Menu
 > レビュワー
 > Yuki2Invy さんの口コミ一覧。5ページ目
Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1645
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21
変更日付順1234567891011121314151617181920
21
>> カレンダー表示
>> 通常表示
81.  ネイビーシールズ ローグ・ネイション 《ネタバレ》 
例えば『アベンジャーズ/スーサイド・スクワッド』と素で直列に並べたみたいな変テコな+ある意味「やる気の無い」邦題にも思えますが、原題の『One Shot』の通りにコンセプトとしては(コレまた)全編ワンカットの長~い戦闘シーンがウリ!てアクション・スリラーなのですかね。その意味ではまた確かに『1917 命をかけた伝令』の廉価版にも見えます(コッチは現代戦争ものですケド)。しかし、廉価版とゆーコトでまずはココ安っぽいな…と思ったのが(肝心の)カメラワークですね。『1917』て一部界隈では「テレビゲーム」ぽい、みたいな評価があったかと思うのですが、今作はシンプルにハンディカムのカメラマンを物理的に現場に放り込んで撮らせてゆく…という形式なので、ゲームみたいな無機質と言うよりはカメラにも「人間み」が出ちゃってて、だから「コレ撮ってんの誰なんだろう?」て疑問が結局最後まで意識の片隅に残り続けてどーもしっくり来ない…とゆーのが否めませんですね。ほか、内容的な部分とかでも、いくら末端のソレとは言え米軍の施設がこんなに簡単に陥落するかな?とか、そもそも米国内で本チャンの大規模テロが間近に迫ってるのに一方の辺境で直前にワザワザこ~んな派手な動きをするかな?(深刻な情報漏洩の恐れ有りとはゆーて)とか、ストーリーの整合性の面でも少なからず疑問は感じられますかね。  ただし、中盤以降の(主として)スコット・アドキンスの格闘アクションについては、質も中々+ボリュームは当然タップリ!て感じで(あくまでB級としては)全く悪くもなかったので、一応この評価としておきます⇒まあ、ソレがメイン的に面白かった…テンなら尚更に、この撮り方である必要はないよな…とも思ってしまいますケドね。
[DVD(字幕)] 5点(2023-10-24 23:14:35)
82.  戦慄怪奇ワールド コワすぎ! 《ネタバレ》 
ちょうど、無印のFILE-04の発展版みたいな…とゆーか、POVをワンカット風に見せかける監督一流のテクを(思う存分に)駆使して⇒で実際にワンカット・ホラーシーンをやりたい放題思いっ切り(劇場公開作品で)やってやったる!というヤツに見えるのですね⇒ロケ地が『カメ止め』と同じなのはやっぱナンでなのかな?と思ったのですが、あくまで邪推ですがそーいう意味は在ったのかも知れませんかね。かつ、シリーズ最終作とのコトなのですが、そのシリーズの全内容の総括 or POV・フェイクドキュメンタリ・ホラーとしての集大成…とゆーよりはコレも結局、本シリーズで技術的にいちばん面白みがあったコトを最後に(更に高度に)やったるぜい!という方のヤツに見えるのです。ただし、その後半のワンカットひと繋ぎのシーンは流石に技術が堂に入ってるとゆーか、実にシームレスに繋がってて見事な出来映えだったと思うのですよね。話は変わりますが、正直私の鑑賞範囲って劇場公開に至らないレベルの国産ホラー映像の全体にまでは到底及ばないのですが、こーいうのっていま現在監督以外にも撮れる・撮ってる方って居られるのですかね?(⇒コレがコレで最終作になっちゃうのは、流石にちょっと惜しまれる…)  あくまでフェイクドキュメンタリ・ホラーとしては、このタイムスリップ&ワープを使いまくる…とゆーのは流石にちょっと(映像としては)飛び道具・現実離れ感が強いと思います。だから、今作も全体的な質感は(ホラーを通り越して)ファンタジーとかアドベンチャーとかのより非現実的な映画のソレに近くなってしまってる…よーな気がするってのはやや懸念点ではありますかね⇒見ように依っては(初見の方だと)ちょっと悪ふざけ感が強すぎる様にも見えるのではないか、と。重ねて、この怖いモノ知らずにノリノリな感じ自体が『コワすぎ』のコンセプトだとも思うのですが、その意味でも個人的には一度、凄ーくマジメ&ガチのマジで怖がらせに来てる方の質感でこの時間も場所もワープしまくるPOVホラーをやったらどうなるかな…とゆーのは今後の楽しみとして取っておこうかな…な~んて。重ね重ね、別にラストとか言わずにもう一作くらい撮ってくれないですかね?(それか、後継者を育成してほしいな…と)
[映画館(邦画)] 6点(2023-10-24 23:07:15)
83.  ザ・ディープ・ハウス 《ネタバレ》 
ホラージャンルでゆーたら何にせよ『海底47m』が、他にも別ジャンルだと『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』とかって作品もあるので、アイデアとしては今ではそこまで斬新ってワケでもないかとは思うのですが、それでもやっぱし水の底で酸素が無い!+お化け!てのはかなりスリリングな状況ですよね(⇒プラス、主人公がYouTuberだからまた流行りのPOV系ホラーにもなってるし)。今作は、敵がサメとかではなくてコテコテのオカルト系お化け…てコトで、建付けとしては根本的に完全に成立してるとも思うのですね(前述どおりに手堅そうな一方で、新規でやれそうなコトも十分ありそうだし、シンプルに怖くもできそうだし、と)。ただ、実際に観てみると(終盤はそこまで悪くなかったとは思うのですが)何とゆーか中々撮るのに苦しんでるな…(ホラー百戦錬磨の二人にしては…)という印象が強かったですね。  それはまず、ホラーとしてエンジンが掛かってくるのがかなり遅め(=潜るまで&潜ってから緊迫するまで、が各々20分強で⇒残り40分位までワリと何も起こらない)だったり、その後もお化けが思い切り襲ってくるまではまたちょっと掛かる+襲ってきてからは(今度は)描写がワンパターン+ほか色々と映像的な小細工も弄しては居るのですが総じてそれらもパンチ不足…とか、とにかく「実際にやれるコトが限定的だった⇒だから主に物量の面で物足りなく仕上がった」という様に見えるのですよね。ある種同じ意味で更にもう一点、水の底だから当然コッチも動きが不自由なのですが、対するお化けってのも(今作ってマジでガチで全部水中で撮ってるので)やっぱり動きが他のホラーキャラに比べると非常にノロい⇒ソコはたぶんお付き合いしてちゃダメでお化けの方は多少スイスイ動けた方が好い…と思ったりはしますかね。  結論、技術の進歩は目覚ましく、それ自体は喜ばしいコトだとも思いますが、それでも尚難しいモンは難しい!てなコトかな~と。でも今作でもまた、監督ご両人のチャレンジングな姿勢には毎度のコト敬服しておるトコロではありますケドね(⇒売れてからも結構「型」とゆーのに嵌らずに毎回違ったチャレンジを継続されてるな~とは思ってるのでして)。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-10-24 20:02:58)
84.  エスケープ・ルーム2:決勝戦 《ネタバレ》 
うーん、やってるコトは似た様なモンなのに、コッチの方は(何故か)だいぶん面白くないのですよね~とは言え、前作の方がギミックも率直に面白い・ユニークなモノが多かった気がしますし、プレイヤー=犠牲者側にも裏事情や対立構図があったり、あとは黒幕も謎だったり(⇒コレは別に謎ではあったケド結局のトコロは在り来りなオチではありましたが)と、スリラーとしてはほぼ全ての点で前作の方が上でしたかね。ラスト付近のドンデン返してやったぜ!(というワリには正直スッキリしないヌルっとした結末)の辺りのドヤ顔で勘違いしてる感じもかなり痛々しかったですし、結論、前作からはかなり下げてこの評価としておきます。無念。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-10-24 14:57:34)
85.  こちらあみ子 《ネタバレ》 
いや~、ナニが辛いって、どーにもこのあみ子ちゃんにバッリバリに「リアリティ」が在る…てのがねェ………多分に極端な描き方だとは思いますが、でも本質的な部分でモロにこーいう感じの子どもって(確かに絶対に)見たコトあった&周りに居たよな~なんて思うと、ちょっとこの映画は私には「コワすぎ!」ましたですよね。昔、ライオネル・ダーマ―って人の書いた『A Father's Story』という本を読んだコトがあるのですが、何となくソレすらが思い起こされる様な心境にもなってしまいまして………  重ねて、そのリアリティを生み出している子役のこのコの演技は確実に素晴らしいモノだった!と思うのですし、お父さん&お母さんコンビの仕事も流石の百戦錬磨!てな感じだったと思うのですね(⇒この2人って、絶対共演してるの観たコトあった!と思ったのですが、ちょっと探した限りドレだっけ?みたいな状況に私陥っちゃってますケド)。ただね~今作はどーにもまた私、結局ドコにもポジティブを(=少なくとも、描かれる最強クラスの超ネガティブ!に対抗し得るダケのポジティブを)見出すコトが出来なかったのですよね。子ども映画でこんなんやられちゃうと、あくまで私としてはちょっとキツすぎる…と思って=落ち込んでしまいました(許容範囲の外ですね)。なのでこの評点としておきます。以上。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-10-23 23:37:31)
86.  Arc アーク 《ネタバレ》 
うーん、そこまで滅茶苦茶につまんない…て感じでもないんだケド、何とも「味が薄い」つーか「物足りない」つーか……  まずは、SFとしては完全に絶対に物足りないのですね。画的にも、ほぼ現代のフツーの日本社会から地続きとゆーか、SFぽい画ヅラとか異世界感・非日常感ってのはほぼ皆無なのです(恐らく意図的に)。んで内容も、確かに・端的には「不老不死は是か非か?」みたいなごくエッセンシャルな「ヒトの在り方の問題」にフォーカスしてる作品だ、とは言え、他方でSF的な・グッドイマジネーションな面白みとゆーのが全く足りない気がするのですね。コッチが観たいのは、全人類が不老不死となる様な強烈な技術革新が世界を(良きにせよ悪しきにせよ)どう変えるのか、とか、あとは単純に「見た目30歳」だケド「中身90歳」て未知の人間を芳根京子が如何なる演技で表現するのか、てコトに決まってるじゃあねーですか。ちょっと流石に、私もソコには苦言を呈さずには居られない…という感じですよね。  んで結局そーいう状況だから、今作はモ~やっぱドラマの方に興味を寄せて=あくまでSFの状況下における人間ドラマ…だとして観てゆくしかねーのですが、ソッチは(最初に述べたとおり)決して観れなくもない…とは思えど、やっぱソレでも「薄味だな~」とゆーのが最初に来る最大の感情なのがまた×2否めないのですね。今作のオーラスのこの結論って、個人的には決して全然突拍子も無いコトなんかじゃない…と思われてまして(むしろ当たり前ジャン!と)、またソコに辿り着く経緯だって、シンプル故の説得力とユニーク故の意外性を天秤に掛けて⇒で(ごくお手軽に)前者を選択した…という様にしか見えないのですよね。とどの詰り、ドラマだからチャンと実力の有るベテラン俳優に頼ればソレだけでソレなりにサマに成る…という様にも(また)見えてしまってます。  芳根京子ちゃんは、先ほど書いた「私が本当に観たかったモノ」は観れたかとゆーとそーでもない…みたいな感じではあるのですが、全体として淡くて奥ゆかしい演技のクオリティはまずまずだったかとは思うのですね。評点自体もワリと迷ったりもするトコロなのですが、でもやっぱこの内容で2時間は長いかな…って感覚がかなり強かったのを思い出したのでココは低めに寄せて置きます。90分で仕上げて呉れてたら…と思いますね。。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-10-23 19:26:06)
87.  妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク 《ネタバレ》 
いや、全然好く出来てるじゃあないですか~思いっ切り続編を意識してるよーな終わり方でしたが、是非お願いしたい……  とは言え、まずは監督が特撮畑の方だってコトで+自分が監督で入ってた『ウルトラマンZ』と『仮面ライダーゴースト』からそれぞれ主役を連れて来てるってコトで⇒全体としては完全にその手の特撮もの…と言うべき質感に纏まっては居ますかね。また、結局ニンジャ=アクション俳優のアクションがメインの見せ場になってる作品でもあり、他方でサメは(ラストでラスボスとしてチャンと機能はしてると思いますが)分量的には8:2でニンジャ、といった感じでもありますかね(タイトリングには反して)。そして、本質的な個々の見せ場の(映像的)クオリティや、或いは全体的な展開運びのクオリティ等も含め、映画で言ったら正にB級!と言うべきレベルの作品だった…とゆーのもまた確かだとは思うのですよね。  でも、今作もまたB級としてはかなり丁寧にしっかりつくってる=B級の中ならA級以上、と言うべき作品だと(かなり強力に)思われたのです。重ねて、特にニンジャ的なストーリーの内容自体なんかだって相当に在り来りな方のヤツだった…とも思うのですが、でもソコでその見せ場各々に関して「どれを・どの順番で・誰にやらせて」見せてゆくのかがかなり緻密に検討されて居た…という様に思ったのですね。とにかく総じて、個々のソレをどれも一定以上のレベルでしっかり実行し切るコトが可能なキャスト・スタッフを集められていた…と言いましょーか。モチロン、ソレってB級はB級として=一般映画とは異なる質感・雰囲気のモノとして許容できるってコトは前提だと思いますが、ソレに慣れている人なのであれば寧ろ「そのワリに」なんかミョ~に完成度が高いな…と喜んで観れるって作品なのではねーかな、と(コレも)。  結論、評点としては、いつもなら完全に5点を付けるだろう(とゆーか完全に5点ド真ん中っていう)作品だと思われるのですが、どーしても嬉しくって1点加点したいので、悩みましたがその様にしておきます。重ね重ね、何らか続編も期待してます。
[DVD(邦画)] 6点(2023-10-22 17:59:03)
88.  スクリーム6 《ネタバレ》 
4⇒5作目まではだいぶん年月が空いてたのですが、6作目はすぐにつくったのですね(多少ヒットすると分かったら途端にこの速さ…)。んで、5作目はナンバリングも無い「無印」だったのにコッチは「6」て付いてて、なのにベースは(1~4作目じゃなくて)モロに5作目=5作目の生き残りキャラが完全なるメイン!てのは、ソレだけでも何か騙された様な気もしたりしなかったり……  なので重ねて、今作に関しては5作目は先に観て⇒で直後にコッチを観るとイイ感じなんじゃねーかと思います(⇒引き続きの主演のコはやっぱ結構カワイイし、彼女がお気に召したんだったら尚更かと)。ゆーて内容はま~「いつも通り」ではありますが、中盤以降のショックシーンのボリューム&出来とか、あとそもそもの「犯人捜し」の意外性、なんかはシリーズでも(微かに)平均は上回ってる…という気もしますかね。ただ一点、今作の登場人物は総じて防御力が高過ぎですね⇒ナイフが腹に刺さった位じゃたぶん学校も休まないと思われます+銃で撃つにしてもヘッドショットじゃないと死なないかと(⇒ゾンビ映画か!)  結論、本来的には5作目(の評価)とは流石に差別化しないと駄目(とゆーか私自身の「負け」)かとも思われるのですが、細かく考えてゆくのがどーにも面倒なので同じにしちゃおうと思います⇒どーせ5作目も観ないといけないワケだし。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-10-21 16:27:53)
89.  アンネ・フランクと旅する日記 《ネタバレ》 
コレまた、やや評価の難しい映画かも知れませんね。キティという(原作由来の「実在の」)キャラクターを巧みに活用して、現在・過去・空想の世界を自由に行き来してゆく…という点でも、まずは実に多層的で自由な構造を擁する作品⇒色々なモノを描くコトの出来そうな作品⇒で実際に色々なモノ・出来事・価値観(モノの見方)を流れる様に描いてゆく作品、という様に見えました。そしてソレ自体は、確かにやや散漫な印象もありますが、逆に淡くて爽やかで(=重くなり過ぎずに)かなり心地好い…という印象にも繋がっている気がします。中々にテクニカルな作品だな…とも思いますよね⇒アニメーションの出来もシンプルにかなり高度だった(アーティスティックだった)とも思いましたし。  ただ、オチの付け方が(そのまろやかさ・好い意味での曖昧さからすると)かなり唐突にギュッと・また唐突な一点に集約してきてしまってて、個人的にも高度な違和感があったとゆーのが正直なトコロですかね。難しいのは分かるのですケドね⇒一切合切をひっくるめて単純化するとゆーのも(今般なら確実に)「レッテル貼り」だと忌避されるモノだと思いますし、だからって今回の様に「子ども」に対象を限定して共感を引き出そうとするのも、今回に関しては何よりとにかく唐突感が強かった、とは思いますね(ラストのインタータイトルが苦しいな…と思ってしまったりも)。  でも同時に、非難や分断といった唯ネガティブなモノを(より強力に)引き出してしまう位なら、曖昧で散漫でどっちつかずな描き方に留める…ケドも作品は作品としてつくって発表する(主張したいコトを主張もする)とゆーの自体は、コレは絶対にポジティブな方のコトだと思うのですよね(満点の回答ではないのかも知れなくとも)。こちらもやはり、興味の在る方はこの機会に是非。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-10-21 09:53:04)
90.  死霊のはらわた ライジング 《ネタバレ》 
うーん、やっぱ最近は全世界的に、スプラッタを名乗るならコレ位やんなきゃモ~話になんない…みたいな感じになって来てますよね(好いのやら悪いのやら)。シリーズ?としては2013年のリメイクもかなりキレキレにグログロ・激イタでしたが、今作も終盤は比較的にも相当なるキレ味を誇ってました。その終わらせ方=でっかい異形のラスボスがゴージャスに出て来るコト+血糊の大盤振舞い(洪水ぶり)の辺りがかなり満足度高かったコトもあり、結果的にはこの評価としております。重ね重ね、こーいう「力技」で、かつシンプルにイタくてグロくて「見るに堪えない」系のホラーがお好みだって御仁ならば、全力でオススメ出来る代物ですかね。是非々々。  と、ひとしきり褒めた後でいちおうネガティブ方面の気付きとして、まずはこのシリーズってやっぱ「ワンシチュエーション」が基本構造としてあるので⇒今作もシチュエーションに入ってからは走りっ放しで多少メリハリを欠くきらいがある…というコトですかね(所ドコロで息継ぎは入るのですが、ソレも逆にテンポを損なっている気もしたりしなかったり…)。あともう一つ、過去作と違って今作は主人公がひと家族で子どもが三人居て、でネタバレ的にはその子ども達にもごく容赦が無い方の(空気を読まない)ホラーだった…と⇒ココに関しては、あくまで個人的には、幾らキョウビの(やりたい放題な)スプラッタとは言え、やっていいコトと悪いコトはあると思うよ!(もし最後にキャシーまでズタボロにヌッ殺してたら、多分この点数にはしてないよ!)というコトですかね。とは言え重ねて、パンチの効いたホラーをお好みの方は一見されても好かろうかと。
[DVD(字幕)] 7点(2023-10-21 00:05:44)
91.  Smile スマイル(2022) 《ネタバレ》 
連鎖してゆく死の呪い…という意味では、それこそ『リング』とか『イット・フォローズ』とか今までにもシコタマ観てきた系統のホラーなのは間違いないのです。ただ今作はまた、まずその連鎖に不運にも巻き込まれたが故に必死で対抗策を探し出し⇒遂に邪悪な存在との対決に挑む…というお話である一方で、標的たる主人公が怪異に責め苛まれて精神の均衡を失い⇒結果として周囲の人々との関係性も壊れていってしまう…という点からは(その主人公の不安や焦燥の感情が少なからずホラー的な美味しさになっているという意味では)よりサイコロジカル・ホラーに近い系統の作品だ、とも思われますね(前述の2作品と比べた場合は特に)。  連鎖のトリガーとなるのは所謂トラウマ、つまり笑顔で惨たらしく死んでゆく恐るべき有様を見せ付けられるコトの恐怖そのモノがこの悪霊の「攻め手」なのであって、コレなんかも(実際にその有様を観客である我々も同時に観ているという意味では)フィクションと現実を結びつけるちょっと洒落た仕掛けだ、という様にも思われます。でそもそも、比較的聡明で医学的・臨床心理学的な素養もある主人公が終盤には見出したように、この連鎖への根本的な対策としては「誰にも見つからない場所に引き籠る」とゆーのが有効な手立てとなってくるワケです(⇒この連鎖自体が、一般的な病原体と同じ様に悪霊にとってもメリットともデメリットともなり得るのだと)。コレもまた、だからこそ最初に主人公を責め立てて発狂状態に陥らせて、でその様子を周囲の人間に見せつけてから仕留めに掛かる、てのが巧いやり口だな~と思ったりもしますね(⇒あの状態で失踪されたら、流石に警察その他の手も借りて探し回ってイイ頃合いで見つけてしまうだろうな…な~んて)。まとめると第一の感想としては、好く出来ている箇所はワリと好く出来ている・しっかり考えられている、と言っても好い様な作品だな~と。また前半は特に、ごく静かに(だが陰鬱に)ゆったりと進行していく中で音やナニかで驚かす恐怖描写のトコロなんかも、まあまあ比較的に出来は好い方かな…と思いましたし。  ただ、最後まで観ての第二の感想としては(特にクライマックス付近が顕著なのですが)一方でテキトーな部分はかなりテキトーでつくり込みもいい加減で、だから結論としてはやっぱイマイチな方かな…というトコロなのですね。何よりもやはり、観終わると結局この悪霊に対しては確固たる対抗策とゆーのは存在していなかった様で、標的が恐怖で参ってしまったら唯々乗っ取られてジ・エンド…とゆーのは+ソレが結局最後の最後でハッキリと示されるのは、イマサラのこの構成のホラーとしては実に工夫が無い様にも思われますし+また2時間も観てきての徒労感の方がより強力に感じられてしまいますかね。あとそもそも、悍ましく笑いながらにじり寄ってくる人型の悪しきモノ…みたいなのが唯一最大の映像的ホラー・コンセプトだと(当然に)思うのですが、どだいコレのインパクトとゆーのが思ったよりもちょっとショボかった…と思いますね⇒そんなにそーいうシーンがふんだんだってワケでもなかったですし、それらもまた結局は似た様なのが多かった気もしますし、だから正直2時間尺とゆーのがちょっと間が持ってない気がするのですよね。ラスボスの造形なんかも在り来りで、ソコも痛いかな…   ※個人的にはやはり、ホラーは基本は90分がベースだと思ってるのですね⇒それを超えるなら何か明確な「理由」が必要だと。今作は典型的な「理由が無い(弱い)」のに尺だけ長い…ってホラーに見えてるってコトですね⇒そーいうのは大体かったるく感じられてあまり怖くもならんのです。不快なコト・居心地が悪いコトってのは、怖いってコトとはまた違うので…   重ね重ね、もうちょっと納得感と斬新さのあるワンランク上のラストまでに仕上がってれば全然違った…と思うのですが、個人的には暇潰しになるかならないか、というレベルの作品に思われます。ややイマイチですかね。
[DVD(字幕)] 5点(2023-10-21 00:00:37)
92.  呪餐 悪魔の奴隷 《ネタバレ》 
まずとにかくは、思った以上に思いっ切りな続編!=全て前作を前提!として進む作品なのですね。しかもそのワリにも、当然前作は観てるんだよね?てな上から目線でナンの説明もおさらいも無く始まっては突っ走ってゆくので、このつくりでソレは流石にちょっと不親切すぎね?と思ったりもします。前作を(直前に)観るか、或いはあらすじ位は何らか読み直しておくか、は必須かと思いますね(結構細かいトコロまでテストに出ますよ皆さん!)。  その上で内容的には、舞台が曰く在りげな集合住宅で、んで前作の生き残り家族+そこの住人も多数を新規メンバ追加して群像劇的に進んでゆくので、まずはその意味でも場面が飛び飛びで分かり難い(⇒仮に前作の内容が完璧に頭に入っていてもなお相当に分かり難い)という作品でもありますね⇒シンプルに画面も暗いコトが多くてその意味でも更に更に分かり難いし。プラス、ストーリーの方もまた一貫性があまり無い・ホラー描写を数珠繋ぎにしてゆく系統、なのでなお一層ナンのハナシなんだかごく終盤まで高度に分かり難い…のでありますね⇒新興国産のリーズナブルなホラーとしては比較的尺も長めですし、私も正直、最後まで観たら結構かったるくなってしまった…てのが本音ですよね。  結論、ナニを措いてもまずは前作を観てから観るコト、あとは、話の内容はあまり気にせずにナンなら観飛ばして⇒ホラー描写の部分だけをパワー使って観るようにすると好いヤツなのかも知れません。特に、中盤のエレベーターのシーンとかは(古典的だとも思いますが)個人的には比較的盛上ってハラハラと観るコトが出来ました。オーラス付近もワリと派手っちゃあ派手…かな~とも思います。
[DVD(字幕)] 4点(2023-10-03 22:25:08)
93.  禁じられた遊び(2023) 《ネタバレ》 
「エロイムエッサイム」って、実はナンのコトやら(ドレのヤツだか)全然分からないままで観に行ってしまったのですよ。後から調べると根本的には、私が微妙に世代じゃなかった…てコトなのでしょーかね。でもそれはつまり、本作を全部観てもこの言葉がどーいう意味のナンなのか?てのが(驚くべきコトに)作中では説明されてないってコトだとも思うのですよね。  要は、今作ってそもそも最初のトコロでまず2つあるのでして(⇒ソレ自体が実はちょっとイミフ)何かってソレは①件のこの呪文+②嫁さんの妖力の出ドコロ、なのですよ(少なくとも、私には絶対にそう見えるのですよ)。で、その2つがホントに随分と終盤までマジでナニも説明されないまま話はズンズン進んでゆくのですが、結局嫁さんの件はラス前に(ゲボ出ちゃうレベルで)超ありきたりなコトだったと判明して⇒加えてこの呪文の方は実は別に何でも好かった=言葉に意味は無かった(=唱えたヤツ自体が実はヤバかった)てコトらしいのですよね。まずは何より、個人的には「そんなんアリ?」と思ってはしまいましたケドね。  ※だってそもそも、この言葉って日本人はまだともかく、説明抜きだと例えば海外とかでは全く通用しない=ピンと来るハズの無いヤツじゃあねーのでしょーか?(グリモワールに載ってる呪文…とゆーて、でもフツーの人は多分知らんでしょ)⇒ソレが、実は意味なんて無かったんだから説明もしないで終わりますよ!って…⇒あ、そもそも今作なんぞは輸出する気自体が微塵も無い?⇒まあ、輸出したトコロで誰もナンにも幸せにはならねーだろーから別に好いか⇒納得。。。    本題に戻りますと、いちおうホラー的なコンセプトとしては我が国古来の「生霊」を主題とした作品、で監督の前作(なんちゃら森?とかゆーてたヤツ)と同様にやや若年層がメインターゲットかな?てな感じの質感を擁しておる作品ではありますね。しかし、正直そんなんはどーでも好くて、今作ってとにかく、いわゆる映画におけるプロットと言うべき種々の「因果関係」の整理が実にこの上無く好い加減な作品…というコトに見えてますね(⇒端的に「何故・何が・どーなる」というトコロの辻褄が終始ごくテキトー極まりないままで進行し続ける)。先に結論を言っちゃうと率直に、映画として評価するべきレベルに全く達してないと思いますよコレ。この中田某という方と、もう一人清水某なる御仁とゆーのは、最近は(モノの見事に)須らく全部が全部こーですね(⇒ココまで来るとやっぱシンプルに「ナメてる」&「ナメられてる」と思ってしまいますよね)。  その、終始まるで腑に落ちない状況がひたすら続くという意味ではフツーに最初から最後までごくヒドい状況だったと思いますが、ま~た案の定ラスト付近が超コッ酷い有様でしたすね(⇒正直「なんかオレ途中で無意識のうちに気絶してたのか?」とすら)。一番はやっぱ結局、あの雷ってナンだったんですかね?と。あとね~クライマックスに関してはもう一つダケ、この手のお化けのラスボスで、攻撃タイプが物理!(得物が手斧!)てのはやっぱし、一体全体ナニがどーしたらそーなっちゃうの?×1億としか思えませんよ…(だって、序盤から中盤から延々と散々に遠隔でサイキックで攻撃して来てたジャン!と…)  結論、一応、点数はこの位にしておきますが、別に0点でも何の問題もありませんです。マジで、そろそろ流石に卒業しちゃおうかな、、とも……
[映画館(邦画)] 3点(2023-09-26 17:06:37)(良:1票)
94.  MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない 《ネタバレ》 
最初は正直、軽めのコメディかと思ったのですが、後半はかなりマジメに深く共感できるというお話でしたね。ちょっと『100万回生きたねこ』とかも思い起こされてしまいました(感動しましたです)。  前述どおり、間違い無くコメディ with タイムループというオーソドックスなヤツだとは思うのですが、同時にかなり高度で真剣なお仕事映画だとも思うのですよね。私だって確かに、ちょっと前までは月曜が来るのが死ぬホド憂鬱な時期がありましたし、或いはも~「現時点から一週間(一か月)キング・クリムゾンで吹っ飛ばないかな…(⇒その私自身の未熟さ故の結果は甘んじて享受するが、その過程には金輪際関わりたくない!)」なんてコトもよ~在ったな~とも思うのです。時間操作系のヤツって、実は仕事系のお話とは根本的に相性好いんだろ~な…なんて思ったりも。  んで、そんな今作はまず、前半はしっかりそのコメディ部分がかなり好く出来ていたと思いますし、かつ後半はお話の方がまたしっかりしてる=テーマとゆーか信念とゆーか(その「仕事」や「人生」における)価値観がハッキリと語られる、という意味で二回チャンと美味しい映画だったのが非常に好きなタイプ+意外性から生じるお得感もあってとても好かったと思いました。テーマの部分もまた、押し付けがましくないとゆーか(流行りの)ダイバーシティ的なとゆーか、ソレこそ仕事における価値観・流儀になんて絶対的・単一的な答えなんて無い!とは私もつくづく思ってるトコロではありますし(「(最後に)頼りになるのは自分だけ」も「大きな仕事こそ仲間と協力して成し遂げるモノ」もどっちも真理だと思うのですよね)。小品ですが、誰にでも臆するコトなくオススメできる良作である様に思います。短尺でサックリ観れますし、是非。
[DVD(邦画)] 8点(2023-09-23 21:24:04)(良:1票)
95.  MEG ザ・モンスターズ2 《ネタバレ》 
正直、前作ってほぼ印象に残っても居ないのですが、今回この続編を観た後で(前作についても)あらすじとかをおさらいした感じでゆーと、またごく似た様な話だったのかな…とも思われますかね。今作も、前半は深海冒険もの&(人間同士が争う)アクション・スリラー with ステイサム(いつもの)で、後半はお待ちかねの(モ~ちょっと怪獣映画により近い方の)サメサメ・パニック with ステイサム(いつもの)ですからね。プラス、特に前半の深海での出来事・描写のアレコレは(コレも前作準拠かの如く)かなり荒唐無稽・似非科学的でもあります。個人的にも、やっぱ前半はムム?となる箇所とゆーの自体はごくふんだんだったと思いますかね(⇒まあ、単純に映画館でちょっと眠かったのもあってソコはもうスルーしちゃって観てゆきましたケド)。  しかし、最後まで観ると(流石に)少なくとも前作よりはチャンと向上してたかな~とも思うのですよね。確かにね~前半はやっぱハテナな箇所だらけだし、全体的にお話としてもかなりゴチャゴチャしてたな~とは思うのですよね⇒つーか単純に「出てくるモノ」の数が多すぎると思うのですよ。味方だってその行く末が気になるレベルの人が5,6人+敵(人間)なんてボスが大中小で3人にプラス手下の兵隊がワンサカ+その上に、敵(モンスター)がゴージャスに三種類…つーのは絶対多いよ!(無駄に!)と。。でも、後半の大騒ぎはその盛り込み過ぎな感じもカオスの形成に(逆に)効いていた…とも思いますし、何より一つ、ソコでトロピカルな海を爆走するジェットスキーに跨り⇒爆薬仕込みの投げ槍でメガロドンと渡り合うステイサムのあまりの恰好好さ+コレは人類でもお前にしか出来ない!感の高度なコトに、モ~大爆笑!してしまったのですよね。結論、その辺も含めてこの評価としておきますし、ステイサムが続投するなら(例え内容がま~た同じ様なモンでも)再び映画館で観ると思います。以上。
[映画館(字幕)] 6点(2023-09-18 13:59:35)
96.  グランツーリスモ 《ネタバレ》 
どだいクルマにほぼほぼ興味が無い人種なので(⇒免許は持ってるケド教習車しか運転したコト無い)、当然モータースポーツにも疎いですし+原作のゲームもやったコト無いですし、だからそもそも今作が(思ったよりワリと結構な範囲で)実話だ…とゆーのが全然理解できてないままで観に行ってしまったのですね。しかしソレでも、カーゲーマーとゆーのは(あくまでシミュレーションではありつつも)概してその運転時間=プレイ時間がトンデモないから、その経験値を武器に現実のレースに挑んでゆくコトだって出来るかも…という根本的な映画のコンセプトについては難なく理解できましたし、その部分でチャンと「一捻り」があるから(こんなシンプルなレース系スポコン映画で+映像技術の進歩を唯々見せつけるのが目的だ!みたいなヤツでも)いちおう娯楽作品としては十分に成立していたかな…とも思いました。とは言え、共感もし易くて観易い…とゆーて相っ当にベタベタな話ではありますね。特に、各種「フラグ」が随所で立ちまくってく様子なんかは、まるで効果音でも付いてるかの如く…といった感じでしたですよね(次に何が起こるか手に取る様に分かってまう…)  重ねて、ベタなストーリーですが映像の出来も全然悪くないので、車好き向けの娯楽コンテンツとしては全然上々なヤツだと思います⇒公開のタイミングも好かったですかね(もし競合があったらこのシンプルさだとそりゃ厳しくなる+ちょっと雰囲気『トップガン マーヴェリック』にも似てるのでまだその余韻がある今時分がタイミングとして最適だったかもと)。ただし、ニ点ほど指摘したいコトがありますね。一つは、コレは単に私が(前述どおり)モータースポーツに疎いからだとは思うのですが、主人公がアカデミー卒業後に参戦したレースってのは一体どーいう位置づけ(ランクづけ)のモノなのでしょーか?+ソコからいきなりル・マンに出るコトになるのですがル・マンとゆーのは出ようと思えば出れる…というヤツなのですかね?(スミマセン全くココら辺の知識が無く…)⇒ソコがもうチョイ分かり易いと好かったな~という単なる個人的な希望ですね。  もう一点、乗り物映画は4Dだ!というコトで池袋で鑑賞しましたが、今回の4Dは特に序盤~中盤の「椅子の動き」がちょっと雑だった様な気がしました。あんな舗装の綺麗なサーキットで走ってて⇒でこんなに横にグラングラン揺れる?というコトでして、イマイチ主人公の車の動きともリンクしてないので臨場感が乏しかったです。まあ、高い追加料金取ったうえであんまり椅子が動かないのもソレはソレで微妙…かとも思うのですが、少なくとももうちょっとメリハリがあると好いな…と(=本当に車が揺れた時だけ大きく椅子が動く様に)。でもしかし、流石にラストでル・マンのレースに入ってからは(荒っぽい展開にもあまりならなかったので)気持ち好く走行してるドライブ感の方が大いに感じられて+風も気持ち好くて十分に楽しかったですケドね⇒池袋だとScreenXの三面マルチプロジェクションでもあるので、その点での臨場感は(終始)好かったと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2023-09-17 17:03:20)
97.  オカムロさん 《ネタバレ》 
その名前を検索したらトリガー発動する…とゆーのなら、検索エンジン側で何らか即座に対応すればその時点で8割がたはカタが付く…としか思えませんケドね(まあ、ナニをもって「検索」とするか?ってゆう細かい条件設定の話になるダケかとも思いますケド)。  つーか正直、中盤でモ~9割がた観る気無くなってたとゆーか、前半は(コロナパロディごっこと)ひたすらに同じ描写を繰り返してるダケだったとゆーか、まず犠牲者を映しといて⇒ザシュッ!⇒血ミドロの首なり胴体なりが転がってる…って3カットを延々やり続けてるダケなのですよね。3コママンガか!とゆーか、コレでホラーになるんだったら誰も苦労しねーよ!とゆーか、でもホントにコレで好いと思ってるんだったらマジで先はねーよ…としか思えませんでしたよね。。  しかし、後半に入って伊澤彩織さんが唐突に出て来た頃には気付かされましたが、この監督って例の阪元裕吾さんのお友達かなんかなのですね。だから、根本的に今作も(その手の)ちょっとシュール入ってるスプラッタ・コメディ・バイオレンスと見做すべきだった…と思い直してラストのアクションまで観てみたのです。でもね~コッチもちょっと…とゆーか、ココでもやっぱ肝心なシーンを「見せ方で誤魔化す」方のヤツだった…とゆーか(低予算作品だからむしろ好く工夫できてた…って言うコトも可能なのでしょーが)ソレでも少しアクションにも「力感」が足りない様なシーンが散見されて…と言いますかね(⇒総じて「インパクト」の瞬間にキレが無いとゆーか、例えばソレを「迎えに行く」様な受け方とかがちょっと目立つ)。結論、もろもろ、いま一歩出来るコトは手を抜かずにチャンとやりましょう、としか言い様がねーですね。
[DVD(邦画)] 3点(2023-09-14 22:22:47)
98.  バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ 《ネタバレ》 
『バイオハザード』って、ゲームは一切(自分では)やったコトないのですよね⇒怖過ぎて。ハタチ過ぎ位までは実はホラー映画自体も(怖いから)嫌いだったのですわ⇒『エイリアン』が怖過ぎて最後まで観れなかった。後に、プレイ動画は幾つか観ているのですが、だからそもそも私自身がゲーム版に思い入れもナニも無いので、正直言うと今作もあまり楽しめなかったです、し、そーいう人にとっては(話の内容自体も、あと見ドコロなんかも)諸々とちょっと説明不足で伝わり辛い作品…かとも思われました。調べると、ゲームの1と2のストーリーを合成してる&メインの登場人物も5人勢揃いさせてる、というコトなのですかね?ソコに関しては、ゆーて原作が25年前の作品だから、どだいゾンビものとしては(今となっては)かなりオーソドックス・シンプル(で多少「レトロ」)な内容だとも思うのですよ⇒だからその意味での工夫・アレンジかとは思うのですが、一方で前述の「伝わり辛さ」にも少なからず拍車を掛けちゃってたかな…とも。  ゲーム版(特に1?)のコンセプトを継承し、最近のゾンビ映画としては比較的「正統に」怖い+映像がダークで悍ましい、という点については、シンプルにその映像のクオリティが高かったし+まずまず怖さ自体も在ったと思うのです。が重ね重ね、お話は分り難いし・キョウビのA級ホラーとしては結局ワリと地味に終わってっちゃうし・テンポもあんまし好くないし…で作品全体としてもあまり評価は上げられませんかね(⇒この程度の出来で続編展開する気マンマンなのもサブい)。まあ、もう一点下げる気にもならない…という感じではありますケドも……
