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ひろすけさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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101.  昭和歌謡大全集
映画館で観客が僕のほかに誰も居ず、ひとりで観た映画でした。“若者vsおばさん”という構図を露骨に表した、バカバカしくも、もの悲しい(ウソ)物語。ザックリ、サックリ殺しています。そして殺戮の現場に不釣合いな昭和歌謡曲。冒頭のコスプレもそうですが、おバカな『時計仕掛けのオレンジ』っていう感じなのかな? 無理やり何かに当てはめようとするならば。豪華すぎる出演陣の中でも、ちょこっとしか出てこない原田芳雄が最高です。おもしろすぎ。とってもおバカで残酷ですけど、これは観ないと損します。特に最後の樋口可南子さんのカットだけでも見る価値アリアリ。
7点(2004-02-05 18:35:21)
102.  初恋のきた道
これはチャン・ツィイーのための「角川アイドル映画」なのだけど、あまりにも“姫”が輝きすぎているために、つっこむことも忘れ観ることが出来ます。愛に飢えている人が観るとイチコロです。いや、ほんとに「男の落ちどころを知っているよな」と関心しきりなんですが、それは誰しもどこかに自分史の中、似たような経験を内包しているからなんですよね。たとえ良い過去であれ、レーザー光線でその部分の記憶を焼き切りたい過去であってもね。そのような記憶が存在しない人でも、潜在的な願望として、どこか感情が揺さぶられるのかな。ほんとにストーリー的には“ベタ”・・・というか“ベタベタ”なんだけれど、それをあざとく感じさせないのは色彩表現が豊かな監督の手腕によるところか。普通に考えればツィイーはストーカーなんだけど、どうしても目は美しい自然のバックグラウンドに映える、彼女の赤に引き寄せられてしまいます。そこで微妙な視点のズレが発生し、昨今では「ありえね~」と考えられがちな彼女の不可解なまでの一途さへのつっこみを忘れ「情熱の赤」が言わんとしている“純愛”を堪能することが出来るのです。そういえば世間に“純愛ブーム”が定着して久しいです。そういった世の中の風潮というのも大きいのかな。こういった映画への評価も。僕自身の主観ですら、世間の風潮に大なり小なり左右されてしまうわけで。へんな安っぽい恋愛映画を観てしまうとゲンナリするのだけど、今日あらためて観た『初恋のきた道』はそれを感じさせなかった。それは『或る夜の出来事』や『アパートの鍵貸します』を最初に観たときと似ていました。最初に観たときと違う印象を受けるというのは、よくあることなんですが、恋愛映画は初めてです。ベタベタな表現と判っていながら自分の記憶を連想させドップリはまる。監督の意図の裏までわかっているつもりなんだけど、あえてそれに引っ掛かる。チャン・ツィイーの“かわいさ”とか、現在をモノクロ、過去をカラーで表現する手法とか、最初、恋愛ものかと思って涙するものの、それはいつのまにか「先生」「生徒」の絆への深さに変わっている涙とか。だけどそれに気付いたところで感動には変わりないし、不快というより、むしろ爽快。監督に騙されたい気分。
7点(2004-02-05 18:28:33)
103.  東京ゴッドファーザーズ
宮崎アニメを批判するようでは、もはや非国民的な扱いを受けそうになる今日、僕は公然と「いや、そんなにすごいとは思えないんだけど」と言ってしまうのですが、この作品を観たときは、思わずうなってしまいました。やっぱり日本のアニメはジブリオンリーではないなぁと当たり前のことを再確認。ストーリーは3人のホームレスが赤ん坊を拾うという、別に世界最終戦争が終わって・・・とかではなく、なんてことない普通の話なんだけど、その「なんてことない話」に自分は弱いです。アニメは、とかく壮大な話になりやすいです。特撮技術も要らないし、思いつきで地球を壊すこともできる。だけどテーマが大きくなればなるほど、胃がもたれて消化不良に感じるし、肥大化したテーマ自体がインフレをおこしているような印象を受けるのです。でもアニメーションって、このようにほのぼのしたもので充分なんですよね。充分なんだけど「程よい充分」というのは、心地よさを求める映画の楽しみ方とすれば「完璧」なのです。
8点(2004-02-05 18:20:14)
104.  あたしンち
良くも悪くも期待を裏切らない出来でした。今回の話はおかあさんとみかん(娘の名前ですよ)の頭の中が入れ替わってしまうという尾道っぽい話です。いつもテレビで放送されていますし、読売新聞の朝刊に連載しているので、みたことある人も多いでしょう。この『あたしンち』をみて、いったい何人の人が「うちの家族に似てる!」と思うでしょうか。うちの家族もその例外ではありません。心がささくれている時に観るとあらわれますよ。とっても温かくなるお話です。
6点(2004-02-05 18:15:38)
105.  ラスト サムライ
まず感心したのが、時代設定。主なものをみていくと…元老院・大審院設置(1875)、廃刀令(1876)、西南戦争(1877)。明治天皇は15歳で即位しているから、西南戦争(明治10)時は25歳か。ちゃんと調べていますね。ま、それはおいといて。やっぱりトム・クルーズはかっこいいですな。なんだかんだいって。渡辺謙はアカデミー賞候補ですか。眼光が鋭かったもんな。さすがです。真田広之も小雪さんもよかったですね。つーか小雪さん、でかいよね。時代的にみて背丈だけは時代設定できませんなぁ。同時代でみていくと坂本竜馬が172cmで大男でしょう。当時の成人男性の平均身長は150cm台だから、183cmの渡辺謙なんて当時その身長ならエルヒガンテかダイダラボッチですよ・・・って、そんなことばっかり考えて観ていると、あんまり面白くないので深いところまで考えないで観るのが一番です。
7点(2004-02-05 18:11:38)
106.  ボウリング・フォー・コロンバイン
この映画は日本人からすれば監督のマイケル・ムーアの言うことに簡単に賛同することができます。すなわち「銃社会は下らない」と。ただこれは最近増加傾向にあるとはいえ、まだまだアメリカの比ではない“銃と無縁な国、日本”の意見に過ぎません。生まれたときから銃がそばにあって、「銃をもつことは当然の権利である」と考える人が多いアメリカに、その意見を押し付けることは、相手の立場に立って考えているとは必ずしも言えないでしょう。平和ボケした人が生まれたときからインティファーダのど真ん中にいるパレスチナの人々に「石を投げるのをやめろ!」と言うのに近いです。じゃあカナダはどうなのさ?と監督は言っています。アメリカと同じく銃社会であるカナダですがその銃犯罪の件数からいうとアメリカの100分の1です。映画では更にこうも言ってました。報道は常に視聴率重視で市民に余計な危機感を煽るだけ煽るのに、実際の犯罪件数は過去何年かで見れば確実に減少している。しかし凶悪犯罪報道率は何百%もアップし、あたかも犯罪そのものが増加しているように見せている…と、マスコミによるアナウンス効果の批判をするわけです。確かに日本もそうですが、マスコミによる過剰ともいえる視聴率合戦の結果、真実は逆に伝わりにくくなり、ショー的な要素だけがクローズアップされている現状を生み出しています。しかし、そんなことを言ったらアナウンス効果を否定しているこの映画も、アナウンス効果を立派に発揮していることに同時に気付かなければいけません。『ボウリング・フォー・コロンバイン』は反米的な考えを持っている人ほど賛同しやすい作りになっています。いわば「身内からの告発」であるため、自分の中で、より納得しやすいのです。いかにもアメリカ的な考えを持つ敵役に全米ライフル協会会長のチャールトン・ヘストンを置きそれを批判的な角度から撮影する。そうすれば反米的な感情を植えつけることは決して難しいことではありません。僕は銃社会には100%反対です。たとえ平和ボケしている日本人の意見だったとしても。だけど、この映画を100%の善なる考えとし、100%賛同することはできません。「~で、なければならない」と結論付けるのは簡単です。しかし、それはいつでもできるのです。結論を決め付けずに、ただひたすら自分と反対の意見の可能性を残しつつ考える。それが大事なことではないでしょうか。
7点(2004-02-05 18:05:39)
107.  半落ち
それなりに楽しめました。寺尾聡はすごいです。でも、キャストの無駄遣いが目に付きました。それぞれがそれぞれ良い役者さんだとは思うけれど、これだけインフレ状態になってしまうと、個性が埋没している役者さんが映画が感動のピークを迎えているときに、余計目立って可哀想に見えてしょうがありませんでした。作品はまとまっていたのですが、ただやっぱり刑事もの映画は苦手です。観ている割には「当たり」が少ない気がします。観過ぎているからかもしれませんけど・・・。そうですね、この手のミステリーはある程度、型が決まっているものです。どうしても僕は『半落ち』が型破りの作品には見えなかった。もう型破りのミステリーは撮ったり書いたりできないのでしょうか。この手の映画は何かに似ていたら、もうそれだけで半減です。それとこの映画を僕が楽しめなかった最大の原因は、ネタバレしていたということ。たしかこの作品は直木賞の選考のときに、ひと悶着あったものでしたよね。そのネタバレの件をどこかの新聞で読んで、観に行く前は全然気付かなかったのだけれど観ているうちにだんだん「そういえば新聞で読んだあの作品かも?」と思い始めけっきょくそのネタバレした映画でした。かりにも全国紙でしょ、ネタバレせんでくれと。小説は読む気なかったから記事を見たのですが、映画化されるなら困ります。それなりに楽しめたと最初に言っておきながら、文句ばかり書いているような気がしますが良かったですよ。隣で一緒に観た母は号泣してましたから。で、観終わってから「楽しかった?」と聞いてみたら「伊原剛志がすごくカッコよかった」って・・・どないやねん!
6点(2004-02-04 18:28:18)
108.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 
 観終わって5時間以上経っているのに頭の中はこの映画のことでいっぱいです。 久しぶりです、そういうの。この作品に共感できるかどうかは、おそらく男性の人なら主演の妻夫木くんに共感できるかにかかっていると思われます。映画館を出てからしばらくそのことを考えていたんですが「もう自分は主人公の妻夫木くんに共感できるようになってしまったんだ」ということですね。中高生のときの自分だったら仮にこのような作品に触れたとき主人公の「弱さ」と、誰しもが望むハッピーエンドとはならない非ハリウッド的な普通すぎるラストを見せられたら「何だこの男は!だらしがない」となっていでしょう。しかしこの作品を観ながら自分の過去の恋愛や別れと気付かぬうちに照らし合わせていて、結果的に彼女から離れた「ずるい自分」「情けない自分」を共感しないまでも許容できるようになってしまっている。男性は一度は、かよわい女性に憧れます(ちょっと変なニュアンスかもしれませんが)。「守ってあげたい」とどこかで思ってしまうのかもしれません。自分よりも弱い立場の人を守ることで自分の「弱さ」から目を背け、傲慢で臆病な自尊心を育てることができる。ジョゼは歩けないという最大のハンディキャップを持っています。そして外の世界からは隔絶した毎日を送ってきた。そこで共感できる男性の観客は自分を主人公に投影し、かつて成し得なかった「か弱き女性の王子様」へと自らに置き換える(それが最近目にする「萌え」なのかもしれません。よくわかりませんが)。しかし終劇の恒夫とジョゼのコントラスト。次へと歩き出しているのになぜか涙が止まらない恒夫とあんなに嫌がっていた車椅子(しかも電動)に乗りながら颯爽と歩道を通り抜けるジョゼ。「なにいつまでも王子様気取りの馬鹿なこと考えているの?」と自身が問いかけられているかのようです。「慈しみ」かもしれないけれど、全体を流れる障害者に対するへんてこな優越感や「守ってあげたい」という甘い感情はこのラストで否定された気がします。弱さも強さもそれは身体的なものからはこないということですね。そんな、いまさら当たり前なことを感じました。どっぷり感情移入して観た映画でしたが、作品としてもバランス感覚はピカイチです。ちょっと女性の裸が多すぎたかなとは思いますけど・・・だからそれで点数高いわけじゃないけど(ぉ。でも観終わった後にとても残る映画ですね。
9点(2004-02-04 18:15:38)(良:2票)
109.  ソラリス
A・タルコフスキー版が大好きで、ソダーバーグがリメイクということで警戒はしていたんですが…予想以上に面白かったです。前作よりこちらの方が原作に近いような気がしました。劇場パンフにも書いてありましたが、リメイクをするとなると前作の「熱狂的ファン」には大なり小なり文句は言われるものです。それを覚悟の上で撮ったソダーバーグには拍手を送りたいですね。
9点(2003-07-02 16:37:59)
110.  めぐりあう時間たち
ものすごくよかった。キッドマンのオスカーは納得です。
9点(2003-05-19 23:08:48)
111.  猟奇的な彼女
よかったです。ラストは予想できましたけど感動できました。女の子もかわいかった。
9点(2003-03-31 21:42:06)
112.  Dolls ドールズ(2002)
 解説や加工で全て賄っている現代の映画界の中で、このような作品があってもいいと思います。全部がハリウッド化する必要はないですよね。「なんで?」「どうして?」が特に必要ない人にお勧めです。感動しました。
9点(2002-10-25 00:54:56)
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