Menu
 > レビュワー
 > poppo さんの口コミ一覧。5ページ目
poppoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 363
性別 女性
自己紹介 とにかく毎日忙しい、とか言ってなかなか映画を観ないと、観たい映画リストがどんどん長くなっていく。
このまんまじゃ死ぬまでに間に合わなくなっちゃうから、とにかくどんどん観ようっと。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12345678910111213141516171819
投稿日付順12345678910111213141516171819
変更日付順12345678910111213141516171819
>> カレンダー表示
>> 通常表示
81.  知りすぎていた男
ものすごく個人的なことだけれど、まだ幼かった頃、映画好きな父に連れられて名画座でほとんどのヒッチコック映画を観てしまったことは私の悲劇だと思う。 本作にしても、今、観直してみたら、小道具使いや、序盤で張った伏線が後半できっちり結実している点や、はく製屋でのドタバタとジリジリするスリリングな展開の緩急など、ただならぬ演出の巧みさに唸らされる。 こういう事を感じ取れるほど成長していなかった当時の私は、ただドリス・デイの歌声の美しかったことくらいしか印象にない。 まぁしかし、3歳からピアノを習わせ、5歳でケストナーを読ませ、小学生で名画座通いをさせた私が、まったくそれらの体験を生かすことなく、ただの普通の人になったことが、父にしてみたら一番の悲劇かもしれない…などと思いながら楽しく再見した。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-08-19 11:26:44)
82.  特攻大作戦
とにかくむせ返るほど男くさい映画だけれど、文句なしに面白い。 個性派役者演じる「ならず者」達が、連帯責任の名の元に協力し合っていく模擬演習シーンなんか痛快でワクワクする。 押しつけがましい友情エピソードなんてのもなく、ただ鍛えられ、戦い、バッタバッタと倒れていく。 それでも、ラストシーンのチャールズ・ブロンソンは、恨み事や泣き言なんていっさいナシ。 そんなハードボイルドさに、漢たちは涙するのだろう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-08-19 10:11:06)
83.  トゥー・ウィークス・ノーティス
なんの新鮮味もないお話だけど、コキおろしたい程悪いわけでもない、軽~~く観られるお約束通りのラブコメ。 コンビニでサラダとかおにぎりとかおでんとか異常にいっぱい買っちゃって、「お箸は何膳つけますか?」って聞かれた時にいつも見栄を張って「二膳」とかいう私は、エンディングですこしニヤリとしました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-08-18 16:13:07)
84.  パブリック・エネミーズ
当時の雰囲気を見事に再現させた美術や銃撃戦の迫力など、良いところ、良いシーンも多々あるんだけど、デリンジャーという人物が十分に掘り下げられていないもので、どうもあんまり魅力を感じない。 もちろん表面的にはジョニー・デップだし、十分すぎるくらいカッコいいんだけど、なんというか、どうも人物の描き方に奥行きが足りない気がする。 ロマンスのくだり、時代から取り残されていく焦燥、デリンジャーを執念深く追い詰めていくメルヴィン・パービスとの駆け引き、またはパービス自身の葛藤、どのシークエンスをとっても淡白で消化不良に思える。 もしかしたらこの人の作品は様式美を堪能する映画なのかもしれない。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2011-08-18 11:56:14)
85.  コクリコ坂から
昭和30年代後半の街並みは鮮やかに描かれていたし、主人公の爽やかな恋愛模様と、カルチェラタン再生のわくわく感も良かった。 二人乗りの自転車で坂道をくだるシーンや、手際良く料理を作る所作や、学生たちが掃除やペンキ塗りをするシーンも良くできていて楽しかったと思う。 思うんだけれど、おそらく前提条件をわざと省略しているのだろうと思うが、登場人物が描き切れておらず、風間君のダイブや、ふたりが惹かれあっていく過程など、その心理や行動原理が理解しにくい。 理解しにくいから感情移入できず、結局のところ最後まで傍観者のままで映画は終ってしまった。 判断や想像を観客に委ねるのと、不親切なのとは全然違う。 「伝えたいなにか」があるのなら、雰囲気だけでなく、もっと丁寧に人物を描いてほしかった。 結果として、物語は単なる懐古趣味の域を出ず、非常に表面的な印象を受けた。 全体としての出来は悪くないだけにとても残念。(8.10 新宿ピカデリー)
