Menu
 > レビュワー
 > 亜酒藍 さんの口コミ一覧。7ページ目
亜酒藍さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 271
性別 男性
年齢 82歳
自己紹介 定年後、以前にまして映画を観るようになりました。シニア料金制度万歳です。やや人とは異なったと自覚する死生感を持っているので、少々変わったコメントをアップするかも知れません。
宜しくお願いいたします。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314
投稿日付順1234567891011121314
変更日付順1234567891011121314
>> カレンダー表示
>> 通常表示
121.  遠すぎた橋 《ネタバレ》 
これは記録映画?と思わせるくらい、本物が出てきて、まさに物量作戦映画でした。それにしても、市街戦の凄まじさや、戦車の怖さがまざまざと思い知らされました。まあゲルマン騎士道みたいな凛としたところも観れたことは、戦争そのものが狂気と判っていてもやはり少しは「ほっ!」としました。
[DVD(字幕)] 6点(2008-02-04 20:24:48)
122.  デジャヴ(2006) 《ネタバレ》 
タイム・マシン物+国家監視システム物+夢見る大恋愛物+犯人さがし物と感じました。脚本的にはかなり強引なとこともありましたが、結構、緊張感も持続できアクション物としてもまあまの映画でした。しかし、結核で死んでいった「ドグ・ホリディ」を演じられたヴァル・キルマーのあの肥満体は「ううううう!」とあっけにとられました。ああいったエンディングは大好きです。エンドロールの音楽もかなりイケてました。
[DVD(字幕)] 6点(2008-02-04 01:03:28)
123.  アース 《ネタバレ》 
久々に、大型画面で大自然の驚異に触れようと思い、本年初の映画鑑賞に出かけました。▼動物達が出てくるシーンはそれぞれ、何処かで観たような古臭さがあり、まったく新 鮮味がありませんでした。弱肉強食である自然界の掟の捉え方もやや尻窄みで興ざめで した。自然現象の、カメラを一点に据えた超スロー撮影による移り変わり描写の方に感動し ました。カメラマン達の苦労に6点です。 
[映画館(吹替)] 6点(2008-01-19 17:58:31)
124.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 
筋がやや荒っぽく、主人公たちに都合良い事ばかりの感じがしました。あんなに簡単に脱出出来る訳はないと思いました。「国境なき医師団」のアフリカで活動している医師の少年兵の話は、映画よりも、もっと凄まじいものでした。映画でも出てくる、暗示にかけるのは序の口で、実際には麻薬漬けにしてしまい、殺人マシーンにしてしまうということも行われているとの事でした。▼最後のRUF集落攻撃に、ロシア製の最強戦闘へり「ハインド」が出てきて、米国人傭兵部隊が何故?と疑問に感じました。自動小銃は米国製のものなのにです。RUFの使用自動小銃はロシア製のAKで納得いったのですが?アフリカに生まれなくて良かったというのが、最大の感想でした。
[DVD(字幕)] 6点(2008-01-15 22:51:44)
125.  マスター・アンド・コマンダー 《ネタバレ》 
艦長と医者の友情を中心にした航海日誌の映像化と感じました。撮影は素晴らしく、特にガラパゴス島への上陸風景は、多くの興味を引き、本当に楽しいものでした。最後の仏戦艦との戦いの後日談が未だに良く理解できませんでした。仏の医者は死んでいて、船長があの刀を直接渡した、ということなのでしょうか?、最後に追っかけますが、あんなに距離があっても追いつけたのでしょうか?新艦長は無事だったのでしょうか?続編も作るつもりなのですね。 
[DVD(字幕)] 6点(2008-01-08 17:55:55)
126.  皇帝のいない八月 《ネタバレ》 
