121. ふしぎの国のアリス(1951)
半世紀も前の作品なのに全然色あせてない。子供の頃に絵本を持っていましたが、この映画もまたその絵本に勝るとも劣らない素晴らしい作品でした。ただそれ以上の何かがあるかといえば。。。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2006-12-22 00:25:12) |
122. ボーイズ・ドント・クライ
後味が悪すぎて二度と観たくない作品です。実話と聞いてさらに悲しくなりました。せめて映画の中だけでも二人で新天地に旅立って希望を見出して欲しかった。主人公が好きになる女性役はリアリティの賜物なんでしょうが、あまり魅力を感じなかった。ヒラリー・スワンクはごっつがんばったと思う。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2006-12-22 00:20:56) |
123. 悦楽共犯者
《ネタバレ》 やみつきになりそうな感覚。最初あまりにも気持ち悪くて観るのやめようかと思ったけど、どんどん面白くなってきて・・・でもやっぱり最後まで気持ち悪かった。主人公の容貌が私の好きなERのグリーン先生に似ているので「マーク、やめてーーーー!」って何度も思った。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-12-22 00:17:21) |
124. いま、会いにゆきます
所々納得のいかない部分もあったように思うが、全体としてはとてもいい作品で観てよかったと思った。劇場公開中は「けっお涙頂戴映画か」と小馬鹿にしていただけに、出来の良さに驚いた。タイトルの登場部分でどっと泣けた。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-21 20:29:13) |
125. ディープエンド・オブ・オーシャン
聞いたこともないタイトルだったけど、観終わった後の後味が抜群によかった。アメリカ人は日本人以上に「恨みを水に流す」民族なのかなぁとふと思った。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-21 20:21:13) |
126. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 久しぶりに邦画でガツーンと来た。主人公の奔放すぎるセックスライフには「なんだなんだ?イマドキの大学生はみんなあぁなのか?」と腹立たしさと戸惑いを感じつつも、『障害者と健常者の恋愛』じゃなくて普通の恋愛映画を観たという感じ。面倒な恋愛から逃げる気持ちもそういう自分を許せない気持ちもよく理解できた。相手の親が厳しすぎたり、相手の気持ちが重すぎたり、家が遠すぎたり・・・「障害者」もそういう面倒の中の一つに過ぎなかったんじゃなかろうか。でも愛する人がいつか離れていくことを肌で感じ、諦観しながら一緒にいるのは切ない。「これからのジョゼの幸せ」ってなんだろうか?それをずっと考えながらこの世界の余韻にひたりたい。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-12-21 20:16:38)(良:1票) |
127. リリア 4-ever
これほど「おもしろかったよ~」と他人に言いたいのにいざお薦めできない映画はない。スウェーデンで実際にあった話だそうだが、こりゃたまらん。「すごいイイ映画を観たよ!でも救いが全くないの。みんな不幸になっちゃうの。でも後味が爽やかなのよ~。」と言ったら友達は「なんじゃそりゃ、みたくない」とバッサリ。でも本当に清涼感が見終わった後に心に広がるから不思議。 やっぱりその最大の理由は主人公が最後まで純真だったからなのかも。しかし現実は本当に悲惨。絶望的に悲惨。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-20 23:17:40) |
128. 硫黄島からの手紙
一言では言い表せない映画。上映中ずっと何かしら静かにこみあげてくるものはあったが、エンドロールで真っ暗になりあの印象深いピアノが流れた瞬間、堰を切ったように涙が溢れ出た。観にいってから大分経ったのに今でも瞼に浮かべるだけで涙腺が緩む。これまで日本人が創ってきた悲壮感漂う戦争映画とは明らかに一線を画している。夫は『リアリティはあったが、日本軍の悲惨さ(痩身・貧窮など)があまり伝わらなかった』と言っていた。確かに登場人物たちは最初から終わりまであまり体重の変化もなさそうだったし、一番問題だったはずの水問題や食料問題も割とさらっと描いている。しかしそれらはこの映画の圧倒的な世界感を前にしたら瑣末な点と言えるかも。(実際硫黄島ロケはハリウッドロケ後に録るなど時間軸が前後していて体重増減は不可能だったはず)しかしこういう「今生きている私の「親」を「祖父母」を守ろうとして無念に散った日本人」の歴史を旧敵外国人に教わる恥辱。遅ればせながら書物やビデオで勉強中です。 [映画館(字幕)] 9点(2006-12-20 23:05:24)(良:2票) |