101. 21グラム
《ネタバレ》 面白くはないけれど良い映画だったと思います。最近あまり頭を使って映画を見ないので、時間軸をランダムに展開されて、それだけで疲れましたが、罪と罰、臓器移植等々、見ながらいろいろと考えさせられたので、きっと良い映画なのでしょう。それにしてもショーン・ペンがちっとも大学(?)教授に見えませんでした。教授なら人さまの家の前で車から煙草のポイ捨ては止めましょう。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-17 23:08:37) |
102. コラテラル
《ネタバレ》 レンタルで鑑賞。最初の1時間くらいは、なかなか良く出来てるなー、と思ってたんですが、やっぱりトムくんの悪役に不気味さとか凄みが欠けてて、後半はダレましたね。手堅いんだけどインパクトに欠ける作品でした。本編とは関係ないんですが「親は自分の欠点を子供に見て、それを叱るんだ」という台詞に妙に受けてしまったのでプラス1点。 6点(2005-03-23 16:25:09) |
103. アイ,ロボット
《ネタバレ》 劇場で観ても腹は立たなかったと思う。単純で楽しい。でもCGはちょっとチャチ。サニーちゃんは可愛かったんだけど、3原則を無視するようなロボットってやっぱり作っちゃいかんと思うんですが。(だからラストが釈然としない。)それと、スプーナーさんのロボット嫌いは、単なる逆恨みじゃないすか。なんでロボットが犯罪をおかす、という発想にいたるんだろう?筋立ては面白かったので、動機部分が甘かったのは残念でした。 6点(2005-02-25 18:30:05) |
104. チャンピオン 明日へのタイトルマッチ
《ネタバレ》 オーリファンなら観ても損はないんじゃないでしょうか。(エルフなオーリのファンはダメですが)それ以外の方にはちょっとお勧めしません。とりたてて筋立てに意外性があるわけでもなく、かと言ってまったくつまらない、というほどのこともなく。良い格言をいっぱい言ってるパパが刑務所の中、っていうのがいかにもイギリス映画ですね。 6点(2004-12-25 11:42:57) |
105. ブレードランナー
リアルタイムで鑑賞したはずなのにさっぱり記憶に残っていなくて、20年経過して改めて見直してみると、やっぱり「名作?」かなー。女優陣の衣裳や化粧がバブル期を髣髴とさせる以外は、さほど古さを感じさせず、未来の世界観、映像、レプリカントの設定などは秀逸だと思うんだけれど、個人的には好きになれない映画でした。 6点(2004-12-24 14:30:25) |
106. ハウルの動く城
《ネタバレ》 配役を聞いた時はガッカリしていたハウルが意外に柔らかい声質でキムタク臭くなくて良かったのと、動くお城がステキでした。ただ、宮崎アニメはメッセージやテーマがエンターテイメントとうまく融合しているところが魅力なのに、今回は縦糸と横糸があまり上手く噛み合っていない感じがした。特に気になったのは、●老婆になったソフィーがほとんど動じることなく行動しており、「老い」に対する葛藤がスルーされている。●「反戦」メッセージを織り交ぜている(のですよね)と思われるのに「守りたいものがある」と戦いに赴くハウル。何かを守る、という目的があれば戦いは正当化されるのだろうか。という2点。ただ、大の大人にかくも真面目に考えさせる力はさすが宮崎アニメ、なのだろうなぁ。 6点(2004-12-11 11:30:40) |
107. ディボース・ショウ
ビデオで見る分には十分楽しめました。(映画館で見るほどのものではないかな)主役二人がはまり役というか、あまりに(こちらが思ってる)ご本人とキャラと被りすぎてて(笑)こんな役、姐御よく受けたよなーなんて思いながら見ました。この手の映画で、人を殺すところまで行くのはちとやり過ぎのような気がしますが。 6点(2004-10-16 23:45:20) |
108. ペイチェック 消された記憶