始めはこの題目がどの様な意味だったかに興味があったのですが、これがレコードのタイトルで、それもドイツ語(Der kaiser ist nicht am August)と書かれていたごとくの交響曲だったとは!これは音楽担当の佐藤勝氏の書いた交響曲という訳だったのですね (予告編にそのオーケストラ撮影風景が1瞬ですが出てきていました)。▼78年に製作されたと云っても、そんなに古臭く感じなかったのは、政治的な背景やら、その他の部分が現代と重なっていると感じているからなのでしょうか?藤崎1尉が山崎努演ずる同期生を射殺し、敬礼するところは筋を通す軍人魂が感じられて清々しい感じすらしました。それにしても巨悪を演じさせたら凄い俳優さんたちをこれだけ集め、揃えたものと感心しました。三国連太郎によって、憲兵の拷問の怖さを見せ付けられました。しかし、その陸将補もロボトミーを施されて廃人にされてしまっていました(ややクドイ感じがしましたが)。それにしても太地喜和子が巨悪の愛人役で出ていたのは、山本薩夫監督の意図だったのでしょうか?その巨悪の愛人が内閣調査室長と出来ていたとは少し創りすぎです。その愛人も裸で殺されてしまうえぐさは少々鼻につきました。サービス過剰な「寅さんが出てきて、ソ連に亡命した岡田嘉子を背負って爆破寸前の列車から逃げる」と言う訳の分からない場面もあり、あんぐりです。▼クーデターの目的がややはっきりしなかった(一生懸命、渡瀬恒彦が日本の美しさを強調してはいましたがやや弱い感じがしました)のは、他のエピソードを描くのに時間をとられ、説明不足だったように感じました。同じ吉永小百合が出ていた「動乱」の方が、貧困にあえぐ農村の悲惨さを映し、2.26の動機付けがなされていたと感じました。吉永小百合の存在感は大した物です。本邦を代表する大女優さんになっていました。
[DVD(字幕)] 6点(2007-12-08 09:07:10)
127.  ベオウルフ/呪われし勇者 《ネタバレ》 
まず、この映画の斬新なところは、人物が実写+CG+アニメで撮られていたことでしょうか?人物が妙に平べったく、やたらと雀斑ばかりが目だったように感じました。▼筋書きには、やや理解しがたい次ぎのような点が疑問に残ってしまいました。①何故(アンソニー・ホプキンスがあんなに肥満体であったとは!でも演技は流石でした)フロースガール王はあんな場面でベオウルフに全てを譲り渡す事を宣言し投身自殺をしてしまうのか?②ジョン・マルコビッチ演ずるアンファースは、突然最後のほうに十字架を首から掛けてきて、クスチャンみたいな事を言い出すのか?③ベオウルフの1の子分が王位を継ぐのは納得したとして、最後にまたあの魔女(何でわざわざアンジェリーナ・ジョリーに遣らせたのか?それほどの怖さが伝わってきませんでした)に海中から手招きされるのか?またそれに応じないのか?などです。▼あまり馴染みのない話なのでウィキペディアで調べてみました。かなり原作に近い荒筋であったようです。それによると、あの巨人のグランデルはカインの末裔との事です(それでキリスト教と繋がる訳ですか?)。▼グランデルの左腕をもぎ取る所までは映画でも同じでした。原作では不明ですが、最後のドラゴンとの決戦では、映画では自分の左手を半分位切り離して右手を伸ばさせ、ドラゴンの心臓(あんなに体が大きいのに蚤の心臓みたいな小さな小さな心臓でした。血管も4本しか出ていない、かなりちゃっちい物でした)を鷲掴みにして殺す、と云ったやや迫力に欠けていました。▼エンドロールに流れた女性ボーカリストの歌はかなりカッコ良かったです。
[映画館(字幕)] 6点(2007-12-03 17:42:04)
128.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
この様な骨董無形のとてつもないSFは大好きです。南極の氷河の中にピラミッドがあったなんて!まあ、想像力豊かな人もいたもんだ、と感心しました。エイリアン2にアンドロイド役で印象強かった役者さんが同じ「ビッショプ」という名を使っていたのは、おしゃれでした。でもあの症状は喫煙による肺がんのような・・・。プレデターが人類に近づきすぎではあったと思います。プレデター1&2のような怖さはまったくなくなり、むしろ可愛い?位でした。12月にはAvsP2が上映されるようですが、どのような設定なっているのか楽しみです。あのモザイク状の要塞は、ラピュタのお城みたいな感じがしました。
[DVD(字幕)] 6点(2007-11-26 15:25:55)
129.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