[映画館(邦画)] 6点(2011-08-18 07:37:47)(良:1票)
86.  ツリー・オブ・ライフ
物語はいたってシンプルにひとつの家族、そのなかで自己を確立していく少年時代の回顧録という形をとっている。 しかし、その回顧は、具体的なエピソードだけでなく、万物の創造や宗教を想像させる壮大な映像が多用され、非常にシンボリックなものとなっており、聖書の「ヨブ記」の神とヨブの関係と、強権な父と子の関係をリンクさせているようでもある。 殊に「モルダウ」の調べに乗って家族の幸福な時代が顧みられるシーン、どんな人の人生にもある一瞬の蜜月を切り取った映像は非常に美しく感動的だ。 この映画は「物語」ではなく、一編の「映像詩」として楽しむのが正解かもしれない。 一つ一つの映像に意味づけを探したりするよりも、ただスケール感に圧倒されるとか、自分の家族に思いを馳せるとか、宇宙から見たらどうでもいいし、という前向きなパワーを養うのもアリだと思う。 家族愛に涙しようなんてハンカチ握りしめて観に行ったら大火傷するだろうし(途中退席する人や早々に深い眠りに誘われる人も多くお見受けした)、積極的に他人にお勧めしたいとは思わないが、それほど高尚でも小難しくもなかったと、私自身は感じた。 世の中がどんなに不条理でも、わたしたちは壮大な宇宙の中で神に愛されている一員であり、そしてちゃんと帰るべき場所があるよ、という優しい優しい「映像詩」である。(8.17新宿ミラノ座)
[映画館(字幕)] 8点(2011-08-18 07:36:36)(良:1票)
87.  川の底からこんにちは
世相を反映した空気感のある作品。 みっともない過去に縛られながら、でもそんなことなかったかのように厚顔に飄々と生きていく“中の下”を満島ひかりが好演している。 一億総中流的な「平等主義」はとっくに崩壊していて、お金持ちになれる人の方がなれない人よりも圧倒的に少ないということにみんなが気付いてしまっている今、「中の下の生活♪ 所詮みんな中~の下~♪ た~のしいなぁ~♪」という開き直りも甚だしい社歌は、もしかしたらこの国を救うのではないかと思えるほどパワフル。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-08-16 15:55:46)(良:1票)
88.  (500)日のサマー
ふたりの恋の過程を時系列をバラバラにして見せる手法とか、珍しくオトコ目線だったりする所とか、背景のイラストとか、良い点はいっぱいあるというのはわかるのだけど…。 グズグズ男と高慢オンナの恋愛模様に全く興味が持てず、恋にとことんストレートな私としては共感もできず、正直言って、ほんっとにつまんなかった。 枠組みや容れ物は良くても、そこに息づく人間に好感が持てないと「どうでもいいよ」という気持ちになっちゃうんですね。 あ、よく考えたら恋愛映画ってちょっと苦手なんだった。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2011-08-16 01:50:52)(笑:1票)
89.  闇の列車、光の旅
まだちいさな男の子が大勢のギャングにリンチを受ける。 リンチを終えて痛みに泣きながらも嬉しそうに笑う男の子。 目をそむけたくなるようなこのシークエンスで、この国がギャングにでもならなければまともな暮らしができないことをガツンと知らされる。 そして暴力と貧困の中で生きる主人公は、なまじっか“愛”などという人間らしい心を持ってしまったために、命を追われる身となる。 そんな彼と行動を共にするのもまた、劣悪な環境から逃れ危険を覚悟で米国に向かう移民の少女。 明るい未来なんか何一つない彼らのロードムービーには不似合いなほどに美しいメキシコの大自然と朝日が印象的だ。 人間らしい心を取り戻しながら死に向かう主人公と、人間らしい心を失いながら生きる術を手に入れていく冒頭の少年の対比がただただ悲しい。 ひたすらリアルに中米の貧困、移民の現実を描いた秀作。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2011-08-15 22:27:47)(良:1票)
90.  ソルト
アンジェリーナ・ジョリーの超人的かつ優美なアクションがこれでもか!というくらい堪能できる映画。 脚本はやや凡庸で粗もあるけれど、アンジーの魅力一本で最後まで失速せずに魅せきってしまう。 二転三転する彼女の素性や、それによるコスチュームの変化なんかも見逃せない。 娯楽作品としては十分楽しめる豪華な作品。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2011-08-15 16:32:03)
91.  ザ・グリード
ノリノリでスピーディなモンスターパニックムービー。 最初から最後までノンストップでパニクリますので、体力のない私は観終えてため息をつきました=3 暑苦しいまでに高いテンションと、B級テイストたっぷりのラストもGOOD!
