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いのうえさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 186
性別 男性
ホームページ http://vanitas.cocolog-nifty.com/blog/
自己紹介 半年レビュー書き込みがないまま放置でした。忙しかった。でも映画は見てたんです。だから、ぼちぼち再開します。

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121.  浮かれ三度笠 《ネタバレ》 
噂には聞いていたが、珍品。親の決めた政略結婚とその背景にある内乱を避けるために家を飛び出す姫君の騒動…なんて言うと割とシリアスな物語の印象だが、なんのことはない。全編ひたすらゆるゆると展開する。ゆるーい姫さまと(実はその結婚相手である)雷蔵扮する若君の珍道中。雷蔵が人形劇をしながら腹話術を披露する、なんていうコミカルな一面も見せる。大体せりふからして、「近頃はやりのファニーフェイス」「このピーナツみたいな顔したじじいはなんじゃ?」なんてフレーズが飛び出すのだから、ひたすら軽妙時代劇。「ありゃバックシャンだ。やめとけ」(42分くらい) 何それ?当時の流行語なのかな。全編こんな感じ。タイトルは違うけど濡れ髪シリーズに含まれるみたい。それにしても珍品。 川本三郎の本にこの映画の紹介があるみたい。今度読んで見ます。そしたら、レビュー変更するかも。 あ、そう、旅の映画ってことで、ジャンル、ロードムービーにして、アップしちゃいました。 さらに追記・バックシャン、ググって見たら、簡単に出てきました。今も使うのかな。 
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-02-26 23:03:58)
122.  でんきくらげ 《ネタバレ》 
ついに見た。『でんきくらげ』。渥美マリ。でも、残念ながら、若尾文子や緑魔子なんかの歴代の増村ヒロイン(そのあとの原田美枝子なんかも)と比べると、現在の目からはちょっと見劣りするかな。でも、だんだん男食いを経るに連れて、最初の野暮ったいキャラから脱してあか抜けてくる。そこはきちんと演じわけしているけど、いかんせん、若尾文子の華がないのだな。川津祐介、カッコよく登場したけど、踊りで台無しだよお。いくら70年代でもあの踊りは駄目じゃないの? この映画でも他の映画でも、いつもクールなイメージだったんだけど、ここで一気に崩れた。全体的に、悪くはないんだけど、ぐいぐいと引っ張る求心力もない。増村は70年代になると、どうして急にかつてのシャープさがなくなるのだろう。同じ話でも60年代ならもっとスピーディーに、もっと直球勝負で描ききれたと思う。時代に負けたのか、才能が枯渇したのか。テレビ東京、今週が『でんきくらげ』で、来週は『しびれくらげ』だって。どうして急にこのシリーズを放映? こちらとしては、再度増村見なおしてた時期だったから、グッドタイミングなんだけど。
[地上波(字幕)] 6点(2007-02-23 21:46:19)(良:2票)
123.  河内山宗俊
『丹下左膳』を見た勢いで鑑賞。十数年前に録画して見ていないままだったものを引っ張り出してみた。ああ、これも眼福。軽さと勢い、心意気と意気と情の不思議な世界。山中貞雄の現存作品はあと一本。『人情紙風船』か。見たい! しかし、これが手元にない。近場のレンタルに…置いてないだろうなあ。ああ、勢いでDVD買うかどうしようか。幸せな悩み。 
[地上波(字幕)] 8点(2007-02-22 21:25:54)
124.  濡れ髪剣法 《ネタバレ》 
雷蔵主演の痛快喜劇。これってもしかして雷蔵最初のシリーズもの? 雷蔵の駄目殿さまぶりの似合うこと。しかもつくづく変な殿さま。やたらと格言好きだし。婚約者に駄目殿ぶりをからかわれて、かっとなって屋敷を飛び出し、武者修行のたびへ。殿さまが身分を隠して庶民の世界へ跳び込むっていう、まあ、設定的には『水戸黄門』や『遠山の金さん』の世界だけど、あまりに世間知らずなこのとのさまのはちゃめちゃぶりは、主演が雷蔵だけに、とても新鮮。 八千草薫も可憐で、通常の大映映画とは異質な華を添えている。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-02-22 21:21:44)
