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おーるさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 307
性別
自己紹介 基本的に評価は甘め。
9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。
そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。
0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。

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81.  キル・ビル Vol.1(日本版)
「タランティーノがやりたい放題やった」という本作ですが、期待していたより突き抜けたものを感じなかったというのが正直なところです。アニメのようなプロットで、映画の新しい方向性を感じないわけでもないのですが・・。 唐突にアニメを挿むセンスは凄いし、映像と音楽の使い方は相変わらず滅茶苦茶カッコイイ。 ただ従来のタランティーノ節をあまり期待しすぎてはいけない気がします。 片言の日本語は笑えましたけど、全体で見るとあまり笑えるポイントが少ないし、こちらの予想を裏切るような、驚くような展開が無かったように思います。 アクションも期待を上回るようなものではなく、とにかくタランティーノにしては「刺激」が少ない印象の作品でした。 Vol.2に期待します。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-16 18:56:46)
82.  卒業(1967)
有名なラストシーンだけ知っていたせいで、自分の苦手な「恋愛モノ」と決め付け今まで見ていませんでした。 フタを開けてみたらもうビックリ。あまりの無秩序っぷりに、中盤からもう爆笑でした。 主人公ベンは最初からずっとトチ狂いっぱなし。後半ストーカーになってからの加速っぷりったらもう正気の沙汰じゃないです。 ユダヤ人が主役になった、セックス描写、カウンター・カルチャーの象徴が随所に見られる・・など、 ニューシネマ的な見解なんかどうでもいいのです。 とにかく暴れ狂うベンを楽しむべき映画だと思います。 こんなに面白いのに全く共感出来ない映画もなかなか無いです。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-16 18:13:39)(良:1票)
83.  イージー・ライダー 《ネタバレ》 
「アメリカン・ニューシネマの傑作」としてではなく、あくまで現在のいち映画ファンとしての感想です。 まずオープニング、エンディングのカッコ良さは現在でも色褪せない輝きを放つものとなっており、特にほぼ台詞無しで引っ張りに引っ張ったうえでのオープニングの開放感は素晴らしいです。 特に大きな起伏無く物語は進んで行きますが、ジャック・ニコルソンが出てくると映画がギュッと引き締まった印象がありました。そのジャックがハッパを吸うシーンは実は「本物」をキメて演技していたという事を後に知り、大いに驚かされました。 大胆な映像の加工が随所随所に見られますが、個人的に場面切り替わり時のフラッシュ・フォワードは少しやり過ぎに感じました。ただ、LSDシーンの執拗な、強烈な演出はサイケで良いです。 存在の保証が無い「自由」を求めてひた走る2人、どこまでも大きな自然、雰囲気を決定付ける音楽。ロードムービーとして最高に美しい瞬間が何度もこの映画にはあります。 音楽は単なるBGMではなく、歌詞は主人公たちの心情を代弁しており、音楽はこの映画の最も重要な要素に成り得ています。 映画のテーマとして、製作当時の深刻な問題を扱ってはいるものの、やはり全体の印象は「ドラッギーなロードムービー」となるでしょう。 いかにこの雰囲気に浸れるか、酔えるか、で好みの分かれる作品であると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-16 17:37:08)
84.  ミリオンダラー・ベイビー
