Menu
 > レビュワー
 > コウモリ さんの口コミ一覧。5ページ目
コウモリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 277
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314
投稿日付順1234567891011121314
変更日付順1234567891011121314
>> カレンダー表示
>> 通常表示
81.  台風クラブ
おそらく企画書の段階で、これほどの映画が完成することを想像した人間は、監督を含めて、一人もいなかったのではないでしょうか。ひとつ間違えば、ただの青春映画や、ただのお芸術映画になってしまうようなコンセプトを使って、「人間」と「世界」の関係を見事に描き出しました。とは言っても、まったく哲学的な映画ではなくて、非常にリアルな映画です。ひとつひとつの映像が訴えかけてくるものがまさにリアル。校舎のにおいや、体にまとわりつく雨の感覚、登場人物の体温までもが、こちらに痛いほど伝わってきます。
[ビデオ(邦画)] 8点(2008-10-30 00:09:17)
82.  涙そうそう 《ネタバレ》 
にーにーが死ぬところまでは、ほぼ完璧な出来。ひとつひとつのセリフ、ひとつひとつのシーン、ひとつひとつの演技が、本当にすばらしく、いきいきと描かれた登場人物たちを見ているだけでも、涙が出てきます。映画が始まった瞬間から、ずっとウルウルとニコニコをくり返し、表情筋が、かなり鍛えられました。ほんとうに心にしみ入る映画でした。ところが、にーにーが死んでからが、失敗してます…。ここまで泣き通しだった僕が、なんだか急に冷めてしまいました。にーにーが死んだ後に、にーにーから手紙と着物が届く。一番泣けるはずのこのシーンが、この映画で唯一泣けないシーンになってしまいました。実に惜しい! でも、にーにー死亡後のシーンがかなり短いことと、エンドロール後のラストシーンがよかったことで、被害は最小限に食い止められました。総合的には、やはりお気に入りの映画です。
[地上波(邦画)] 8点(2008-10-17 18:51:50)
83.  下妻物語 《ネタバレ》 
よくできています。テンポがよく、映像の撮り方も、とてもセンスが良い。挿入されるアニメやCGも実に効果的。桃子とイチゴの二人のキャラにも厚みがあり、非常に魅力的に描かれています。クスクス笑いながら楽しく見れますが、そこに込められたポジティブなメッセージは、実はなかなか深い。深田恭子と土屋アンナは、まさにベストキャスティング。高評価に納得です!
[DVD(邦画)] 8点(2008-10-10 01:37:53)
84.  子宮の記憶 ここにあなたがいる 《ネタバレ》 
いい映画です! とにかく、人物がよく描けています。地味な設定ですが、映画の質が高くて、一瞬たりとも飽きさせません。登場人物ひとりひとりの気持ちや人生が、とてもよく伝わってきます。基本的には「人と人との心のふれあい」というオーソドックスなテーマですが、「親子」「血のつながり」といった無条件に認められがちなものに対する、一種のアンチテーゼも含まれていて、そこらへんも好きです。愛子の役は松雪以外考えられないし、柄本もすばらしい。BSでやっていたのを何の気なしに録画したのですが、まさに掘り出し物でした。意外なところに名作が隠れているモンですねえ。9点に近い8点!