[CS・衛星(吹替)] 7点(2011-08-15 13:22:50)
92.  ゾンビランド 《ネタバレ》 
終末を生き残る主人公の掟が「二度撃ち」という具体的なものから「ささやかなことを楽しめ」なんていう人生訓的なものまで様々で、ゾンビの襲来に備えてけっこう勉強になる(笑) 冒頭で知人がゾンビに…という通常のゾンビ映画のパターンだが、その後はどこの誰ともわからない「モンスター」であるゾンビを倒しまくる。 基本的にゾンビ映画というのは「死者への冒涜」という決定的なタブーを冒して、相手が女性や子供、ましてや友人や家族であったことに動揺したり、懊悩するものであるが、そういう哀しく恐ろしいシーンは、この映画にはまったくない。 なので、後味爽やかに見られる反面、戦う相手がゾンビである必要もないという気もする。 しかし、日頃の鬱憤をはらしてスッキリするためのおバカムービーとしては、実によくできている。 きらびやかな遊園地とゾンビという画的な対比も楽しいし、ゾンビのおかげで、失った日常の代わりに友人と信頼を手に入れてハッピーになっちゃうなんてお定まりを逆手に取る展開も楽しい。 ああ、あと、これだけは言っておかなければ。 エンドロールは最後まで必ずみること! 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-15 09:48:24)(良:1票)
93.  ベスト・キッド(2010)
オリジナルはずいぶん昔に観た記憶があるが、今回はあのジャッキーが師匠役だという時点ですでに成功が約束されているハズ。 しかも、ジェイデン君の泣き顔は「幸せのちから」で心に沁みついている。 想像する限り、こんなにぴったりのキャスティングはないだろう。 そして、そんな上がりきったハードルを軽々と飛び越えるくらい良くできた映画だった。 なんといっても非常に丁寧な演出で、この手の映画にしては長すぎると思える尺をちっとも感じさせない。 ストーリーの本筋と無関係であっても、決して不要なシーンはなくて、彼女とのデートやシーンやジャッキーとジェイデンくんの影絵のシーン、どれをとっても作品を華やかに彩る名シーンばかり。 初めはちょっとおブスに見えた子役の女の子が、だんだん可愛く見えてくる…なんてのも演出のチカラだろうなぁ。 「笑顔がクセになっちゃった」ジェイデン君の顔を何度も見て笑うためにDVD買っちゃおうかな~ってくらい、楽しめました。  《追記》早速翌日購入して、10歳の甥っ子にプレゼント。一緒に観たら10倍楽しめました! 大人も子供も一緒に楽しめる作品って貴重ですね。
[CS・衛星(吹替)] 9点(2011-08-15 07:44:34)(良:3票)
94.  硫黄島からの手紙
戦争経験者でもあるアメリカ人のイーストウッド監督が、両国それぞれの立場からひとつの戦争を描いた。 どういう境地に立てばこういう視線で歴史を振り返ることができるんだろう、と、観終わって考え込んでしまった。 アメリカ人である監督がここまで当時の日本人のメンタリティを理解して描こうとし、それが(完全ではないにせよ、一定のレベルで)成功していることを映画ファンとして称賛したい。 そして、硫黄島で散っていった兵士たちの壮絶な決心を後世の私たちに伝えてくれたことに、一人の日本人として心から感謝したい。
[DVD(字幕)] 8点(2011-08-13 22:05:15)(良:1票)
95.  シェルター
多重人格を否定する導入部から、中盤まではサイコスリラーの様相でなかなか楽しめるのだが、まじない師がでてくるあたりからだんだん怪しくなって、後半は残念な方向に。 それにしても、もう少し弟に優しくしてあげてほしい。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2011-08-13 15:48:46)
96.  人のセックスを笑うな
