121. 情婦
NHKで放映したときに録画して忘れていたこの映画がビデオ整理中に発掘され、観てみました。原作は数年前に読んでたのでどんでん返しがどうのとかじゃなく、あの小説がこんな映画になるのかーーという素直な驚きでいっぱい。映画と原作比べるのはなんか違うかなと思いつつ、先に小説読んでから映画観るとガッカリしてしまうことが多い。でもこの映画はそんなことなかった!しっかり映画として存在してるなと思った。でもあのラストはちょっと焦りすぎの感があるなー。あれ、結局原作と比べてる?小説のラストはかなりすっきりしてたからさ。。。あと、カメラワーク単純なんだけど見やすいね。階段の機械目線でカメラ降りてくるとことか「をををー」と思ったり。普通なんだけどなんでかね。 7点(2004-04-25 00:06:07) |
122. ギャングスター・ナンバー1
いや、お前はナンバー1だ。フレディじゃない、お前だ。いいねこれ久々に純粋悪な気持ちを堪能したよ。テイラー惨殺までは10点の勢いだった!あのへん見せ場なんだろうけど、いかんせん血がブヒャとか人体に物が刺さる音とか苦手分野なもんで。こちらとしてもあれしきの惨殺(言葉悪い)にへたれる自分が無念です。そして若きギャングスター、君の目はヤバイね。キレてる目だよ。個人的にプーチン露大統領に似たものを感じる。ギャングスターの後ろから炎がゴーッて来るシーン、単純にかっこいい。若ギャングと老ギャングの性格に違いがありすぎるのがなんだかなぁと思っていたけど、考えてみたら、フレディへのあの支離滅裂な憤り、あれが老いるということなのかもと思った。ちょっと切ない。随所に散りばめられた時計仕掛けへのオマージュも楽しみたい。オマージュって言っていいのかわかんないけども。 8点(2004-04-15 22:36:11)(良:1票) |
123. ナビィの恋
でーじ面白いやっさ!すげー好きよこれ。あったかいもの。。ナビィはサンラーと逃げてしまうけれど、誰一人として誰かを憎んだりしていないよー。ナビィも明るく明るく島をでていくんだよー。そして登川誠仁のおじぃにはココロの広さというものを教えられるわけー。ななこは好きという感情をちっとも表に出さなかったけれど、ナビィがサンラーと行くのを観て、思わずふくのすけのところへ行ったんだよー、ほらユタが言ってたさ、ななこにもナビィの血がながれているからね、と。音楽も良かったね、まず相手を探さんと十九の春を弾けんばーよ。ずっと観たかったけれど、登川誠仁の役者デビューばかりが騒がれていたから、林昌がでていたのには驚いたよー。とにかく、この幸せ感をみんなと共有したくて仕方がないよー。島酒を飲もう。 9点(2004-04-13 19:00:40) |
124. 誘惑の接吻(キス)
いいね、これ。結構好き。ドリューってこともあり、シングルマザーってこともあり、なんとなくサンキューボーイズと比べて観ちゃったんだけど、こっちのがすき。なんつーか軽さがいいねー、セックスも妊娠も出産も。こんなわけあるかってことの連続だけど、ちっともやらしさがない。初体験挑戦シーン観てるとき、役者2人の心情を思って軽くどきどき。うむ。よい。 6点(2004-04-13 18:43:30) |
125. テープ
期待しすぎたか。。だめだった。ちょっと生き方上手い女と、質は違えど馬鹿男2人のくだらない根に持ち口論にしか見えません。見えませんってか実際そうなんだけどさ、それが面白くなかったの。御指摘あるとおり、こういう設定なら言葉遊びやら駆け引きやらがバシバシ必要になってくるはず。な、ない。あとーイーさんの腹がでっぷり予備軍になっていて本当にショックだよ。。なんかたるんでんもん。しかもこのキャストなら思い切ってジョンはジュード・ロウで押してみたらよかったんじゃないだろうか。個人的希望だけど。 4点(2004-04-13 18:36:17) |
126. 危険な遊び(1993)
もどかしい。しかしそのもどかしさあってこそのラスト。できますか?自分の子供あんなだったら。まさに究極の選択。 6点(2004-04-05 16:51:53) |
127. 静かな生活
こりゃーよくも悪くもホント痛々しい話ですよ。よくもここまで、みたいな。渡部氏の演技はすばらしいですが。なんていったもんか、とにかく私は後味の悪さを強調したい。。笑えるもんなら笑いたいけどあんまわらっていいテーマじゃないでしょ。首つったじーさんとか首つるしかないっしょ。あーでもマーちゃんが襲われたときの、最近滅多に拝めなくなった巨大な白パンは大爆笑でした。 4点(2004-04-05 16:35:41) |
128. 交渉人(1998)
ありがちな展開とは思うもののなかなか面白かった。あーあこの人こんな年取ってからムショ暮らしか。。とかおかしな同情。個人的には、ネゴシエイターが犯人に嘘をついても良いというのがあまり好きではなくて、なんか存在そのものに疑問感じてたりします。 6点(2004-04-05 16:29:01) |
129. オール・アバウト・マイ・マザー
好きな雰囲気。女の強さ的な印象はあまり感じなかったけど。観終わって、人間の死ぬときの幸不幸の数は一緒らしい、という話を思い出した。かなり痛々しい話なはずなのにあまりそう思わせない、硬いんだか軟らかいんだかよくわからん感じの作り方が自分には良かった模様。 7点(2004-04-02 16:52:26) |
130. ロビンソン・クルーソー(1996)
原作読んでなくてこういうこと言うのも何かとは思うが、結局これ書いた奴だって大航海時代の人間てことですよ。なんかイラク戦とだぶって見えたのは自分だけでしょうか?よその文化はよその文化であり非人道的であっても、マスターがバシバシそいつら殺していいってわけじゃないでしょ。なんかもう腹立たしくて仕方なかった。しかもあの女、あの時代にあんだけ長いこと独身てありえんだろ。貰い手がなかったってことだろ。キー! 1点(2004-04-02 16:42:59) |
131. デンジャラス・ビューティー
ああいう笑い方する人いるね。。素でやってるだけにタチ悪いよ、つっこめねーもの。観なくてもいい映画だと思うけど、それなりに面白かった。女の友情て汚いこと多いけど、共同作業もしくは共通意識の中で生まれた友情って、薄っぺらいけどきれいではある。うむ。 5点(2004-04-02 16:31:20) |
132. ことの終わり
なんとなくいいにおいのする映画でした。でも1年くらいしたら忘れてしまうんだろうなぁとも思います。あのときサラが祈って、ほんとに生き返って、その後もう会わないっつー約束を守ろうとするところが女らしくて好きだ。たいていの人は、ゴミ箱にゴミ投げて一発で入ったらなんかいいことがある、とか思って投げて、入らないと「ィャ、次に入ったらいいことがある」とかってもう一回投げたり。なかなかできない。そこらへんが妙に艶やかに見えた。 5点(2004-04-02 16:24:40) |
133. ベティ・サイズモア
精神的ショックによる一時的錯乱状態だとしても、ベティのような女が傍にいたら殴ってしまいそうだ。ものすごくイライラした。あのルームメイトは事情を知らないのによく耐えられたもんだと。自立というテーマを一風変わった感じで書いたにも関わらず、最後のモーガンの説教が直球すぎる。台無し。 3点(2004-03-18 21:48:57) |
134. エア・バディ
動物ものはどうしても…。たまにこんなふわふわした気持ちになることも必要だからどんなことにもツッコムことはできません。強敵もあまり出てこないしもやもやせず幸せな気持ちになれました。ばでーかわいいなー。ほんと、動物ってなぜこんなに愛しいのだらふ。 7点(2004-03-12 17:16:41) |
135. 俺たちに明日はない
なんて美しい。こんな風に生きることができたらという憧れを感じてしまう。もちろんそれは映画だからだけど。こんな風に生きることができたら、といったけど実際本人達はどうだったんだ?それでもまだ何か足りないものを感じていたような気がしてならない。タイムテレビができたら真っ先に盗み見したい人たちです。マシンは怖いので行かない。 7点(2004-03-10 18:23:17) |
136. イージー・ライダー
もう、なんとゆったらよいのか「不条理」という言葉にいろんな意味で弱い私はラストが痛くて痒くて嗚咽でした。こんなことがあっていいものかと思うが、実際の世界では映画で見る頻度以上に不条理なことはあるし。この不条理さはやっぱり反逆精神を持ったものにしか作れなかったろうと思います。デニス・ホッパーにはこの映画の精神のまま大成してほしかった。ハートに火をつけて、みたいな下心映画を作って欲しくなかった。但しクッパはよしとする。 8点(2004-03-10 18:09:56) |
137. ロッキー・ホラー・ショー
たまらなく好きな一本。BGMとして部屋掃除のときに流したりする感じに好き。登場人物のインパクトにやられた。ただ、この映画人に勧められて観たんだけど、こういう客を選ぶ種類の映画(ちょっと言い方悪いけどほかに上手く言えん)って誰に勧められて観たかで印象ちょっと変わってきてしまう気がする。私の場合、ガテンロケンローラーで映画はちっとも観ないという人から教えてもらったため、その人の印象もあって高評価だったりすることは否めぬ。でも好き。ローリーのミュージカルも観てみたいよぅ。。 8点(2004-03-10 17:53:46) |
138. ショーシャンクの空に
点数情報のグラフが笑える位に尻上がりですね。なんとなく今まで書かずにいましたが、よいものはよいといえる心を。でも、刑務所のリタヘイワースであらわされる世界観のほうが若干だけど好きかな。ここまで映画が評価されると比べるのもなんか変な気がするけども。個人的にはティムが1番マッチした役をもらった映画と思う。いまのとこ。隣人は~とかマッチしなすぎ。タイムカプセル埋めたい。 8点(2004-03-02 17:30:42) |
139. ノイズ(1999)
オチひどい。私でも書けそう。ノイズ、って良い邦題のように思ったけど観終えてみると、ノイズだと私たちはジョニーに焦点当てがちになるんじゃないかと。アストロノーツワイフだと最初からシャーリーズセロン中心で観られるかなと。思った。で、観たところでやっぱオチひどい、ってなると思うけど。 2点(2004-03-02 17:14:22) |
140. 大いなる遺産(1998)
イーさんは、大好き。と前置きしておく。ただこの映画の中でイーさんのダメ男っぷりときたらない。ぐいねすのヤな女っぷりといい勝負だ。ダメ男とヤな女の恋愛から学ぶものなど1つもない。実際、ない。成功する為にジョーとの絆を断ち、とか言う時点で人間としてなってない。そんなヤツは成功できん。ゆってみたらただのバカップルみたいなもんですよ。デニーロが死ぬところではなぜか「あーほんとにデニーロ死んだら葬式とか盛大なんだろうか」と妄想。でも散りばめられてる小さな伏線と、イーさん、あとカメラワークが結構好きだったので5点にします。 5点(2004-03-02 17:04:27) |