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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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101.  SADA 戯作・阿部定の生涯
公開の頃にどこかの映画紹介で「敢えて性的な観点に重きをおかず…」みたいなことが書かれてて、阿部定でそれをして何が描きたいのかよく解らん、と思った覚えがありました。入ってるケーブルでWOWOWの配信があった頃、つけたら丁度冒頭だったので鑑賞したのですが、放送コードが日本より厳しいこの国でもあまり映像が途絶えなかった(編集されてるわけでは無いので、問題場面で映像が切れる。問題ない場面になると映像が戻るので、どの位放送コードに引っかかる場面が続いたのかは判る)ことからしても「敢えて性描写を控え目にしている」のがよく解りました。問題なのは抑えたのが「直接的な性描写」のみならず、性の対象であった吉蔵(役名は龍蔵)は実はどうでもよかったかに見えること。関係した幾多の男性とさして違いは無いというか、吉蔵への思いより岡田への追慕がやたらクローズアップされ、「思春期のトラウマとそれと同時に芽生えた初恋」みたいのが、阿部定のベースになっていたんだよ、という映画になっちゃってます。うーん、やっぱそりゃ無理があるでしょう。どんなに多彩な男性遍歴があろうとも、あんな事件を起こしたのは吉蔵が特別だった証拠でしょうから、吉蔵とのやっちゃ寝三昧の生活中もあのパンが象徴的に登場し、岡田との想い出の方が本当は大事、みたいな描写をされたら、その後の事件の説得性もなんもあったもんじゃありません。監督には、女性は基本が純情みたいな幻想があるんじゃないかなあ・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2009-04-01 13:18:10)(良:1票)
102.  太陽がいっぱい
キリ番の200レビュー目なので昔から好きだった映画にしておこっと。やっぱドロン。ドロン。ドロンですがな~~(すんません)。最初に観た時はまだ小学生だったと思うが、やられた。あの上目遣いに手のひらにキスするシーンなんて背筋がゾクっとした。本当の色男って言うのはこういうのを言うんだなあ。やっぱりこの時のこの人ってのは単なるハンサム君じゃないんだよね、私なんか好みでいえばスティングやサム・ニール系の顔だもん。でもやられてしまったし。これはフェロモンってやつか?ヒロインとか魅力なくって、「ドロンのプロモーション映画として撮られた」ってのにも納得してしまうのだが、実は!ちゃんと映画としてもすごく面白かったりする(ってもう名画の誉れ高いので、実は、でもなんでもないんだけど)。ああばれちゃうよう、逃げ切ってくれ!!というハラハラ感もあるし、破滅の直前で終わらせるラストなんか実にいい。原作には「リプリー」の方が近いらしいけど、これはもう別途に完成された作品。音楽も名曲、邦題も秀逸、名画にふさわしいと思う。
[地上波(吹替)] 9点(2009-03-28 11:16:30)
103.  マスク(1994)
漫画的で楽しいですね~。アメリカンだけどね。この頃のCGの逆に本物っぽくないところがこの作品にはすごくマッチしてました。恋愛面はちょっとしたミスリードになってますが(悪者一味の情婦よりは、自分の投稿を評価してくれる女記者とくっついた方が自然だから)、ストーリーは、ほとんど思ったとおりに進行する超人ヒーロー系勧善懲悪型。最後“自信をつけてマスクを捨てる”のも読めちゃいますが、その「お約束」の中で、少々はじけすぎとも思えるコメディで楽しませてくれます。かわいい犬も活躍するし。ただ銀行からお金盗ってお咎め無しはちょっと調子良すぎかな。ジム・キャリーがブレイクした映画と思いますが、実は結構男前なのに、平気で崩した顔芸を見せてくれる役者根性は嬉しいです。ただ、彼の役者としてのそういう魅力はCGを使ってないライアー・ライアーとかの方がもっと見れますね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-03-28 11:11:28)
104.  銀河鉄道の夜(1985)
宮沢賢治は児童文学の巨匠とされるが、「児童」の頃何作か読んだ印象としては、筋は追えるものの、感性的に難解でひどく置いてけぼり感をくらうイメージが強く、この映画の原作も、その例に漏れなかった。長じてからストーリーをぼんやりとしか覚えていない状態で本作を鑑賞したわけだが、意外なことになんともすんなりと世界観が入ってきたのである。またこれも意外だったのだが、この「猫」のアレンジで感情移入しやすくなってたのにも驚いた。鑑賞後、原作を読み直した。映画はなかなか忠実に、そして実に解りやすく世界観が映像化されてるのが解った。あの置いてけぼり感はもう無かった。そして何作か他の宮沢作品も読み返してみた。のめりこんだ。私は宮沢賢治の童話は「大人のための童話」なのだと思う。無論感性の強い子供が読んでも入り込めるのだろうが、大人が触れるとあの世界観がまた違った感覚で入ってくるような。この映画は原作を愛する人のイメージを損ねずかつ、作品を解りやすくするという、ある意味での「映画」としての機能を果たしている作品のように思う。宮沢賢治の世界への「導入」として打ってつけなのではないか。子供も大人も、宮沢作品をどこか敬遠している人に、かえって勧めてみたい映画。
[地上波(邦画)] 7点(2009-03-27 13:12:09)
105.  ドミノ(2002) 《ネタバレ》 
ストーリーは案外面白かったりする。でもいかんせん、見せ方が悪い。一話目正統派怪談系ホラーから二話目コメディ調(かなりおバカ)で落とし、三話目ミステリー調にして最後種明かしという構成は狙っているのだろうが、そうしちゃうと三話目の女性はもう途中でバレバレなんだよね。あと「本当は幽霊じゃなかった」方の女性の造形、あれは無理がありすぎる。日中も結構出没してるのに、あんな見てくれで受付の人が見落とすとか、有り得ん。もっと普通に群集に紛れれる外見にすれば説得力あったのに。ま、一話目はちょいこわでした。夜1人で残業していて、暗がりのコピー機がひとりでにウィ~ンとうなりだして飛び上がったことがあるので(単にFax受信だった)。二話目のおバカホラーが意外とホロッとさせられる結末で、この軽薄二代目社長が頑張ってる様子が最後ちらりと映るのがなんか嬉しかった。牛の涙、私も欲しいな~。…と、誉めどころもあるが、ミステリーホラーとしてのレベルは低いので、この点。
[DVD(字幕)] 4点(2009-03-27 13:07:12)
106.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
ティム・バートン+ジョニデ、19世紀ロンドンを舞台にした、ある理髪師の剃刀ぎらりんの復讐劇・・・これだけの予備知識でワクワクと観出したら、ミュージカルなので面食らいました。逆にグロ慣れしてない人がゲロっとなった映画だったんですね~。こういう題材のブロードウェイ・ミュージカルがあるなんて知りませんでした。舞台での表現も観てみたいものです。しっかし、ホラー(ですよね?)のミュージカル映画なんて初めて観ました・・・でもま、案外悪くなかったです。ただ部分部分ではやっぱりピンとこないとこもあって、例えば殺してしまった女乞食の顔を見てハッとする場面なんか、♪私は知ってたけどあなたを愛してたから言わなかったのよ~~♪♪みたいなことを浪々と歌われてもなあ…。そりゃ、てめー何歌ってんだよ!と焼殺の1つや2つもしたくなるって。隠してたこともだけどそれを歌ってるのがむかつくもん(だからミュージカルなんだってば)。歌のレベルは全体的にそこそこ、あの少年が一番上手だったような。まあでもデップもあれだけ歌えれば上々でしょう。 「スリーピー・ホロウ」にて、グロさを世界観で包み込むのがバートンの得意技と知っていたので、ミュージカルだったこと以外では意外性はなかったです。ただスリーピー・ホロウの世界観の出し方の方が私は好きですね。ストーリーは悪鬼と化した主人公の自業自得オチ、という割とよくある救い無い系で、それはそれでいいんですが、娘と青年の話でラストは希望ある方にまとめられそうなのに、この話を全く投げっぱなしにしたことは減点です。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-26 13:19:20)
107.  クリフハンガー
かつて某森田一義氏の○キャブラ天国というダジャレの投稿番組があり、採用したダジャレを映像化した寸劇?が中々面白く、よく観ていました。その中で確かこういうのがありました。崖から崖に張られたロープから宙吊り状態のバンドにしがみつく女性。ロープから手を差し伸べる救助隊員の男性。「頑張れ!もう少しだ」手を必死で伸ばす女性。手には白い容器。「ああ、もうだめよ」「諦めるな!頑張れ!」が、白い容器が男性の手に届く直前に女性の手を離れる。「あっ・・・」谷間に落ちていく容器。容器のふたが開く。“クリフハンガー”というテロップが出てその上から文字がなぞるように変わっていき、悲鳴調のアナウンスがかぶる。「栗ごはんが~」落ちていくくりごはん。…あまりのバカバカしさに腹がよじれるくらい笑いました。スタジオの評価も良かったんじゃないかな。 あっ!ごめんなさい、映画の話じゃなかったですね。つまり映画は、そちらの短編(?)の方がよっぽど強烈に記憶に残ってる、という程度の内容だったということで…。雪山ロケを頑張ってること位が誉めどころでしょうか。
[地上波(吹替)] 4点(2009-03-26 13:15:38)
108.  僕らはみんな生きている
コミック版をリアルタイムで読んでいて(スピリッツ読者でした。同誌では盛んに映画の宣伝もしてましたが)、後から本作をTV放映で鑑賞したのですが、かなりがっかりしました。コミックは作画の山本直樹氏の脚色が多分に入っていたようですが、そちらの方が、要らんエロはあるものの、アジアの赴任地で現地女性をおもちゃにする日本人駐在員の描写やら、ODAの皮肉ももっと強く出てたと思います。結末もこの映画版は危機から脱出して「でも僕たち日本人だもんね~」ってな感じのライト過ぎる終わり方。コミックでは助けたはずの中井戸が、“反乱軍が政府になってそちらに取り入れば会社の一発逆転が狙える”と再度狂気じみた社畜ぶりでゲリラの陣地に戻っていき、果たして反乱軍は勝利し、数年後の高橋と中井戸の皮肉な後日談が描かれます。その後日談の中では、勝利したものの現状は何も変わってない、セーナの煩悶もさらりと描かれており、重くなりすぎない程度にちょっと考えさせられる結末でした。山本氏が原作者というわけではないので、同じというわけにはいかないでしょうが、もう少し結末にも、シニカルさを出して欲しかったですね。これでは、調子の良すぎる日本人に、少し嫌悪感さえ感じます。
[地上波(邦画)] 4点(2009-03-25 13:09:04)
109.  5つの銅貨 《ネタバレ》 
心温まるジャズマンの伝記映画。ジャズをよく知らない私でも面白いのだから、スタンダード・ジャズのファンにはたまらない映画なんじゃないだろうか。ダニー・ケイの芸達者ぶりには感心させられる。前半はサクセス・ストーリーだが、音楽シーン以外もこじゃれているのがいい。私のお気に入りは、練習する父の周りをうろちょろして中々寝ない、まだ幼い娘とポーカーをする場面。しらっとした顔で掛け金代わりのピーナツを追加する娘の、こまっしゃくれぶりのかわいいことかわいいこと。この後、バンド人気の絶頂期に娘は病気から障害を負ってしまい、主人公はジャズをやめる。そこから再起するまでの物語が後半の核となっているが、子役が変わってしまったのが(時の経過から娘は大きくなっていなくてはおかしいので、むろん仕方ないのだが)少し残念だった。久しぶりに手にしたコルネットから出た調子はずれな音。落胆。取り戻せない自信。ここから娘や仲間の励ましで再起していく過程は少し出来すぎの感もあり、実話がどうだったのか気になるところだが、やはりラストのコンサートは感動的だった。口ずさみたくなる主題曲がいい。
[地上波(字幕)] 7点(2009-03-25 13:06:11)
110.  ガタカ
冷たい社会の中で、自身のレーゾンデートルを希求する青年を描いた秀作。あのような「優生思想」「選民社会」は、学者の精子などが既に実際に売買されている現実を見れば、有り得ないと笑い飛ばせるものではないのではないか。「不適格者」である主人公ヴィンセントの、他人に成りすまし、身体的欠陥を訓練で補ってまで夢を手に入れようとするひたむきさには心打たれた。ユージーンの行動で結末はハッピーエンドとは言えないが、ヴィンセント側の未来に余韻を残している。金属的なガダカ社や夕焼け、夜間の水泳シーンなどの映像美は素晴らしい。気の毒なのはあれだけの好演をしながらも、ジュード・ロウに食われたとされる主演のイーサン・フォーク。イーサンが悪いのではなく、元々ストーリー中でのユージーンのキャラ立ちが大きかったところに、あんな濃くってあんなイケメンなジュードを持ってきての結果だと思う。私もジュードの存在感は大きかったと思うけれど、イーサンの好演をもっと評価したい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-03-24 13:23:53)
111.  ザ・フライ
SFとして、そこらじゅうにいる雑菌のDNAは混ざらないの?!とか、突っ込みどころは数あれど、 ジェフ・ゴールドブラムの怪演光る異色ホラーの名作。化け物になっていく自分に苦悩しつつ、天井を這い回りながら「誰にだって変身願望はある」とか恋人に言って、実はちょい楽しんでたりもするシーンは笑っちゃうんだが、結構そんなもんかもと思えたり。でも結末は悲劇、そしてあのラストはやはりよく出来ている。まあ映像表現は、えぐいっちゃえぐいけど、そこが見所でもあるわけで。でも私が一番気持ち悪かったのは、「変体」の様より、あのコーヒーに砂糖をとめどなく入れるところ。あれにはまじで吐きそうになった。思えば、ああいう印象を残す表現も上手いということだ。敵役かと思ったストーカーおじさんが意外に役に立ったりで、キャラ立ちもしっかりしていた。
[地上波(吹替)] 7点(2009-03-24 13:19:20)(良:1票)
112.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
何度か観てるけど、世間の高評価とあわせ、なんともおいてけぼり感の強い作品です。一応面白いことは面白いんですが、肝心?のメッセージが今ひとつ伝わってこないというか、胸に響かないというか。しかも「メッセージ性の強い作品なんだろうな」いうことは感じるので厄介です。筋も大体は解るんですが、オババの語る伝説に合わせてナウシカが生き返る?とこが…本当に生き返ったのか、伝説をナウシカに重ねて幻想を見せてるだけなのかがよく解んなくって、ラストで感動より、思いっきり置いてけぼりでした。あと、ナウシカの幼少期のトラウマの場面もわかり難くて。初見の時すでに世評が固まってたので、期待しすぎたのもあったんでしょうが・・・。なんとなく、私にとっては、深遠なテーマを入れた感動物であるより、小国のお姫様が大国の侵略に立ち向かう活劇だけの、もっと単純な作品だった方が良かったように思えました。
[地上波(邦画)] 5点(2009-03-23 13:23:22)
113.  呪怨 パンデミック 《ネタバレ》 
呪怨シリーズは邦画の劇場版1作目、ハリウッド・リメイクの1作目と2作目(本作)を鑑賞。最初に観た邦画1作目はもう製作者の意図どおり(苦笑)、要所要所でびびったものだ。リメイク1作目でカットした女子高生ネタをこの2作目に挿入、ストーリーを膨らましているんだけど…流石にもうびびれなかったなあ。本作で描かれてるカヤコの生い立ちは邦画の2作目では描けなかったそうで、外人さんとマニア向けだろうね。カヤコが「除霊をやっていた母親に、人から払った悪霊を小さい頃“飲まされていた”のでカヤコ自身が悪霊化した」という“種明かし”で、復讐はとっくに遂げたのに、呪いの家から離れてまで犠牲者を増やしていくことの説明になってるらしいが、だからどーしたと言いたくなる。山奥に住むイタコの母が英語が堪能とかは突っ込まないお約束かな(笑えた)。カヤコとトシオは大陸進出、おやおや続編作る気だろうか。私たちはもーええわ、って感じだけど、アメリカでの評価が良かった(1作目は結構受けたらしいが本作はどうだったんだろ?)なら、やってみれば~ってとこでしょうか。ラストの自分のパーカーの中に引きずり込まれるシーンはちょい面白い。そのあとのもう一脅しは蛇足。
[DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2009-03-23 13:21:04)
114.  ペリカン文書
誤解されそうな言い方かもしれないが、黒人と白人の正統派美男美女を持ってくると、なんかこう絵になるというか、スタイリッシュになりますな。ストーリーは、法学部の女子学生が、最高裁判事暗殺にまつわる推理をしたら的中していた、というだけで狙われるようになるって話で、やっぱり無理がある。本当に証拠でも掴んでるならともかく、当たってても推理は推理だもん。9・11の陰謀説なんか山と出版されてるもんね。アメリカってむしろそういう国だから。「ねえねえ、これっていい線いってないかなあ」とTV出演でも出来ちゃいそうだ。それをあんな躍起になって抹殺しようってのは、かなり苦しい。でもまあ、それなりに“追われるハラハラ感”を見せ、後半は美しいロバーツをかっこいいワシントンに守らせて、このあたりは常道でも楽しめるつくり。ホーナーの音楽は流石に雰囲気を盛り上げるのが上手いし。別れの場面は、え~抱擁だけ?キス位しないの?と思ったけど。ラストのロバーツの極上の笑顔は観客へのサービスだろう。政治的陰謀は棚に上げておいて(笑)、追い詰められる緊張感やらスタイリッシュさやらを楽しむ映画として観たらいいんでないかと。
[映画館(字幕)] 6点(2009-03-21 16:12:20)
115.  キャスパー
子供と「カワイイ系」を愛する女性向け、そう思えばよく出来た映画。キャスパーは昇天させた方がいいと思うが、最後の最後は感動系にせずにライトなのりにしたってとこだろうか。個人的には「カワイイ系」を愛する女性ではない(というかキャスパーが可愛く思えない)のと、メリー・ポピンズの時代のものから実写・アニメの合成ってあまり肌に合わないので、もう1つ。本作でも、透けてみえるCGは当時は斬新な技術だったと思うけど、その技術に感心するよりも、ああ、俳優さんたちは何にもいないところに向って演技してるんだなあ、結構大変だなあ、とかそういうことばかり考えちゃって・・・。ただクリスティーナの方はかわいいし、やっぱり演技も上手。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 5点(2009-03-21 16:07:51)
116.  疑惑(1982)
多分3回くらいは観てるから、初回時以外は結末は分ってたんだけど、大人になるほど面白くなりました。脇役含めてこれ以上のものは無いと思えるキャスティング、ぐいぐい引き込むストーリーとテンポの良さ。法廷での戦いと、クマ子と女弁護士の正反対のキャラの戦い、もう最高でした。あの桃井かおりの腹立つ口調、ちょっと真似したくなっちゃいますよね。証言の核となる“クマ子は悪い女だ。でも私は愛している。”・・・そりゃあ、そんな父の言葉は無かったことにしてしまいたかったわな~。少年はかわいそうでした。女のコワさが分る映画だけど、男の弱さにため息が出てしまう結末も秀逸です。
[地上波(邦画)] 8点(2009-03-20 13:27:05)
117.  ゴースト・ハウス(2007)
呪怨くんだあ^^;仄暗い水の底からもある!まあ和製ホラーがオマージュされるのは、ちょい嬉しいような気もするけどね。鳥・・・ポルターガイスト・・・なんか元ネタ探しの映画みたい。ストーリーのミステリー要素は使い古されたもので、B級ホラーと言ってももうひとひねり欲しいところ。ま、ひまわり畑がきれいだし、全く怖がらないベン役の男の子がやたらかわいいので4点献上。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-03-20 13:23:58)
118.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都 《ネタバレ》 
砂嵐が顔の形になる宣伝が滅茶苦茶怖く、ブレンダン・フレイザーという役者のことをよく知らず、題名がThe Mummy(外国暮らしで当時邦題は知らず)だから、てっきりホラー映画と思って観たので、あらあらな展開に半ば肩透かし。期待してた砂嵐のシーンも、映画の中では全然怖くないんだもん。でもアドベンチャー映画も好きなので、まあまあ面白かった。一応ホラーな部分はあって、人を犠牲にして精気を吸いながらミイラから人間に戻っていくという、ヘルレイザーなんかにもある設定がある。と、この映画、「包帯ぐるぐるのミイラ男」って今では普遍になってるキャラを創生した1930年代の映画のリメイクっていうじゃないか!禁断の恋により殺され、相手の女性への思念を抱きつつ幾千年の眠りから蘇る、というイムホテップの設定はそのままだそうだ。うーん、古式ゆかしきモノクロ・ホラーなんだろうなあ、観てみたいぞ。まあそっちを観てもいないのに言うものなんだが、そういう映画からこういうホラー色の薄い派手なアドベンチャー映画(しかもコメディ色が強い、しかもしかもシリーズ化までしてしまう)を作る、良くも悪くもハリウッドだなあ~。スカラベの大群なんか実に迫力あります。お宝頂いてヒロインとキス、お間抜けキャラの兄貴が追っかけてくるというチープなオチ(大体お宝とっていっちゃ、結局墓荒しと一緒じゃん!)をブレンダンのキャラに免じて許せ!みたいなところはいただけないが、エジプトものの娯楽アドベンチャーとして、まずまず楽しめる映画。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2009-03-19 13:12:36)
119.  ジョニー・イングリッシュ
Mr.ビーンというキャラがあまりに強烈なので、イメージが固定してしまってるが、アトキンソンはあの顔芸を使わなくても、ちゃんとコメディが演じられる俳優なのだと判った。007を殆ど観てないのでパロディが判らなかったが、それでも充分笑えた。いかにも好き嫌い分かれそうだが…。そのまま直訳されてもばっちりだったキャッチコピー(He knows no fear. He knows no danger. He knows nothing. = 彼は恐れを知らない。彼は危険を知らない。彼は何も知らない。)も心憎い。まあウンコかぶりはちょっとやりすぎ、あそこを省くだけでここの点ももちっと上がるんではないか。悪役の事業家が「刑務所王」ってのが訳わかんなくて笑っちゃうし、イギリス王位を狙ってるってのも壮大じゃないの。どんどんぶっ飛んでいく後半も◎。ブリティッシュ・コメディに期待される適度な毒があり、ビーンの映画版よりはるかに面白い。007を観てる人はもっと楽しめるんじゃないか。なんでシリーズ化されないの?
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-03-19 13:08:42)
120.  フットルース
私のような80‘s洋楽小僧にとって、この作品を語るに当時の日本の事情は外せない。大変なヒット作だったわけだが、話題と音楽が先行、今もそうだが、いかんせん日本は劇場公開が遅い。次々にシングルカットされ、ビルボード上位にランクインするサウンドトラックが先に入ってきて、日本でも街のあちこちで主題歌のフット・ルース始め、パラダイスやらヒーローやらが流れてくるのに、肝心の映画が中々観れないのだ。要は大いに「ひっぱられた」わけである。ひっぱられると期待してしまうのが人間というものだ。あらすじの情報なんかは入ってきてたから、たわいない青春ものと知りつつも期待してしまい、フタを開けたら驚くほど陳腐なストーリーに思いっきり脱力した。同年公開のベスト・キッドも青春映画の王道を行く作品だが、こちらは素直に「我が青春の映画」となったのになぁ・・・。洋楽小僧だったにもかかわらず音楽とダンスに酔いしれることが出来ず、十代の私は映画を観ながら、「あっほくさ。小遣いはたいて観に来たのに」と映画館でため息ついていた。でもこの後、ケビン兄さん(あっもう50?)が個性派俳優に成長していったことは、何故かちょっと嬉しかったりする私。
[映画館(字幕)] 5点(2009-03-18 13:51:06)(良:1票)
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