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 > たきたて さんの口コミ一覧。54ページ目
たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1061.  三銃士(1993) 《ネタバレ》 
 ディズニー映画好きとしては、さくっとたのしめる爽快活劇で良かったです。  ディズニーはいつも似たような音楽と演出で始まるので、「さあ、はっじまるよー」ってな雰囲気を感じさせてくれるのが好きです。なんか、気持ちが高揚するんですよね。ディズニー映画観るときだけは、なんか心が若返って、少年の頃にわくわくしながら映画を観ていたときと同じ気分で観ることができるのが楽しいです。  さて、アクション+アドベンチャーではキャラが立っているかどうかってのを、個人的に大事なポイントにしています。その点では、この作品、わかりやすすぎるキャラ設定で難なく物語を楽しめます。このわかりやすさもディズニーの良さでしょう。  個人的には左手からいろんな武器をだすポルトスが最高に好きなんですけど、アラミスにしろアトスにしろダルタニアンにしろ、それぞれ個性が光っていて誰のシーンも楽しいんです。みんなが活躍してくれるのがとにかく嬉しい。  それに、終盤、例のセリフを三銃士が国のあちこちにばらまいたら、仲間たちがそれぞれ隠していた制服を一斉に取り出すシーンがたまらないです。この王道すぎる盛り上げ方は、ディズニー映画って本当に上手です。わかっていても、気持ちが盛り上がってしょうがない。  ちょっとだけ物足りないかなーと思ったのは、悪役さん達がちょっと少ないことでしょうか。もっといろんな強えー奴いっぱい出してほしかったかも。まあ、それでも最後まですっかり楽しませてもらえて満足です。やっぱディズニーは良いですね。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-10 16:40:12)(良:1票)
1062.  アサシン(1993) 《ネタバレ》 
 この映画ってやっぱりニキータと比較してレビューしたほうが良いんでしょうか?(笑)  正直ひりつくような緊張感をまとっていたのはニキータのほうです。アサシンは、ほとんど同じストーリーにも関わらず、なんか娯楽色が出ちゃっているんですよね。これがすべてを同じ色に染めてしまうハリウッドパワーなんでしょうか。  個人的な好みで言えば、ニキータのほうが好きなんですよ。なぜかと言うと、アサシンでは、調教前と後がちょっと変わりすぎてしまっている気がするんです。ニキータでは、調教後もあの独特の悲壮感や孤独な雰囲気が消えていない、ここが良かった気がするのです。  だから、ニキータであったから効果的であったシーンも、アサシンで同じように使うと「いや、なんか違うなー」って気持ちが先に出ちゃうのが残念。  無意識にも比較されちゃうのはリメイクものの宿命ですね。  ただ、ニキータは3回くらい見ているのですが、最後に見たのが10年以上前だから、もし今見たらまた感想が変わるかもしれません。  昔の映画のほうが良く思えるのは、単に感受性豊かな年頃の時に見たせいかもしれないですしね。本当の意味での比較なんて、ほんとは誰にもできないのかもしれないです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-07-10 03:34:55)(良:2票)
1063.  ボディ・ターゲット 《ネタバレ》 
 冤罪ではなかったのは少し意外でした。実はしっかり強盗しちゃっていたんですね。「俺が本当は捕まるはずだったのに」とかはじめのほうで仲間のビリーが言うから、勘違いしていました。  そんで、いつもでしたら「お前悪いやつじゃん。」って偏見たっぷりになっちゃって、主人公に感情移入しづらいパターンのはずなんですけど、なかなかどうしてサム君(ヴァンダム)、良かったですよ。何より過去の過ちを後悔しているのが良いじゃないですか。  アクション映画は、絶対正義、スーパー超人、聖人君主みたいな人たちのほうが、面白いに決まってるじゃんって思っていましたが、なんか真っ白ではない、グレーな感じの主人公ってのもいいもんですね。決して完璧ではないサムが、大事にしたいと思える人たちに出会えて、その人たちのためにその腕力をふるうっていうのは、普段あんまり感じることないタイプのカタルシスを得られてなんか心地良かったです。  そのグレーの良さってのを堪能してもらうために子供を効果的に使うってのは、なんかずるいやん、って気もしますが、やっぱ子供がからむと作品に味わいが出ますね。特に今回の子役の二人はとっても良かった気がします。  ラストの30分、特に警察に追いかけられてからは片時も目を離さず見入っちゃうほど面白い展開になりましたね。ヴァンダムキックが見られなかったことだけがちょっと残念だったかな。  そうそう、脇役さんたちが良い味出していたのもこの映画の評価のポイントでしょう。特にロニーは良かったね。彼もなかなか良い灰色出していましたよ。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-08 01:58:28)
1064.  ハード・ターゲット 《ネタバレ》 
 父親が殺された理由を探していくにあたり、関係者が次々と殺されていく展開はありきたりですけど良かったです。この前半だけでフーション(ランス・ヘンリクセン)とヴァン・クリーフ(アーノルド・ヴォスルー)の悪役としてのキャラづけは完璧でしょう。  最後の関係者が殺されると同時に、ブドロー(ヴァンダム)たちも攻撃されて、更には刑事のマリーが応戦空しくやられちゃって、どうなることかと思いきや、まさかそこからラストまでひたすらアクション押しになるとは思っていなかったです。  悪くはないんですけど、もうワンクッションあっても別に良かったんじゃないかな。まだこちらの気持ちの用意がまだできていないうちに、ラストまで突っ走られてしまいましたね。  この手のアクションにはありがちの、主人公にはまったく弾が当たらないという設定はもはや鉄板なので気にはしませんが、もうちょっとだけ当たらないようには気を遣ってください。バイクの曲乗りも、ロープにぶら下がりながらの射撃もやりすぎです。笑えたけど。  ほかにも言いたいことはいろいろありますが、最後にひとつ。  撃って蹴るのではなく、せめて蹴ってから撃ってください。あほですか。  というわけで、最高に楽しいアクション映画でした。  いや、本当ですよ。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-30 06:24:39)
1065.  山猫は眠らない 《ネタバレ》 
 いろいろなアクション、サスペンス、クライムムービーを観ていると、比較的安全な立ち位置にいるように見えるのが、「狙撃手」と「ヘリの中」です。  ところがこの映画、狙撃手もヘリも、決して安全なんかではないって教えてくれるんです。360度ジャングルの中では、狙撃する側は同時に狙撃される側でもある。劇中常に漂う緊張感がたまりません。  更には、ミラーが赴任する時、ヘリの中にいながら狙撃されちゃうのが衝撃的です。仲間が次々と撃たれ、ヘリのパイロットまで撃たれてしまう。戦地では安全なところなんて実際どこにもないんだと警告するのに十分すぎる効果がありました。  残念な箇所をあげるとすれば、やはりリチャード・ミラーのばかっぷりでしょうか。特に前半。人を撃てない悩みがあるのは良いとしても、ベケットに対してあそこまで敵意にも近い不満を抱くのは不自然ではないですかね。  確かに、仕事ができないうえに努力もできないくせに、プライドばっかり高い役立たずってのはどの世界にもいるとは思いますが、ここは戦場ですよ?しかもあなた達はスナイパーですよ?って思っちゃうわけです。  ミラーがベケットに対して銃を撃っちゃうのもやりすぎ。(これは最初任務を言い渡された時の上官のセリフが伏線になっているのでしょうが、だとしても本当に撃っちゃだめ。)  そんで、ラスト付近がドンパチ合戦に終始してしまったのはやはり残念。最後にもう一度だけ狙撃の見せ場みたいなのが欲しかったです。  子供の頃に、かくれんぼやエアガンの撃ち合いで遊んだことのある人はぜひ。きっとあの時の緊張感が味わえると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-27 16:21:56)
1066.  水滸伝(1993) 《ネタバレ》 
 ものすごく切なくて、ありえないほど強い。(ごめんなさい、なんかの映画のタイトルぱくっちゃいました。)  そんなキャッチコピーが似合いそうな名作。  リンチョン、リンチョンの奥さん、ロー、ツォ、の前半のやりとりが暖かく、面白く、相対的に後半の悲劇がよりいっそうひきたてられています。  あまりに悲劇悲劇しているために、いつまでも信念を貫き通そうとするリンチョンに苛立ちを覚えるほどでした。  ツォが殺され、自分をかばってくれた大臣も殺され、ロケンに奥さんも殺されたのだから、個人的にはもっと怒りをあらわにしてほしかったです。そのほうが共感できたし、ラストのアクションにもっとカタルシスを感じることができた気がします。  ストーリーもアクションも申し分なかったのですが、やはり奥さんとツォには生きていてほしかったな(泣)
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-23 12:26:49)
1067.  奇跡の旅 《ネタバレ》 
 きっと、何度も何度も撮り直したんだろーな。・・・なんて、無粋なことを考えてしまう。  いっぱいっぱい撮って、なんか脚本にぴったりの映像をつなげたんだろーな。・・・なんて、無粋なことを考えてしまう。  大人になるってことは、子供のときには気づかなかった作品の深さや面白さに気づく反面、子供のときのように純粋な気持ちで観ることはもはやできないってことだろーな。・・・なんて、どーでもいいことまで考えてしまう。  上記のように、ちょっとだけ心も目も濁っちゃってる僕にも、この作品、とても良かったです。  この映画はですね、きっと家族とか恋人とか、仲の良い友人とかと一緒に見るとすごくすごく楽しいのではないでしょうか。  そんでそんで、観終わった後に、「別れのシーン、すごい切なかったね。」「何気にすごい動物のシーン多くなかった?」ってみんなで話しながら楽しい気持ちに浸っちゃったりしてね。  そいでもって、「でも、猫が流されるシーンとか、ハリネズミとか、あれって動物虐待なんじゃ・・・」ってつっこみもきっちり入れて楽しんだり・・・・なんて、無粋なことを考えてしまう。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-30 05:45:17)
1068.  新ポリス・ストーリー(1993) 《ネタバレ》 
 ジャッキー主演で実話ってのが実に新鮮で面白かった。  と言うか、普通にこれはクライム・ムービーとして申し分のない佳作ではないでしょうか。  実話に基づいているだけに非常にマジメで丁寧な脚本ですが、商業用の映画として観ている人を楽しませるポイントをしっかり押さえてあると思います。それが、ひんしゅくを買わない程度のぎりぎりのラインにとどまっているところに、この映画のバランスの良さを感じます。  映画全体に緊張感があります。ハン刑事が少しずつ追い詰められている様子が画面からひしひしと伝わってきます。チャン刑事とハン刑事の心理的なかけひきも良い味付けになっています。  そして、ラストの実話に基づいたメッセージはグッド。  あのメッセージは個人的に凄く良かった。あのメッセージのおかげで、この作品はただの娯楽作品では終わりませんでした。  終盤では満足のいくカンフーもしっかり見せてもらえたのは嬉しかった。  減点要素をあげるとすれば、やはり無駄なシーンと活かされなかった伏線がちょいちょいあったことですかね。  それからハン刑事がまるでプレイボーイみたいな設定はいったい・・・  あいつまるでドラ○ンクドラ○ンのつ○じ・・ 
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-27 11:18:49)
1069.  ア・フュー・グッドメン 《ネタバレ》 
 法廷ものとしては、捜査が少なく、証拠もあまり出てこないため、「法廷ものならではの面白さ」というのは、期待したほどではありませんでした。  また、どう考えてもマシュー・マーキンソン中佐が自殺しちゃうのは強引です。そこまで思いつめる動機を本作中では見せてくれないので、ただ単にキャフィ達を困らせるための演出にしか見えないのが残念です。  ただ、粗を探せば結構出てくる作品にも関わらず、何故かすっごい面白いんです。だから、見ているうちに粗なんかどーでもよくなってきます。  ですので、素直に見て面白かったと言っちゃうタイプの映画でしょう。  終盤、自分のクローゼットを見て荷造りしていないことに気付いたり、ラストの答弁で相手の矛盾をきれいについた上で逆上させる演出はかなり良かったと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-24 23:52:24)
1070.  青春の輝き 《ネタバレ》 
 こればっかりは、いまだに感覚として掴みかねている「人種差別」の問題。  「ユダヤ人だから」というだけで、みんなのカリスマ的人物であったデイヴィッド(ブレンダン・フレイザー)が、手のひらをかえされる様子は見ていて辛いし、理解に苦しみます。  ですが、同時に、それくらい人種差別の問題がいかに根深いものかということを感じ取ることができます。  当たり前のことなんでしょうけど、差別意識には個人差があり、世代間の格差もあるということが、この映画を見るとよくわかります。『差別というものを第三者の視点で客観視するとこう見える』という教科書的な映画として見ると、非常に価値ある作品だとも思います。  この分かりやすさ、作品への共鳴のしやすさは、やはりディヴィッドがユダヤ人であることが判明する前と後でのギャップを、大げさなくらい描き分けたからだと思います。また、ラストのカンニング疑惑事件は、人種差別の意識が、物事の判断基準に、いかに影響を与えるかということのわかりやすい事例になっている気がします。  結局事件は解決しましたが、この出来事は禍根となってずっと関係者の皆さんに深い影を落とし続けるのでしょう。  「僕の顔を見るたびに、あなたたちは今回のことを思い出すでしょう。」と言ったデイヴィッドの一言が、この映画のすべてなのかもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-19 19:42:57)
1071.  サンダーハート 《ネタバレ》 
 主人公のリボイが、父親にインディアンの血が半分流れているFBI捜査官、というやや変わった設定が面白いです。その設定自体は、物語の中で主人公のルーツを辿ると共に、主人公が見る夢の謎解きにも関わってくるので、映画の中で大事な役割を担っています。設定がきちんと活かされている映画って、観終わった後に、なんかすっきりした気分になります。  映画自体は丁寧な作品づくりだと思いますが、いかんせん内容や時代背景が、私たち日本人にはなじみがないものなので、結構わかりにくい部分も確かにあります。その辺のわかりづらさがこの映画のネックと言えばネックかもしれないですね。  インディアンの保守派と改革派にいたっては、どの登場人物がどちらの派閥なのかがわからなくなったりして、中盤までは人物関係整理するので頭がいっぱいいっぱいになります。  もう一回見ると、もう少し映画に入り込めそうな気はしますが、今回は初見のみでの感想にして、わかりづらさを減点させてもらいました。ですが、ミステリー要素を含めた推理サスペンスものとしては、充分楽しめる内容だと思います。ラストの盛り上がりもナイスです。確かに鳥肌ものですね!
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-19 18:36:51)
1072.  ジェイソンX 13日の金曜日 《ネタバレ》 
 ホラーの要素も多少は含めつつ、戦闘員やアンドロイドとのアクションが満載で、予想以上に楽しい作品でした!  「蟻をつかったマシーン」で、人もジェイソンも良い感じで復活したり、仮想バーチャルの世界でジェイソンを混乱させたり、未来ならではの設定も良かったのではないでしょうか?  ただただ、ひとつだけ!  バージョンアップを遂げた後のジェイソン!  撃たれても「カキーンカキーン」って!  そんなのジェイソンじゃないやい!  あくまで、銃弾や敵の攻撃をその身に受けて、傷つきながらも何度も立ち上がる。  そのジェイソンの姿が感動を呼び、涙をさそうのに。  ラストでやっぱり湖に還っていったみたいですから、もう一度湖底で『自分は何者なのか』ということを、頭冷やしてじっくり考えてほしいです。  自分を見つめなおし、本当の自分を見つけたら、また元気な姿を見せてほしいです。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-17 14:28:19)
1073.  リーサル・ウェポン4 《ネタバレ》 
 シリーズラストということで、卒業式を見るようなテンションで見ていたら、劇中で展開される人間ドラマ(マータフとバターズ、リッグスとローナ、そしてレオ)全部に気持ちがいっちゃって、メインのストーリーに集中しきれなかったです。  それでも火炎放射器男にはじまり、ビルの中のカーチェイスから、史上最強のカンフー男の登場と、思いつく限りすべての娯楽アクションを詰め込んでくれた作品づくりに大満足。まるで、花火のラスト、一斉にこれでもかと打ち上げるあの瞬間に近い感慨を覚えました。  ラストのハラハラ感(特に水中、間に合うとわかっていてもドキドキ。)はシリーズ中最高な気がします。また、ローナが読んでいたベストセラー恋愛小説の作者がマータフの奥さんっていう地味な伏線があるのもグッド!メインと関係ない、どーでも良さそうなエピソードに、思いっきり知恵や工夫を取り入れている映画は大好きです。  1~4まで通しで見ることができて、何とも言えない達成感が・・・  よーし、次は「ダイハード」見るぞー。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-17 04:40:55)(良:1票)
1074.  [Focus]/フォーカス(1996) 《ネタバレ》 
 いわゆる『オタク』という枠にカテゴライズされる人達っていうのは、普段スポットライトを浴びたことがないので、ふいにそういう機会に恵まれると、虚栄心や自尊心というものが本当に子供じみたかたちで現われることが多いんです。  そういった意味では、浅野さん演じる『金村』は、非常にリアルでかつ『ありがちな』オタクの、ひとつのモデルを見事に体現してくれていたとおもいます。それは手撮りの臨場感に更に拍車をかけることになり、見る人によっては一緒に車の中に乗っているような錯覚さえ覚えてしまうかもしれません。  個人的には白井さん演じるレポーターや、音声のヨーコさんもかなりリアルな演技をされていて、時折はいってくるカメラマンの声にいたってはもはや演技とは思えません。  日常から少しずつ非日常へと変化していく様子、そして一線を踏み越える瞬間まで不自然さを感じさせないストーリーも、単純ながら素晴らしいの一言。  一線を踏み越えてしまったあとからは、多少ありがちなサスペンスものなってしまいましたが、一線を越えるまでは、『いつ何が起こるかわからない』という不安感や緊張感を常に感じさせていて、見終わった後には徒労感と何とも言えない後味の悪さしか残りません。  冷静に考えれば、白井、おまえが一番悪いんだよって言いたくなる。  金村君とヨーコさんは、個人的には犠牲者にしか見えないです。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-16 12:08:21)(良:2票)
1075.  リバー・ランズ・スルー・イット 《ネタバレ》 
 評価が分かれるのもうなずける作品。なぜかって、これは男兄弟の家庭で育っている人にとっては、シンクロする可能性は非常に高いと思われるからです。言ってしまえば、こういった家庭というのは世間一般にはよくあって、だからこそ自分や自分の家族と重ね合わせて物語に入りこんでしまう人は少なくないと思うんです。  もちろん、それはこの映画の完成度が高いから成せる業であって、クレイグ・シェーファーやブラッド・ピットだけではなく、トム・スケリットとブレンダ・ブレッシンの迫真の演技があってこそ成り立つものだと思います。  特に両親、父親は弟のほうに愛情の天秤が傾きがちなのに対し、母親は中立で平等に愛情を注ぐ存在。兄にとって母親は救いであると同時に心に平穏をもたらしてくれたはずだし、父親にはもっと『自分のことだって認めて欲しい』と思っていたのが伝わってきます。  兄は少なからず不公平感を感じ、弟に多少なりとも嫉妬していた。そしてそれ以上に弟と両親を愛していたのです。  兄に転機が訪れたのが、シカゴの大学での教授職に採用が決まったこと。そして恋人との恋愛がうまくいき、結婚を考えていること。いままで、弟に偏りがちだった両親の愛情、弟に対するコンプレックスを払拭した瞬間。  父親が食卓で、いつものように『弟』の話を聞こうとします。「今日のニュースはなにかな?」って。借金で首が回らない弟、心ここにあらずといった感じで、「そうだなぁ」と考えていると、兄が「じゃあ、今日は僕がニュースを話そう。」と言って、教授職に就くことを報告します。父親は感動し、ただ一言、「素晴らしいニュースだ。」と。弟も「兄さんを誇りに思う。」と。  本当に感動的なシーンです。いつもマジメに、地道に頑張ってきた兄が、とうとう家族全員の祝福を一身に受けるシーン。  ところが、その直後、兄がシカゴに出発する直前。弟は右手を砕かれたうえに殺害されます。弟はきっと家族の中で神格化され、二度と兄が弟を越える(越えるという表現は適当ではないかもしれませんが)ことはないだろうということが、ラストの母親の表情と父親の台詞から感じられました。  ラストの年老いた兄が一人で釣りをするシーン。  感動的なラストであると同時に、もしかするとあの事件以来筆者の心は孤独だったという暗喩的な意味もあったのかもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-15 13:29:09)(良:4票)
1076.  リーサル・ウェポン3 《ネタバレ》 
 3作品の中では一番好きかもしれないです。(4は未見)  路線がはっきりしていて、コメディとアクションにかなり力を入れてくれている分、人間ドラマは控えめになっている印象です。  とは言え、息子の友人ダリルを撃ち殺してしまったことを後悔するエピソードは見応えがあったし、若い警官が、『警官キラー』でドラムカン越しに撃ち殺されるシーンも強烈なインパクトがありました。  もし、ストーリーが本当に適当であれば、どんなにアクションが光っても、物足りなさを感じるんですよね。  アクションはカタルシスを感じるためのツールの一つだと思っています。ですので、説得力のあるストーリーあってのアクションじゃないかなーと思うわけです。そういう意味では、リーサルウェポンシリーズは、悪いやつがもう本当に胸糞悪くなるくらい悪いやつばっかりなので、素直にリッグス達を「がんばれ!」って気持ちで見られます。だからアクションがより爽快に、コメディな演出はいっそうおかしく感じられるわけです。  このシリーズはなかなか楽しいですね。 
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-14 01:23:56)(良:1票)
1077.  ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌 《ネタバレ》 
 銃がもう一人の主人公と言っても過言でないくらい、あらゆる種類の銃がでてきます。ストーリー上も、よくある「麻薬密売組織の壊滅」ではなく、「兵器密売組織の壊滅」というのが徹底していて良いです。  また、こちらの映画では銃火器が凶悪なので、それにあわせて出てくる人達の耐久性が2割増しくらいであがっております。普通のガンアクションのように1発くらいじゃ倒れません。たとえ通りすがりの雑魚キャラでも、かなり撃ち込む必要があります。だいぶ根性があります。メインの人達につきましては、多少撃たれても跳んだりはねたりしているので驚愕です。  それから、個人的に粗がありまくりのストーリーってそんなに嫌いではないので、この映画のストーリーは結構好きです。わかりやすいし。彼が実は潜入捜査官っていうのはびびったし。  それにこの映画は、やはり純粋なガンアクションを楽しむタイプのようですから、ストーリーに粗がありまくりなのはスルーしちゃっていいんでしょう。  と、いうわけで、ガンアクションが好きな人であれば、わけ隔てなく楽しめる映画なのかなと思いました。   
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-13 01:44:18)(良:1票)
1078.  ポリス・ストーリー3 《ネタバレ》 
 前2作に比べ、随分とストーリーが練りこまれ、作品の印象がかなり変わりました。登場シーンの警察の制服も全然違うんですよね。現代っぽくなってきたなぁという印象です。  潜入捜査というシチュエーションのためか、3作品の中では一番緊張感があり、一番ストーリーを楽しめるのではないかと思います。ただ、ストーリー重視にしているため、アクションはあくまで必要最低限の範囲内で行われ、わざわざ『銃を使わずにみんなでカンフーで大暴れ』なんて合理性のないこともしていません。  よって、必然的にガンアクションが増え、カンフーアクションはやや少なめに。ただ、カンフーアクションのシーンはいつも以上にキレとスピード感が増したように感じられたので、ジャッキーファンの方に充分満足していただける内容に仕上がっているものと思われます。それに、任務遂行上必要なカンフーが多いので、気持ち的にも盛り上がります。  今作ではミシェル・ヨー演じるヤン指揮官が大活躍。潜入先の妹として登場したときはびっくり。(潜入先、架空の家族をあれだけ大規模に、本格的に作っていることに感心しました。このあたりから映画にのめりこみ始めた気がします。)  女性は線が細いので、視覚効果のためかやたら動きが早く見えるので、爽快感が半端ないです。ジャッキーとのコンビアクションも完璧。車にぶらさがったり、バイクで列車に乗ったり、恐ろしい女優さんです。  難を言うならば、やはりラストでしょうか・・・そこで終わっちゃうんですか?これって任務達成になるのかどうか、みんながその後どうなるのか、よくわからないまま終わっちゃって、なんか不安な気持ちに。  上司の面々が出てきて、笑顔で一言「お疲れ。」くらい言ってくれたらさ、ほっとした気持ちでスッキリ終わることができたんですけど。 ねぎらいは大事ですよ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-08 13:31:52)
1079.  リーサル・ウェポン2/炎の約束 《ネタバレ》 
 前作と異なり、すでに息ぴったりの仲良しコンビで物語スタート。  今作ではリッグス・マータフ以外の刑事さんたちも、脇役としての立場を守りながら、かなりの頻度で出てきてくれるので、脇役好きとしてはかなり嬉しい演出。脇役も活躍できる映画って、自然と映画の世界やスケールが広がる感じがして好きです。  『とても仲の良い職場』という前半の刷り込みは、後半の復讐劇の動機付けに一役買ってくれているので、そこもうまい演出かと。  更に、ジョー・ペシ演じるレオ・ゲッツの投入で、リッグス・マータフの息のあったつっこみを何回も見ることができて、前作とはまた違った面白さのトークを楽しむことができます。更にはトイレでの爆弾騒動など、シリアスな中にもなんか笑ってしまう絶妙なコメディを取り入れているところが素晴らしい。(特にトイレは・・・みんなが感動的なセリフ、シリアスな表情を見せれば見せるほど笑ってしまう。だって、トイレですよ。トイレ。しかもおそらくアフター。)  ただ、気になるところもあるんですよねー。エンターテイメントを意識し、肩の力を抜いて楽しめる作品にしたかったのかと思いきや、な、な、な、なんと、同僚どころか恋人まで無残な殺され方をしちゃって、頭の切り替えがちょっと大変なんです。  リーサル・ウェポンはさ、やっぱどちらかと言うと、『まじめなんだけどややコメディ寄りのアクション映画』と思うわけです。・・・にしてはさ、ちと犠牲者が多すぎる気がしないでもない。  まあ、そのギャップもメリハリが出ていいんでしょうけど。  リカ(パッツィ・ケンジット)の死に顔なんか気合はいりまくりで怖すぎ。そこだけ、なんか映画のテイストが重い。肩の力抜きまくってたからマジでびっくりしましたよ。  最後二人で笑いあっているのもなんかね。  結局同僚もリカも戻ってはこないのにさ。  唯一と言っていいくらい生き残ったのは、ジョー・ペシ、おまえかよ。次作も出る気満々じゃん。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-08 05:05:51)(笑:1票)
1080.  ユニバーサル・ソルジャー 《ネタバレ》 
 劉備に曹操がいるように。  アムロにシャアがいるように。  この映画のヴァンダムにはドルフ・ラングレンがいる。  そう、ドルフ・ラングレン演じるスコット軍曹はこの映画のもう一人の主人公。  その無敵っぷり、狂いっぷり、もはや芸術の粋。スーパーで駆けつけた警官4人を射殺した後の「ほらな。」っていう台詞と表情。もはや芸術の粋。  それに対するヴァンダム演じるリュックさんも負けてはいません。個人的に一番の見所は、食堂で一般人相手に容赦なく腕力ふりまわすシーン。そして散々暴れた挙句のこの一言。「暴力はよくない。」うおぉ、お前が言うなぁ。  正直、「ああ、どちらを応援すれば良いんだ。」と本気で迷ってしまうくらい、両者とも良い。どこかの近未来SFみたいに、完全にニュータイプとオールドタイプに分けなかったのも良い。  それでもいくつか注文をつけるとしたら、「氷で冷やす。」「血清を打つ。」制限が多すぎることが、少し映画のスピード感や爽快感を損なう欠点になっているかも。  また、ラストの両親との再会は、あの程度で終わらせるくらいなら別になくても良かったのでは。『故郷に戻ったけれど、両親は二人とも他界していて、歳月の流れを感じさせる演出』とかだったらまだ良かった気もしますが。  あとは、他のユニバーサル・ソルジャー達も活躍させて良かったんじゃないかな、というのは贅沢でしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-06 04:47:41)(良:1票)
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