色々な観方、意見があるとは思いますが、これはアメコミの実写版と私は考えました。明らかに人物以外はCGが多用されている事は、アメコミのバックが日本の劇画とは異なり粗い事と重なるものだと思います。歌舞伎や能のようにけれんみたっぷりな所作・会話が多いのも仕方の無いことだと思われました。▼俳優さん達の肉体の鎧は、よくぞここまで作ったものだとあきれました。血飛沫が画面から飛んでくるような迫力は、初めてで新鮮に感じました。これら新しい映像は、それなりに評価できると考えます。
[DVD(字幕)] 6点(2007-09-28 10:00:32)
130.  明日の記憶 《ネタバレ》 
同級生が、同じ疾患にかかり、非常に多才な人だったのでショックを受けていました。 種々の評判を聞いて、この映画を観ましたが、進行症状も大体同じようでした。 しかし、やはり映画なのでしょうか、あまり現実にある悲惨さがいまいち小生には感じられませんでした。一方、俳優さん達が皆、達者で、みなおしました。特に医師役の及川光博さんは、「前田慶次郎」のイメージとは打って変わってシリアスなイメージで驚嘆しました。家族の悲惨さを樋口可南子さん一人で受け止めていたようですが、現実はもっと惨めみたいです。自分がそうなった時のことは、既に妻への手紙に書いてありましたので、それを「特に訂正しなくてもよい」と言う結論になりました。
[DVD(邦画)] 6点(2007-08-17 00:36:51)
131.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 
オスプレイもどきの飛行隊の集団が「アルカディア」を襲ってくる場面の逆送りで始まったイントロを観た瞬間、少し嫌な予感に襲われました。その予感は当たり、ゾンビの出現が少なく、クローン人間同士の戦斗がほとんどでした。日本製ゾンビも迫力がなく、ガタイだけでかい怪物もまったく弱いのには恐怖感も全然沸きませんでした。3Dの迫力も4より落ちたような?▼挙句の果てに、エイリアン2のパクリが出てきて、あきれました。「ニュートをねばねばの繭玉から救い出すところ」など、まあよくやってくれるもんだと唖然としました。▼最後の廃墟となったホワイトハウスを、ウンカのごとくのゾンビ集団が取り囲み、襲ってくる場面から、Ⅵのイントロを期待してみたいと思います。▼色々なご意見もある、中島美嘉ゾンビの日本版主題歌もピアノのイントロから、総じて小生好みでした。
[映画館(字幕)] 5点(2012-10-05 18:32:52)(良:1票)
132.  ムカデ人間2 《ネタバレ》 
「映画と言う物は楽しくなければならない」と言っていたかの黒澤明監督がこの映画を観たら、多分卒倒(?)してしまったと邪推するほど、醜悪でかつ汚辱にまみれた稀に見る怪作としか言いようのない映画でした。米国から直輸入したFull Sequenseの為か、一切のカットなしを観てしまった小生が間違いでした。《唖然とした場面》を列記してみます。・マーティンの顔、体型などの醜悪さ・父親から幼児性的虐待を受けていたという設定そのもの。・母親が、マーチィンを刺殺しょうと寝込みを襲う。・母親を撲殺する時の、憎悪の凄まじさ。・医者が車内でフェラチオをさせている。・血尿排泄。・自慰行為時に0茎に紙を巻いた。・最後尾の女性犯す前に0茎にバラ線を巻きつけた。・妊婦が逃げる際に、車を発進させる前に分娩し、その新生児の頭をギアペダルで踏み潰した。・下剤を注射された後の下痢便のみカラー化。・大型ホチキスで肛門部と顔を繋ぎとめる。・最後はそれらが単なる妄想であった。▼でも、それらをもう一回見直してしまいたいという欲望に駆られる怪作で、ゼロ点評価の出来ないもどかしさと、自分自身を恥じる気持ちが複雑に交叉してしまった作品でした。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2012-09-28 16:16:43)
133.  プロメテウス 《ネタバレ》 
以前より故トニー・スコットとリドリー・スコット兄弟の映画は、まったく別々に好きだったので、大いに期待し3Dで見てきました。しかし、映像は3Dで見るべき映画とそのスケール感に感心しましたが、脚本がかなりぶっ飛んでいて、理解不能でした。▼冒頭の白い巨人が何故、滝つぼ(そもそも何処の惑星なのか??)の上で奇妙な死に方をしたのか?ピラミッド内では、酸素が作られていた(?)、ロボット手術(帝王切開術)であれば、子宮を切り開かねばならないのに、開腹しただけで、エイリアンが飛び出してくるとは??アンドロイドが、カプセルから原虫(?)を持ち込み科学者に飲ませてしまう理由は? 「エイリアン」との関連がありそうな事は映像から理解できたのですが、この映画のエンディングとどのような関係があるのか(これは続編であきらかにされる?)、ウェイランドは結局不老不死の何かを求めて1兆ドルもかけたプロジェクトを立ち上げたのか?等々です。▼スコット兄弟はその映画の中で、美しいクラシック曲を流します。今回は、女の子がヴァイオリンで弾いていました。曲は多分マスネの「瞑想曲」だと思ったのですが?▼シャーリーズ・セロンのアンドロイドと思わせるような感情を殺した美しさも、土壇場での取り乱しが人間臭さを呼び戻してしまい、少し残念でした。 