イーストウッド監督のほとんどの作品は悲しみを深く描いた重厚な物語ですが、本作の「重さ」はその中でも頭一つ抜けているのではないかと思います。辛い話に耐えられない方には絶対お勧め出来ません。 やり場の無い悲しみの中で、「愛とは」「生きるとは」という、誰にも決定的な答えを出せないテーマが提示され、鑑賞後もその余韻をしばらく消す事が出来ません。 たとえ物語に共感出来なくとも、どうしても考えさせられてしまう重厚な映画に仕上がっていると思います。 主演3人の演技には全く文句のつけようがありません。 中でもヒラリー・スワンクの演技は素晴らしい、というか凄まじいものを感じました。  とりあえず、単なるボクシング映画だという勘違いだけはしないように・・。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-16 17:08:02)(良:2票)
85.  俺たちに明日はない
アメリカン・ニューシネマの先駆けとして、本作が当時の映画ファンに与えた影響は凄まじいものだったであろう。  タブーへのチャレンジがこれでもかと繰り返される。セックスの隠喩、過激なバイオレンス描写、犯罪者(アウトロー)をカッコ良く描き、警官(権力)を悪役のように描くなど。あらゆるものへの反抗精神が随所に見られる。  ただ、当時はかなり刺激的な作品だったのだろうけれど、さすがに今見ると「普通に面白い映画」という感じ。「ニューシネマの代表作」ということを念頭に置いて、その歴史的価値を噛み締めて見るべき映画だと思う。  ボニー役のフェイ・ダナウェイが凄くハマっていた。それに対し、ウォーレン・ビーティがどうも全く悪人に見えない、というかクライドという役を美化し過ぎているように感じてしまった。まあ、あまりにもリアルな悪人を描くと観客が全く感情移入できなくなるから仕方なかったのかもしれないが。 やたら喚きまくるブランチに終始イライラ・・でもイライラさせられるって事は、それだけ役になり切った素晴らしい演技をしていたという事なのだろう。   暴力的でありながらも、美しく儚い有名なラストシーンは、この映画に相応しい最高のラスト。この映画が当時、生まれるべくして生まれたものであるということを物語っている。作品の内容においても、製作者の心情においても、本作は紛れも無い「青春映画」と言えるのではないだろうか。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-11 16:33:24)(良:1票)
86.  トイ・ストーリー3
スピード感溢れるアクションシーン、先が読めない展開、切ないし笑えるし、どこにも文句のつけようのない、まさに完璧な作品だった。  1,2の完成度もハンパじゃなかったが、本作は明らかにそれを上回る出来。 前作を観ているなら、きっと本作単体で観るよりさらに感動出来るはず。 そして、恒例のショートフィルムも本当に素晴らしかった。  穿った見方をせず、素直にこの世界を楽しむべき。   アニメだからってナメちゃいけない。いい大人が大感動してしまった。 まさに子供から大人まで 10点以上があるなら点けてやりたい。 パーフェクト!!!!!
[映画館(吹替)] 10点(2010-09-11 00:53:26)
87.  情婦
ラストが凄いという前情報があったにもかかわらず、本作のラストにはまんまと驚かされた。自分なりにかなり捻った読みをしたつもりだったが、全く及ばず。 中盤までは意外と普通の展開なので名作を疑ってしまったが 終盤に全てがある。 これほどネタバレ絶対厳禁な映画も無い。とにかく凄まじい完成度の脚本。 締めの台詞もバッチリ決まっており、文句のつけようが無い映画・・・・と言いたいところだが、この誤解を生みそうな邦題は何とかならないものか・・・。
[DVD(字幕)] 9点(2010-09-10 23:52:57)
88.  トイ・ストーリー2
90分があっという間。もう最高に面白い。 ほぼ完璧と言っていいほどの完成度だが、10点は「3」にとっておこう。 「3」の予習として観たのだが、ここまで面白いとは思わなかった。 アッパレです。
[DVD(吹替)] 9点(2010-09-05 15:09:53)
89.  20世紀少年 -第2章- 最後の希望 《ネタバレ》 