《ネタバレ》 無難な出来だと思うのですが、いまひとつ盛り上がりに欠けました。ベンアフって鈍くさそうに見えて(走り方がドタドタしてるからかなー)、役柄もたぶん技術畑の人間のはずなのに、プロのガードマンたちに腕力で勝り、カーチェイスでも勝っちゃうってのがどうも??? 6点(2004-10-01 14:27:51) |
109. バスカヴィルの獣犬<TVM>
ぷちシャーロキアンとしては、いろいろと言いたいことのあるバスカヴィル。同じBBC制作のTVシリーズのジェレミー・ブレット版の印象が強烈過ぎて、今回のコンビは何か偽者くさい。映画の雰囲気は日本の2時間サスペンス並み。なのに妙に楽しかった。分る人には分ると思いますが、『わが愛しのホームズ』(コナン・ドイルの作にあらず)がお好きな方は一見の価値があると思います。この作品のホームズとワトソンは、どちらかと言えば前述の作品に近い感じです。 6点(2004-08-28 23:01:01) |
110. タイムライン
《ネタバレ》 そもそもFAXは受け手にマシンがあって初めて転送が可能となるのではないかと思うのですが。情報をデータ化しても物はこちらに残るわけで。とすると14世紀に現れた彼らは空中物質から生み出されたんかいな、とそもそもタイムマシンの原理事態が???な状態で、何のために過去に行ったか説明不足な教授のために息子はともかく他人が犠牲になるという道義的にも納得ゆかん展開と、考古学者が何故かギリシャ火薬なるものを生成し(学者さん的には常識で作れるものなの?)後世歴史上事実として語られてるはずのレディ・クレアは生き残り子供まで作ってハッピーライフを送ってたというオチ。ツッコミどころ満載で、重箱の隅をつつくことに快感を覚える方にはなかなかお勧め。 6点(2004-08-14 11:29:54) |
111. サロメ(2002)
舞台を映像化したものとしては比較的よくできていると思います。ただ、生の迫力を知るものとしては満足できませんでした。ライブで感じる、体内で血液が逆流するかのような感覚は、残念ながらこの映像からは伝わってきませんでした。記録としては優れていますが、「サロメ」という作品として見ると物足りません。ダンス映像なのに、アップが多めなのも不満です!もっとロングで全身を映してください! 6点(2004-06-12 19:06:30) |
112. フリーダ
フリーダ・カーロの絵画について、予備知識があるかないかで映画の感じ方も変わるかも。私はあいにくあまり彼女の絵に好感を持ってなかったので、その絵の源泉を描いた本作への感動も薄かった。ただ、ひたすらに描き続ける彼女の狂気じみた姿には、ある種、敬意を表するのだけれど、どうにも共感できない。暗い話になりそうなところを、あっけらかんとした空気が漂っているので後味は悪くないのだが。小道具を使ったり、衣装の色合いとか、ジュリー・テイモアの絵面作りは相変わらず見事だなー、というのが、この映画の私的一番の見所だった。 6点(2004-05-04 12:16:53) |
113. マッチスティック・メン
事前情報は仕入れていないにも関わらず、かなり早い段階でネタが割れてしまう、意外性に欠けた展開でした。上手いのは上手いけれどニコラス・ケイジは私の好みと外れるため、ネタが割れたあとは楽しみが半減しました。ストーリー、出演者ともにバランスの取れた良い映画だとは思いますが、特段に印象に残る作品でもありませんでした。 6点(2004-03-28 14:53:30) |
114. ミニミニ大作戦(2003)
罪のない映画ですね。出演者は豪華なんですが、なぜかとても薄味。ミニよりむしろ冒頭のベニスのボートチェイスの方が面白かった。悪くはないけど、ストーリーにひねりはなく、数年後には見たことすら忘れそうな印象の薄い作品でした。 6点(2004-02-24 14:43:05) |
115. HERO(2002)
色彩が美しい映画でした。ふだんは全く観ないジャンルですが、それなりに楽しかったです。内容は・・・・・・きっと映像美とアクションを見せるための映画なんですよね!最初の無名と長空の立ち回りは見ごたえがありました。でもそれ以外はちょっと退屈。ワイヤーアクション、くどいねん!中味とは関係ないですが、無名が中村繁之に、飛雪が浅野温子に、始皇帝が中村橋之助に見えて仕方なかったです。 6点(2004-02-06 12:06:02) |
116. パラサイト
《ネタバレ》 大笑いさせていただきました。こういうおバカな内容を大真面目にやっちゃうB級具合が気持ちよかったです。首のちょん切れたファムケ・ヤンセンとか、あからさまに「作り物」なグロ物体とか、内容そっちのけで楽しかったです。 6点(2004-01-28 13:14:38) |
117. ミスティック・リバー
超濃いショーンとティムに挟まれケヴィン・ベーコンが意外に爽やかで大健闘、見ごたえのある競演でした。ただ作品全体は思っていたより普通の出来。『デッドマン・ウォーキング』的な深さを期待していたんですが。映画館で見るより、むしろじっくり深夜にビデオ鑑賞した方が良かったかも。映像の色合い、全体の静謐さも素敵でしたが、音楽は何カ所か浮き上がっていて邪魔に感じるシーンがありました。 6点(2004-01-22 15:15:22) |
118. ラスト サムライ
大いなる勘違いに基づく壮大な時代劇ファンタジー。娯楽作品としては及第点。立ち回りや戦闘シーンの迫力も最近の日本映画ではなしえない素晴らしいものでした。そして点数の半分は渡辺謙さんの存在感に。 ただ、あまりにありえない設定なので、妙に醒めてしまいました。これは莫大な予算を投じた遠山の金さん暴れん坊将軍水戸黄門、なのね。アメリカ人が考えたんだなーと強く思ったのが列車強盗という発想。まるでアパッチVS第七騎兵隊? 映画ですから史実に忠実である必要はないとは思いますが、中途半端に史実を織り交ぜるものだから、かえって違和感が膨らんでしまいました。その違和感を差し引いても、あまりに「サムライ」たちがご立派に描かれすぎていて、私は感情移入できませんでした。 6点(2004-01-08 12:36:48)(良:1票) |
119. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 私の中でダニエル・クレイグはいつまでたっても007には見えません。いっつも眉間に皺を寄せてる感じが余裕のなさに見えて、スパイなりたての設定ならまだしも、ボンドはもうちょっと軽い感じが良いです。内容も、あまりに単純な筋立てに、実はレイフ・ファインズが悪の親玉だったりして~、とか深読みしてしまいました。アクション映画としては合格なのでしょうか?あまりアクション映画を見ないのでレベルが分かりません。スパイ映画としては奥行きがなさ過ぎて観終わった瞬間に記憶からデリートされそうな作品でした。 [DVD(字幕)] 5点(2013-04-07 19:04:13)(良:1票) |
120. アリス・イン・ワンダーランド
3D映画で字幕を読むのがツライことを学習したので、今回は6歳の子供を連れて吹き替えで鑑賞。結果、映画の大半をメガネをはずして鑑賞。眼鏡をしていると薄暗すぎて、せっかくの色彩美が台無しになってたような。飛び出し感もショボくて、別に3Dでなくても・・・。ちょっと後ろのほうで見たせいもあるんでしょうが、画面が視界に収まってしまうと、3Dの威力は半減するような気がします。単なる飛び出す絵本程度の印象。(比較的前のほうで見て視界すべてが画面だったアバターは、その世界に包まれてるような印象を受けましたので)お話もディズニーフィルターがかかっていたせいか、ティム・バートンの毒々しさもなく、なんとも薄味な映画でした。連れて行った子供は熱心に見ていましたけどね。やはり子供向き?ただ、それを割り切って作ってはいないから、子供にとっても中途半端なんだろうなぁ。 [映画館(吹替)] 5点(2010-04-30 08:35:51) |