[CS・衛星(邦画)] 8点(2008-09-19 06:20:00)
85.  インファナル・アフェア 《ネタバレ》 
面白いです! 説明的すぎず、でもわかりにくくもない、ちょうどよい展開と描写で、ストーリーに入り込めます。伏線の張りかたもさりげなくてセンスがよい。また、後半の展開は、実によく練られており、絶妙です。終わり方もすばらしい。質の高いエンタテインメント作品と言えるでしょう。関係ないけど、ウォン警視が柴俊夫に、サム(マフィアのボス)が石橋陵に見えました。
[DVD(吹替)] 8点(2008-09-05 14:34:29)
86.  壁男 《ネタバレ》 
面白いです!「壁」というものに、いろいろなものを象徴させながら、話が進んでいきます。ラストに方にホラー的な味付けがされていますが、いわゆるホラー映画ではありません。INでもOUTでもないミディアムな存在、情報を伝える役割のはずのメディア(ミディアムの複数形)それ自身が、情報を発信する。それを、本来INとOUTの境でしかないはずの「壁」の中にいる男というものに象徴させて描いています。 他にも、人間の皮膚、部屋の中、また、テレビを見ている視聴者なども「壁」というキーワードで描き出しています。多面的な映画。メッセージ性が強いですが、ストーリー性も兼ね備えていて、娯楽作品としてもよくできています。飽きさせません。
[DVD(邦画)] 8点(2008-09-02 18:51:32)
87.  メメント 《ネタバレ》 
なるほどねえ。これはアイデア賞もんですね。よくできています。ひたすら時間をさかのぼっていくという構成が見事に決まっています。謎が謎を呼び、ずっと興味をひきつけられます。さんざんひきつけられた挙げ句につまんないオチというのも多いですが、この映画はオチもいいです。こういうミステリー、サスペンスのオチって、出尽くした感がありますが、まだこの手があったとは。
[DVD(吹替)] 8点(2008-08-29 02:11:20)
88.  暗いところで待ち合わせ 《ネタバレ》 
これは、いい映画ですね。田中麗奈がほんとうにうまい。淡々としたトーンの中に、見事にサスペンスと感動の二本立てを入れ込んだ、名作です。登場人物の心の動きが、とても深く伝わってくる。説明的じゃないからこそ、伝わるものがあるということを、この映画は教えてくれます。ラストの辺りでミチルが「今日は、いい天気ですか?」と聞くところで、涙があふれました。終わり方もくどくなくてよい! あと、犯人の動機に一切触れないところもすばらしいと思いました。
[DVD(邦画)] 8点(2008-08-23 01:44:01)(良:2票)
89.  誘拐(1997) 《ネタバレ》 
これは面白かったですね。アイデアがよいし、映画の作りもよかったと思います。
[地上波(邦画)] 8点(2008-08-18 23:46:19)
90.  キサラギ 《ネタバレ》 
「なぜ物置きに?」のくだりではボロボロ泣いちゃいました。このシーン以降、いきなり感情移入しちゃって、エンドロールでミキが歌っているシーンでもウルウルしっぱなしでした。謎解きも、伏線の入れ方がうまくて楽しめました。面白い映画です。
[地上波(邦画)] 8点(2008-08-14 23:20:53)
91.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
評判いいですねえ、この映画。うん、確かに面白かったですよ。でも、世間の評判はちょっと高すぎる気もしますが。ところで、 冒頭で宮田に部屋を貸すように頼んでいた上司が最後に出てきますが、どうも他の要素にくらべると、この上司には仕掛けがないなあ、と思っていました。でも、後から気づきました。あの上司、「デートの相手は24才看護婦だ」って言ってましたよね、探偵事務所で組長が見ていたあゆみの結婚詐欺の資料に「第一外科の看護師」というレパートリーがありましたね。と、言うことは…。
[DVD(邦画)] 8点(2008-08-12 14:44:31)
92.  サイレン FORBIDDEN SIREN 《ネタバレ》 
正直、「退屈だなあ」と思って見ていたが、ラストでオチが明かされたところで、すべてがひっくり返った。いきなり好きな映画になっちゃった。このオチは秀逸。途中、「おかしいな、納得できないな、ダメな脚本だな」と思っていた要素のほとんどが、オチがわかったところで合理的に解決する。その爽快感がすばらしい。残りのいくつかの要素は矛盾したまんまだけど、それを差し引いてもいいくらい。ポイントは、なぜ島民は「サイレンが鳴ったら外に出てはならない」という掟を作ったのか。その真相にグッと来ます。こういうの、好きです。まあ、ある意味、オチだけの映画とも言えるけど。「シックスセンス」や「輪廻」は映画の最初でオチが全部読めて、すごくつまらなかったけど、「サイレン」のオチはまったく読めなかった。ココリコ田中が「サイレンなんて鳴ってない!」って言うところで、背中がゾクゾクっとした。
[地上波(邦画)] 8点(2008-03-31 11:33:45)(良:1票)
93.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
いい映画でした。ただ、見ていて幸せな気分になる映画ではありません。どちらかというとつらくなる。でも、細部にまで神経が行き届いていて、よくできています。それぞれの役者の芝居も、やりすぎず、ツボをおさえていてすばらしいです。一番最後の、主人公のモノローグと画面に出るメッセージが、余計です。あれでちょっと安っぽくなっちゃった。映画自体が完璧なだけに、残念です。
