にはちょっと消化不良の感。 それは後半の設定が現実離れしていて、都合の良過ぎる展開に終始したことが原因かと思う。 主人公の友達を思う気持は何とか伝わるのだが、ラスト(彼らのその後)を見た限りでは、 本当の友情を描けていたのかどうかはちょっと疑問だし、スッキリという気持にもならなかった。 演出自体は悪くはないし、作品全体の作りも重厚ではあるんだけどね。 [DVD(字幕)] 5点(2011-08-22 07:04:02) |
875. ザ・ファン
デニーロお得意の狂気的な演技が見所の映画なんだけど、 こりゃまた粗っぽいシナリオだね。特に後半の展開には、目が点になっちゃったよ。 スーパーマンじゃないんだからさ。まあ結構笑わせてもらったからいいけど。 とりあえずデニーロのファンなら楽しめる。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-22 06:47:10) |
876. ガメラ2 レギオン襲来
怪獣映画としての基本的な作りは変わらないが、 敵方怪獣レギオンの複雑な設定に伴い、前作よりもストーリー色が強くなっている。 自衛隊が活躍するシーンが多いのもこの作品の特徴で、シナリオは中々良く練られているのだが、 レギオンはギャオスのような魅力がなく、主役であるガメラの描写も薄れてしまった。 前作ほどのインパクトはないが、まあそこそこは楽しめる作品だと思う。 [地上波(邦画)] 4点(2011-08-22 06:25:59) |
877. 学校Ⅱ
前作とは設定がまったく違っていて、今回は北海道の養護学校が舞台に。 西田敏行演ずる情熱溢れた教師と、若い新任教師の二人。 鑑賞者は後者の若い教師視点で鑑賞することになると思うけど、 とにかく大変な現場だなという現実はひしひしと伝わってくる。 題材が題材なだけに、下手な脚色ができなかったのか、 今回は山田監督お得意のベタな演出もほとんどなく、終始落ち着いて鑑賞できた。 もちろん生徒たちの成長も描かれていて、ちょっとドキュメント風な雰囲気も。 「1」よりは良かったかな。 [ビデオ(邦画)] 4点(2011-08-21 21:16:57) |
878. 理由(1995)
一応サイコサスペンスだったかな? 突っ込み所が多々あって、全体的にものすごい粗さが目立つシナリオなんだけど、 ストーリーそのものは面白いので、最後まで楽しめるとは思う。 キャスティングに関しては、ショーン・コネリーが主演していたということしか覚えていない。 キモいシーンもないし、娯楽映画に近い作りのサスペンスで万人向け。 [地上波(吹替)] 4点(2011-08-21 18:34:34) |
879. ヒート
アクションシーンよりドラマ性が強い作品で、三時間近い長編だが、 犯人たちは結束力が高く、各登場人物たちのキャラ描写がしっかり描かれているのが特徴。 途中で飽きることなく、長さをまったく感じなかった。本作の一番の見せ場でもある、 デニーロとパチーノの絡むシーンに関しては、多少こじつけがましいところがあり、 序盤にもうワンクッション、二人の間の描写が欲しかった気がする。 役者としてのガチンコ対決は見応えたっぷりで、久しぶりに満足感一杯のアクション映画だった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-21 18:28:56) |
880. 誘う女(1995・米)
浅はかな女が感情の赴くまま起こした、いかにも三面記事といった事件で、 最初からドラマ性としての深みもないことが、この作品をつまらないものにさせている。 ニコール・キッドマンの悪女役はいいんだけど、前評判ほどの大したシーンもなく、 実際にあった事件という話題性だけで、ストーリーを引っ張っているようなもの。 独白形式の演出だけは印象に残っているが、まったく出来の良くない作品。 [ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-21 18:19:21) |