101. 処刑人
久しぶりに心底面白いアクション映画を観たと思った。銃撃戦の迫力は見事だし、ウィレム・デフォー演じる刑事をはじめとするキャラクターもとてもユニークでよかった。演出方法も斬新で新しい才能の誕生を見たと思う。 8点(2003-06-05 15:31:36) |
102. マン・オン・ザ・ムーン
ジム・キャリーの演技は良くて、彼がやるしかないだろうという映画だった。所々哀愁と切なさがあって感動しかけるところはあったんだけれど、ストーリー展開のテンポが悪くて間のびしてしまった。 5点(2003-06-05 14:40:48) |
103. プリンス・オブ・エジプト
どうも完成度が低いと思ったら、見終わってからディズニー映画じゃないことに気付いて納得した。 4点(2003-06-05 14:35:45) |
104. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
邦題の副題の「夢の香り」という文句にいささかの胡散臭さを感じてしまうけど、本編は実に骨太で感動的だった。なんといっても気難しい退役軍人を演じるアル・パチーノの存在感が物凄い。アカデミー賞は当然という感じだ。そして彼と行動をともにすることで成長していく青年をクリス・オドネルが瑞々しく演じておりこちらも良かった。深みのある素晴らしい映画だと思う。 9点(2003-06-05 14:28:55) |
105. 恋におちたシェイクスピア
観る前まではとっつきづらく、あまり魅力を感じない映画だったんだけど、実際観るとオスカーを充分納得させる上質な娯楽文芸映画だった。アカデミー賞をとったグウィネス・パルトロウがとても魅力的で優秀な女優ぶりを見せてくれる。他の俳優陣の演技も良くて見応えがあった。なんといってもストーリー展開のテンポが思っていたよりもはるかに良くて観ていて間のびしなかったことが良かった。 8点(2003-06-05 14:05:24) |
106. バッファロー'66
ここまで秀逸なセンスだけで押し通してひとつの映画として面白さを感じさせる映画も少ないと思う。とにかくヴィンセント・ギャロがカッコ良く、クリスティーナ・リッチがキュートである。もうそれだけの映画と言っても過言ではないと思うが、それを見るだけで充分価値のある映画だ。 7点(2003-06-05 13:59:34) |
107. エニイ・ギブン・サンデー
演技や映像に迫力があり観ている間の見応えはあるんだけど、終わってみれば結局何の話だったのかな?という印象が残る映画だった。スポーツ映画だったのか、人間ドラマだったのか、その辺が曖昧な感じがする。 6点(2003-06-05 13:55:18) |
108. パリの確率
発想や砂に埋もれた未来のパリなどイメージは良かったんだけど、ストーリーに完成度がなくムラがありすぎる。もっと丁寧に脚本をまとめればセンスやノリは楽しめたのでかなり良い映画になってたと思うのだが、残念。 4点(2003-06-05 01:46:35) |
109. 弾丸ランナー
「走る」ということをテーマにしたことでそれぞれの人間がたどる運命というものが明確にエネルギッシュに感じることができ圧倒される。多くの人が考えそうなプロットではあるけど、それを変に勢いだけに溺れることなく撮り切ってしまところがSABU監督の力量を見せたところだと思う。 7点(2003-06-05 01:21:49) |
110. アンラッキー・モンキー
「ポストマン・ブルース」を観た後に期待してこれを観たんだけど、ストーリーにまとまりがなく感じるものがあまりなかった。ずれていく男の運命や疾走感は、先の2作に通じるものがあるけどそれらほどのインパクトがなく淡々と終わった感がある。 5点(2003-06-05 01:16:56) |
111. ポストマン・ブルース
最高におかしくて、切ないSABU監督の快作だ。偶然が偶然を呼びさらに偶然が重なって脱線していく郵便配達員の男の運命を個性的なキャラクターを散りばめとてもユーモラスに描く。そしてそこから主人公の運命への疾走とともにとても切ないラストへと昇華させていくストーリー展開が見事。 9点(2003-06-05 01:07:22) |
112. ソナチネ(1993)
北野監督独特の間が緊張感と叙情感の両方を巧みに引き出しておりこの映画の世界観に引き込まれる。北野武の才能を世間に確信させた作品だと思う。 8点(2003-06-05 00:53:48) |
113. ホーホケキョ となりの山田くん
この作品が製作発表された時には「なぜジブリが!?」と悲観的だったんだけども、実際に見てみるとこれがなかなかの秀作だった。内容はそのまま「となりの山田くん」なんだけどもそのテンポが実にほのぼのとしていて日常を愉快に描いていてとても楽しめた。アニメーションの質も実に高くてさすがジブリというものを見せてくれる。 7点(2003-06-04 19:49:54) |
114. ダンサー
小ぶりな作品ではあるが、耳が不自由なダンサーを演じるミア・フライアのダンスシーンはとても熱情的で見応えがある。 6点(2003-06-04 19:34:23) |
115. パラサイト
小気味いいテンポとパラサイトの気持ち悪さで一気に見せてくれる。「遊星からの物体X」のリメイクかと思うくらいネタはパクリだけど、それを忘れさせるくらいのロバート・ロドリゲス監督のセンスは流石。今やスターのジョシュ・ハートネットやイライジャ・ウッドらが競演していることも見所。 7点(2003-06-04 19:27:31) |
116. Kids Return キッズ・リターン
北野映画の最高傑作。混迷しながらも成長していく二人の少年の姿を泥臭く描いていく。北野監督の間、久石譲の音楽、みずみずしい映像美すべてが少年たちの感情を映し出していて引き込まれる。とにかく素晴らしい映画であるが、この映画の最大成功要因はこれがデビューとなった安藤政信と金子賢の発見であろう。 10点(2003-06-04 19:17:46) |
117. プリティ・ウーマン
面白い映画だと思うけど安っぽい感じもする。この後に似たような雰囲気の映画が量産されていることがこの作品に対しての尊敬を集めることになっているが、安っぽさを植えつけられる結果にもなっていると思う。 6点(2003-06-04 18:50:13) |
118. ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
映像もストーリーも陳腐で、傑作だった2と比べると明らかに子供だまし。いいものを作り続けることの難しさを感じた。キャスティングに手を抜いたことが第一の敗因。 4点(2003-06-04 18:38:44) |
119. スピーシーズ/種の起源
どうせ宇宙人に滅ぼされるのなあんな美人に侵略されたい。 5点(2003-06-04 18:35:32)(笑:1票) |
120. ラッシュアワー
ジャッキーとクリス・タッカーの掛け合いが意外にハマっていて楽しめる。でもコメディ色が強い分、アクション性が低いのが残念なところ。 6点(2003-06-04 18:33:20) |