981. 危険な情事
この映画、妊娠までさせといて男だけシアワセになりおって..的な論調を良く見る映画だが、 少なくとも実際にエッチにいたる過程を観るとどう考えても合意の上で責任は対等。 その結果、妊娠までしてしまったのは、「避妊ちゃんとしろよ」というごく普通の常識の 問題であって、これも2人の共同責任。そこからどう解決するかは、ケースバイケースだと 思うが、あんなホラーに迫ってくるのはさすがに「ケースバイケース」の範疇ではないだろう。 アゴが割れてるくせに当時やたらとナンパな役が多かったマイケルダグラスのキャラも あって男が悪そうな印象を受けるが..実際これで男が悪いとか言われると我とわが身を振り返ると 結構困るのである。あぁ困るとも。 いろんな意味でホラーな映画。 6点(2004-01-26 15:56:11) |
982. ミッション
当時、会社の上司から「系列の映画館ならどこでも映画が見られるんです株主優待券」を頂きました。 「何を見ようかなぁ..」と思って上映中の映画を物色したんですが、どれもイマイチでほとんど選択の余地なし。 で、消極的選択の結果観たのがこの映画。話題の大作だしこれでも観とくか....くらいの消極的選択だったのですが... えっとぉ..宗教的な知識も素養もない私には、(予想通り)なんの面白みもない映画でした。 こいつは多分一生懸命つくった大作なんだろうなぁくらいの感想しかなくて、ぶっちゃけ退屈。 映画に、わかりやすい喜怒哀楽を求める僕のような人間は見ないのが吉。 ちなみに滝のシーンの撮影で人死にが出たという噂は僕にも確かに聞き覚えがありますが、真実かどうかは??です。 4点(2004-01-26 15:46:06) |
983. サンダーバード6号
タイトルにもなっている(ブレインズの秘密兵器^^)サンダーバード6号とはなんぞや。というのが見所..、なのかもしれませんが、要するにサンダーバード。それ以上でもそれ以下でもなし。映画としてそれほど高い点ではありませんが..... CG全盛の今、サンダーバードのようなものはもう作られることはないでしょうが、サンダーバード2号のプラモデルでめっちゃ遊んだわれわれの世代にとってはサンダーバードは永遠です。 6点(2004-01-25 21:27:52) |
984. ザブングルグラフィティ
いまさらわざわざこれを観ようなんて方もいないでしょうが、アニメブーム、富野ブームの只中に作られたテレビのダイジェスト版フィルム。 映画としてどうこういうものではない単なるフアン向けフイルムです。 まぁこの映画用に新しく作られた歌とかはよかったけど.. テレビ版の方は当時なかなか面白かったんですけど、やっぱりこういうダイジェストはきついですよ。 3点(2004-01-25 21:18:04) |
985. 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業 <TVM>
わ、これ登録されてたのか.....ふつーの出来..だよねぇ。「古畑がすごく好き!」なんて人にはいろいろいいたいこともあるかもしれないけど、普通にテレビで見てました..くらいの僕にはシリーズ中の他のものと比べてとやかく言うほど違うとも思えなかった。八嶋は確かに出すぎかもしれないけど、今回彼がある程度動かないと話がまわらない感じだったし。 5点(2004-01-25 17:27:58) |
986. シャレード(1963)
かなり昔、ハラハラドキドキしながら見た映画で、本当に大好きだった映画です。 シナリオ、演出、マンシーニの音楽..どこかが突出しているわけではなく すべてにおいて85点のまるでトヨタカローラのような完璧な大衆娯楽映画。スタンリードーネンの職人芸って感じ。 今、まともに考えると「どう考えたって、ケイリー・グラントが悪役のわけないだろう」とか 思っちゃうわけですが....そういえばオードリーの相手役って「ナイスなおじさま」が多いですよね。すでに「ナイスなおじさま」な年齢に到達してしまった自分としては、「お、俺も!俺にもチャンスを!」と思っていまうわけなんですが..どっかにいないかナイスな美女。連絡請う。 8点(2004-01-25 17:17:11) |
987. ベイブ/都会へ行く
前作から一転して、どこかのテーマパークのような極彩色の不思議空間で進行する動物パニックムービー(←って微妙に意味が違う^^)。 それにしても、この映画の独特の画面デザイン「ひょっとしたらテリーギリアム?」と思わせるような不思議な色彩空間でして、これがベイブらしいかというと..かなりびみょー。 全編大騒動のこの映画ですが、結局、話の目的は単に井戸から水をひきたかっただけなんだよなぁ。 5点(2004-01-24 09:32:52) |
988. 妖怪大戦争(1968)
「そうか、ろくろ首の首って結べるんだ」ってことを純な子供時代の僕に教えてくれた映画。 すでに皆様がお書きのように弱く優しい日本の妖怪達が一致団結して西洋妖怪をやっつけるお話で 子供心にも面白かったとを記憶しております。 6点(2004-01-23 15:27:49) |
989. ギブリーズ episode 2
かなりダメ。この映画?のせいで「猫の恩返し」の評判まで悪くなっちゃうことを考えるともはや犯罪だ。 0点(2004-01-22 13:16:26) |
990. ランボー
実にひさしぶりにこの映画を観た。 そういえばこの映画のレビューをここに書いてたのかな?と思って自分の書いたものを見てみると 「当時、ランボーマーボー天気予報、というネタを口にしなかった人がどれだけいただろう..」 という書き出し。 「おま!いや、俺だけど!」と思ってしまったわけだけど、確かにこの映画公開当時、そんなネタを口走ってたよな、と懐かしく思い出したのです。 さて映画の内容ですけど、多分この映画ほど未見の人に誤解されている映画も少ないのではなかろうか?と思われる映画です。 映画未見の人が描くランボーのイメージは、上半身裸でバンダナを巻いた、そう映画グレムリン2でモグアイが「mm--ランボー!」と真似してたランボーの姿であり、映画の内容としては「コマンドー」的なものだとイメージしてるはず。 (まぁランボーを観てない人はコマンドーも観てないだろうけど、それはさておき) 日本語で乱暴に通じるランボーというタイトルがさらにそのイメージを後押ししている面もあって、2作目以降はまぁそれでもいいんだけど、実はこの1作目はまるで別物。 70年代から増えた(実際アメリカで社会問題になっていた)ベトナム帰還兵ものというテーマを根底においた、わりとシリアスなアクションもので、そういう意味では未見の人にこそみてほしい映画だとも言えます。 [地上波(吹替)] 6点(2004-01-22 13:12:34)(良:2票) |
991. 天使のくれた時間
全世界の仕事バカにささげる映画。この映画はif世界の長女(別名:師匠)アニーだっけ?あの娘につきます。めっちゃ魅力的です。 それ以外は、わかりやすいとはいえ、あまりに2極ステレオ化された人生の対比、いかにもありがちな展開..で そこまでいい映画かなぁ..とは思いましたが、まぁそこそこ。 女性陣、ティア・レオーニもよかったんですが、 if世界での浮気相手候補の女性、彼女の胸は魅力的。あれはねぇ、やっちゃいますよ、えぇやっちゃいますとも。 (なんで、あっちの世界で彼がもてるのか不思議だったのですが) とはいえ、やっぱり長女の女の子が一番ですが。 でも邦題、なんで天使と断定するのか?天使なのか、奴? 6点(2004-01-19 11:20:37) |
992. 猫の恩返し
最初に一言。もしここのレビューの平均点を見て、この映画を見てない人がいたら(その人が宮崎アニメ信者でなければ)見て損はないです。素直に面白いいい感じの小品ですから。 この映画、猫の国に行く前までと猫の国から帰ってきてからの短い時間、つまりハルの日常生活のシーンの方がよほど面白く描けていて、そういう普通の時間を いい感じで描けてるのはいいなと思いました。 バロン、無駄にかっこいいのですがなんで彼が存在しているのか、猫の国ってなんなのか、 そういうところが全然劇中で語られてません。が、この映画の場合はそれはそれでいい気がする、そういう 少女漫画チックなファンタジー。 しかし、現実世界で沢山猫を助けてきた僕は、全然猫に恩返ししてもらってない.. いつか恩返ししてもらえるだろうか...(ネズミはほしくないが..) 7点(2004-01-17 20:39:09) |
993. デモン・シード
まず、この映画を登録するにあたり「ジュリー・クリスティないじゃん!」と人物登録要求を出してしまい、 へちょへちょ星人さま、管理人さまにお手数おかけしたことをおわびいたします。 (びみょーに違う名前で登録があったとは..カタカナ表記の怖さですな(←言い訳)) で、この映画、「モダンホラー界の巨匠」といつのまにか呼ばれるようになった(単なる娯楽小説量産作家の)、 D.R.クーンツの初期の量産型大衆娯楽小説を映画化した作品。 「天国からきたチャンピオン」のヒロインを演じたジュリー・クリスティがとんでもない奴に好かれてレイプされとんでもない子供 を生むというC級SFホラー映画。最後に出てくる子供のチャチさったらもう..っていうかあんなの普通には産めないだろう.. 産むときどっかにひっかかるぞ。本当にC級のどうでもいい映画。...ただ、同じ設定をうまいこと生かしてリメイクすれば一部の好事家がよろこびそうな 結構エロいシチュエーション満載のB級エロティックホラーSFができそうな気がするんだよなぁ。リメイクしてくんないかなぁ.. 4点(2004-01-16 10:23:43) |
994. メテオ(1979)
おぉ、なつかしい。これソ連側のミサイル衛星の名前が好きでした。「ピヨートル大帝」だもの。 当時、ちょうど書籍やなんかでそういう名前(大ピピン小ピピンみたいなもんだ)を覚えたての年頃だったので、いかにも「おぉピヨートル大帝知ってるぞ」と 嬉しかったのを覚えています。それからこれ、飛んでいく米ソのミサイルが途中で何発か脱落するんですが ちゃんとソ連の方が脱落する数多いんですよね。そこはそれアメリカ映画ってことで。 (でも当時の実際の技術水準を考えると、ソ連のミサイルはもっと脱落していいはずだから、むしろソ連に好意的な描き方なのかも..) ところで、このサイトでメテオで作品検索すると2作品ひっかかります。一つはもちろんこの映画。 もう一つは「な、なぜ?」と一瞬、眼が点になるような映画。あいまい検索おそるべし。 5点(2004-01-15 13:27:27)(笑:2票) |
995. 宇宙大怪獣ギララ
へちょへちょ星人さんのおっしゃる「この手のマニア」がどの手なのかがよくわからないのだが、 今だになぜか「ち~きゅうー、ぼくたちーのほしー」とこの映画のテーマが口ずさめる僕はその手なのだろうか.... という疑問はさておき、東宝のゴジラ、大映のガメラに対抗するべくブーム便乗で製作された怪獣映画が、 松竹のギララと日活のガッパ。その様はまるでかつてのビールのドライ戦争を彷彿とさせる。 で、ドライ戦争が結局アサヒの一人勝ちに終わったように、付け焼刃的に作られた ギララやガッパはそんな映画あったんだー?くらいの映画になってしまったわけだ。 主人公(?)のギララ、正面からのデザインは嫌いじゃないんだけど、全体的な形としては尻尾がないのが 致命的。しっかりした尻尾があったらもうちょっとかっこよかったと思うんだけどなぁ。 それで映画自体が面白くなったとはいわないが... 4点(2004-01-15 11:58:17)(良:1票) |
996. ロボコップ3
ひょっとして今の10代くらいの人にはわからないかもしれないけど、10年以上前のアメリカでは 日本の工業製品信仰みたいな時代がありました。「日本製品マンセー」みたいな。 今、この映画を見るとそういう時代をもろに感じます。 BTTF(2作目か3作目)で壊れたパーツを見て「ほらみろ、やっぱり日本製だ」とのたまう過去のドクに、 「ドク、日本製は最高だよ」とマーティが言い、ドクが「信じられん..」みたいな事を言う小ネタがありますが、 80年代から90年代初頭にかけてほんとにそういう時代があったんだなぁ、という空気を思い出させてくれる 映画の一本であります。 空を飛ぶのはもうご愛嬌ということで。 4点(2004-01-15 10:39:25) |
997. ロボコップ2
シリーズ物の宿命「続編は1を超えられない」を地で行ったような作品。 1を悪い意味で拡大再生産したような映画になっていて初見のときの印象は「なんだかなー」だったのだが、よくよく考えてみると映画としてそこまでひどい出来でもないかなと。 特に3を観た後だと「2のときロボはまだ幸せでした。」と思わないでもない映画。 5点(2004-01-15 10:38:17) |
998. 料理長(シェフ)殿、ご用心
小粋なグルメ系サスペンス映画。適度にラブありサスペンスありの佳作でジャクリーンビセットの魅力全開映画。と、書いてみると、めっちゃ大雑把に言えば「シャレード」系映画と言えますね。 (シャレード系ってなんだよという突っ込みはあるかと思いますが) 映画の内容は原題の「誰かがヨーロッパのすごいシェフを殺そうとしている」がまさにそのものドンピシャリの内容で、当時と違ってグルメな食事に慣れた今の日本人が見たほうが面白いかもしれません。 (この映画が公開された頃、ロブスターを実際に食べたことある日本人ってほとんどいなかったと思います) 私らの世代は「なんちゃら洋画劇場」で1回や2回は必ず見てる..と思うくらいにしょっちゅうテレビ放送されてた映画なんですが、どうやらDVD化されてないらしいので、今は見るのが困難なのかもしれませんね。 こういう映画こそ、映画のジェネレーションギャップを測るのにふさわしい映画なのかもしれません。 ま、そんなもん測ってどうするのかがわからないんですが。 [地上波(吹替)] 6点(2004-01-14 11:46:45) |
999. シービスケット
私、実際に趣味で 1/40 とかの小さな所有権ではありますが、競争馬を何頭かもってますので この映画への興味は一般の映画フアンの方とはだいぶ違うということをまずお伝えしておいて....(ちなみに現実世界では愛馬オレンジワールド号が先日の福寿草特別でヘタレだったのでへこみ中) 何よりびっくりしたのがウルフ役のスーパー名騎手ゲイリー・ステイーブンス。めっちゃ普通に役者してるじゃん。うひゃ、あまりに自然でびっくりだ。 映画自体は、前半がかなりタルくてうーん..って感じ。そこを乗り越え3名集まってからはやっと物語が動き出し それなりに面白く観ることができるのですが..なにしろ最初の30分がきつい。映画全体として冗長っぽいところがあるくせに、逆に話を無理やり詰め込んだ感じのところもあって話の見通しが悪く感じます。 そのせいもあってか、主役級以外の人物は誰が誰だか映画を見ていてもよくわからず、画面に誰か出てきても「この人誰だったけ?」と思うような人ばかり。おかげで細かな人間関係などがイマイチわからず終い。まぁわからなくてもいいんでしょうが。 映画全体の評価としてはまぁボチボチってとこでしょうか。とても「全米が感動の涙」なんてほどのものには思えませんでした。 ちなみに...... シービスケットは1938年度の米年度代表馬。生涯成績は89戦33勝。2歳~7歳まで走りました。 この映画中でウォーアドミラルと戦ったピムリコスペシャルはそのシービスケット4歳の時の話。 (ちなみにその時のウルフのセリフ「あばよチャーリー」は米競馬界では知らぬものがないほどの有名なセリフだとか。) 引退後種牡馬になってからは惨憺たる成績で、まったく後継を残せませんでした。 バックパサーの母父として名を残すウォーアドミラルと違って、今の競馬フアンがシービスケットの名前を知らないのも無理はありません。 6点(2004-01-13 23:41:40)(良:2票) |
1000. 天地無用! IN LOVE
最初のOVA シリーズで出た6本は当時それなりにおもしろかったんですけどねぇ.. 4点(2004-01-13 16:25:47) |