101. 告発の行方
《ネタバレ》 面白いとか面白くないとかで評せない作品です。確実に言えるのはレイプシーンを如何わしい気持ちで見てしまった男性たちは、皆、彼らと同罪ということかもしれない。自首しましょう。私といっしょに...... 7点(2004-04-27 12:54:40)(笑:2票) |
102. キューティ・ブロンド
見終わって真っ先に『ワーキング・ガール』を思い出した。サクセス・ストーリーとしてはありがちな展開で新味は無いけど、リース・ウィザースプーンの魅力でもってる感じがした。ギャグも笑えたし、小さくまとまってて後味はよいので1点オマケ。それにしても、そうか、あの人ってラクエル・ウェルチだったのか....(汗) 7点(2004-04-27 12:49:12) |
103. アンタッチャブル
これは評価が難しいよぉ~。それまでデパルマファンだった私は余りにも健全な描き方に不満が残りましたが、でも、見ていて確かに面白い。『オデッサの階段』シーンは意味無いけど、面白ければいいから許そう。 7点(2004-04-27 12:34:18) |
104. スカーフェイス
当時デパルマ作品を追っかけていた身としては初めての『らしくない作品』に少々戸惑ったのは事実だ。しかし冒頭のチェーンソーの場面や360度回転カメラを見て、間違いなくデパルマ作品であることを証明(笑)。脚本はオリバー・ストーンなので相変わらず『虚仮おどし』だが、アル・パチーノのキューバ訛りが度肝を抜いたため合格点(笑)。もちろん本家本元のホークス作品には足元にも及ばない....。 7点(2004-04-26 13:01:14) |
105. ランブルフィッシュ
「ワン・フロム・ザ・ハート」で破産したコッポラだったが、「スタイリッシュな映像作家」を目指す意欲は失せてはいなかった。前作の姉妹編「アウトサイダー」とは全くちがう実験的な手法がファンを泣かせる。しかし、余りにもシュールで暗いこの作品を拒絶する人がいてもそれは至極当然だろう。 7点(2004-04-26 12:52:12)(笑:1票) |
106. ライトスタッフ
登場人物の誰に感情移入するかで評価が変わるかもしれないが、イェーガーを演じたサム・シェパードは誰よりも存在感があった。ビル・コンティのスコアと共に忘れられない秀作。 8点(2004-04-26 12:45:59) |
107. デッドゾーン
ジョニーに焦点を絞り、長い原作をうまくまとめている。クロネンバーグらしさはあまり見受けられないが、それが万人に受ける要因となっているのだろう。ウォーケンの力演無くしては生まれなかった秀作。 8点(2004-04-26 12:42:17) |
108. カメレオンマン
ちょうど「市民ケーン」のように、主人公が実在の人物に思えてきて、妙な錯覚に陥る。合成技術も素晴らしいが、話の構成に隙が無い。ゼリグとフレッチャーの話が映画化されたというエピソードは本人たちとは似ても似つかぬ美男美女が演じていて笑える。それにしても『白鯨』って本当にアメリカの少年少女にとってはバイブルのようなものなのだろうか? [ビデオ(字幕)] 10点(2004-04-26 12:37:49) |
109. バリー・リンドン
《ネタバレ》 「映画は総合芸術である」という言葉は、この作品のためにあると言っても過言ではない。壮観な風景を鮮やかな色彩で絵画の如く捉えたそのカメラ、18世紀のヨーロッパ風俗をリアルに再現したその美術、衣装、穏やかなナレーションと共に淡々と進行する物語を流麗に演出する厳粛なその音楽、どれもこれも皆一級の芸術品である。中でも、本作品の為に開発されたという高性能レンズにより、自然光のみで映し出された映像は言葉では表現できない程美しい。しかし、この“完璧な美”の中で描かれる主人公の生き方に共感できる者は少ないだろう。七年戦争という騒乱の時代を背景に、己の欲望に流されながら“運”を掴もうとして落ちていく男の哀れな様は決して同情できるものではないからだ。だが、故郷を捨てた男レドモンド・バリーが本当に追い求めていたものは、地位でも、名誉でも、まして金でも無く、ただの“安住の地”だったのではないだろうか。いや、そうであって欲しい。そうでなければあまりにも哀しすぎる。「美しき者も醜き者も今は同じ全てあの世」それでも、この世にいる限り、心は美しくありたい。 [ビデオ(字幕)] 10点(2004-04-23 12:29:24) |
110. 評決
医療ミス。最近テレビの「白いナントカ」を見ていて真っ先に思い出しのがこの映画でした。法廷劇としては似たような作品が山ほどありますが、本作の一番の魅力はなんたってニューマンの名演。そして敵の弁護士を演じたジェームズ・メイスンもうまかったねぇ~。流暢な英語がまた小憎たらしいんだなぁ。そういやこの主役って最初はロバート・レッドフォードに依頼がいったらしいけど「アル中」の役はいやだと断ったんだってねぇ。いやーニューマンで本当に良かったですよ。レッドフォードに感謝(笑) 8点(2004-04-20 12:52:17) |
111. 蒲田行進曲
「階段落ち」が話題になりましたよね。話も面白いですが、深作監督の演出、特にカメラワークが秀逸だと思いました。松坂慶子はこれが最も美しく撮れてるんじゃあないかと思います。 9点(2004-04-20 12:44:11) |
112. 疑惑(1982)
《ネタバレ》 これ見て以来、車の中で空き缶を放置しないように心がけるようになりました。交通安全協会推薦映画!(←嘘) 7点(2004-04-20 12:41:03) |
113. ねらわれた学園(1981)
今観ると突っ込みとごろ満載ですが、やっぱり京極(だったっけ?)がマズイよ。初期の大林ワールドはまだ洗練されてないけど、それでも当時は新鮮だったんだから。 5点(2004-04-14 13:01:07) |
114. ネイバーズ(1981)
失敗の原因は、ジョン・ベルーシにマトモな人を演じさせたことでしょう。ダン・エクロイドと役が逆だったらもっと良かったと思います。 3点(2004-04-14 12:58:09) |
115. エンドレス・ラブ
ブルック・シールズを観賞するためだけの映画です。確かにカメラは美しいし、主題歌はなかなかいい。トム・クルーズってどこに出てたんだっけ? 2点(2004-04-14 12:55:50) |
116. バーニング
スプラッター全盛期とはいえ、こんな作品が堂々とロードショー公開されるなんてねー。淋しいよ.... 1点(2004-04-14 12:53:30) |
117. セーラー服と機関銃
「長回し」という言葉を始めて覚えた作品。薬師丸ひろ子にそれほど興味が無かった私ですが、あまりにも現実離れした物語について行けなかったにもかかわらず、相米監督の独特の感性についつい引き込まれてしまったのは事実です。でも「快感!」と言うほどまではいかなかったなぁ 6点(2004-04-14 12:51:35) |
118. キャット・ピープル(1982)
ナスターシャ・キンスキーの大ファンだった私は、かなり期待して観に行ったのですが....。手塚治虫の「バンパイア」を思い出しました。 4点(2004-04-14 12:47:07) |
119. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)
ジェシカ・ラング演技開眼! 7点(2004-04-14 12:44:08) |
120. 白いドレスの女(1981)
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」にちょっと雰囲気似てます。キャスリン・ターナーが色っぽくってぇ~。北海道の寒い冬に観ると暖まるんだなぁ(←意味不明) 7点(2004-04-12 12:43:52) |