[地上波(邦画)] 8点(2008-03-03 00:45:55)
94.  砦なき者(TVM) 《ネタバレ》 
これは面白いです! 妻夫木も役所も、一筋縄ではいかない、厚みと深みのあるキャラを演じていて、飽きさせません。よくできたサスペンス。メッセージ性もほどよくある、良作です。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-13 23:31:16)
95.  その男、凶暴につき
北野作品では、「3-4X10月」の次にいい。というか、その二つしかいいのがない。「その男〜」は、純粋なエンタテインメント作品で、昔の日本テレビの「刑事もの」の匂いがします。よくできていると思います。楽しい映画です。
[映画館(邦画)] 8点(2007-08-13 23:11:15)
96.  バタリアン 《ネタバレ》 
いい作品です。いろんなテーマが盛り込まれていますが、バランスがよく、サスペンスとしてもよくできています。物語中盤から、ひたすら絶望的なムードが流れはじめますが、そこがリアルで、とてもよい。オバンバのセリフとか、フランクの死に方とか、最後のほうで、フレディが屋根裏の彼女に到達したところでストップモーションになるところとか、胸キュンですね。ホラーというスタイルを借りながら、生きることへの悲しみが表現されている、名作だと思います。
[地上波(吹替)] 8点(2007-08-13 14:57:39)(良:2票)
97.  エクステ 《ネタバレ》 
同監督の「自殺サークル」や「紀子の食卓」に比べるとインパクトはないが、でも、なかなかの良作でした。園監督らしく、メッセージが多面的で、並列的。ただ、今作は、よく言えばわかりやすく、つまりはありきたりな概念の組み合わせに過ぎない映画で、そこらへんは「自殺サークル」や「紀子の食卓」には遠く及ばない。とはいえ、各要素の組み合わせ方はうまいので、深みと広がりのある映画にはなっています。「髪が襲ってくるシーンばっかりだったら嫌だなあ」と思って見始めたのですが、予想外に現実的なシーンが多くて楽しめました。あと、子役の子がうまい!
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-10 12:22:07)
98.  レイクサイド マーダーケース 《ネタバレ》 
好きですね、この映画。サスペンスとしてもミステリーとしてもよくできているし、一番いいところは、最後のほうで「一応」真相があかされるところ。「真相」とは言っても犯人が自白するわけではないし、決定的な証拠が出てくるわけでもない。要はひとつの「推測」、ひとつの「可能性」が示唆されたにすぎないんですよね。この「釈然としない感じ」がとてもよい。いわゆる「オープンエンディング」ともまったく違う。だって別の「真相」は一切示唆されないわけだし。犯人が推測通り「彼ら」だったとしても、彼らと被害者の間にほんとうは何があったのか、それが全く謎のまま終わってしまう。この「無気味な感じ」がすごくいい。 ただ、一番最後のCGはいらないでしょう。何あれ?
[地上波(邦画)] 8点(2007-08-09 16:53:08)(良:1票)
99.  ELEVATED(エレヴェイテッド) 《ネタバレ》 
メインの「CUBE」のほうは、いまひとつで消化不良だったのですが、最後に入っていたこの作品は傑作! 「CUBE」よりも人物の反応がリアルで、ハラハラします。これが見れたので、「CUBE」借りてよかった、と思えました。 おおがかりな仕掛けのCUBEより、どこにでもあるエレベータのほうがずっと怖いし、この世の不条理が詰まっている。続けてみると、ちょうど比較できて面白い。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-09 16:34:53)
100.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 
現代の社会問題によくシンクロしていて、ビックリさせられました。犯罪者や失言大臣を抹殺しようとする無責任な大衆のおそろしさは、まさにデスノートそのもの。しかもそういうキラのやり方を一方的な悪だとはしない多面性のある描き方もよい。ラストのほうで父親の言う、「ライトは最後までキラと戦ったんだ」というセリフは、最初に観たときはライトの妹へのやさしさと捉えていましたが、そうじゃないですね。そう、ライトはまさに「キラと戦った」のです。あと、今作では「記憶と人格の関係」についても考察できます。これも、二度目の鑑賞以降で気づかされた、重要なファクターだと思いました。ストーリー展開、どんでん返しも、よく練られていて、面白いです。観賞にあたっての注意としては、この映画は完全に前作の続きなので、いきなりこれから見ても、よくわかりません。ぜひ、前作に続けて観ましょう。 
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-09 16:00:42)
0165.78%
182.89%
2124.33%
393.25%
4134.69%
5186.50%
63311.91%
74215.16%
88329.96%
93311.91%
10103.61%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS