81. 青春の蹉跌
《ネタバレ》 萩原健一の切れ味のいいルックはさすが。エンディングの「ボキ」はちょっと塩っぱく感じた。エンヤートット。 [DVD(邦画)] 7点(2012-11-17 12:28:50) |
82. こわれゆく女
《ネタバレ》 壊れる妻・母を演じるジーナ・ローランズの壮絶な狂気!!更に不安と狂気が夫ら周囲に伝播していく様は恐怖。終わり方が粋で淡々と夫婦が部屋を片付ける上にエンドクレジットが流れ行く(一時とはいえ)物語の終焉は観客の不安を落ち着かせる。 [DVD(字幕)] 8点(2012-11-16 09:41:18) |
83. ロボジー
《ネタバレ》 矢口史靖作品らしく細かい配慮、日常の延長線にあるズレを苦笑する楽しさは残るものの、今ひとつ盛り上がりに欠ける。何かが足りない。お爺さんと技術者が「ひとつ」になったーみたいな連帯がハッキリあればよかったのか?及第点は超えているが発見はない。残念。 [DVD(邦画)] 5点(2012-11-15 14:16:22) |
84. 涙そうそう
《ネタバレ》 近親相姦を思わせる描写が独特のエロさを醸しててグっとくる。ストーリーは「涙そうそう」起点で作られた話としてはこの辺り限界か。それでも創意工夫が見られ、カメラ、編集、美術も良く、素直な良作。 長澤まさみ(とにかくカワイイ)と妻夫木聡のかわいさも溢れてて見応えがあった。中村達也がなぁ....セクシーさで演技力をカバーしようとしたのだろがうまく行かなかったは残念。 [DVD(邦画)] 6点(2012-11-10 13:22:32) |
85. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 「結婚や子供って重荷だよなぁ」と思わせつつ最後には如何に尊いものなのか描いた流れは秀逸。『夫・父・男』を超え『人』として何が尊いのか考えさせる。ブルー・ヴァレンタインやエターナル・サンシャインへの幸せな回答か。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-09 00:42:01) |
86. エイリアン
《ネタバレ》 大変感動した。SFやホラーはあまり興味なくブレードランナーも理解できなかったので期待はあまりなかったが最初のタイトル登場のシークエンス(ソウル・バスだったのかー納得)から最後のエンドロールまで拘りきった映画だった。宇宙船のセット等は説得力を持ち現代的。モニターがフラットディスプレイでない事も疑問に感じないくらいに。エイリアン等の特撮も高い美意識と現実感の成立に感動した。例えば宇宙船外に出た時のヘルメットのクモリ(温度差から生じた?)の質感なんてたまらない。マザーとの会話のモニター画面も素晴らしい。ストーリーもハラハラドキドキでやばかった。シガニー・ウィーバーは女性的というより中性的に感じた。すごい魅力的。プロメテウスも見たい。 [DVD(字幕)] 9点(2012-11-06 22:36:18)(良:1票) |
87. 下妻物語
《ネタバレ》 前半の細かいロリータ少女とレディースの描写は理屈抜きに楽しかった。小池栄子や阿部サダヲの登場も思わず笑っちゃう。が後半なんか集中力が途切れた。もっと地についた現実感のある話で描いて欲しかった。土屋アンナのロリータは全くかわいくなかった。ピアノを弾いてるメガネアンナはすげーかわいいのに。それでも前半のおもしろさだけで十分評価に値すると思う。すばらしい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-11-03 17:54:41) |
88. 劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ
《ネタバレ》 バンドの内面の葛藤などが一切見られず、ありがち人生劇場で済まされてるようで退屈だった。そらーあの内容の歌詞を保育園で唄われたら他の親怒るわ。マネージャーの板挟みな存在のみ親近感を覚えた。 あえて外したのかもしれないが、もっと2ch等にいたこのバンドを盛り上げた存在に寄せた話でもよかったんじゃないか? 空振り感がハンパない。 [DVD(邦画)] 4点(2012-11-03 17:48:01) |
89. アウトレイジ(2010)
《ネタバレ》 カッターで指詰めるとこには驚いた。中間の中だるみも終わりへのタメのようで嫌いじゃない。褒められた内容じゃないし規制すべきかもーと思う。そのギリギリ感がよかった。 [DVD(字幕)] 7点(2012-11-02 17:43:06) |
90. ミーン・ストリート
《ネタバレ》 ビルの屋上で銃ぶっ放しても気楽に過ごせるのか??と驚いた。突発的に進むストーリーは驚きはするものの、集中は持続せずから回る印象。パーティでのハーヴェイ・カイテルがアップが長尺で流れ続けるシーンは艶やかで見応えがあった。映画館で見ると違う印象かもしれない。若いデ・ニーロがピート・ドハーティのように見えた。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-24 09:19:47) |
91. 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
《ネタバレ》 ややCG感がどうしても感じられてしまう。ゴリラや手話ができるテナガザル?には感じられないのだけどー。その事が気になってしまう。ストーリーについては「人間って酷いよねー」という感じには取れない、むしろお隣の叔父さんには同情した。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-23 14:54:00) |
92. 君よ憤怒の河を渉れ
《ネタバレ》 また熊かよ!!! 分裂症になった健さんには驚いた。かわいいです。 [DVD(邦画)] 5点(2012-10-23 13:43:54) |
93. 最強のふたり
《ネタバレ》 『レインマン』や『セント・オブ・ウーマン』みたいなのかなぁ....と思いつつ大評判に乗せられて劇場へ。オペラ?内の緑の木の人を茶化すとこなど笑えたシーンや「同情しない」ことの大事さの発見はあったものの、そこまで大作とは感じなかった。最後の別れ方は鮮やかで気持ちよかった。 イヴァンヌさんがかわいかったなー。 [映画館(字幕)] 6点(2012-10-14 18:07:10) |
94. レスラー
映画館でも家でも何度も見る映画。それに耐えうる作品だと思う。(途中です。) [DVD(字幕)] 9点(2012-10-13 16:39:11) |
95. ユナイテッド93
《ネタバレ》 上質なドキュメンタリーのようでよかった。ナレーションも最低限に留められ時系列に911に接せられる。それぞれの心情が丁寧に扱われていてハラハラしてしまう。アラブ系への配慮も自分から見てバランスが取れていたと感じた。 [DVD(吹替)] 7点(2012-10-13 14:17:55) |
96. 昼下りの決斗
《ネタバレ》 淡々と進み、淡々と死ぬ。そんな映画だった。特に主人公が最後に死ぬ様がアッサリで驚いた。大人と若輩者の違いを明確にしているのにやや距離を感じた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-11 18:38:35) |
97. 12モンキーズ
《ネタバレ》 テリー・ギリアムらしいスチームパンクっぷりはさすが。細かい美術設定は見ていて飽きないもののストーリーは単調に感じる。犯人役も意外性が無く「どんでん返し感」はない。この気だるさがギリアムの特性か。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-11 18:23:26) |
98. 刑事物語
途中から金八先生化するところは愛嬌か。福岡出身の自分には懐かしく感じられ楽しめた。トルコの描写も楽しい。いきなりの健さんには驚いた。それにしても立派なハンガー。 [DVD(邦画)] 5点(2012-10-11 18:14:27) |
99. マッドマックス2
《ネタバレ》 過剰に更に過剰を重ねた結果が本作とは凄まじい。次から次へ迫る鉄の塊。ヘリ男のユルさ。バランスがいい。1より楽しめた。 [DVD(字幕)] 8点(2012-10-09 23:35:44) |
100. 夏の妹
大島渚の映画ぽくなく感じた。栗田ひろみが『戦後生まれの若者』を象徴することを初め、それぞれが「戦中の日本人」「戦後の沖縄人」を象徴しており興味深かった。栗田ひろみかわいいので退屈はしない。 [DVD(邦画)] 5点(2012-10-06 11:56:02) |