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MAHITOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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81.  情婦
非常にシナリオのよく練られた作品。 推理要素も多分に含んだサスペンスタッチの裁判劇だが、鑑賞者をミスリードさせる流れに、 ラストの畳み掛けるような構成は、見事という他に言葉が見つからない。 主役の弁護士の風体やキャラが何となく探偵エルキュール・ポワロに似ているなと思ったら、 原作が同じ人だった。ポワロの弁護士版のような感じ。 難を挙げれば、ラストの手前に先が読めるようなシーンが挿入されていたことと、 ラストの見せ方がちょっと舞台劇のようになってしまったこと。 それらの点を除けば完璧。自分がこれまで観てきた推理ドラマの中では、群を抜いた面白さだった。
[DVD(字幕)] 9点(2011-08-29 17:47:45)
82.  黄昏(1952)
鑑賞後に邦題を見ると、「あぁ、なるほどね」と妙に納得させてくれる作品。 昔の不倫映画は男側の人間描写が浅いうえに、何とも情けないシーンが多くて、 本作もご多分に洩れずなんだけど、ラストはまあまあインパクトはあったかな。 ジェニファー・ジョーンズは、相変わらずきれいで魅力的な女優さん。 そのせいで中盤以降は先の展開が見えちゃうんだけど、普通に楽しめた作品だった。
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-28 14:05:00)
83.  武蔵野夫人
武蔵野の風景がとても素朴で、何となく郷愁を覚えさせる映画。 設定や映像から文芸作という雰囲気は感じるんだけど、基本的にお話の内容はメロドロマ。 ラストのラストまで、情感たっぷりの展開を見せてくれます。 う~ん、なるほど。何でこうなるのか、よくわからないや。
[DVD(邦画)] 5点(2011-08-28 11:05:39)
84.  地球の静止する日
古い昔のSF映画。当然のことだけど、特撮シーンらしきものはほとんどなし。 ストーリーも粗っぽいし、いやはや判り易すぎるほどのメッセージで、 いかにも子供向けといった作りの映画だけど、何か懐かしい雰囲気で味わいがある。 これはこれで面白いよね。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2011-08-28 10:53:31)
85.  私は貝になりたい(1959)
橋本忍らしいしっかりした脚本で見応えがあり、メッセージを伝えるラストも心に響く。 主演のフランキー堺は確かに善良という印象は受けるし、好演しているとは思うけど、 ふっくら健康的で悲壮感はあまり感じなかったかな。そのおかげか、 重たい内容がさらりと見れたけど・・・。力作ですな。
[DVD(邦画)] 6点(2011-08-26 15:16:30)
86.  裏窓(1954)
箱庭セットが異様に面白いサスペンス。 主人公の室内から見える建物がパノラマのように丸見えで、いかにも作り物といった舞台が、 覗きという非道徳的な行為と、自分の部屋の中だって丸見えだろ、 というありえない状況を緩和してくれている。鑑賞者に心理的圧迫感を与えるという点では、 ストーリー展開、主人公の設定ともにうまい演出で、緊張感を最後まで持続させてくれる。 劇中のシーンは、ほとんどが主人公の室内と裏窓から見える風景だけ。重苦しい雰囲気に、 グレイス・ケリーの美しさが一服の清涼剤となっている。主人公は思い込みの激しい性格だが、 それも鑑賞者をミスリードするための、あえての設定なのかもしれない。 ストーリーよりも如何に鑑賞者を楽しませるか驚かせるか、ヒッチコックという人は、 改めて演出に力を入れる監督さんだと思った。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-26 10:44:51)
87.  ローマの休日
コメディー要素はおてんばなヒロインという設定だけで、ほぼ純粋なラブストーリーもの。 王女役のオードリーは、いろいろな女優さんを頭に描いても、 彼女以外ないだろうと思われるほどのハマリ役で、相手役のグレゴリー・ペックもカッコいい。 ストーリーはオーソドックスだが、ラストは恋愛物ではあまり類を見ないパターンで、 その演出は秀逸だった。自然な流れがリアルな切なさを醸し出し、 なおかつちょっぴりほろ苦い静かな余韻まで残してくれる。 モノクロでも作品の質は決して下がらないが、内容としては絶対にカラーで撮るべきだった映画。 カラーにすると主役二人の影が薄くなるから、という理由らしいが、それはちょっと・・・。 まあ、いろいろと裏事情があったのだろう。とにかくこの映画の良さはラストに集約されている。 映画好きなら誰もが観ている名画。お薦め。
[DVD(字幕)] 8点(2011-08-25 11:40:07)
88.  羅生門(1950)
芥川龍之介の原作。つまんなそうだなと思ったら、物の見事に引っ張られた。 黒沢監督って、昔からこんな手法を使っていたのか。 あくまで実験的作品といったような作りだが、「市民ケーン」を鑑賞した時のような、 当時としての斬新さは確かに感じた。ラストはていよくまとめられてしまった感があるけど、 終盤までは大変面白く、役者陣に関しても安心して見ていられた。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-25 08:35:44)
89.  去年の夏 突然に
冒頭の設定が期待感を抱かせる作品で、サスペンス・スリラーのタッチで物語は展開。 真相が暴かれるラストまで中々見せてくれるのだが、謎解きの場面では評価が分かれるかも。 精神世界と言うか、幻想的と言うか、ある意味深いと言えば深いし、 その反面「ん?」という印象も。K.ヘップバーンは怪しげな未亡人役を見事に演じ、 E.テイラーの相変わらずの美しさには惚れ惚れ。キャスティングは見応えたっぷりだったが、 何とも不可思議なサスペンス映画だった。
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-17 07:50:36)
90.  熱いトタン屋根の猫
主人公の苦悩を描いたシビアなホームドラマ。 舞台劇を見ているような構成で、雰囲気としては「欲望という名の電車」のような印象。 ポールの演技はいいし、エリザベスもがんばってはいるんだけど、 主人公のキャラは終始子供がすねているような感じで、あまり感情移入はできなかった。 何か変な家族だな、と。一応家族の絆をテーマにしているようだけど・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2011-08-17 07:44:30)
91.  流れる
田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、岡田茉莉子、杉村春子と、 錚々たるメンバーが勢ぞろいで、彼女たちを見ているだけでお腹一杯。 栗島すみ子もいい味を出している。 核となるストーリーはなく、移り変わる時代の流れに困惑しながらも、 花街の世界に生きる女たちの生き様を情感たっぷりに描いており、キャラ描写が秀逸。 当時の風景、街並の雰囲気もいいけど、これはやっぱりカラーで観たかったな。
[DVD(邦画)] 6点(2011-08-17 07:04:43)
92.  東京暮色
父親の心に芽生えた家族に対する影を描く、かなり暗めの映画。 小津作品とはとても思えない、かなり深刻な設定で、得意のペーソスらしきものはほぼ見られず、 しかもあっけらかんと終わってしまうので、父親のどういう心情を描きたかったのか、 よくわからなかった。どうも小津監督は、辛辣な状況設定というパターンが苦手なようだ。 キャスティングに関しては何の問題もなく、安心して鑑賞できた。
[DVD(邦画)] 4点(2011-08-17 06:22:28)
93.  夫婦善哉
これは面白かったね。森繁のダメ男ぶりが妙に板についていて、 文句を言いながらも、かいがいしく世話を焼く淡島千景が良かった。 ややコミカルタッチで会話にテンポがあり、二人のかけあいが夫婦漫才を見ているようで絶妙。 夫婦間の機微や情感もそこはかとなく描かれているので、後味の良さも感じさせてくれる。 お薦めのクラシック邦画。
[DVD(邦画)] 6点(2011-08-16 21:36:25)
94.  遊星よりの物体X
鑑賞中は、ただひたすら笑っていました。 序盤から中盤にかけての雰囲気は、円谷プロ「怪奇大作戦」の1エピソードのような感じかな。 昭和26年に製作された作品なので、作りはもっとチープですが……。 リメイクより本作のほうが原作寄りだという話を聞いたことがあって、ちょっと期待したんですけど、物体Xの造形に関しては唖然呆然とするばかり。 古典の怪奇映画が好きな人には、それなりに楽しめるかと。
[ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-16 21:21:31)
95.  女猫(1958)
ヒロインの女優さんが、やたらきれいだなぁと思っていたら、 「ヘッドライト」でジャン・ギャバンと共演していた女優さんだった。 そう言えば、あの映画を鑑賞したときも同じことを思ってたっけ。 一人の女スパイの心情を描いたメロドラマで、内容は「ロミオとジュリエット」を イメージして頂けたら、わかりやすいかと。組織の女戦士といえども、女性が主役の作品らしく、 男と仕事の狭間で揺れ動く心情がちゃんと描かれていて、なかなか面白かった。 やっぱり女優さんの魅力が一番見所の作品。
[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-16 10:09:23)
96.  真昼の決闘
保安官の姿を、「24」のようにリアルタイムで追った異色の西部劇。 序盤は登場人物達の人間関係がわかりづらく、ちょっととっつきにくい印象があったが、 中盤からは問題なく観れた。突然降って湧いたような事件に、心揺れ動く保安官の描写がいい。 どうせならもっとオタオタしているシーンがあっても、人間臭さが増して面白かったかも。 最初から最後までカッコよく決める西部劇もいいけど、たまにはこういうのもいい。
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-16 09:05:46)
97.  雨の朝巴里に死す
オードリー、モンローと並んで、有名な美人女優さんではあるけど、 今ひとつ作品に恵まれなかった感がある人。 自由奔放な人妻役、そしてクールビューティーの容貌が、本作の役柄にはピッタリ。 展開はすぐに予想ができてしまうし、ストーリー自体も格別大きなヒネリはないのだが、 温厚なヒロインの姉が二人に絡んでくるところがミソ。 途中ヒロインのキャラが突然変わってしまうところに違和感はあるも、救いのあるラストがいい。 とにかく溜め息が出てしまうほど、美しい彼女の姿を見ているだけで大満足の映画だった。
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-16 06:25:10)
98.  生きる
前半は主人公の苦悩が丁寧に描かれていて、思わずグッとくるも、 後半はテーマの難しさがそのまま出てしまったようだ。 個人的には志村喬という素晴らしい役者を通して、格好悪くてもいいから「生」に執着する 徹底的なリアリズムを追求して欲しかったのだが、まったく違う観点からお話をまとめた展開は、 これはこれで実にうまいなと感心してしまった。ちょっと不自然なシーンもあるけど、 結果的には重厚かつ完成度の高い人間ドラマに仕上がっている。
[DVD(字幕)] 8点(2011-08-15 09:45:10)
99.  悲しみよこんにちは
海辺の別荘を舞台に、17歳の少女のひと夏の体験を描いた作品。 海辺の別荘というと、ちょっと寂しいイメージがあるが、 洒落た雰囲気を前面に押し出した演出で、ヒロインの心理をそのまま表現したような モノクロ映像の使い方が凝っている。彼女の繊細かつ複雑な心理描写がよく描かれていた。 少女役のジーナ・セバーグは小悪魔的な魅力があって、この作品のキャラにはハマリ役。 個人的には、最後までこのキャラを生かした展開にして欲しかったのだが、 原作が青春小説らしいので仕方がない。デボラ・カーはいかにも大人の女性といった感じで、 未熟なヒロインとの対比がうまく表現された形になっている。 デボラには思わずうっとりしてしまったが、プレイボーイのパパだけはどうしても許せなかった。
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-14 20:47:38)
100.  カルメン故郷に帰る
高峰秀子主演の喜劇、日本初のカラー作品らしい。 高峰秀子のはっちゃけキャラが面白いんだけど、 当時の田舎としては、やっぱり彼女の姿は衝撃的だったんだろうな。 見所は美しい景色ときれいな映像。思わずタイムスリップして、 その場に行ってみたいようなシーンの連続で、さすがは初カラー、気合いが入っている。 ストーリーの方はまあ・・・。当時の素朴な田舎の雰囲気を楽しむにはいい映画です。
[DVD(邦画)] 4点(2011-08-14 18:42:01)
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