ちょうど公開直前くらいだったと思うけど、主演二人の対談を見ました。 我らが松ケンは完全に永作さんに恋していて、それは演技上の疑似的なものだったのか、それともプロモーション的なリップサービスだったのかもしれないけれど、非常にドキドキしたのを覚えています。 実際この映画は、アドリブとしか思えない自然な会話としつこいくらいの長回しで、なんだか、覗き見しているような照れくささを感じます。 デートで観に行ったカップルはちょっと気まずい思いをしたんじゃないでしょうか。 あれから数年、今やすっかり大人になった松ケンだけど、この映画の中のカワイイ彼は本当に瑞々しく、「だって触ってみたかったんだもん」という永作博美には大いに共感します。(原作既読・DVD)
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-12 20:02:34)
97.  オーケストラ!
国家に誇りと音楽を奪われた芸術家たちが、パリでふたたび演奏するまでのお話なのだが、真面目な日本人としては、パリに着いてからの演奏家たちのドタバタぶりがどうも笑えない。 やる気あるの?音楽家としての誇りはないの?リハーサルなしでできるもんなのか??と、イライラさえしてしまう。 しかし「アンヌ=マリーのために」この一言で、集まった楽団員たちの演奏シーンですべてが氷解する。 ジャケの正体を知らない彼らにとって、彼らのチャイコフスキーは奪われたままだったのだ。 本番で彼女の演奏を聴いた彼らはすべてを悟り、そして、チャイコフスキーの調べに乗せてすべての謎が解けるという怒涛の展開。 このラストの演奏シーンは圧巻。 楽団員たちがロランを見て交わし合う視線と力強い演奏は、圧倒的な説得力を持って観客をねじ伏せる。 ねじ伏せられた私は、チャイコフスキー協奏曲の完結に立ち会い、これ以上ない幸福感を味わった。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2011-08-12 09:44:01)
98.  デトロイト・メタル・シティ
 松山ケンイチのキモかわ演技と、松雪泰子のキレっぷりだけでも観る価値あり、な映画。 いい役者や大物アーティスト使って、わざわざ大真面目にバカな映画を作っている感じがいい。 それにしても…「公然ワイセツカット」だって(笑)
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-10 16:05:20)
99.  地球が静止する日
ウィルスミスの息子さんもキャシーベイツもずいぶん大きく(!)なりましたね。  ヒマでヒマで気が狂いそうな時、他にどうしても暇をつぶす手段が思いつかないのであれば観てもいいんじゃないでしょうか。  それにしてもアメリカさん、いつも人類を救ってくれてありがとう。
[地上波(吹替)] 2点(2011-08-09 21:14:47)(笑:1票)
100.  そんな彼なら捨てちゃえば?
女がみんなそんなに恋愛だけに一生懸命なわけでもないし、私はこの中の誰にもキャラ被らないなぁ…な~んて言ったら「自分だけは例外なの」って気取ってる勘違いオンナって言われちゃいそう(笑) まぁ、日本人とアメリカ人のメンタリティの違いも多分にあると思いますが。 冒頭のエピソードはちょっと納得。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-08-09 19:49:22)
020.55%
161.65%
2123.31%
3154.13%
4215.79%
5267.16%
64512.40%
78122.31%
87620.94%
95114.05%
10287.71%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS