81. ローラーガールズ・ダイアリー
《ネタバレ》 エレン・ペイジ目当ての鑑賞です。美人かと聞かれれば疑問符が付くものの、どこか魅力的で魅入ってしまいます。ドリュー・バリモアのはじけっぷりもなかなかのものです。「プリズン・ブレイク」のカルロ・アルバンもでてましたね。中身の方ですが、なかなか綺麗に纏まっており、楽しめました。問題なのはルール説明が適当で、ただただスケートしながら殴り合いしているだけにしか見えないこと。日本人の私にはさっぱりです。それと、JOY似のバカ彼氏はグーで殴って欲しかったです。あんな別れ方だと消化不良です。全体的に綺麗に纏まっており、後味も良いので気軽に鑑賞できる良作です。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-02 06:02:09)(良:1票) |
82. ザ・ウォード/監禁病棟
《ネタバレ》 ダニエル・パナベイカー目当ての鑑賞。リンジー・フォンセカも良かった。中身はあまり期待しないで鑑賞。やはり音や突発的な映像で脅かす昔ながらのホラーで目新しさはありません。エンディング直前の顔見せの下りなんか蛇足でしょう。多重人格オチには飽き飽きしてますし、その設定の割には、立体的に見せすぎ。終盤はまるでパニックアクションです。あと、気になるのは病棟のセキュリティの甘さです。異常な彼女にこのセキュリティはありえないでしょう。全体を通して特筆するものがないB級映画です。余談ですが、メリル・ストリープの娘が出てましたけど、美しくないね。母親には似てますけど・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2013-04-02 05:47:31) |
83. クレイジーズ(2010)
《ネタバレ》 ダニエル・パナベイカー目当ての鑑賞でしたが、あまり出番がなく化粧もいまいち。ゾンビの描写も中途半端でしたね。いかにもゾンビって風貌でもないし、生命力もそれほど高くない。ですが、その逆でもないんですよね。どっちかに指針が振り切っていると面白い作品になったのかも知れません。見所はあまりないが、洗車ルームの一戦と電鋸親父との一戦は、なかなか怖かった。全体的に緊迫感があり、ホラー好きなら見ても損しないレベルに仕上がっています。 [DVD(字幕)] 5点(2013-03-30 08:45:53) |
84. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 豪華キャストの群青劇というのは、日本ではあまり見かけない形式ですね。クリスマスが舞台とあって、非常に楽しく鑑賞できます。ただ、それほどクリスマスは感じないです。ヒュー・グラントとマルティン・マカッチョンの話とビル・ナイの下品なやり取りと音楽が特に好き。確かにあまり興味のない話もあるが、不快感はないので、ソファーで寛ぎながら緩く見るにはぴったりです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-03-29 17:35:02) |
85. モールス
《ネタバレ》 ヴァンパイア映画とは知らずに鑑賞。オリジナルも未見です。子役のクロエ・グレース・モレッツがほんと綺麗です。この頃が一番、魅力的じゃないかな。ストーリーも子供のヴァンパイアということで、キルスティンの「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を思い出しましたね。なかなか重苦しい作品の中、主人公とのラブストーリーが展開されていき、見入ってしまいます。ただ、生き続ける苦悩はそれほど感じず、むしろじいさんが使い物にならなくなったので、少年の心を上手いこと奪い取ってしまったかのようにも感じる。ただ、作品的にはハッピーエンドという捉え方をしていますので、後味の悪さは幾分か緩和されています。なかなか完成度が高いので、見て損のない作品ですよ。 [DVD(字幕)] 9点(2013-03-29 17:13:55)(良:1票) |
86. ドライヴ(2011)
《ネタバレ》 スタイリッシュで、「トランス・ポーター」のようにガチャガチャしていないです。ただ、主人公に感情移入はできない。隣人の為に奮闘するのは良いが、ゴズリングに生気が感じられません。それに比べキャリー・マリガンはほんと美しい。若いんだけど、哀愁漂う個性的な女優。バイオレンス映画に変わるのは問題ないですが、見終わった後にどうもしっくり来ないというか、後味が悪い。全体的にチープな映像も好みでない。それでも、序盤のクールに仕事をこなすシーンは素敵です。 [DVD(字幕)] 5点(2013-03-26 03:55:23) |
87. さんかく
《ネタバレ》 男の深層心理をえぐりだしたような作品で、とにかくリアル。人間触れられたくない過去の1つや2つあるものですが、それを映像化したような男のあるあるな展開が繰り広げられます。痴漢やマルチ商法などの小ネタや感情の切り替わりも違和感なく秀逸。それに脇役も含め登場人物に無駄が一切ない。主演の3人はかなりハマり役で、コテコテのアイドルを主演に起用しここまで評価の高い作品も非常に稀でしょう。小野恵令奈の小悪魔&ロリータ役は、文句なし。演技力のなさを監督の技量で補う模範作ですね。結末を見せないところが、あざとい。佳代は作中で自分で言ってましたが、気持ちをコントロールできないだけなんですよね。ストーカーや住居侵入はしましたが、大好きな彼氏を思ってのことで、食材や備品の補充、掃除などで特に悪い行動はおこしていない。結局、悪いのは男だけってことでしょうな。年下の女の子からのアタックに我を忘れ一人浮かれあがってしまう駄目男、彼女と付き合いだした頃の気持ちを忘れている駄目男、中身もないのに武勇伝を語り大きくみせる駄目男。男って、ほんとバカで単純な生き物です。なんだか、私も心の奥底に隠していた消したい過去がでてきたようです・・・。 [DVD(邦画)] 9点(2013-03-25 04:49:41)(良:1票) |
88. ミッション:8ミニッツ
《ネタバレ》 ラストの数分さえなければ・・・という作品です。SFに多い自分よがりの破綻したストーリーでもなく、緊迫感のある秀作。なのにあの締め方はないでしょう。キスシーンで、そのままインパクトのあるエンディング曲へ流れれば完璧。ヒロインのミシェル・モナハンよりヴェラ・ファーミガの方が役的にも際立っていましたね。人にお勧めしたい作品。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-03-23 02:07:29)(良:1票) |
89. スリーデイズ
《ネタバレ》 これは評価に騙されました。まず、直球型主人公にまったく感情移入できない。さらに救い出す妻にも感情移入できないのには致命傷。どうも冤罪とは思えない態度と表情。そもそも行き当たりばったりで行動を行う主人公が成功するとは思えないんですよね。終盤に向けて急に超人化してくるあたりが嘘っぽい。「プリズン・ブレイク」のように冷静で知能に長けた主人公とは違うんですから。世の中そんな甘くないでしょう。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-03-21 14:13:17) |
90. アルゴ
《ネタバレ》 実話が元になっているということで、やはり地味な作品でありました。私は若いのでリアルタイムでこの事件を知りませんが、裏でこの様な展開が起きていたのには、驚きです。一色触発のイランの緊張感も伝わり、ラストの空港での脱出劇も派手さがない中でも目の離せないシーン。ただ、家族との復縁なんかは絡ませる必要なかったかなとは思いますけど。キャストの魅力はあまり感じないというか、ほんとに地味でキャラが立っていない。その辺もこの作品なら許せます。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-03-21 13:53:26) |
91. 127時間
《ネタバレ》 絶望からの現実逃避を永遠と見させられた感じの作品。中国製品が駄目というか、装備を整える大事さは伝わりました。私は、レザーマン愛用なのでその点安心。行先は2人以上には伝えておきたいですね。LINEでも構わないので・・・。結末ですが結局切り落とすしかなかったわけで、意外性はまったくない。見所は挟まってからではなく、冒頭からそれまでのシーンにあると思います。高揚感漂うドライブ、颯爽と駆け上がるマウンテンバイク、秘境でのダイビング。ほんとうに醍醐味が伝わります。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-03-14 12:25:36) |
92. ハンガー・ゲーム
《ネタバレ》 大きく宣伝していた映画なので鑑賞してみましたが、とんでもないB級映画でしたね。まず、サバイバルアクション・SF・ラブストーリー・コメディなのかジャンルが良くわからない。サバイバルものに、人工的な蜂やモンスター、火の玉など出すと興覚めすることが分からないんでしょうかね。あげくの果てにころころルールが変わるし、ピンチになると物資が届くありえないシステム。その他、キャラ設定が非常に甘く誰が誰だか・・・。この内容だと「バトルロワイアル」の方が出来が上ですね。ジェニファー・ローレンスの名前を日本で売るという意味では成功かな。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-03-13 10:38:45) |
93. るろうに剣心
《ネタバレ》 ほとんど原作のあらすじを映画化したような作品。佐藤健は体格や顔つきで見ると、適役のように思えるが、抜刀斎となると話は別。まったくもって迫力を感じません。武井咲は非常に綺麗で、キャラとしても原作の良さを壊してなかったかと。終盤のアクションは酷い。「デビル・メイ・クライ」になってましたね。無意味なセリフと表情の須藤元気の必要性も皆無です。続編つくるんでしょうね・・・きっと。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-03-13 10:30:03) |
