101. シザーハンズ
《ネタバレ》 物語の設定自体はファンタジーだし、リアリティはないが、内容はとても素敵なラブストーリー。 ウィノナ・ライダーがとても美しい! [インターネット(字幕)] 6点(2022-12-17 20:59:39) |
102. 日の名残り
《ネタバレ》 疲れのこない穏やかで大人の映画。 仕事熱心とやらを完全否定している私的には感情移入は難しかったが、恋心がほのかに香るストーリーは実に味わい深い。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-12-11 00:10:02) |
103. ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌
《ネタバレ》 めっちゃ派手、めっちゃ人死ぬ、面白さはまあまあ。 主要人物が都合よく死なな過ぎ! とにかく銃撃線にお腹いっぱい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-10-09 17:11:12) |
104. セントラル・ステーション
《ネタバレ》 映画の冒頭では、どこか冷たかった女性と悪ガキぽかった男の子。 終盤にはすっかり仲良くなり、素直な人間へと変貌を遂げる。 二人の成長の物語。 ロードムービーとしてみても、それなりに面白い。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-18 11:25:10) |
105. 許されざる者(1992)
《ネタバレ》 前半の静かな展開に退屈感を覚えるも、後半にいくしたがい面白くなった。 しかしながら、あれだけ衰えていたはずの主人公が、ラストでは突然無敵に。 都合の良い、イーストウッド一人勝ちの締めくくりに不満。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-17 17:07:00) |
106. ギルバート・グレイプ
《ネタバレ》 お母さん、なんで最後に2階に登ったんだろ? その理由が分からなかったのでスッキリしない。 家族愛と兄弟愛を描いたヒューマンドラマ。 デップとディカプリオの共演が何と言っても最大の見どころ! [インターネット(字幕)] 6点(2021-10-31 20:29:24) |
107. そして人生はつづく
《ネタバレ》 『友だちのうちはどこ?』の主人公を演じた少年を探す、セミドキュメンタリータッチのロードムービー。 車が悪路を進んでいく映像は、臨場感があって面白い。 知らない人同士が自然と会話し、損得勘定なしに助け合う相互扶助の精神。 何かと人を出し抜く事ばかり考えがちな現代社会、この助け合いはとても新鮮に感じた。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-10 20:29:40)(良:1票) |
108. インディアン・ランナー
《ネタバレ》 世の中では理解されない男。 だがその男を、たった一人の弟として愛する兄。 兄弟でここまで愛情を注げるって、なかなか出来ないこと。 バックに流れる音楽と映像が、とても心地よい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-05 18:39:45) |
109. 息子(1991)
《ネタバレ》 口には出されど、お互いを気遣う父と息子。 その様子はうまく描かれている。 やはり、あの歳の親父さんを一人田舎に残しておくのは心配だなぁ。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-01-04 08:22:33) |
110. シャンドライの恋
《ネタバレ》 さすがベルトルッチ、余韻を残す味わいのある作品だ。 冒頭のアフリカ人による演奏、既に掴みはOKという感じで、インパクト絶大です。 最後は、 「私の為にありがとう、愛してますけど、私には夫がいます。添い寝一晩でガマンしてネ」 ってな感じで、切ないです。 無償の愛を捧げたキンスキーは究極のプラトニックラブですね。 [DVD(字幕)] 6点(2020-10-18 15:23:33) |
111. インドシナ
《ネタバレ》 フランス映画のイメージとは異なる壮大なスケールの作品。 ドヌーヴおばさんは一人汚れず、泥臭くならない。 恋人同士が船上で、水筒の水を口移しで分けるが、水が無くなりツバを口移すシーンは気色が悪い。 インドシナという場所、そしてベトナムをフランスが統治していた歴史など、学ぶべき部分は多い。 長いけど、その分たっぷりと楽しめた。 フランス映画というよりハリウッド映画という趣き。 特別満足もできないが、特に不満も残らない内容だった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2020-07-30 14:27:43) |
112. フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳
《ネタバレ》 娯楽作品として楽しめるが、ストーリーがあまりに適当過ぎて、作り手側の真剣度を疑う 内容的には、90年代にありがちな香港カンフー映画。 とにかく適当で、それが逆に持ち味だったりする・・・ 本作を鑑賞した目的は、中山忍。 まだまだ初々しく、そして何よりかわいい! そして演技がヘタ。 ジェット・リーとのカップルは、あまりに不似合。 そして唐突に別れてしまうというオチ。 もういい加減にしてくれ!と言いたくなる適当さでした。 [DVD(字幕)] 6点(2016-09-04 00:33:23) |
113. カップルズ
台北を舞台に、淡々と繰り広げられる物語。 つまらなくはないが、面白くもない。 一昔前の台湾映画の特徴か。 台北の夜市は、やっぱり定番。 映像の美しさを、あまり感じられなかったのが残念。 [ビデオ(字幕)] 6点(2016-08-22 02:09:40) |
114. ビッグ・リボウスキ
コーエン兄弟の映画だから、と期待して観てしまうと物足りなさが残る。 だが、とっても愛すべき映画で、個性的過ぎてウザイけど、どことなく憎めないキャラのオンパレードで、平和な香りが漂う。 面白かったのは、十分変人な主人公3人衆に対して、ボーリング場でいつも喧嘩を売ってくる男。 変人たちでさえ、ひいてしまうほどの変人ぶり。 まあ、こんな奴は現実には、まず居ないと思うけど。 ストーリーは二の次で、変人たちの競演会といった内容。 とにかく普通の人間が出てこない。 ひたすら変人たちが躍動する。 普通の人が出てこないから、逆にインパクトが失われているというか、変人同士でインパクトを殺し合っているかのようだ。 これは、変人たちの「個性」をぶつけ合う、ベトナム戦争の様なサバイバル映画なのかもしれない。 [DVD(字幕)] 6点(2015-02-08 01:57:47) |
115. 花の影
《ネタバレ》 チェン・カイコーらしい、毒っ気たっぷりの悲劇。 観終えた後の気色の悪い余韻は、何とも表現できないものがある。 特にラストシーンの怖さ。 完全にその辺のホラー映画の怖さを超越している。 コン・リーを乗せた車椅子が音をたてて迫り来る・・・ あー、マジで怖かった。 戦慄のラストシーン。 レスリー・チャンとコン・リーの熱のこもった演技も見所。 クリストファー・ドイルの撮った、少し曇り気味で寓話的な味わいを持つ映像も見所。 チェン・カイコーが演出した、毒キノコ的味わいのある悲劇も見所。 こういった見所満載の中で、最大のマイナスポイントは、その余韻の悪さ。 とにかく後味が悪い。 コン・リーの側近の毒キノコ頭の様に、気色が悪い。 この後味の悪さは、まさに毒キノコ。 いや、、毒キノコは食べたことはないが。 この作品、何気に『さらば、わが愛/覇王別姫』に匹敵するパワーを持っている。 チェン・カイコーの代表作として、個人的には挙げたい作品。 [ビデオ(字幕)] 6点(2013-05-22 00:52:19) |
116. 花火降る夏
香港返還期前後の混乱を描いた作品。 『メイド・イン・ホンコン』で、印象的な映像美を見せたフルーツ・チャン監督が、今度はアクション映画を撮った。 少々分かりにくい映像と展開は、香港返還の混乱を象徴しているとも取れなくもない。 ラストの展開はなかなか見もの。 残念なのは、ありきたりな香港アクション映画のレベルにまとまってしまっているところだ。 ただし、香港の雑然とした街並みと雰囲気を堪能できる、香港映画好きにはたまらないロケーションの数々が良い。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-12 22:55:26) |
117. アンナ・カレーニナ(1997)
《ネタバレ》 実に14年ぶりに再見。 よっぽどのお気に入り作品でない限り、基本、二度は同じ映画を観ないのだが、これはどうしても気になって再見するにいたった。 それはやはりソフィー・マルソーの魅力に尽きる。 この時30歳を超えていたはずだが、妖艶な魅力と同時に、幼ささえも感じるから素晴らしい。 実に悲劇的なお話で、目を背けたくなる内容。 だが、命をかけた愛というものの凄みを堪能できた。 全てを捨てて愛に走るというのは、言葉ではたやすいが、実際にはこの映画の内容の様に、過酷であり残酷な結末をたどるのだろう。 そういった内容を絶妙に表現した内容は、原作の素晴らしさに起因するところだろう。 トルストイなんて、名前しか聞いたことがないが、この映画を通して、その凄さを知ることができた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-03 00:38:22) |
118. スウィート シンフォニー
《ネタバレ》 ポップなナンバーが不思議に心地良い、香港発のラブストーリー。 6人の男女が織りなす、くっついては離れのラブストーリーは、スピード感はあるものの、陳腐過ぎる内容。 話の内容も都合が良すぎるし、その演出も恥ずかしくなるくらいありふれたものである。 しかしながら、香港ならではの風景とポップな音楽は、否定しがたく魅力的で、陳腐でありながら嫌いになれない何かを感じる作品だった。 個性あふれる女優陣も捨てがたい。 でも何と言っても、本作の最大の魅力は、その軽快な音楽にあるだろう。 どれもどこかで聴いたことのある曲ばかりだが、香港映画は良い意味で音楽のパクリ方、いや、音楽の引用の仕方が巧い。 オリジナルな楽曲でなくても、それがその映画にマッチしていれば、それはそれで良しと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-01 23:11:24) |
119. 夢翔る人 色情男女
《ネタバレ》 純粋なラブストーリーを撮る監督というイメージのイー・トンシン監督が、実におふざけエロ映画を撮った。 エロ映画と言っても、主演のレスリー・チャンは脱ぐわけじゃあない。 そこが何だか微妙なわけだけど、更に迷走気味の作品内容にも、観ているこちらとしては困惑せざるを得ない。 ただ逆に言えば、掴み所の無い奇妙な面白さを持った作品かもしれない。 実名で香港映画界の人物が出てきたりするので、香港映画に精通している人なら更に楽しめるかもしれない。 カレン・モクも愛嬌あっていいが、どこか垢抜けない。 それに比べてスー・チーは抜群のスタイルで脱いでもスゴイので、目の保養になる。 レスリー・チャンは、初期作品の頃の様なコミカルな役を演じているが、やっぱり彼にはウォン・カーウァイ監督作品で見せるアンニュイで陰鬱な役どころが一番似合うし、そういう役どころを演じさせると、魅力を最大限に発揮できる名優だと思う。 なので、レスリー・チャン好きの私として本作を評価すれば、満足とはいかなかった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2011-06-14 22:26:09) |
120. 魚からダイオキシン!!
《ネタバレ》 “内田裕也が主演”ただそれだけの理由で観た。 新興宗教で名を馳せた末に謎の焼死をした景山民夫、『その男、凶暴につき』のキャラそのままで銃を乱射するビートたけし、そして今や痩せこけてしまった在りし日の田代まさし、と錚々たるメンバー(笑)。 でもそのほとんどが前半から中盤部分に登場し、後半はずっとダレ気味。 前半の過激さとスピード感、内田裕也主演映画ならではのアブナイ感じが凄く良かっただけに、この尻すぼみは残念。 軍艦島をロケ先に選んだセンスも良い。 だけど、軍艦島であんなに派手に爆発シーンをやっちゃって大丈夫だったんだろうか? もし当時、それが普通に許されていたのなら、それだけで貴重なフィルムかも。 I'm Rock'n' Roll! Shake it up Baby!! (追記) っていうか、あの内田裕也にボコられたの長渕剛本人じゃなかったの?!(笑) [ビデオ(邦画)] 6点(2011-03-25 01:48:22) |