121. 評決のとき
思った以上に人種差別を浮彫にした話だった。しかもレイプという重いテーマ。…にしてもラストの皆に忘れさられたような、捨てられた子犬のような目をしていたサンドラ・ブロックがあまりに惨めだと思ったのは私だけ? 7点(2004-11-03 02:02:39) |
122. ラブ・アクチュアリー
ヒューの首相は良しとして、ビリー・ボブ・ソーントンの大統領はいくらなんでもありえない。思わず吹き出してしまった。”世界は愛に溢れてる”なんて分かりやすいメッセージ、逆に良い。こういう映画は出来すぎてる方が良いってもんです。まぁラストがすんなりしすぎてる気もしたが。アメリカ娘達がみんな分かりやすいほどのアバズレばかりってのもウケた。 7点(2004-10-17 04:03:41) |
123. 25時(2002)
印象に残る所は色々あるんだけども、まず怪我して捨てられたドイルを助ける冒頭から何か好きだった。孤独や悲しみをもつ似た者同士のモンティとドイルが並んで歩いてる姿を見てるだけで、何か切なかった。言いようのない悲壮感や自分への怒りに苦しみ、24時間後に待ち受ける刑期にどうしようもない絶望感はあるんだけども、今まさに”新たな人生”を生きてるドイルを見ていると何か少し救われた気がした。 あとラスト、窓越しに交わす人種の違う少年とのシーンが印象的。以前は様々な人種に対して罵声を飛ばしていたモンティが、24時間後に一時の終わりを告げ、慣れ親しんだ街を後にする時、これからなくなるものの儚さを知り改めて大切な存在だったということに気づく。それこそがスパイク・リーにとってのNYで生き抜く人達の人物描写であって象徴であると同時に、グラウンド・ゼロなどの場面描写も含めそのNYに対する彼なりの愛情表現なのではないかなって思う。 7点(2004-09-18 03:28:54) |
124. 月曜日に乾杯!
毎日に疲れたおっちゃんのちょっとした旅行記みたいな映画です。屋根の上でヴェニスを一望しながらワインを嗜む…なんて渋すぎる。そしてスリに対して「無一文だよ」の一言。この一言はいいなぁ。こういうぶらり旅って最高じゃないですかね。 7点(2004-09-05 22:28:26)(良:1票) |
125. 欲望(1966)
あの死体、あの女は、架空の物だったかもしれないと思ったのは私も同じ。いや、全てにおいて彼の妄想にすぎなかったかもしれん。結局、世の中道理にかなっていることは何もないっていうこと。人生不条理だらけだし。だからもしかしたら、道で何気なく通り過ぎた人だって、自分が勝手に居るんだと思い込んでるだけで本当は実在しないのかもしれない。 7点(2004-08-09 19:21:45) |
126. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
これに出てくるほとんどが、80・90過ぎたおっちゃんやおばちゃん達です。でもみんな笑顔でその年を感じさせないほど若々しい。どこかパワーに満ち溢れていて、魂を感じさせるキューバ音楽って奥が深い。彼らにとってキューバ音楽って、きっと生活の一部であり、彼らと一緒に生きてきたものなんだと感じた。こういう人生って最高。 7点(2004-07-20 04:58:45) |
127. キッド(1921)
パンケーキを食べるにしても、子供とちゃんと同じ量を半分コにして食べている姿に暖かい優しさを感じた。 7点(2004-07-14 23:16:34)(良:2票) |
128. 太陽は、ぼくの瞳
イランにもこんなに美しい場所があったんですね、知らなかったです。モハマドが聴覚や触覚を働かして必死に何かを感じようとする姿がとても印象的だった。ただラストがちょっと唐突すぎな感じが…。でもこの監督の作り出す空気感や雰囲気はとても好き。 7点(2004-06-06 20:40:45) |
129. ユージュアル・サスペクツ
ケビン・スペイシーはかなり好きな俳優。毎回、最後の最後までやらかしてくれるね、奴は。あのやつれた表情が何とも言えん。ある意味、私がカイザーソゼのようなもんだ。 7点(2004-06-02 03:39:18) |
130. 知りすぎていた男
ケ~・セラ・セラ~♪ なるようになるさっなんてまさに私の人生そのものだ。人生気楽に行こうよってね。ん~、何とも心地よい曲。 7点(2004-05-23 17:12:05) |
131. 24アワー・パーティ・ピープル
伝説のマンチェスター・ムーブメントを創った男たちの壮絶な栄光と挫折を描いた青春映画。UKロック好きにはたまらんね、このエネルギーは。自分はその時代の出来事なんてあんま知らなかったから見応えあった。それにしても、私、あの時代のUKロックの中ではTHE CLASHが一番好き。いや、今でも私にとって彼らは、PUNKのキングであり原点だな。最高!話変わってゴメン。[Joe strummerにご冥福をお祈りします。] 7点(2004-04-15 18:41:42) |
132. アンツ・イン・ザ・パンツ!
ナンダコレ。なかなか面白いじゃん。笑えるじゃん。下ネタっちゃー下だけど、なんだかんだ言って可愛い映画だったなぁ。ただ、エンドロールの歌にも字幕入れて欲しかった。ところでDVD日本語吹き替え版で観てみたら、アレの声が一瞬、我修院かと思った。違ったけど。でも我修院でも絶対ハマり役だよ(結構失礼)。それにしても、彼はドイツのタッキーなんですか。もしタッキーにこの役やらしたら、タッキーファンはどうなってしまうのだろうと思った。 7点(2004-04-10 23:18:30) |
133. MON-ZEN[もんぜん]
なかなか面白い。全編手持ちカメラ的な映し方が良い。彼らからの視点で日本を旅しているような感覚になる。それにドキュメンタリー要素もある。彼ら2人、本当にあの寺修行したんだろうし、登場する日本人もその場にいた人を勝手に使っちゃいました~って感じだし。やりたい放題だね、この監督は。それにしても、この映画で一番金かけてるのって、独→日までの経費なんじゃない?エンドロールのお経は妙に悲しい気分にさせてもらっちゃったし。 7点(2004-04-07 01:08:36) |
134. 恋するための3つのルール
英国と米国のカルチャー・ギャップが面白かった。それにしても、ヒュー・グラントの走り方って変。オカマみたいにグーの手で振り回しながら走るのだけは止めていただきたい。 7点(2004-04-03 06:22:15) |
135. 28日後...
この映画で私は、不覚にも「ドラえもん」を思い出しました。ドラえもんのある話の中で、嫌いな奴をこの世から消してしまうという恐ろしい道具をのび太はドラえもんポケットの中から見つけてしまうのです。のび太はあまり道具の意味を把握せずに、軽い気持ちで嫌いな奴を消していくと、本当にこの世に存在しない人物となってしまったことに気付き、もう時すでに遅し、ひょんな事から、この世の人類全ての人間を消してしまったって話ですよ。かなりこれと似た状況でした。誰もいない中で、のび太が泣きながら「ドラえも~ん!」と叫ぶ姿には、子供ながらに恐ろしかった記憶があります。もちろん、ジャイアン・スネ夫のゾンビ&血がドピャ~は出てきませんけど。残念ながら。 映画に話を戻すと、私はコレ、結構好きな分類に入ると思います。ただのゾンビ映画は嫌いなんですけど、こういった状況に陥る世界観が好きなんだと思います。この異様な雰囲気がたまらなく好き。でも、ゾンビに関しては突っ込み所はたくさんあるけど。なぜそんなにマッハで走れるのか…etc。全体からすると面白いかなっと。ゾンビ以外に出てくる登場人物がかなり少ないのも嬉しいし、そもそも主人公の男がゾンビ似の顔ってのもなかなか斬新だしね(どんな顔だよ)。 7点(2004-04-01 06:49:16)(良:1票) |
136. エレファント
何の変哲もない高校。部活、カフェテリア、図書館、誰もがいつも通りの時間を過ごす日常風景。この映画は、そういった一日の出来事を生徒の視点からリアルタイムのように淡々と映している。そういった中で起こる悲劇。二人の生徒による銃乱射事件。彼らもまた事件が起きるまではいつも通りの日常を送っていた。そんな彼らの心の奥に横たわる何か。澄み切った秋空の風景から映画は始まり、少し雲がかった秋空の風景で終わる。その秋空が空しく、悲しく、少し苦かった。 7点(2004-03-31 20:21:05)(良:1票) |
137. Kids Return キッズ・リターン
この2人の青春を全く美化せず、当たり前に挫折を描いているところが良い。切ないけど、かすかな希望がほのかに暖かい。 7点(2004-03-25 17:15:39) |
138. トーク・トゥ・ハー
何とも、哀愁漂う作品だった。ベニグノの行動は私には理解しがたいものでしたが、性別や生死を超えた愛情の裏には、人間の孤独があった。 7点(2004-03-20 23:53:52) |
139. 僕のスウィング
ストーリー的にはいまいちでしたが、音楽がマジいいでっす!音楽だけでもサントラ買いたい感じ。いいなぁ♪HPも結構かわいい。 7点(2004-02-19 18:01:09) |
140. ムトゥ/踊るマハラジャ
アァ~ホンヒャリャイニャインニャホンニョヒンヤァ~~~…(インド語で歌ってる…つもり) 7点(2004-02-16 23:22:32)(笑:1票) |