125.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺 《ネタバレ》 
トヨエツのリメイク版をCSでやっていた。それを見ようとしたが、いや、その前にオリジナルだと思い直し、急遽DVDを購入。買ってよかった。今までなんで敬遠していたのだろう、山中貞雄。カンペキじゃないか。演出、演技、脚本。映画のこれ以上のお手本はない。笑いは反復と予定調和と、わずかのズレから生じる。そのことを改めて確認した次第。しかも、笑いだけではない。例えば、左膳が安坊に父親が死んだことを打ち明けようとした場面。うろ覚えだけどこんな感じ。「おいらは今まで泣いたことはないんだ」安心する左膳。「あ、一度だけある。お母ちゃんが死んだときだ」ああ、何ていう美しいせりふ。何て美しい場面。 小津安二郎が『生まれてはみたけれど』というとてつもない傑作を残したように、戦前の日本映画の喜劇センスは、本当に侮れない。減点は削除されてしまった部分に対して。永遠のマイナス一点。だって、本当、もっと見ていたい、っていう幸せな気分だったのだもの。 原作者は嫌っていたみたいだけど、作品が原作を離れたときに、時に奇跡が生じる。(柴田錬三郎が試写室から怒って出ていったっていう伊藤大輔脚本・三隅研次監督の『眠狂四郎無頼剣』がそうだ。) 昔民放でやっていたのを録った山中監督の『河内山宗俊』が見てないまま眠っている。決まった。次に見るのはこれだ! 日本は国家予算を投じて紛失してしまった山中監督のほかのフィルムを発掘するべきだね。
[DVD(字幕)] 9点(2007-02-21 23:48:33)(良:2票)
126.  ファーゴ 《ネタバレ》 
かつて『バートン・フィンク』を映画館で見て、全然ついていけず、以来、ずっと敬遠していたコーエン兄弟の映画。恐る恐る見たら、当時ほど拒否反応はなかった。 実話ってことはわかっていても、こんなに人が死ななくてもいいのになあ、ってのが正直な感想。女刑事のやさしい瞳が救いかな。ユーモアとしては、やはり、昔と同様笑えなかったけど、世界観は好きかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-20 22:38:48)
127.  お遊さま 《ネタバレ》 
すっごい面白い! おもだった代表作で溝口健二は知ってるつもりでいたのに、まだまだこんな溝口がまだあったなんて! まず何より、なんとも美しい映像。京都の自然、敷居からふすまから、完璧なまでの調和のある屋内。田中絹代と音羽信子の自然な演技。同じような設定なのに『武蔵野夫人』とはまったく違う田中絹代。こちらの田中絹代はとにかく凛として美しい。それを追う宮川一夫のカメラ。姉妹と男の不思議な三角関係。いや、姉と男が想い合っているのだから、厳密には三角関係は成立しないはずなのだ。だけれども、思いあうふたりが添い遂げられない不条理。愛憎のどろどろ渦巻く世界に決してはまりこむことなく、ひたすら距離を置いて冷静に描き出す監督溝口の演出。感服しました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-02-20 22:32:37)(良:1票)
128.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 
記憶を消された恋人たちが、記憶がないにもかかわらずお互い惹かれあって再び恋人同士にって…原田知世ちゃん主演の往年の名作『時をかける少女』を思い出してしまいました(笑)。 一度別れてしまった異性と数年後によりを戻した経験のある身としては(苦笑)、いささか身につまされる内容でしたよ。先は読めましたが、まあ、落ち着くところに落ち着いてよかった。6.5点くらいかな。四捨五入して7点。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-19 23:33:10)
129.  王将(1948) 《ネタバレ》 
大阪の将棋ものとしてこの作品を現代に引き継いだ『ふたりっ子』とか『王手』を先に観てしまっていたので、原点を改めて確認した形です。しかしこの作品は、現代版を知る目から見てもまったく色あせていませんでした。 大阪で将棋の世界を描くなら通天閣が欠かせない理由を(坂田三吉の名前は知っていたから、知識としては知っていましたが)再認できました。 阪妻のコミカルな演技。伊藤大輔の細かな演出。悪人が誰一人でてこない絵空事の世界でありながら白々しくを感じないのは、何よりこうした丁寧な仕事の賜物なんでしょうね。 すばらしかった!
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-02-15 23:55:29)
130.  盲獣
緑魔子と船越英二の実質的な二人芝居。しかし、飽きない。徹底的な倒錯の美。緊張感あふれる閉塞感。増村保造の実験精神とアート的感覚と娯楽性が良いバランスで配合されている。そのバランスが、後年は崩れてしまったのが、本当に残念です。 緑魔子は『大悪党』でも身体を張った良い演技をしていて、実はひそかに増村映画の隠れヒロインなんじゃないかと思っています。 
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-02-15 23:53:59)
131.  刺青(1966) 《ネタバレ》 
若尾文子と増村保造は身を削ってフィルムに刻み込んでいるのだな、と実感してしまう。とにかく凄まじい世界。でもそれが美しい。惜しむらくは、最後にすべてのけりをつける彫り師の描き方が弱い。そこが描けてれば完璧だったのに。佐藤慶はこの頃からねちこかったんだね。 
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-02-15 00:24:58)
132.  元禄忠臣蔵 後編 《ネタバレ》 
全編に引き続き鑑賞。これもすばらしい。有名な、討ち入り場面のない忠臣蔵、そのドラマの描き方に見事に説得力がある。いや、もちろん、原作の真山青果がそうしたのですが、それを後編でも溝口は見事に「映画」にしている。歌舞伎が映画になって成功した、非常にいいサンプルです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-02-13 23:29:39)
133.  女の勲章 《ネタバレ》 
突っ張ることが男の勲章ってのは、まあ、空元気だとしてもほほえましい。でも、この映画のタイトルの女の勲章ってのは、はっきり言って皮肉でしかない。これで勲章なのだとしたら、いらないもの。いや、突っ張ってばかりの男の勲章も、ちょっと勘弁だけど。 四人のスタア女優が田宮二郎の色男の欲得づくの口説きに次々と屈していく。ただ、京マチ子でも若尾文子でもなく中村玉緒が一番したたかだったのは意外だったけど、逆に言えば、玉緒ちゃんがすべてお見通しだったことは救いなのかも。みんながみんな田宮二郎にだまされたままだったら、いかにも救いがないもの。 
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-02-13 23:26:29)
134.  夏目漱石の三四郎 《ネタバレ》 
原作をダイジェストで再現してくれてるけど、原作の軽さの奥の深みには達せられなかったかな。ヒロインの八千草薫は、可憐だけど、主人公を翻弄するだけの女にはなってない。劇中、彼女はイプセンのヒロインのような女って形容される。あれは『人形の家』ではなく『ヘッダ・ガブラー』や『棟梁ソルネス』のような、男を翻弄する女でなければならいはず。ならば、あのしとやかな若い頃の八千草薫じゃあ、ちょっと違うでしょう。広田先生に笠置衆は、ぴったりなんだけど、もう少ししゃべらせてあげなくては。三四郎にとって広田先生って何なのよ、って感じです。演技の軽妙さは、でそれはよかったけど。  
[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-13 23:23:24)
135.  荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻 《ネタバレ》 
これは、将来『切腹』や『股旅』などで展開されていく、「カッコよくない時代劇」のはしりなんじゃないだろうか。タイトルの鍵屋の辻での決闘が話の中心ではなく、むしろ敵討ちに向かうまでの敵味方の心理的な揺れを描き出した作品。しかし、誰も勇ましくないし、格好よくない。三船ですらも、いつもの黒澤作品のように最終的にすべてをさらうのではなく、敵討ちの当人を叱咤するだけ。手は出さない。だから決してヒーローにはならない。出色は三船の側の斥候の役割をする加東大介。表情といい風体といい、彼のベスト・アクティングなんじゃないだろうか。中盤の主役ははっきり言って加東だし。 森一生は、大映のプログラム・ピクチャーを支えた職人的な作家の一人だけど、例外的に会社の外でも作品を撮れた、幸福な人。黒澤明の脚本に真っ向から挑み、かつ、黒澤とはぜんぜん違うシャシンに仕上げたその才能を素直に称えたい。もっと大映の外でも仕事をして欲しかった。 
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-02-13 23:19:13)
136.  妻は告白する
若尾文子が圧巻。ここまで女優を突き詰めて美醜あわせて描き出す増村保造もすごい。とにかくこのコンビの極地のひとつであることは間違いないです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-02-13 23:16:40)
137.  弁天小僧 《ネタバレ》 
歌舞伎の世界を映像でも再現するにはどうしたらいいかというような問いに対する格闘のような作品です。この作品と次の『切られの与三郎』で伊藤大輔監督の出した結論は、骨組みだけ借りてあとは映像の文法で再現していくというイメージ主体のやり方ではなく、歌舞伎の要素と様式は活かしつつ、一方で独自の解釈でもとの脚本を換骨奪胎するという折衷的な手法だったのではないかなと推察しました。だからかどうか、この2作品では、歌舞伎出身の市川雷蔵が歌舞伎を演じている(『切られ』では清元ですが)非常に珍しい場面が見られます。この『弁天小僧』では、歌舞伎の名場面を劇中劇で見せます。持っていき方がちょっと苦しい気もしますが、雷蔵というスターをいかに引き立てるかという点から見れば成功していると言えるでしょう。でも、雷蔵の魅力もさることながら、映像の中に大胆な様式を持ち込んでダイナミックな場面を作り上げるという伊藤・宮川両巨匠の手腕の冴えに、何より賛辞を送りたいです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-02-12 21:24:53)(良:1票)
138.  切られ与三郎 《ネタバレ》 
【イニシャルK】さんと同じく、私も、名匠伊藤大輔監督の初見がこの作品でいいのか、とても不安でした。しかし、それはまったくの杞憂。これは、名匠の晩年を飾るすばらしい傑作ですね。どの場面もすばらしいですが、特に圧巻だったのはお富と与三との最初の対面の場面の演出。小道具や遠くから聞こえる三味線の使い方まで、細々と行き届いた場面の組み立て方にひたすら感服しました。与三の妹役の富士真奈美は最初のぶりっ子ぶりを見て、どうしたものかと困惑しましたが(あの富士真奈美がぶりっ子だったことが?)、ラストの雷蔵とのやり取りで評価が一転。雷蔵映画を飾ったほかのヒロインたちにも引けを取らない堂々たる演技でした。 
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-02-11 22:23:57)
139.  女系家族
原作山崎豊子だし、善人が誰も出てこないどろどろした世界は、予想通り。それだけだと二時間ドラマで終わってしまいかねない筋だけど、そこはもう、私の尊敬する三隅研次監督の職人技です。この手の話にここまで? と突っ込みたくなるくらい細かなところまで行き届いた仕事をしています。もちろん、これはその周りを支えた大映の超一流スタッフの職人技によるものでもあります。調べてみて意外だったのは、京マチ子と若尾文子の競演って少ないのですね。もっとありそうな気がしたのだけど。その意味でも貴重な一本。文字通り火花散る競演です。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-02-09 14:45:22)(良:1票)
140.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
20年ぶりに鑑賞。これで三回目。しかし、色あせない。飽きない。ひたすら映像美に酔うのみです。木星に着いてからなんでああなってしまうのか、全然わかんないけど、それでも全然オッケー。ディスカバリー号の造形的な美しさはスター・トレックのエンタープライズと双璧をなしますね。『ソラリス』とよく比較されますが、どちらもバイブルのような作品です。でも造形美では、こちらの方が勝ってます。『ソラリス』のデザインは、いかにも旧ソ連製って感じで(笑)。他の方のコメント全部読んでないので、以下のコメントは重複かもしれませんが、『鉄腕アトム』のアメリカ放送を見たキューブリックが手塚治虫にデザインのオファーを出していたというのは、手塚が自伝の中で紹介している有名な話ですね。結局手塚側が忙しくて実現しなかったのですが、でも、実現したとしても、きっと喧嘩別れに終わっていたと思う。天才二人は並び立たないんじゃないだろうか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-09 00:03:33)(笑:1票)
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