94. テッド
《ネタバレ》 男性受けする下ネタと女性受けする可愛いものが見事にコラボされていました。マーク・ウォールバーグの駄目男ぶりと女性の鏡のようなミラの寛容ぶりもなかなか。私が女性の立場なら確実に別れてますけど・・・。そもそもテッドを受け入れているアメリカ社会はさすがですね。余談ですが、一緒に鑑賞していた彼女は引き裂かれるシーンで泣いてました。 [映画館(字幕)] 7点(2013-03-12 10:36:38) |
95. アベンジャーズ(2012)
《ネタバレ》 中だるみ感が強いのとロキに華がなさすぎ。あとヒーローたちのパワーバランスの偏りが半端じゃない。ホークアイやアメリカやブラック・ウィドウ組とハルク、ソー、アイアンマンじゃ格が違うので、強引にバランス性を保つ製作ぶりが気になります。それにしてもハルクが桁違いにパワーアップしてましたね。怯むシーンがほとんどなく、軽く蹴散らしてる感じが爽快。最近、この手のパワー映画が増えていますが、好きな人には堪らないでしょうね。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-03-11 17:14:37) |
96. TIME/タイム
キリアン・マーフィのファンなので鑑賞。相変わらず粘着質な男を演じていました。アマンダ・サイフリッドも綺麗でした。内容は皆さんがおっしゃているように詰めが甘く、だらだらと時間が過ぎます。ただ、企画としては面白いので、活かしきれていないのがもったいない。母親もタイムキーパーもオチ的な理由で死んでいくのはネタですな。死体がそこら辺に転がってそう・・・。最後になりましたがある意味、年寄りがまったくでてこないのは斬新かと。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-03-11 06:55:48) |
97. ヘルタースケルター(2012)
《ネタバレ》 よくあるパターンではあるが、序盤(この作品では冒頭)で最大の見せ場を作ってしまうのはもったいない。現実世界で純粋キャラからのの豹変ぶり(昔からそうという情報もあるけど)と重なりますので、適役でしたね。というか、もはや沢尻よりも適役はいないでしょう。気が狂うシーンが多く、その狂気に狂う表現力は、評価できます。ただ、それは沢尻の評価であり、作品全体となると話は変わります。皆さんが指摘しているように、大森南朋の臭いセリフに間延びした終盤などは醜い。もっとコンパクトに纏めれなかったんだろうか。今更、浜崎の『evolution』が主題歌というのもしっくりこない。とにかく、沢尻ありきの映画であり、沢尻自身(ヌードも含めて)に関心がない人には、低評価をマークすることになるでしょう。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-03-10 05:23:47) |
98. ザ・インタープリター
《ネタバレ》 たまたま地上波ででくわしましたので、鑑賞。地味な作品ながら最後まで集中力は切れなかったですね。確かにバスシーン以外は印象が薄いですが・・・。アフリカ絡みの作品は、個人的に好みなので、甘めの採点。 [地上波(吹替)] 5点(2013-03-08 04:26:28) |
99. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 シリーズファンなので、点数はちょっと甘いです。相変わらず冒頭アクションは見ごたえがありましたね。ただ、中盤は中だるみ。派手な拷問もなければ、エレガントなシーンもなし。もう少し紳士らしい、スパイらしいボンドが見たいです。「007は二度死ぬ」を思い出させる軍艦島のシーンは良かったです。ハビエル・バルデムも対したことがなかったというか、さほど動かない。見せ場はゾンビ顔ぐらいですな。シルヴァの計画的犯行なのは解るが、あまりにもご都合主義。列車が落ちてくるシーンなんか、冷めましたね。それにレイフ・ファインズは存在感が薄すぎてさっぱり。文句を言いつつも、次回作観に行きます。 [映画館(字幕)] 7点(2012-12-19 21:47:13) |
100. BLACK & WHITE/ブラック&ホワイト(2012)
《ネタバレ》 真っ先に気になったのは、久々に見たリースが老けたなってこと。その第一印象が強く前半はまったく入り込めませんでした。中盤以降は、軽いコメディアクションでそこそこ楽しめました。笑える部分は下ネタだけでしたので、あえて強調しても良かったかなと。それとアクションが強引に繋げられており、なにがなんだか・・・。B級と考えれば、それなりの評価かな。ラストがハッピーエンドなので、後味もよし。 [映画館(字幕)] 7点(2012-04-30 01:36:35) |