901. グレムリン2/新・種・誕・生
不思議な生き物モグワイの騒動を描いた続編で、 ストーリーは前作とほぼ同じ。キャラは相変わら面白くていいんだけど、 元々お話を広げられるような設定ではなく、さすがにもういいかなという感じ。 子供向けのホラーコメディーといった雰囲気は変わらない。 [地上波(吹替)] 2点(2011-08-20 20:35:37) |
902. ペット・セメタリー(1989)
スティーブン・キング原作のホラー映画。 途中でお話の展開は見えてしまうし、ヒネリやオチがないので、 一つの映画作品としてはまったく物足りなかった。 一応テーマらしきものがあるんだけど、なにぶんホラー色が強いため、 結局は中途半端な印象を受けてしまう。恐怖を煽る演出は、まあまあ良かったかな。 とにかく妙に後味の悪い作品だった。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-20 20:22:01) |
903. ゴジラVSビオランテ
第二期ゴジラ・シリーズの2作目。 お話作りにバリエーションに富んだアイデアを散りばめており、今回は自衛隊も大活躍。 ドラマ性が強く、ストーリー自体はつまらないという訳ではないのだが、 あくまで怪獣映画という先入観で鑑賞しているせいか、ちょっと作り過ぎの感があり、 つい苦笑してしまう場面も。相手怪獣ビオランテのキャラや誕生経過は、 この作品の内容そのものを象徴しているような複雑さで、 子供向けと大人向けのちょうど中間あたりの作品といった印象。 でもラストの演出などを観ると、やっぱり子供向けなんだなと思ってしまう。 第1期終盤のおふざけゴジラよりはよっぽどましだが・・・。 [地上波(邦画)] 4点(2011-08-20 16:15:13) |
904. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
てっきり恋愛ドラマだと思っていたら、人間ドラマの要素が強かった。 主役の三人とも、夢と理想だけで生きられるような歳ではないので、 人生の岐路に立たされた心の葛藤がよく伝わり、人間はしっかり描かれていたと思う。 全般的にテーマやメッセージ性と呼べるものはないが、ちょっとほろ苦い大人向けのドラマだった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-20 15:28:13) |
905. ゴーストバスターズ2
前作から5年後、再結成されたゴーストバスターズの活躍を描く続編。 元々ストーリーよりも奇抜なアイデアと映像で見せるコメディー作品なので、 シリーズ化するには難しい部分があるのかも。新鮮味はまったくないし、 内容もほとんど「1」と変わらない。これではちょっとキビしいね。 [ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-20 14:39:20) |
906. ランボー3/怒りのアフガン
ランボー・シリーズの第3弾。 ランボーの活躍を描く本作も、3作目となるとさすがに理由づけとしてはチト辛い。 ストーリーのほうも、「2」とほぼ同じ展開で新鮮さはなし。 アクションシーンは相変わらずで、新しい武器とヘリコプターのシーンが印象に残っている。 作品全体の感想としては、まあ普通のアクション映画として楽しめる範囲といったところ。 [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-20 14:11:00) |
907. ぼくらの七日間戦争(1988)
子供たちが主役の、かわいらしい思春期反抗映画。 ストーリーが単純で判り易く、とても物語に入っていきやすい。 出演している子供たちもみんな活き活きしていて、爽やかな印象を与えてはくれるけど、 周りの大人たちから甘やかされている今の子供が観ても、ピンとこないかもしれないね。 欲を言えばラストシーンに、彼らの大人に対するメッセージを入れてほしかったな。 [映画館(邦画)] 5点(2011-08-20 13:47:18) |
908. ブロブ/宇宙からの不明物体
一応SFホラーだけど、まったく肩が凝らない作りがいい。 ストーリー自体も単純で一応オチもあり、もうB級映画の教科書みたいな作り。 決して気持ちの悪いシーンがなく、ソフトなタッチの流れで笑える部分も。 気分転換したい時などはぴったりの映画。 [地上波(吹替)] 3点(2011-08-20 13:05:46) |
909. バカヤロー! 私、怒ってます
四話から成るオムニバス。相楽晴子、安田成美、大地康雄、小林薫を各話の主役に、 タイトル通りの展開を見せてくれる作品。それぞれのシチュエーションが実際にありそうで、 お話にはすぐに入っていける。内容自体もストレートで判り易く、面白いことは面白いのだが、 映画というよりはやっぱりTV向け。大地康雄のエピソードが、一番印象に残ってるかな? 観ているこちら側も、何となくストレス発散できた気にはなる。 [ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-20 12:40:14) |
910. 裸の銃を持つ男
コメディー映画というより、ギャグ映画という言葉のほうがぴったりくる作品。 パロディーを中心にボケ、下ネタなどの小ギャグが満載で、 警部役レスリー・ニールセンのとぼけた親父ぶりが愉快。 ストーリーはあってないようなもので、ほとんどがギャグ出しのフリになっているため、 後半からはダルさを感じる人もいるかも。まあ何も考えずに、ゲラゲラ笑える作品ではある。 [地上波(吹替)] 4点(2011-08-20 12:02:03) |
911. ツインズ
双子の兄弟愛をコミカルタッチで描いた作品。 アイデアはハチャメチャだが、二人のキャラ設定がとても愉快。 弟役のシュワちゃんはもちろん、兄役のダニー・デヴィートがいい味を出している。 一応ジャンルはコメディーだが、ドタバタではなくストーリーがちゃんとあるので、 途中で飽きることもなかった。ほのぼのとしたラストも後味がいい、お薦め作品。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-20 11:35:13) |
912. ダーティハリー5
はみ出し刑事「ダーティハリー」の第5弾。 主役のイーストウッドに関しては、さすがに年老いたなという感は否めない。 この時の彼は58歳で、普通ならベテラン刑事の域に達している年齢。 設定の苦しさ故に、さすがにちょっと違和感を感じてしまう。 事件に挑むストーリーも過去のシリーズとほとんど変わらないのだが、 こちらはハリーの活躍する姿をしっかりと描いていた。 一応最終作ということで、彼の姿はもう二度と観れないだろうが、 ハリーには叩き上げの平刑事のまま、生涯現役で頑張って頂きたいものである。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-20 11:16:38) |
913. ザ・フライ2/二世誕生
前作からの正当な続き物。 「1」は一応恋人への愛情をテーマにしていたが、こちらは核となるものはなし。 しいてあげれば「父親への愛」ということなんだろうけど、ラストを観た限りでは、 ちゃんと回収できているとは思えなかった。主人公のキャラ描写は悪くないんだけどね。 特撮の技術は前回より上で、その部分での見応えはあり。 終盤の展開は、あまりにもご都合主義するのでは? [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-20 10:47:21) |
914. ペレ
19世紀末のデンマークを舞台にした、非常に現実的で厳しいドラマ。 長編小説の一部だけを映像化したようだが、違和感はまったくなく、 ちゃんと一本の作品として完成されていた。 北欧の雄大な自然とその厳しさを背景に、そこでの生活や様々なエピソードを、 主人公である少年の視点から捉え、物語を進めていく構成。 最後のオチも、ある登場人物の設定を引っ張ってきて、うまくまとめていた。 叙情詩的なラストの絵もいい。良作。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-20 10:15:08) |
915. バタリアン2
ホラーコメディーの続編。 前作では個性あるゾンビキャラ達が笑わせてくれたが、二作目となるとさすがにパワーダウン。 それでもこれはひどい、という感想までは持たなかったと思う。 片意地張らずに観れば、ホラー映画としてはそれなりに楽しめる・・・はず。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-20 09:35:36) |
916. 死霊のはらわたII
恐怖と笑いをミックスしたホラー映画の続編。 前半から中盤にかけてのストーリーは前作とほぼ同じ。 さすがにインパクトは前作より落ちたものの、笑えるスプラッターシーンは健在で、 相変わらずこちらの目を楽しませてくれる。 後半からラストにかけてはお話がちょっとぶっ飛んでしまったが、 元々コメディー要素のある作品なので、これも十分ありかと。 怖い、気味が悪いというより、笑えるという印象のほうが強いホラー。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-20 09:10:19) |
917. シエスタ
タイトル通り、まるで夢の中にいるような雰囲気の作品。 映像はノスタルジックで、一見ファンタジー映画のようにも思える。 それらはすべてラストに向けて意識的に演出されたものなのだろうが、 淡々とストーリーが進むので、観ているほうはちょっと辛いかもしれない。 鑑賞中、ある程度の予想はしていたものの、それでもラストシーンは衝撃的だった。 切ないというか物悲しいというか、後味は良くないけどね。音楽がいい。 ラストシーンのための映画、大人が鑑賞するために作られた作品。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-20 09:06:14) |
918. 刑事物語5 やまびこの詩
武田鉄矢のキャラで見せる人情刑事ドラマ。 一応美人姉妹の出演が華ということで、ジャンルとしては寅さん系。 彼のキャラが好きなら楽しめるし、そうでなければ楽しめない。 主人公の蟷螂拳使い、ハンガーをヌンチャク代わりという設定は相変わらず面白い。 暇な時に鑑賞するには手頃な作品。 [地上波(邦画)] 3点(2011-08-20 08:39:24) |
919. エルム街の悪夢3/惨劇の館
シリーズの3作目。 フレディが子供たちを襲うという設定は基本的に変わらないものの、 夢という非現実の世界を逆手に取ったアイデアが面白かった。 シリーズの中では「1」に次いで、これが一番印象に残っている。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-20 00:49:00) |
920. ポルターガイスト2
前作では家族愛を中心軸にストーリーが展開されていたが、 本作ではその傾向はやや薄れ、その分ホラー色が濃くなっている。 ただやってる事は「1」とほぼ同じ内容なので、インパクトの欠如は否めなかった。 見所は不気味な牧師さんとSFX映像。一応ラストには盛り上げシーンも用意されているので、 (演出や構成が悪くて今イチ盛り上がらないが) 何とか楽しめるホラーには仕上がっていると思う。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-19 14:13:23) |