101. ベルヴィル・ランデブー
画のタッチが山村監督を思わせ好みで全体にデフォルメ効いてて、サイレンとチックであるけど音楽もとてもカッコ良く、この雰囲気や世界観は好みでした。ただストーリー自体がもう一つ面白みに欠けた気がします。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-29 22:34:18) |
102. 運命じゃない人
上手いね、おもろいわ~。脚本勝負の映画が好きだからハマちゃいます。男って人には神田のようにズバッと言えるんだろうけど、実は宮田くんのように引きずっちゃうんだよね。マキちゃんの事何も知らないくせに好きになっちゃう、でもってマキちゃんが宮田くんにいうセリフも効くんだよなあ。この映画の肝となる宮田くんのマクラの振り方が抜群なので、ラストのサゲが決まってますね。本当は巻き戻しが無い方がバシッと決まって好きだけど、それじゃ宮田くんがあんまりだしなあ。マキちゃんはホントは運命の人なのか?やっぱり運命の人じゃないのか?それを知りたいような知りたくないような実に尾を引きます。さあ、今から2回目観ようっと! [DVD(字幕)] 9点(2006-01-29 21:08:49)(良:1票) |
103. 亀は意外と速く泳ぐ
普通の生活を送る事を謳うが、実際に普通に活きていると感じさせてくれるのは、いつものアナウンスをしているふせえりと美味いラーメン作れるのにもかかわらずそこそこのラーメンを作り続ける松重、この2人だけが一際輝いて見えた気がする。後の人間は普通に活きていない段階でまるで面白くない。 [DVD(字幕)] 1点(2006-01-28 12:53:41)(良:1票) |
104. ニライカナイからの手紙
”セカチュー”と”イマアイ”のオイシイとこ取り、ちょっと反則じゃないかと言いたくなるような、ラスト10分だけのためにある映画です。民営化すると離島の郵便局が無くなるぞ!と郵政公社も全面協力なんでしょうかね。 [DVD(字幕)] 4点(2006-01-28 12:39:52) |
105. ベイビー・オブ・マコン
大掛かりな舞台装置、凝りまくってる美術、華美な衣装とグリーナウェイワールド、二重三重の劇中劇の中で、どこまでが芝居どこからが現実なのか、常に意識させられる。そんな意識を人間のエゴや欲望が渦巻く強い毒が自分の感覚が完全に麻痺されてしまう。その頭がクラクラしそうな感覚がラストでは一転スカッとさせられ気分爽快、最高です。 [ビデオ(字幕)] 10点(2006-01-27 23:57:53) |
106. バティニョールおじさん
ユダヤ物は基本的には嫌いなんですが、バティニョールおじさんいいですね。自分がユダヤ人一家を引き止めた事により彼らの運命、そして自らの運命をも変えてしまう。連行される彼らの目、この目から逃れるため、贖罪のために行動を起こす。危険を冒してまで行動する中で、やがて単なる贖罪から子供たちの父となることを選ぶ。おじさんの贖罪意識は当時の多くのフランス人の気持ちを代弁していると共に、今生きるフランス人に対して忘れてはならない自分たちの罪を強く訴えている。 [DVD(字幕)] 8点(2006-01-27 23:31:51)(良:1票) |
107. 亡国のイージス
《ネタバレ》 阪本監督「KT」に続くポリティカルアクション、日本の軍もので過去の戦争でなく現在を描いた物語としてはハリウッドチックで面白かったです。が良くも悪くも軍内部の事や人間関係など説明不足な部分も多く、バックボーンが判らないので、ただ死にに出てきただけに見えてしまう人が多かった。個人的には真田よりも中井の方が父性を感じさせるので逆の方が良かった気がする。真田の方がアクション上手いからだろうが、真田がやってるとジョン・マクレーンか織田裕二かって気がします。中井が先任伍長でもっと泥臭く”生”を強く訴えかけた方が良いのではないでしょうか。ついでに如月も安藤政信の方が似合ってそうな気がしました。ラストはあわや「スピード2」かと思いきや手旗信号とは。。。何度も水の中入ったから携帯電話ツブしちゃったんだね。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-27 21:01:13) |
108. 始皇帝暗殺
組織の王として人を殺してきた男と刺客として人を殺してきた男、自らの生まれながらの罪のため人を殺し続けなければならない男と自らの過去を悔い改め剣を捨てた男、対極を成す2人の男たちが1人に女を愛した事によりやがて剣を交える。巨大な城郭や人海戦術の大エキストラの迫力はサスガ中国と感心させられる。コンリーの魅力に対して肝心の二人の魅力が乏しい。この映画の対極の二人と映画の女神を愛した「始皇帝暗殺」チェンカイコーと「HERO」チャンイーモウの二人が、どちらがどちらとは言わないが妙にかぶる気がする。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-26 22:29:44) |
109. グランド・ホテル
スターが集まると焦点がぼやける映画がちですがそれを逆手にとって上手くまとめたのがグランドホテルスタイルなんでしょうね。でもやっぱり絡まない人間同士がいるためストーリーにおいてのサスペンスもロマンスも希薄さを生んでしまっている。こんなに沢山の人間が出ているんだからもっと複雑に絡み合うストーリーに出来れば文句なしの映画だったと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2006-01-26 22:03:24) |
110. 夫たち、妻たち
この頃はもうミアファローとの関係がかなりヤバかった頃なのかな、自業自得だけど。倦怠期夫婦において如何にしてお互いの気持ちを確かめあい、信じあって生きていくのか、難しいよねえ。アレンの元にはそして誰もいなくなったってのがまた良いねえ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-24 23:29:14) |
111. ラジオ・デイズ
ラジオが家庭の中心にあった時代のごく普通?の家庭のアットホームなコメディ。アットホームと言えども、そこはウディアレンらしく随所に毒が散りばめられ、やられてしまう。ラジオから流れる音楽に体を揺らしながら、ウディアレンになったような気持ちで肩の力が抜いて気楽に楽しむといいのかな。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-24 23:20:51) |
112. さよなら、さよならハリウッド
ウディアレンらしさはよく出ていたけど、役を彼がやるにはやっぱりおじいちゃん過ぎるんじゃないのかな。体当たりでがんばってるのもスゴイし、毒吐きまくりスゴイんですが、なんかイタイタしさを感じてしまう。いい年こいて相変わらずなアレン、これを上映するカンヌ、オトナの駆引き好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-24 23:12:21) |
113. いぬのえいが
他の物語たいした事ない話ばかりなのに、最後にコレはイカンよ...マリモと美香ちゃんは反則でしょ!禁じ手だよコレは!こんな事されたらボロボロやん!目パンパンやん!犬はイカンて犬は。。。 でもどれだけ犬を愛してるかってのは他人には判りづらいんですよ。。。 Aちゃん「今日さあ、ウチの犬調子悪くて。。。何かあったら帰るからね」 数時間彼女にウチからTEL Aちゃん「えっ、ウソ。。。じゃあすぐ帰るね」 店員「タン塩、カルビ、ロースお待ち!」 私「。。。食べてからじゃダメ?」 パッシーーーン!!犬飼ってる女の子は気を付けなイカンね [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-24 22:39:26) |
114. 銀のエンゼル
北海道在住タレント?が創ったという部分で何でそこまで若者たちが東京に出たがるのか?何故北海道じゃダメなのか?もっと掘り下げて欲しかった。彼女は果たして父の想いを本当に理解できているのだろうか? [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-01-23 23:57:38) |
115. 対岸の彼女<TVM>
原作は既婚・子持ちの勝ち組と独身・キャリアの負け犬の友情は成立するのか?というようなストーリーらしいです。原作はどうだかしりませんが映画のセカチュウ的、80年代テイストを随所に織り交ぜた私的には懐かしさを感じさせる世界。ナゼこんなに強く生きられるのか、女性の幸せってホントはなんだろうなんて事を考えさせられる。どちらが勝ち負けかなんて関係ないんだろうが、仕事と家庭を上手く両立している女性は尊敬しますね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-23 23:06:08) |
116. 祇園囃子
京都・祇園で生きる芸妓と舞妓、ぶぶ漬け文化とも称される京都の厳しい伝統、そんな中でも一際シキタリを重んじる花柳界で、女として芸者として生きて行く。祇園や木屋町あたりの街並み、風情をとても良かったです。彼女たちは当然”ゲイシャ”なんかじゃなく本物の”芸者”であり、この一本芯の通った生き方、生き様、覚悟が凄まじい。たとえ身を売ろうとも芸者としてのプロ魂を持ち続け、女として心は許さない、こんな女性はずいぶん減ってしまったんでしょうね。金や権力で自由にならないものがこの世にはあるんだと堀江某に教えてやって欲しいです。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-01-23 19:10:39) |
117. 恋人はスナイパー 劇場版
踊る系「○○○ 柏木雪乃」かと思ったが、あれっテレ朝だ?ってオイッ役名で気付けよ!水野美紀のアクションのための映画でしょうか。 [地上波(字幕)] 1点(2006-01-22 22:58:33) |
118. 下弦の月 ラスト・クォーター
なんでこんなダークトーンにしたのかな?こんなトーンだと画面が暗すぎ栗山千明、伊藤歩、黒川智花という可愛い女の子たちが見づらいし輝かないよ。生白い人に合わせること無いでしょ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2006-01-21 23:01:36) |
119. 女優須磨子の恋
島村抱月と松井須磨子の恋、今より不倫に対してはるかに世間の風当たりの厳しいこの時代の物語であるのだが、抱月、須磨子ともに苦悩や心の闇のようなものがもう一つ見えてこない。そもそも田中絹代がミスキャストな気がしてしまう、東宝が山田五十鈴と聞けば、尚更山田五十鈴を見たくなる。 [ビデオ(字幕)] 3点(2006-01-21 20:09:39) |
120. コントロール(2004)
悪の強い個性派、どちらかと言えば悪人役の多いレイ・リオッタ&ウィレム・デフォーの2人が主役という期待感の割には・・・個人的にプラセボオチ嫌いですし、こんな悪人面の2人ですから絶対もう一度どんでん返しがあると思ってたんで物足らなかったです。 [DVD(字幕)] 3点(2006-01-21 17:00:11) |