[インターネット(字幕)] 5点(2023-09-02 09:06:33)
99.  バービー(2023) 《ネタバレ》 
冒頭からの「バービーランド」の描写のブッ飛び具合には、コレがこのまま最後まで行ったら流石に付いていけねーゾ!とチョイ不安にも思ってしまったのですが(⇒そりゃコッチとて、今作中でバービーが=バービーランドそのものが悪役側にひっくり返る様なコトは幾らナンでも無いだろ~と思ってたので)最後まで観ると全然「無難」に=穏便に・予定調和的に・共感可能なモノとして終わってってくれる映画ではあったので、そこはひとまずホッとしましたかね(⇒まあ、世界的にヒットしてるチャンとした商業映画だったな…と)  ただね、あくまで個人的には、今作って世間で言われてるよーなメッセージ性の強い・批判精神に満ち溢れた(部分的なる)社会派作品…なんて代物には全く見えていませんでしたよ。この作品が最も批判するトコロの=主人公バービーがラストにはソレを打ち破っていくトコロの「敵なる」価値観とゆーのは、ソレこそそのバービー自身が自己矛盾的に抱えてるとも言える「画一性」であって、その端的な顕れとしての「男と女の関係性の中に在る画一的な(古臭い)ナニか」だと思うのですよね(+最終的にはそこに対する批判の刃はソレこそバービー自身にもチャンと向いてゆくのですし)。でも、今作って別にそこに関して何か一歩先のラディカルなコトを言ってるワケでもナンでもなくって、唯々「男も女もどう生きても・どう在っても好い」とか、ナンなら「人間は誰しも好きな様に生きれば好い」くらいのコトしか言ってないと思うのです⇒でソレって、ナニをどう言い訳したトコロで(少なくとも)30年くらい前には完全に・白黒ハッキリ「勝負が付いた話」だよな~と。私は正直、やや刺々しくて申し訳無くも思いますが、この映画がイラついて観れない or 社会として受容し難いから上映禁止にしちゃう、とかってのは、流石に今どきソレはどーなの?と思ってしまいますケドね⇒ゴズリング演じるトコロのケンなんて、女にビール持って来させてふんぞり返る様な・海辺で焚火焚いてギター弾きながら迫って来る様な、見た目カウボーイ(or スタローン)なんてゆう激イタ男じゃねーですか⇒幾らナンでもモ~絶滅したでしょ⁉と。。  重ねての結論、私にとっては今作は特筆すべきメッセージ性など無い、とうに滅びた「過去の遺物」(or 人類全体としての「若気の至り」)を笑いの対象とした「ノスタルジック」コメディでしかありませんでした⇒で結果的には今年最高レベルに終始ゲタゲタ笑い転げてしまった…のでこの評価となっております。ただし、純粋にコメディとしては一点ダケ、こーなるとやっぱ「ツッコミ」役が欲しい…と思ってしまうのですよね。。誰かツッコミのプロ(⇒比較的毒気の少ない一流のベテランの)が唯々ひたすらツッコミ倒す…てオーディオコメンタリーとか付けてくれたら、BD買っても好いのですケド。。(ソレかもういっそ、こーいうのに対して最早「毒」でしかないウエストランド井口とかでも好いかな…な~んて。。)    ※追伸:前述どおり、作品の内容的には(個人的には全く)悪意も敵愾心も⇒だから当然イライラも感じなかったのですケド、内容とは関係無いトコロの所謂「バーベンハイマー」とかは少し話が違うのでして、例えばコレが納得いかないから観に行こうかどーか迷ってる…という人も居るかと思うのですね。個人的には、そーいう人は別に観に行かなくても好い(という程度の)作品だった…とも思いますかね。重ね重ね、本当に単なるコメディでしかなくて⇒大した中身が在る様な作品ではない…とゆーのが個人的結論なのでして。。
[映画館(字幕)] 8点(2023-08-19 14:28:42)
100.  ミンナのウタ 《ネタバレ》 
毎度のコト、全く事前情報を入れて行かなかったのですが、要はアイドル女優さんでホラー撮ったろう!の男性グループ版!なのですよね。個人的にはまず、男女を問わずそーいうのは一定の需要が有る=喜ぶ人が居るからやってるコトだと思うので、少なくとも「意味」はチャンと在るのだろーからその時点では何も思うコトはありません(あくまでその意味が私には伝わり切らないかも知れない…というダケで)。  で、肝心の内容はとゆーとコレがクラシック・Jホラー・ダイジェストとでもゆーか、誰でもちょっと観ればスグに分かる様な『リング』『呪怨』『着信アリ』なんかのごった煮…的なヤツなのですね(当然、賞味期限的にはかなり微妙…)しかし、中盤~ラス前にかけてはその培ったノウハウを全開にしてるとゆーか、確かに観たコトある描写ではあれどショックシーンがそこそこ怖くなくもない…みたいな感じでまあまあ盛り上がったりもするのです。布団の中とかシャワー中とか、あと少し走ってきて死角に入って⇒でお化けと入れ替わる、とか、古典的ではありますが(だから)いつやっても怖いモンは怖いので。加えて、肝心の男のコ達ってのも(全く経験が無いとかってナメたコトでもないよーで)それなりに演技が観れなくもないかな…とも思いましたですね。個人的な結論としては、この手のとしては寧ろごく出来の好い方かも…と思いましたかね。  ただし、痛恨なる一点が…ラストとゆーかホラー的なクライマックスであるあの家でのシーンは、ココだけはちょっとあまりにも支離滅裂・訳ワカメでしたすね。。基本、全編通してオマージュという名の丸パクリではあるのですが、だとしてもせめてラストぐらいはもう少しアイデアを出せなかったのかね?と流石に少しガッカリしてしまいました。最終結論、かなり悩みに悩んだ末に、低めに寄せたこの評価としておきます。無念…
[映画館(邦画)] 4点(2023-08-11 17:38:00)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS