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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2251
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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1201.  ヌイグルマーZ
まさに“サブカル中二病的大槻ケンヂの世界観+井口昇監督のエログロナンセンス”炸裂な一作。要するに“どうかしている”映画なのですが、大槻ケンヂ率いる『特撮』×中川翔子の主題歌挿入歌がとても良くて(元々『筋肉少女帯』は好きなのですが、最近はももクロの楽曲でNARASAKIさんにお世話になってます)最後まで楽しめました。ただ、最近ゾンビ映画ってちょっと多過ぎないですかね。素材としてお手軽なんでしょうか。少々食傷ぎみです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-02-07 08:55:58)
1202.  ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック 《ネタバレ》 
BSなら『吉○類の酒場放浪記』が、CSなら『ゲームセンターCX』が、私の中で“やっているとつい観てしまう番組”の代表格となります。ほぼ下戸で、最後にやったTVゲームが初代『モンスターハンター』な私ですが、どちらも不思議と好きなんですよね。出演者が基本オッサン一人なのに成立している不思議な番組。これをこのまま映画化出来れば、それこそ奇跡だったのでしょうが、そうも行かなかった模様(そりゃそうだ)。で、『ゲームセンターCX』映画版ではいつもの有野の挑戦(ゲーム攻略)と並行して、挑戦ゲーム発売当時(つまり昭和の)とある少年の日常が描かれます。ファミコンカセット『マイティボンジャク』の貸し借りに端を発した少年の“一大事”は、何故か時空を超えて有野の挑戦とリンクしたりします。柔道なら“技あり”とまでは行かなくとも“有効”くらいは貰えそうな『世にも奇妙な物語』チックな脚本でした。郷愁にふけりなさい、さあ泣くがいい、みたいなノスタルジーの押し付けではなく、かつての子供=今の親父世代が当時をほんのり懐かしむのに丁度良いお話でした。映画としての評価は難しいですが、番組ファンなら十分楽しめると思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-21 18:26:30)
1203.  呪怨 -終わりの始まり- 《ネタバレ》 
『呪怨』正当の系譜を継ぐ一作。タイトルからして“ビギニング”や“エピソードゼロ”に該当するのでしょうが、前にも同じような内容を観た気がするのは、『呪怨』シリーズが完全な様式重視作品である証と考えます。ストーリーは在って無いようなもの。呪われた家に関わった者は漏れなく死ぬ。白塗りの少年がちょこちょこ出てくれば、それで『呪怨』は成立します。この様式美が好きな人は問題なく楽しめるでしょうし、興味の無い方は観る必要が無い映画という認識で間違いないかと。最後に女優さんについて一言。佐々木希が予想外に良くてビックリしました。特にラストシーン。悲鳴を上げるでもなく、号泣するでもない“絶望”の表情が絶品でした。このワンシーンだけで本作の存在価値を認めたくなります。もう一人の看板女優トリンドルさんについては、全くもってロバでした。もちろん可愛いロバですよ。でもロバに見えて仕方ありませんでした。映し方の問題でしょうか。本作出演で、彼女に得は無かった気がします。
[DVD(邦画)] 6点(2015-01-19 18:55:02)
1204.  凶悪 《ネタバレ》 
木村たちに保険金殺害を依頼した電機屋家族と、妻に認知症の母親を丸投げした藤井。殺人を犯した須藤と、彼に強い殺意を抱いている藤井。一体何が違うというのだ。主人公も(そして観客も)彼らと同じ凶悪な人間だ。これが本作のメッセージ。ロジックは理解できますが、要するに詭弁です。特殊な事例を一般化しているだけ。いや、そもそも“凶悪な殺人鬼は、私たち善良な市民と別の種類の人間”とする前提が間違っている気がします。性悪説を唱える気はありませんが、誰でも様々な性質を抱え込んでいるもの。それに心の中で思うことと、行動に移すことは全く別次元のはずです。例えば牛場のじいさんを折檻して殺すエピソード。表面的にはバラエティ番組の罰ゲームと何ら変わりません。ではTVの前で笑う視聴者は、木村たちと同じ鬼畜でしょうか?違いますよね。興味深いテーマですが、監督の言い分を真に受ける必要は無いと考えます。ただし、ドキッとした人ほど、“善人”に違いないでしょう。さて、ご指摘のレビュワー様もおられるように、類似設定ゆえ『冷たい熱帯魚』と比較したくなるのが人情かと。でんでんVSリリー・フランキー、「透明にしちゃおう」VS「ブッコんじゃおう」、美巨乳VS駄巨乳(失礼)。どれを取ってもインパクトでは『冷たい熱帯魚』に軍配が上がります。ハバネロVS獅子唐辛子の如し。そもそも血の量が圧倒的に違いました。本作を観賞して、もし「物足りない」と感じた方は『冷たい熱帯魚』に挑戦してみるのもいいかもしれません。
[DVD(邦画)] 6点(2014-12-09 19:17:16)
1205.  チェイサー (2008) 《ネタバレ》 
(ネタバレしています。未見の方はご注意願います。)))))韓国製犯罪映画ですから、ある程度覚悟はしていましたが、これほどエグいバッドエンドとは…正直参りました。胸糞悪い結末でも、そこに至るストーリー上の必然性やメッセージが感じ取れれば納得出来ますが(他作品のネタバレになるのでタイトルは伏せますが、例えばスティーブン・キング原作の某SFホラーとか)、本作の場合は本当に悪趣味なだけに思えました。これでは殺人鬼系B級ホラースプラッターと同じ。このジャンルの映画ならエンターテイメントと割り切って観られるのですが、本作のようになまじドラマ性が優れていると感情移入してしまうから困るのです。屋敷を抜け出し、近所の小売店に逃げ込んだ時点でミジンの生還確定でしょうに。負のご都合主義まで使って何が何でも殺すのは如何なものかと。ところで、ミジンは警察に通報してから気を失ったのでしょうか?警察より先に元締めに電話するとは思えないので、やっぱり通報はしたのでしょうね。それでも警察は来なかったと。信じられない理由で殺人鬼を野に放ったり、捜査方法が頓珍漢だったり、奴の尾行監視役が無能だったりと、警察行政の役立たずぶりは酷いものでした。体制批判が本作のテーマだったのでしょうか。母を失った少女には、代わりに父親が出来たと解せるラストですが、これを救いと呼べるのかどうか……。物語に惹き込まれたのでツマラナイとは言いませんが、それ以上に嫌悪感が勝ってしまいます。ちなみに、ついこの前『10人の泥棒たち』も観たのですが、キム・ユンソクはいい役者ですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-07 19:58:52)(良:2票)
1206.  サプライズ(2011) 《ネタバレ》 
先制攻撃のチャンスを棒に振り、止めを刺さずに逃げ出して反撃を食らう。被害者(主人公含む)の行動指針が“逃げる”に設定されているホラーが目につきます。逃げ惑う恐怖を描くワケですから不自然ではありませんが、正直ストレスが溜まります。その点、本作のヒロインは天晴れでした。チャンスは逃さず、止めは念入りに(←コレ重要!)。この主人公になら安心して感情移入が出来ました。さて、ラストシークエンスについて。客観的にみれば完全に過剰防衛です。というより、普通に殺人です。(本来善良であるべき)主人公にあるまじき行為。しかし彼女を責める気にはなれませんでした。奴の殺意は明白でした。仮に見逃したとしても、後々命を狙われる可能性は大。腐った人間性の持ち主です。どさくさに紛れて(その場の感情の勢いに任せて)、禍根を絶ったのは正解。殺人者は、逆に殺されても文句が言えないのは道理でしょう。ただし、現場を警官に目撃されていたのは誤算でした。裁判になれば有罪間違いなし。さてどうしたものでしょう。しかしこの問題も予想外の方法でクリアされました。やはり準備は大切です。警官はお気の毒でしたが、戦地に不用意に踏み込んだ甘さは万死に値するのです。面白かったですよ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-27 19:53:02)(良:1票)
1207.  殺人の告白 《ネタバレ》 
素晴らしいトリックほど、タネは意外なくらい単純なもの。真相が明かされた瞬間「何故気づかなかったのだろう」と思えるのは、筋書きの素晴らしさの証明に他なりません。時効延伸の件も切れ味抜群でした。ほんと、本筋のアイデアは秀逸です。だのに何故、こんなにフラストレーションが溜まるのでしょうか。ハリウッド大作と見紛うばかりのエンタメアクションなんて、この物語に必要ですか?殊更胸糞悪いサイドストーリーを挿入してくるのは、何かの嫌がらせですか?特に理解に苦しむのが結末です。亡き恋人からの、時効延伸のキラーパスを完全に無視して、怒りに任せた私刑なんてオチ、まったく芸がありません。それに恋人からもらった腕時計があるのですから、それを使ってもう一つドラマを魅せられるでしょうに。例えば「残念、今時効が成立しちまった。もう法律ではお前を裁けない。だから俺がお前を裁く」とか。あるいは壊れた腕時計を確認し「お前を逮捕する。時効成立の1分前だ。俺の時計ではな」とか。要するに、センスが致命的に足りないのです。言い方は悪いですが、安普請の悪い邦画(80年代)を観ているような感覚でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-24 21:26:53)
1208.  アイドル・イズ・デッド -ノンちゃんのプロパガンダ大戦争- 《ネタバレ》 
前作を踏襲した真っ当な続編であった事に、まず感心しました。よくぞ、とっ散らかった設定と結末を整理したなと(もっとも○○オチなら何でもアリなんですけど)。前作を遥かに凌ぐ豊かな物語性、それにメッセージ性(でも反原発なんてインチキですよ)。随分とまともな映画になりました。ただ、“まとも”という評価は、BiSの立ち位置を考えた場合、プラスに作用しない気もしますけども。クライマックスのライブシーンにこそ、真のメッセージが込められていたと感じます。アウェイ上等。ステージを降りて観衆と同じ目線。これがBiSの流儀と解釈しました。流石アイドル界のFMW。BiSお見事です。というワケで前作より高評価です。
[DVD(邦画)] 6点(2014-11-12 21:57:54)
1209.  ザ・コール [緊急通報指令室] 《ネタバレ》 
鈴木雅之ではありませんが、『違う違う、そうじゃ、そうじゃない』と思わず口走ってしまいました(コレ、ホント)。ジョーダンがケイシーに呼びかけた“2人で戦う”とは、片や911オペレーターとして、片や犯人に一番近い場所にいる被害者として、協力して犯罪に立ち向かいましょうという意味では?主人公が現場に出向いて直接犯人と対決してしまう展開には興醒めしました。サスペンスは“制約”が肝。彼女には一歩もオペレーションルーム(蜂の巣)から出て欲しくありませんでした。ジョーダン出撃後の流れは、さながらスプラッターホラーの定番劇。敵に止めを刺すことなく逃げ出し形勢逆転。あ~あ、またいつものパターンかよと。修羅場を数多く垣間見てきたであろう主人公の判断にしてはお粗末でした。ラストはどう解釈したらよいのでしょうか。あのまま犯人を閉じ込めて私刑に処したということ?地下室が絶対に見つからない保障があるなら兎も角、奴が発見されたら(生きていようと、死んでいようと)2人の罪は露見してしまいます。そこまでのリスクを負う必然性は薄く、まだ正当防衛に見せかけて殺してしまう方が腑に落ちました。本作で消化不良を起こした方にはキム・ベイシンガー主演の『セルラー』をお勧めしておきます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-09 20:24:06)
1210.  放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人
『ニッポンの大家族』の方はTV版を観ていなくてもOKですが、本作の場合はTV版『デスリミット』を事前に鑑賞しておくことが重要と考えます。まずデスリミットで一応の結論を得ておくこと。この前提が覆される(?)快感がメインディッシュです。お話はまるで『金田一少年の事件簿』みたいで、リアリティには欠けますが、これは“味”と認識して構いません。嘘てんこ盛りのフェイクドキュメンタリー。裏読み好き、推理好きの方は間違いなく楽しめると思います。
[DVD(邦画)] 6点(2014-10-24 18:20:26)
1211.  トランス・ワールド 《ネタバレ》 
(ネタバレ厳禁映画です。鑑賞前の閲覧はご注意ください。) 予算規模、脚本・演出・演技のクオリティ、どれをとってもお馴染みフジ系TVドラマ『世にも奇妙な物語』のそれと寸分違いません。これで本作がどんな映画か、伝わる人には伝わると思いますが、言及したいポイントが1か所あります。それはトム(クリント・イーストウッドの息子)の扱い。過去を変えることで、女性2人の運命が好転するのは明白でした。彼女たちが父親(祖父)を助けたいと考えるのは当然です。ただしトムだけは違いました。母親の人生が変われば、彼は存在しなくなります。これもほぼ確定事項。そのことに気づきながら、トムは曾祖父の命を救おうとしました。これって凄い献身です。ほんと感動ポイントなんです。彼の決断と勇気にきちんとフォーカスした演出があれば、もうワンランク作品の完成度が上がったと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-09 20:57:34)(良:3票)
1212.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
≪≪≪警告!警告!警告!ネタバレとは違いますが、本文には“大変危険な表現”が含まれています。観賞前の方、特にちびっこは、くれぐれも閲覧ご注意ください。≫≫≫  本当は私も皆さんのようにカッコイイ、イカしたレビューを書きたかったんです。難しい熟語、横文字、見事なロジックを駆使した惚れ惚れするような文章を(実際に書けるかどうかは別ですよ)。押しも押されもせぬ傑作ですから、力も入ります。でもオープニング早々、メインテーマが耳に入ってきた時点でそんな願いは吹き飛びました。「ゴジラ・ゴジラ・ゴジラとメカゴジラ」脳内にリフレインする謎の歌詞。本作製作時点では構想さえ無かったはずのメカゴジラの顔がチラつきます。モスラ・モスラ・モスラとメカモスラ。どこでこんな歌詞を仕入れたのか全く記憶にありません。ていうか作品変わってるし!サザエ・サザエ・サザエとメカサザエ。『サザエさん』関係ないやん!ていうかメカサザエって何やねん!ハイジ・ハイジ・ハイジとメカハイジ。えっ『アルプスの少女ハイジ』そうそう、ながーいブランコに鉄塊がってオイ!!テーマ音楽がかかる度にこの有様です(実は『怪獣大戦争マーチ』の方ではツンツンヘアーの歯無し男の顔が浮かんだりもしました)。これで物語に集中しろというのが無理な話。その結果、反戦メッセージはどうにか汲み取れたものの、単にディテールの甘いパニック映画に思えてしまいました。何と言う悲劇。名作が台無しです。何度本作を観直したところで、同じ事の繰り返しになるのは目に見えています。猛烈な中毒性は、最早“呪い”です。この文章を読んだ人はもう手遅れかもしれませんが、間違っても『福岡市ゴジラ』なんて言葉、検索しないで下さいね。一生解けない呪いにかかります。冗談ではなく、本気で。私は警告しましたよ。ああ、もう、頭から呪文が離れやしません。ゴジラゴジラゴジラと……嗚呼すみません。ほぼ映画の内容と関係なかったですね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-18 18:59:02)
1213.  -less [レス] 《ネタバレ》 
(ネタバレあります。未見の方はご注意願います) 本作の出来事を読み解くヒントは“父親のメモ”にありました。クラッシュした車の傍に落ちていた紙片は、紛れもなく夢の中で父親が書いたもの。偶然の一致とは考え難いです。すなわち、あの家族には死ぬ前に“ロスタイム”が与えられたと確認出来ます。体感は数時間、実時間は僅か数秒。死亡確定までの猶予時間内に起きた劇的逆転ゴールは、主人公の生還でした。つまり、“車から放り出されて助かったから主人公はあのような夢をみた”ではなく“女性に席を譲り、車を降りたから死なずに済んだ”と推測します。それでは、クラシックカーの所有者であり、事故の第一発見者とは一体何者でしょうか。車、服装、髪の毛、全身黒尽くめ。“死神”と判断するのがしっくり来ます。死神運転の黒塗りのクラシックカーに乗せられて、魂はあの世に逝く。乗り込んだ順は、婚約者、弟、母、父。“罪の軽い者から順番に”悪夢から救われたとも言えます。クラシックカーに乗り込んでしまったら最期ですから、女医もあの世に連れ去られたのでしょう。死ぬはずだった主人公の身代わりとして。さて疑問なのは、何故主人公ファミリーにロスタイムが与えられたのかということ。裏付け無しの想像ですが、彼女が子供を身籠っていた事が関係している気がします。事故で得られる魂の予定数は7人分。ところが主人公のお腹には8人目の魂が。棚ぼた的に8人分の魂を頂戴するのは、死神の流儀として躊躇するところではないかと。彼女はお腹の子に命を救われた気がします……。構成はトリッキーながら難解ではなく、余韻も十分。ただ、アイデア勝負の作品である点は否めず、類似作品を観賞済みの場合評点が下がってしまうのは致し方ないかもしれません。
[DVD(吹替)] 6点(2014-08-06 18:58:11)
1214.  ジャッジ・ドレッド(2012) 《ネタバレ》 
銃弾に撃ち抜かれ飛散する頬肉、地面に激突して崩れる顔面。スローモーションを存分に活用し人体破壊の過程を丁寧に見せてくれます。ゴアのレベルは、下手なスプラッターホラーより数段過激かと。ただし荒廃した世界とは裏腹に、描写そのものは“綺麗”なのです。それこそ医療ドラマを彷彿とさせるような。またドラマ性は薄く、怨恨無縁。登場人物に感情が乗らないので、ショッキングシーンでも淡々と流せてしまうのだと思います。この感覚は初めてかも。それにしても主人公が一切素顔を晒さなかった点には驚きました。あれなら、「HEY!たくちゃん」のアゴ芸でも務まりますものね(失礼)。相棒役の彼女のビジュアルがすこぶる上玉で、まるでアドベンチャーシューティングゲームから抜け出たような。見惚れました。オリヴィア・サルビーですか。名前覚えておきます。スタローン版とは別モノなので比較する必要が無くて助かりました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-09 19:27:28)
1215.  ゴーストライダー2 《ネタバレ》 
私も他のレビュワー様と同じく、前作健忘症。ストーリーや設定がさっぱり思い出せません。そこで『ゴーストライダー』に投稿した自身の感想文を読み返してみたのですが、何故か脳裏に浮かんだのはトラベリングの衣装を纏ったミラクルひかるの虚ろな表情のみ(嗚呼、なんて役立たずな文章しか書いていないんだろ俺)。と言うワケで、世界観甘掴みのまま本作の鑑賞に臨んだのですが、面白いっちゃ面白いけど、物足りないと言えば物足りないというか、実に微妙な出来と感じました。まず主人公のゴーストライダーについて。他のアメコミヒーローと比べて、破格の強さです。ほぼ無敵。というか強敵不在なんですね。炎の鎖をぶん回して全てを解決。爽快感はあれどスリルは薄目。暗闇の無差別殺人鬼から日中のヒーローに鞍替えした点も、魅力半減のような。続きましては…って、え?!次に書くことがもう無いじゃないですか。そう、レギュラー格のサブキャラクターも、ヒロインも、宿敵も、何にもありゃしません。こんなシリーズ映画も珍しいのではないかと。助さんも格さんも、うっかり八平衛もいない、孤高の水戸黄門状態。次は一体何処でゴーストライダーの世直しが観られるのか。続編に期待!ですかね?!
[CS・衛星(吹替)] 6点(2014-05-27 18:57:40)
1216.  暗闇から手をのばせ 《ネタバレ》 
本作の主人公は障碍者専門のデリバリーヘルス嬢。ただし、彼女は全くもって風俗嬢に向いていませんでした。良く言えば優し過ぎる。悪く言えば公私の区別が付いていない。イチイチお客に情をかけていたら、体が幾つ有っても足りないでしょう。彼女がストーカー被害に合ったのもそんな彼女の性格に起因しているものと推測出来ます。“暗闇から手をのばしたら、デリヘル嬢が握り返してくれました。”基本的にそんな夢物語はありません。宝くじが当たる確率と同じくらいかと。そう、本作はお伽噺なのだと思います。ドキュメンタリー製作用で取材した素材が元ネタのようですが、リアリティとは無縁の作品でした。ただし、本作のメッセージを届けるには、むしろ好都合だった気がします。暗闇の中にいる者に、闇の恐ろしさを説くなど愚の骨頂。そんな事言われなくても解っているのですから。偽物だろうと、到底手の届かぬものだろうと、光は必要。手を伸ばせば、もしかしたら掴めるかもしれない。そんな儚い希望で、人は生きていくのだと思います。光を掴めた人は超ラッキー。仮に掴めなくても、光を求め続けて時間切れなら、それもまた良し。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-05-24 19:28:03)
1217.  ジャックと天空の巨人 《ネタバレ》 
私が気になったのは、人間と巨人族の戦力バランスです。勿論一対一なら人間は圧倒的に不利でしょうが、本作の設定程度の戦力差であれば、巨人族に人間が駆逐されるとは思えません。絶望する必要が無いのです。多大な犠牲を払ったとしても、最期は数がモノを言い人間が勝利するのは目に見えています。にもかかわらず、巨人を無条件で平伏させる“絶対的な武器”が存在するのは、人間側にちょっと都合良すぎるかなあと。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-05-21 18:53:23)
1218.  エレベーター(2011) 《ネタバレ》 
『悪夢のエレベーター』4人、M・ナイト・シャマラン監督の『デビル』5人。本作と同じくエレベーターを舞台としたソリッドシチュエーションスリラーで、エレベーター室内に閉じ込められた人数です(もっと有名な映画もありそうですが)。これに対して本作は8人。エレベーター自体の規模が違うとはいえ、明らかに大人数でした。この設定が意味したのは“エレベーター室内だけでドラマを完結させる”ということ。ご都合主義が散見されたとはいえ、画的に代わり映えしないエレベーター室内だけで80分間持たせたのは、お見事だと思います。中でも因果応報のバランスがよく考慮されていたと感じました。浮気男は腕を捥がれましたし、会長の孫は一生モノのトラウマを植え付けられた模様。そんな中、最も重い罰を与えられたのが百貫デブ社員です。劇中の言動だけ見れば、明らかに不公平に重過ぎる罰ですが、あそこまで太ってしまった事が既に死をもって購う程の罪なのでしょう。きっと米国の大手保険会社が本作のスポンサーに名を連ねているに違いありません。ところで、助かった人たちは皆100万ドルを手にしたと思いますか?答えは勿論NO。詐欺紛いの金融商品を売りつけるような証券会社の会長が約束なんか守るものですか。大金持ち程ケチなのは常識。だからお金が貯まるのです。これがホントの“背骨折り損の血まみれ儲け”。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-18 19:56:03)(良:1票)
1219.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
まさか、たったあれだけの時間で子種を仕込むとは。流石超一流のエージェントは違いますね。今回もお見事、ミッションコンプリート!ということで…え、これ『ミッション:インポッシブル』じゃないの?!
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-05-15 20:55:56)
1220.  エコーズ 《ネタバレ》 
催眠術の暗示にかけられている最中、主人公の心象風景について。催眠術師暗示の言葉「あなたは映画館にいます」で、画面に映し出されたのは、映画館お馴染み朱色の椅子。続く「真っ暗な映画館です」に呼応して、座席の端から黒く塗り替わっていく椅子たち。この映像表現の見事なこと。観客は手に取るように主人公の心の中を覗き見る事が出来ました。でも、これ、ホントは嘘なのです。想像してみてください。前述の順序で状況説明された場合、椅子の色は徐々に変わるのではなく、瞬時に変わるはずです。でも表現的には徐々に変わった方が美しいのです。これぞ文章に勝る映像媒体ならではの演出。映画の浪漫を感じさせるものでした。以上が(唯一)良かったと思う部分です。全体の印象は、だいたい皆さんと同じ。ベタなオカルトホラー。それ以上でも以下でもありません。
[DVD(吹替)] 6点(2014-05-12 19:56:51)
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