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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1021.  星の旅人たち 《ネタバレ》 
監督はエミリオ・エステヴェス。監督しての前作「ボビー」もいい映画でしたが、本作も素晴らしい映画でした。  本作では自らも出演し主演に父を起用。フランス映画「サンジャックへの道」と同じく、主人公が今は亡き家族の遺志に導かれるように巡礼の旅に出る、ひたすら徒歩で行くロードムービー。  そりが合わず疎遠になっていた息子の死をきっかけに、父が息子の遺灰と遺品のバックパックを背中に、息子が果たせなかった巡礼の旅に出る。その父を演じるマーティン・シーンの寡黙だが味わいのある演技が胸を打ちます。  ダイエットが目的のオランダ人の男、禁煙が目標のカナダ人の女、売れない作家のアイルランド人の男。何となく共に旅をすることになる彼らとマーティン演じるアメリカ人トムとのギクシャクした、それでいてコメディタッチでのんびりと可笑しな旅の風景が実にいい。  大きな山場も無く、旅の仲間と溶け込もうとしないトムと彼らが次第に心を通わす過程もあっさりとしているけど、旅の風景をとらえる台詞の無いシーンで挿入される曲の歌詞が彼らの心の声を表しているかのようです。  淡々と抑揚も少なく2時間を超える作品ですが、全く飽きがこない。それどころかいつまでも彼らの旅を見ていたい、いや、彼らと共に旅をしているような気分にさせられる心地良さがある。旅の目的地である聖地サンティアゴの寺院の厳かな雰囲気も素晴らしかった。そんな雰囲気を見事に創り上げた、自らが脚本も手がけた監督エミリオの力量を感じる作品です。
[映画館(字幕)] 8点(2013-03-21 18:32:57)(良:1票)
1022.  少林サッカー 《ネタバレ》 
チャウ・シンチーのやりたい放題ムービー!このくだらなさ、素晴らしいです!ここまで豪快にバカ映画に徹する姿勢に感動しましたよ。  それぞれが少林拳のツワモノだけど、徹底的に冴えない面々・・・。そんな野郎どもがサッカーで一致団結して、悪徳監督が率いるチームに立ち向かう。これで最後は負けるワケがありません。  テンコ盛りのコテコテのギャグにベタベタのストーリーですが、(メンツ集まるまでがちょっと長いのだけが惜しいけど…)こういう映画はそれで良し!なんだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-19 23:11:01)
1023.  モスキート・コースト 《ネタバレ》 
国家というものに失望し、無駄にモノが溢れる文明社会に失望したアリーは家族を連れて未開のジャングルに移住する。そこで現地の人々と理想郷を築き上げていたはずが・・・。  皮肉にもアリーが築いた村はあたかも鎖国した国家のようであり、アリーは周囲の情報や訪問者を遮断し独裁者のようになっていく。「アメリカは核戦争でほろんだ」はそんな国家が国民に対して行う情報操作であるかのようです。  文明を批判した彼が未開のジャングルで築いたものは周りの環境とはアンバランスな巨大冷凍庫。その巨大冷蔵庫が爆発するシーンは、今に見直すと福島第一原発事故を連想してしまいました。  やがて彼らは自然の猛威にさらされ生命の危機に直面します。人間自らが発明したモノですら何かの拍子で制御不能に陥る。人間の思い上がりや過信に潜む危険性というメッセージ以外にも考えさせられることを色々と含んだ作品であり、気分良く終わる映画ではないですが、ラストのリバー演じる息子の語りに救われた思いがしました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-16 20:28:14)
1024.  靴をなくした天使 《ネタバレ》 
本当の英雄、ダスティン・ホフマン演じるバーニーも、偽の英雄、アンディ・ガルシア演じるババも、それぞれにダメな部分がありながらもそれぞれに人間味を感じさせる良さがありますが、ずっとバーニーが不憫で、ババ、調子に乗りすぎるんじゃねえ!と途中までは結構イライラさせられた作品。  でも、バーニーの息子への教え「世の中は嘘だらけなんだ。だからお前は好きな嘘を選んで信じればいいんだ」。テレビ局側の描写も含め、結構強烈なマスコミ批判とも受け取れますが、偽の英雄ババを信じることで励まされ救われる人もいる。味わいがあるいい台詞でした。  本作のように、実は思いがけない人物が英雄だった、というのは映画ではよくある話。でも最後にバーニーが真の英雄だと分かって世間から祭り上げられることになったら?きっと偽の英雄ババは逆に世間から血祭りに上げられてしまうでしょう。しかし本作は2人の人間性と利害関係を巧く絡めながら最後には2人とも本当に英雄にした。(最後のババー演説はちょっとクドかったけど・・・)いい脚本だったと思います。  正体を明かされることを好まないバーニーが、ごく一部の人にだけ”オフレコ“で正体を明かす。そのシーンがいずれも素敵でした。セコい犯罪を繰り返していたダメ親父バーニーが100万ドルの中からちゃっかり息子の学費を「交渉」の末キープするあたりもバーニーのキャラを最後まで崩さず良かったと思います。そんな男を演じたダスティン・ホフマンの味わいがある演技もまたいい作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-16 00:12:00)
1025.  結婚記念日 《ネタバレ》 
監督・脚本・製作マザースキーでウディ・アレンは俳優に専任の異色作です。 いつもの自虐ネタやユダヤネタは無いけど(アレンさん、アドリブで入れたくてウズウズしたんじゃないかな?)ノリは完全にいつものアレン映画でしたね。  冒頭、結婚記念日の朝。互いにそれぞれの仕事で成功し幸せな仲睦まじい夫婦。朝からセックス、一緒にお風呂。仲睦まじいのは結構ですが、ウディ・アレンとベット・ミドラーのこんなシーン、別に見たくも無かったりして。  記念日のパーティの買い出しに来たショッピングモールでアレンが浮気の告白をしたものだからさあ大変。中盤以降は2人が延々と揉めまくります。いつも通り喋りまくるアレン。でも、ベット・ミドラーがそんなのに負ける訳が無い。アレンのしゃべくりが全開ならミドラーも濃い存在感全開。  この2人が夫婦役、さすがに面白かったし、クリスマスムードのショッピングモールの雰囲気も楽しかったです。ほとんど2人芝居の作品で、この調子で喋り続けてくれるので最後はちょっと疲れましたが・・・。  ニーノ・ロータの挿入曲、これはマザースキーからフェリーニを敬愛するアレンへの粋な計らいだったのでしょうか。そう言えばロス在住のウディ・アレンというのも珍しい作品でしたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-13 21:57:15)
1026.  私がウォシャウスキー
91年の作品ですが音楽も作品の雰囲気も、もっと古い作品のような感じがしましたね。キャスリーン・ターナーはこんな強い役も似合うので良かったのですが。ボートでの追いかけっこなどは良かったので、クルマや電車などを使ったりしながら、もっとシカゴの街を広く使ったアクションを入れても良かったかもしれません。シカゴの象徴として度々登場する、長年優勝から遠ざかっている伝統ある球団シカゴ・カブス。メジャーリーグ好きにとっては、「カブスの優勝を見てから死にたいよ」「それじゃ永久に死ねないぞ」など、シカゴ市民の微妙なカブス愛が感じられて面白かったですね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-03-10 14:09:45)
1027.  世界にひとつのプレイブック 《ネタバレ》 
それぞれに結婚歴がある、心に傷を抱える男と女。人生の辛い一時期を生きるこの2が人生を再生すべく奮闘する様を描くラブストーリー。  人間の強さもちょっぴりダメなところも含めて両親や兄といった彼らの周りにいる登場人物が気持ちをぶつけ合う人間模様は、ラッセル監督の前作「ザ・ファイター」と共通する部分を感じますが、この監督さんのこういう人間の描き方、好きです。  危うさを感じさせながらも今を懸命に生きる2人を演じるローレンスとクーパーの好演は勿論のこと、「ザ・ファイター」でも本作でも主要キャストにオスカーをもたらしたラッセル監督の確かな手腕を感じます。  ラストのダンス大会は、居並ぶプロのダンサーのような出演者たちと比較するとちょっと不安げな2人と、2人を見つめる家族。その姿は同じく問題を抱える家族の奮闘記である「リトル・ミス・サンシャイン」のコンテストにも似てちょっと心配な気持ちにもなりましたが、「5点で何であんなに喜ぶんだ?」というユーモアも交え、その後の展開もベタですが気持ちのいいハッピーエンドでした。
[映画館(字幕)] 8点(2013-03-10 00:23:31)
1028.  ライフ ―いのちをつなぐ物語―
水中に暮らす者たちも、地上で暮らす者たちも、樹上や大空に生きる者たちも、アリのような小さな生き物も、クジラのような大きな生き物も、食料を得て子孫を残すためそれぞれが勇敢で知性にあふれ、そして優しい。ダニエル・クレイグの淡々とした語りで次々に登場する生き物たちの懸命の営みを淡々と追うドキュメンタリー。  とても多くの種類の生き物が次々に登場するので、1つ1つの生き物の物語がごく短くなってしまっていますが、特に昆虫などの小さな生き物には面白い映像が多い。  こうした動物ドキュメンタリーには圧倒的なスケールの迫力ある映像が売りの作品もありますが、そんな作品と比較すると本作は小ぢんまりと淡々としています。しかし映像の迫力などでのアピールではなく、生き物たちの目線で等身大の彼らの営みを見ることが出来るドキュメンタリーです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-08 23:21:01)
1029.  イントゥ ザ ブルー
カリブの海の美しい映像が印象に残る海洋アドベンチャー・サスペンス。そして何と言ってもジェシカが可愛くて魅力的!まあ、本作はそれで良しの映画なのかな。  でも麻薬がらみのサスペンスが強くなりすぎてしまって、宝探しのワクワク感があまり無かったですね。2時間近い上映時間ですが、90分程度で良かったのではないかと思います。  終盤のサメとの絡みは「ジョーズ」を彷彿とさせますが、ボンベ爆発のラストも、「ジョーズ」のロイ・シャイダーの最後の一撃を思い出してしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-03-05 22:27:39)(良:2票)
1030.  誘惑のアフロディーテ
アフロディーテとは、「愛と美と性を司るギリシャ神話の女神」であり最高の美神であるとのこと。つまり本作はアレン流のギリシャ神話の現代風リメイク?といったところでしょうか。  挿入される作品の語り部のような存在であるギリシャ神話の神々はアレン以外の登場人物とほとんど絡むことは無く、作品の中では微妙な存在のような気もしますが、彼らの存在が作品を分かりやすくしてくれたのでしょう。  いつもの自虐的で神経質な皮肉屋アレンは抑え気味で物足りなさも感じますが、アレンの優しさが感じられる作品でした。それでも、互いの実の子と対面するラストと、「人生とは皮肉なもの。奇想天外で悲しくて素晴らしい。」という本作の最後の台詞にはやはりアレンらしさが出ていましたね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-03-03 15:40:06)
1031.  小さな村の小さなダンサー 《ネタバレ》 
原題からも分かりますが、文化大革命の時代の中国を題材にした映画。  この時代を取り上げた中国映画は少なくないですが、本作は海外で製作された映画という点で異色の存在です。フランスで製作された文革の時代の中国を描いた「小さな中国のお針子」も同様ですが、本作は意外にも文革の時代はさらりと通過していく。  しかしそんな中にも江青が登場し、芸術が文革のプロパガンダに利用され、純粋にバレエの素晴らしさを訴える主人公の青年の恩師が反革命分子に指定されていくあたりはリアルに描かれています。  北京のバレエの学校では同級生から常に一歩遅れていた彼が遂にアメリカ留学を果たす。そこで言論や表現の自由というものを知り、苦難の末に成功を掴むまでを描いた映画としても良かったし、素晴らしいバレエシーンの数々も見応えがありました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-03 00:11:17)
1032.  ブルーバレンタイン 《ネタバレ》 
ある男と女が出会い愛が芽生え結婚に至る過去と、その結婚生活に行き詰る今を同時進行で描く。特に今のパートに関しては切ないというか、見ているのが辛い映画です。  2人それぞれに楽しかった日々を思い出すかのように、「今」の合間に挿入される幸せそうな過去の2人。揺れる手持ちカメラの映像の中の過去の2人は不安定でもありますが、若さや躍動感が伝わってきます。それだけに今の疲れたような2人との対比が痛々しく辛い。  結局は2人が別れるまでを見せる作品ですが、映画だからこそ、愛する娘と共にもう一度再生の過程を歩み始める2人の姿で終わってほしかった気もします。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-01 21:37:04)(良:1票)
1033.  ラスト・ソング(2010)
アメリカのスーパーアイドル、マイリー・サイラスの主演作。普通の青春ラブストーリーと思って見始めたのですが、地味ながらもいい映画でした。  両親の離婚、父への反抗から互いを理解し合うまで。そこで出会う大金持ちの跡取りである爽やかイケメン好青年との恋。1つ1つの展開もベタな青春モノの王道ストーリーです。  しかし本作はむしろ、ある深刻な事情を抱えた父と娘を軸とした、娘の成長と家族の物語がメインで、娘の成長の1つの過程としてラブストーリーが巧く挿入されていると感じました。  また、幼い弟の存在が非常に効いていて、この弟の存在があるか無いかで作品が大きく変わっていたと思います。ウミガメの産卵のエピソードの挿入と、それを遠くから見守る父と弟の姿も良かった。  父の抱える深刻な事情は、そこまでしなくても良かったのではないか?という思いもありますが、ラストは爽やかな余韻を残してくれる青春映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-23 21:54:34)
1034.  チャイニーズ・ボックス 《ネタバレ》 
故郷である香港を離れアメリカを拠点とするウェイン・ワン監督による、中国返還に揺れる故郷香港を舞台にしたロマンス。  作品の始まりは1996年新年早々。そこで主人公のイギリス人ジャーナリストは白血病で余命半年の宣告を受ける。その半年後とは中国への返還の時期と重なる。  そのイギリス人の男の前に現れた、中国から渡ってきた女と香港の女。そしてもう1人、香港の実業家の男。香港の人々が中国返還が目前となり、人生の選択を迫られる時期を舞台にしたロマンス。  これは返還に絡む当事国、という関係なんだと思いますが、それぞれの関係のドラマが弱く、登場人物にも魅力が感じられませんでした。  冒頭の新年を祝うパーティーに「中国返還によって人権や自由が奪われることに抗議する!」と突然乱入してくる香港の若者。唐突にこんなシーンを挿入するあたりにウェイン・ワンの故郷の中国返還への複雑な思いを垣間見たような気がします。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-02-23 21:12:47)
1035.  メイド・イン・アメリカ(1993) 《ネタバレ》 
ウーピー主演のコメディですが、その中に人工授精のことや「黒人と白人」などの難しいテーマを陽気に描いて見せた、アメリカ映画らしい良さを感じる作品です。  テッド・ダンソンも好演でした。最初登場した時はとんでもない男かと思いましたが、娘の幼い頃の写真やエピソードに触れたりしながら、少しずつ父であり夫のようになっていく過程もとても自然で良かったです。特に娘に世界地図をプレゼントし、その余白に添えたメッセージが素敵でした。  このシーンあたりを境に騒動勃発でドタバタの前半から登場人物が落ち着きを取り戻し、ハートウォーミングなコメディへのシフトチェンジもなされ、笑いあり感動ありの作品に巧く仕立て上げられています。  やはりウーピーのコメディは楽しくっていいですね。「天使にラブソングを」などもそうですが、この人には鑑賞後に見た人を元気づけてくれる独特のパワーがありますね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-21 21:05:35)(良:1票)
1036.  イシュタール
サイモン&ガーファンクルに憧れる、売れない(そして売れる訳がない)2人組男性デュオがモロッコで騒動を巻き起こすという、グダグダ2人組を主人公にしたグダグダムービー。  しかし、やたらと豪華なキャストに、撮影ストラーロ、音楽グルーシンとスタッフの方も豪華な作品。モロッコを舞台に陰謀とは全く無関係な善良なアメリカ市民が陰謀に巻き込まれる。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけヒッチコックの「知りすぎていた男」を思い出したりもして。本作もユルユルですがちょっとだけサスペンス的要素もある微妙な空気漂うバカコメディ。  ダスティン・ホフマンもウォーレン・ベイティも何だかとても楽しそうでしたね。作品としての出来は良くないと思いますが、何か憎めないものがある作品です。
[ビデオ(字幕)] 5点(2013-02-19 21:56:33)
1037.  ノッティングヒルの恋人
小さな本屋を営むごく普通の男とハリウッドスターの恋。おとぎ話のようでもありますが、その中にあるリアルさや笑いとのブレンド具合が素晴らしい作品です。テーマ曲“She”も見事なまでに本作の世界を歌っています。  ヒュー・グラントのいい味が出まくりです。今回は小さな本屋を営むありふれた男を演じていますが、元々が2枚目俳優であり、ありふれた男の空気を出しながらもハリウッドスターと恋に落ちていく空気も実に自然。  彼の周りにいる善良で愛すべき人々の存在も効いています。お笑い担当のスパイクには良く笑わせてもらったし、(特にパンツ一丁で殺到するマスコミの前でポーズをとるシーンなんて最高ですよ!)ヒューと彼との掛け合いも楽しかった。誰もが憧れる富と名声を得たスクリーンに映るハリウッドスター。その一方で登場する、苦労も抱えていますが支え合って生きている友人夫婦の存在も幸せというものを感じさせてくれるいい存在でした。  映画ファンにとっては思わずニッコリさせられるような映画小ネタも作品の邪魔をせず楽しませてくれます。例えば本屋の店員の男が、「ゴースト」が良かったと言い、ジュリア(本作ではアナ・スコットという女優ですが)とデミ・ムーアを間違えてパトリック・スウェイジの事を聞くくだりとか可笑しかったですね。  アン王女の「ローマの休日」をハリウッドスター、アナの「ロンドンの休日」にしたような、映画史に残る不朽の名作へのオマージュ。
[DVD(字幕)] 9点(2013-02-18 22:39:38)
1038.  人生、ブラボー!
難しいテーマをうまく泣き笑いのあるコメディに仕上げた作品でした。 まず、ダサくて不器用、でも愛すべき主人公のダヴィッドのキャラクターをうまく創り上げたし、演じる俳優さんの風貌も絶妙。  一方彼の“子どもたち”のキャラクターや、子どもたちと彼との絡みは物足りない部分もあります。しかしそれでも笑いドコロも十分だし、最後はやっぱり家族っていいもんだなあ・・・とホロリとさせてくれる。ちょっと変わったアプローチで家族の絆を描いた人情喜劇であり人生賛歌でした。
[映画館(字幕)] 6点(2013-02-17 00:34:23)
1039.  リクルート 《ネタバレ》 
どこまでがテストでどこからがガチなのか?本作の思惑通り二転三転する展開には確かに引っ掛けられました。パチーノをはじめとするキャストも良し。そういう意味では面白く見ることが出来た作品です。  何が本当で誰が本当の悪なのか?最後の大どんでん返しにいやでも期待が高まるという作品ですが、最後にパチーノがいつもの熱演演説で説明してくれる真相よりも、レイラの二重スパイなど途中の展開の方が騙されたという印象の方が強いです。  本作のパチーノ、演技は少し抑え気味でしたが、胡散臭さ、怪しさのある濃いオーラが出過ぎだったでしょうか。老けたなあ・・・。とも感じましたが、その枯れ具合も哀愁漂うラストの散り際とうまく相まっていました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-16 18:40:34)(良:1票)
1040.  聖バレンタインの虐殺/マシンガン・シティ
アメリカ犯罪史に残る、禁酒法の時代のシカゴで起こった“聖バレンタインデーの虐殺”をドキュメンタリータッチで再現したなかなかの力作。  映画としては話の筋や、新しい登場人物が登場するたびにその経歴・性格などをナレーションで解説するのは微妙なところ。  しかし敵味方、多数のギャングスターが登場する本作のようなマフィア・ギャング映画では、それも登場人物を整理して見ることが出来るので良かったのかもしれません。また、ジェイソン・ロバーズのアル・カポネはちょっとスマートすぎたでしょうか。  それでもカポネvsモラン、双方の視点をバランスよく配し、聖バレンタインデーの虐殺に至るまでのシカゴでのカポネvsモランの抗争を描いた見応えのある作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-15 15:10:58)
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