これは酷い。中だるみもいいとこ。 作りの荒さばかりが目に付くのは、原作既読だからだろうか・・。  俳優陣に関しては、自分が与えられた役を本当によく演じていると思う。 トヨエツ、ユースケ、カンナ役の子、小泉響子役の子(ビックリするぐらい似ていた)の熱演も、こんな適当な作りの映画じゃどうやっても生きてこない。  原作を読んだ側としては、オッチョの監獄シーンの怖さや緊迫感が全く描かれてなかった事(重要な役どころであるはずの囚人13番に関しては何の説明もない)、個人的に原作一番の泣き所だと思っているサダキヨの辛い過去が一切描かれず、全く感情移入出来ない意味不明な存在になってしまっていることなど・・・・まぁツッコミ出したらキリがありません。  もう堤監督は映画を撮らずに、大人しくドラマに徹するべきだと思う。 駄作映画を量産するこの監督に本作を任せたこと自体が間違いの根本であると思う。  総製作費60億・・・ 1章、2章を観る限り、製作費に見合わない大コケ映画であるが、 ここまで観てしまったからには第3章も根性で観ようと思います。
[DVD(邦画)] 1点(2010-09-05 11:11:24)(良:1票)
90.  エレファント
新しい恐怖の見せ方。とにかく緊迫感が物凄い映画という印象。 極力余計な演出を排し、学生達の日常を、カメラが後ろからただ淡々と追っていくだけ。台詞も本当に日常に溢れる、映画的意味の無いそれぞれの個人的な会話。 BGMもほとんど無い。 長回しも程があるのでは?と思うくらい、何も起こらずただ学生達が歩いているシーンが延々と続く。 しかしほとんど何も起こらない分、前置き無く突然登場人物同士の視界が交差した時、思わずドキリとさせられる。それは徹底してリアルな日常音とカメラワークが、作品全体に終始流れる不穏な空気を作り出しているお陰だろう。 登場人物の名前が所々挿まれるのだが、主犯2人もあくまで他の人物と同じ扱いで紹介される。 ありふれた女子高生も、家族に問題を抱える少年も、スポーツ少年、カメラ少年も、そして殺人行為に駆り立てられる犯人のような少年も、みんな同じ子供なのだ というメッセージをこめた演出なのだろう。銃が通販で簡単に手に入ってしまう世の中では、誰もが犯罪行為に走る危険性がある。危険は日常のすぐそばにいる。 キャストの自然なアドリブ演技も素晴らしく、鑑賞後考えさせられる作品だった。 ただ難点を挙げれば、ラストが唐突すぎて、せめて何かひとつ欲しかったというのが正直なところ。それと、初見でほとんど内容が把握出来てしまうので、2回目以降の鑑賞には堪えうるものでは無いと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-05 10:26:19)
91.  ジャッキー・ブラウン
相変わらずブラックミュージックの使い方が凄くカッコイイ。ただ物語自体は中盤かなり間延びしていた。ムダに長いシーンも、タランティーノ特有のウイットに富んだ喋りで楽しめるかというと、この作品に関してはそうでもない。 終盤の緊迫感、サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・フォスター、そしてなにより終始ショボいデ・ニーロは凄く良かった。 タランティーノ作品にはどうしても刺激を求めてしまう。本作は特別悪い点も見当たらないが、少し地味な印象は否めない。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-05 09:16:38)
92.  トイ・ストーリー
3の予習として鑑賞。素直にとても面白かった。ドタバタな展開の連続なのだが、全くダレない。所々に切ないシーン、細かい笑いもあったりして本当に良く出来ている。何だか「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を観ているようなドキドキ、ワクワク感を感じられた。こういう夢のある作品に細かいツッコミを入れてもしょうがない、単純に面白かったかどうか。大人でも充分楽しめる良作。7.5点献上。
[DVD(吹替)] 7点(2010-09-03 09:55:44)
93.  CUBE 《ネタバレ》 
終始張り詰めた空気。映画として無駄の無いジャストな長さ。映像が醸し出す冷たくも美しい雰囲気。良いです。俳優陣の演技も素晴らしい。謎が全く明かされないのも、この映画に関しては想像力を掻き立てられていい結果を生んでいたと思う。最期外の現実世界に戻ったカザン。しかしあの外には本当に彼にとって幸せな世界が待っているのか。不気味な光に吸い込まれていくカザンの影。哲学めいたちょっと大袈裟な台詞が所々気になりましたが、展開に関してはかなりしっかりしていて、素晴らしい映画だと思います。 
[DVD(字幕)] 9点(2010-09-02 07:32:27)
94.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
ラース・フォン・トリアー監督作品を観るにあたって、登場人物への共感は基本的に得られないし、鑑賞後の後味は悪いということも了承の上で、他の監督作品から得られない「美しさ」や「刺激」を求めることにしている。 残念ながら本作からは、何も得るものが無かった。 人間の愚かさや汚さをこれでもかというぐらい露骨に描いており、そのお陰でおそらく誰もが平等に不快感を感じる事が出来ると思う。しかし、登場人物やナレーションがとにかく説明し過ぎるぐらいに語りまくるので、観る側の想像の余地が無い。そのせいか、強姦シーンや首輪シーンなどで主人公がいかに叩きのめされても、あまり胸に突き刺さるような苦しみは伝わってこない。表面上の痛々しさは表現していても、人間の真に汚い内面のドロドロとした感情は全く描けていないように思えた。  キャストの好演に2点献上。
[DVD(字幕)] 2点(2010-08-29 23:29:09)
95.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
オシャレな若者向け映画だろうと、あまり期待せずに観たら予想を大きく上回る素晴らしい映画だった。 何より所々挿入される小気味良い笑いが爽快だった。ロードムービーも数あれど、ここまで笑わせてくれる作品もなかなか無いのではないだろうか。 無駄なシーンが一切見当たらず、エンディングまで全くダレることなく一気に観れる。 テンポ良い展開と、センスの良い映像、音楽で、「死」をテーマにしながらも映画の雰囲気は暗く重くはないが、決して軽く薄っぺらいものではない。「いつ死ぬか分からない」緊張感は常にあるし、だからこそ主役2人の笑顔にはずっと切なさがつきまとう。  脇役達もとても良い味を出している。個人的に間抜けだけど何だかカッコイイ2人のギャングが特に良かった。  本作のエンディングはおそらく誰もが感動するシーン。ボブ・ディランの名カバーの相乗効果で、最高に美しいエンディングとなっている。あんなに美しい海を見せられたら、「空の上ではみんな海の美しさについて語っている」という話も、嘘じゃない気がしてくる。 30過ぎのオッサン2人の、死を前にした青春映画。  展開はベタだが、逆にそれが良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-28 15:24:11)
96.  20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 《ネタバレ》 
前2作を観て、あまりのクオリティの低さに愕然としながらも、後に引けなくなり本作も鑑賞。 全3作通して、そっくりさんを集め、原作を荒削りになぞって行くだけの映画。 特に際立って酷いのは、音楽とCG。円盤やロボット、トヨエツのバズーカシーンはまさに噴飯ものだった。  原作とは違う形のエンディングが用意されているということで、そこにだけ期待したのだが、結局より分かり易く描いただけで、オチはほぼ同じと言っていいだろう。  エンディング(エピローグ)に関して。カツマタ君が未来のケンヂに説得され、お面を取り、ケンヂと友達になる、そこまでで良かった。 しかしその後の、カツマタ君が「グ~タララ~♪」の歌を思いつくというエピソードを付け加える事で、おそらくより感動を強めたかったのだろうが、この展開は有り得ない。  なぜなら、カツマタ君が「グ~タララ~」をケンヂに伝えることが出来たのは、大人になったケンヂが過去の世界でカツマタ君に謝罪したからであり、 にも拘らず、それ以前の現実世界でケンヂは「グ~タララ~」を歌いまくっている。 一番重要なシーンでこんな矛盾は有り得ない。堤監督は、真剣に映画を作っているのかとさえ疑ってしまう。  俳優陣は本当に頑張っていただけに、さらに痛々しい。ARATA、小池栄子は出番は少なかったがかなりハマっていたのではないだろうか。 前2作も含め、トータルで1点。稀に見る駄作です。
[地上波(邦画)] 1点(2010-08-28 05:17:44)
97.  パーフェクト・ワールド
「泣ける映画」の王道のような解り易いストーリーだが、さすがイーストウッド、伏線の張り方や徐々に感情移入させていく展開など、やられました。 ケヴィン・コスナーの演技も素晴らしかったが、フィリップ役の子は本当に凄い演技力。普段あまり映画で泣かない方なのだが、この映画は泣けた。  妙にのんびりしていて退屈さを感じたというレビューがあるが、主役ふたりの心の繊細な部分が徐々に近づいていくことを雄大な自然の中に描いているからこそ、この物語はこんなにも美しく感じられるのではないだろうか。  ラストまで観終わった後に、もう一度オープニングの美しい太陽のシーンを観返すと、今ブッチはまさに「パーフェクト・ワールド」にいるのだ と思わされた。  
[DVD(字幕)] 9点(2010-08-24 01:35:06)
98.  まごころを君に
原作既読。主演俳優の好演と原作とは違った形のエンディングは良いが、映画全体の出来で見ると、特に心に残るものの無い平凡なものであると感じた。心情描写がとにかく深みに欠けており、強引な展開と感じてしまう場面も多かった。 本作を観てからでも、原作を読む価値は充分にある。原作は、周囲の人間関係、チャーリイの生い立ち、心の動きが驚くほど緻密に書かれており、本作よりずっとずっと切ない気持ちにさせられる素晴らしい作品だ。 原作が大好きなだけに、期待はずれな本作だった。 邦題がなぜ「まごころを君に」なのか分からないが、それにならって別モノとして観た方が良いかもしれない。
[DVD(字幕)] 3点(2010-08-23 18:33:51)
99.  イングロリアス・バスターズ
「これぞ映画!」と唸らされるシーンが数多く見られる、素晴らしい作品だった。 基本どのシーンも台詞の数が半端じゃなく多いが、全くダレず、緊張感を保てているのが凄い。言葉選びのブラックなセンスも本当に素晴らしい。 沢山の人物が濃密に絡み合う物語だが、章区切りにしていることや人物描写の丁寧さで、観ていて全く混乱しない。展開もスリリングでとても良かった。 特筆すべきはやはりランダ大佐の圧倒的な存在感。いつもはナンセンスな音楽をカッコよく使うタランティーノであるが、大佐のシーンではほとんど音楽を流していない。そのお陰で息が詰まるほどの怖さを演出出来ていたと思う。 CMだけを観ると、「バスターズ」主体で進んでいく作品かと思いきや、意外とブラピ含めバスターズの出番は少ない。その辺がおそらく評価が分かれるところか。個人的にはこんなふざけたブラピも面白かった。 映像はさすがタランティーノ。いちいちカッコいい。 ストーリーも長尺ながらそれを感じさせない、かなり良質な一本かと。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-19 19:01:22)
100.  ソウ 《ネタバレ》 
サスペンスに対して目が肥えてしまっている人には、期待はずれな作品だと思う。評判が良かったので鑑賞したが・・・・。「密室」というシチュエーションにこだわりがあるのかと思えば、普通に外界の場面が出てくるし・・というか回想しすぎ。所々に流れるハードな音楽も流しすぎ。もっと静寂を重視した方が緊迫感が増すと思う。 犯人のあまりに理不尽な動機や、まぁとにかく突っ込みどころが多い映画でした。 そして何より。。。ここのレビューを見て驚きました。あんな状況からスタートしたら、まず死体を疑うでしょう。運悪く、私は結末が読めてしまって、ラストでどんでん返されなかったのが、残念でした。CUBEと比較されているそうですが、CUBEは本作よりずっと緻密に作られていると思います。まぁ主演(?)2人の演技は良かったのでこの点数で。
[DVD(字幕)] 3点(2010-08-15 20:54:50)(笑:1票) (良:2票)
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