981. グラン・プリ(1966)
ジェームズ・ガーナーが格好良かったですね。皆さんお書きのように、「クラッシュしたら即死」が当たり前だった頃のレース映画ですね。今のようなクラッシャブルな設計ではないから、飛んだら終わりでした。だからこそ、"あの"シーンが印象深く残るわけですよね。ガーナーの悲しそうな表情が忘れられません。ところで、Mrs.Soze.さんがお書きになっている三船さんの英語ですが、あれが個性だったんですよね。アメリカ人はあのぶっきらぼうな英語を聞きたかったんです(笑)。余談ですが、小林克也さんがそれをよく真似していました。私にはその真似をした方のブロークンがとても心地よく感じられて好きでした(笑)。 7点(2002-08-13 14:13:25) |
982. グラディエーター
オープニングのゲルマン人との戦闘シーンは非常にワクワクするものがありました。"Age of Empires Ⅱ"というゲームをやり込んでいるので、なぜかダブってしまうんです(苦笑)。その後がいけません。奴隷として売られて、のし上がってくるまでが間延びしてしまいました。史実と虚構を組み合わせて、ローマ皇帝が奴隷と戦うという設定を作り出したのは興味がありましたが、ラストシーンではあまり感動がありませんでした。コロッセオでの戦闘シーンは迫力もあり、"魅せる"という点では面白かったかもしれませんが、ストーリー展開という点では、竜頭蛇尾に終わってしまった印象が拭えません。 7点(2002-08-13 14:07:10)(良:1票) |
983. 蜘蛛女のキス
ウィリアム・ハートが好いですね。それに尽きます。 7点(2002-08-13 14:01:06) |
984. グッドモーニング・バビロン!
「イントレランス」を観ていないので、何とも言えないのですが映画作りにかける情熱は伝わってきました。第一次世界大戦と兄弟愛がポイントですね。 7点(2002-08-13 13:59:20) |
985. グッドモーニング,ベトナム
佳作だと思います。ベトナムでの"警察行動"に関してはいろいろと言われていますので省略しますが、国家権力が本腰を入れて何かをしようとするとき、その前で一個人ができることには限界があるということの典型でしょうね。自分ができる範囲で何をするか、それを考えさせられる映画だと思います。 7点(2002-08-13 13:27:49) |
986. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
"It's not your fault"を10回聴かせるロビン・ウィリアムスの演技に感動しました。このシーンのために全てがあったと言っても過言ではありません。未見の方はどうぞじっくり聴いてください。 8点(2002-08-13 13:22:11) |
987. クール・ランニング
痛快で楽しかったです。日本で作ろうとしても無理な映画ですね。やっぱり黒人のバネというのが前提にあるからボブスレーとしても成功したんだなと思うところが大きいです。この映画を観ることで、発想の転換ということを教わりました。それと、やはり夢のために努力するということも。コーチ役の俳優、「スペースボール」の演技が印象的だったんですが、もう亡くなってしまったんですよね。 7点(2002-08-13 13:19:03) |
988. グース
主人公の女の子に感情移入ができませんでした(汗)。わがまま言っているとぶっ飛ばすぞ!と私なら言ってしまいます。映画の内容としては、結論は最初からわかっていましたね。事実の方がやっぱり重みがあるかな。実際の映像の方が、感動しましたよ。 6点(2002-08-13 13:15:38) |
989. 空軍大戦略
ビスタなので、映画館で観ないとつまらないですよね。ゲーリングの意地がヒトラーをそそのかして、ドーバーを越えるという無謀なことをさせたわけですが、ロシア戦線といい、バトル・オブ・ブリテンといい、どうしてナポレオンの二の舞を演じるんでしょうね?(苦笑)。映画的な面では、スピットやメッサーが出てくるのが素晴らしい!それと、音楽だけが流れる空中戦の様子。いかにも消耗戦だという演出で好いですね。戦争の虚しさが伝わってきます。 7点(2002-08-13 13:12:18) |
990. 千と千尋の神隠し
20代以下の若い人の評価が低いような気がしますが、私はそこそこ楽しめました。少なくとも「メトロポリス」よりは面白かった(笑)。本筋のストーリーよりも、ススワタリが"えんがちょ"切ったりするシーンとかで笑ってました。浮遊感という点では、龍のくねくねした感じが、竜巻のイメージなんだろうけど、すこし物足りなかったかな。あんな"油屋"があったら行ってみたい気になりましたよ。ラストの車で去るシーンで、森の中にカオナシでも出して手を振らせたくなりました。そこが減点かな(笑)。 7点(2002-07-25 01:23:01) |
991. 聖なる嘘つき/その名はジェイコブ
《ネタバレ》 よかったです。「ライフ・イズ・ビューティフル」との比較ですが、こっちの勝ちです。ロビン・ウィリアムスが少女と踊るシーンが印象的でした。また、医者の先生の方がシェークスピア俳優よりも演技巧者でよかったです。後半、敵であるナチスのSS将校に、希望が大事だと語らせるところが皮肉たっぷりですね。私なら最後の演台のシーンで「ソ連軍がすぐ近くまでやって来てるぞ」と大声で言わせる演出をしたでしょうね。その上で射殺されるのなら仕方ないかと。赤軍の戦車、あの当時だとT34-85が主流だと思ったのですが、砲塔の形にちょっと違和感がありました。ビッグバンドとコーラスの幻影は蛇足だったかな。それにしても(←口癖(笑))あの少女、美人でしたね。 8点(2002-07-24 21:58:40) |
992. 小説家を見つけたら
ショーン・コネリーが惚れ込んだと言うけど、"なんだかな"でした。せっかくF・M・エイブラハムと競演だったのに、「薔薇の名前」のような、バスカビルのウィリアムと異端審問官との攻防のような緊迫感がありませんでした。せっかくあんなところでマット・デイモンが出てきたお遊びがあったのに、これによって、かえって、この映画が文系版「グッドウィルハンティング」ということになってしまいました。そして、2匹目のドジョウは柳の下にはいませんでしたね。かなりの部分を時短で見ていました。どうせだったら、ショーン・コネリーが朗読するシーンは、全文を彼の声でハッキリと聞かせて欲しかったです。あの声はとても心地よいのだから。それと、黒人少年の演技力の凄さは、私にはわかりませんでした。前作でのマット・デイモンの方が凄かったと思うから。 6点(2002-07-24 04:30:22) |
993. 禁じられた遊び(1952)
スペイン内乱ですよね。スツーカの爆撃シーンが出てきます。「スターリングラード」よりも不気味さを感じるのは、実写フィルムだから?この映画の評価の大半は、あの音楽に尽きますね。 7点(2002-07-19 17:30:26) |
994. キングコング(1976)
ジェシカ・ラングが綺麗でした。発想の点でオリジナルが秀逸だったからこそ、リメークも活きるのだと思います。特殊効果を如何に魅せるかは、時代の技術の影響が大きいですから、戦前にできなかったことが40年以上経ってできるようになったということですよね。でも最近のCGが主流のものではない方が、一種の迫力を感じるのは私だけでしょうか?だって、等身大のコングを作ったわけでしょ? 7点(2002-07-19 17:27:26) |
995. キンダガートン・コップ
シュワちゃんはやっぱりコメディが似合う(笑)。"コナン"シリーズだって、ある意味ユーモアのある作品でしたし、シリアスものでもシュワちゃんのユーモアのセンスはすごく好きでした。この作品でも活かされていると思います。理屈無しに楽しめます。 7点(2002-07-19 17:23:43) |
996. キリング・フィールド
ベトナム戦争の影響を受けて、カンボジアに内戦が起き、そこから撤退する欧米人の慌てぶりが描かれる前半、あの写真が消えたシーンは、心底残念に思いました。その後、主人公の通訳が翻弄される運命。なんとなく「ビルマの竪琴」を想い出します。ポルポトの悪逆非道ぶりが見事に描かれています。 7点(2002-07-19 17:21:15) |
997. 去年マリエンバートで
この映画、とても苦手です。ビデオに録画して10回くらい観たのですが、いつも1時間くらいで寝てしまいます。不眠症にもってこいの映画です(苦笑)。 <2003年12月11日追記>タルコフスキーの「サクリファイス」は好きな映画です。もちろんお目目はパッチリです。キューブリックの「2001年宇宙の旅」も寝ないで観られます。アッテンボローの「ガンジー」だってノープロブレム! ホントに私に何かを訴えてくるなら、感じ取れるはずだ。庭園が出てくる。男と女が出てくる。同じ事の繰り返し。ダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・・気がついたら、またビデオが巻き戻っていました(苦笑)。体調万全だったんだがなぁ。 <2004年1月20日追記>早送りを含めて、最後のクレジットまで観てはおります。未見でもないし、途中でやめてもいません。 5点(2002-07-19 17:17:32) |
998. 恐竜100万年
今の歴史観からしたら、めちゃくちゃな設定ですよね。子供のころ、サンダーバード0X号と併映で見た映画です。母親と一緒だったので、ラクウェル・ウェルチのナイス・バディがちょっと恥ずかしかったです(笑)。プテラノドンは羽ばたくことできないですよね? 7点(2002-07-19 17:15:59) |
999. 恐怖の報酬(1953)
とにかく演出の出来が抜群です。昔の映画なのに、ハラハラドキドキを最後まで味わせてくれます。この手の映画の結末は、どんでん返しがあった方が面白いですが、この作品もあっといわせてくれます。このラストシーンを見たとき、私は「Uボート」のラストシーンを思い浮かべました。 8点(2002-07-15 08:25:47) |
1000. キャリー(1976)
スチーブン・キングの原作の映画化はポシャることが多いけど、これは成功した方の部類ですよ。シシーは今は脚本書いたり、落ち着いた演技してるけど(ストレイト・ストーリーとか)、このときはけっこう凄い演技でしたね。でもこの時点でもう27歳だったんだね。女の子を怒らせてはいけませんよ、みなさん。この映画のように、後が怖いですから。 7点(2002-07-15 08:19:10) |