[映画館(吹替)] 5点(2012-08-27 19:17:44)
134.  日本海大海戦 《ネタバレ》 
日本の俳優さんは軍服がよく似合いますね。しかし、日露戦争の色々なエピソードを見せるよりも、的を東郷元帥に絞ってほしかったです。CGの無い時代にあれだけの海戦シーンを撮ってしまうとは、すごい特撮技術でした。
[DVD(邦画)] 5点(2011-11-08 23:54:48)
135.  勇気ある追跡 《ネタバレ》 
コゥエン兄弟の「トルゥー・グリット」のオリジナルと聞いて観ました。リメイク版よりも何だかほのぼのした感じになってしまったのは、ゆったりと美しい西部の風景がバックにあったことによるのかも知れません。それにしてもジョン・ウエインの迫力は凄まじいものがありました。ただ、リメイク版の方が緊迫感があり、決闘場面も殺気が溢れていたと感じたのは私だけだったのでしょうか?▼ヒロインは、完全に米国の少女風で、リメイク版の「蒼井優」さん似の女優さんの方が小生好みでした。最後に「私の家族と同じ墓地に埋めてあげる」というところで涙なのでしょうが、リメイク版の、毅然とした後姿の方が現代的な力強さが感じられました。
[DVD(字幕)] 5点(2011-11-07 08:29:54)
136.  戦国自衛隊1549 《ネタバレ》 
1979年の戦国自衛隊とはまったく異なった映画になっていました。俳優はそこそこなのに、如何せん脚本がしっちゃかめっちゃかであっけにとられました。まあ、あまり筋書きには期待していなかったので早々とあきらめがつきました。小生が期待したのは、本物の戦闘車両群でした。期待通り、一杯出てきましたし、戦闘へりのコブラまで出てきてうれしかったです。戦国軍勢も適当にキリリとしていて、点数が上がりました。
[DVD(邦画)] 5点(2011-10-26 01:01:11)
137.  ザ・ヤクザ(1974) 《ネタバレ》 
ただただひたすらに、健さんがカッコよく、「ブラック・レイン」の刑事の時よりもヤクザが似合っていました。殴りこみの時の殺陣を俯瞰から撮っていたのは、新鮮味があり、very good!でした。
[DVD(字幕)] 5点(2011-10-01 00:54:11)
138.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 
戦闘シーン馬鹿の小生にとっては、昨今の生々しい戦闘シーンの「戦火の中へ」「The pacific」「バンド・オブ・ブラザーズ」「戦火のナージャ」と勝るとも劣らない、火薬と粉塵と油と血の匂いが感じられるようなシーンの連続で、満足でした。唯、敵があまり憎しみを掻き立てるような経緯のないままに、戦闘をしていただけという感じも拭えず、点数が下がりました。C-4爆薬はもっと威力があったような印象があったのですが? レザー誘導装置は「ゴルゴ13」でも使用されていましが、無人機で邪魔できる(要はレザーを遮れば防げる)ということが初めてわかりました。しかし、全世界征服の司令塔があんなものでよかったのでしょうか?まあ「スカイライン」の司令船の危うさよりは、よしとしなければならないのかも知れません。
[映画館(字幕)] 5点(2011-09-19 16:32:17)
139.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
まあスターローンの映画は、「ランボー1」「ロッキー」などを除いては(?)、話の筋を追いかけるものではない事を分かって観ていましたので、さほどイラつきはありませんでした。幾つか感じたことを。▼あの3巨頭が一同に会したシーンは確かにCGでなく、本物とすれば歴史的(?)なシーンであったと思います。迫力は「大統領になるつもり」と皮肉られたシュワちゃんがロボットを演じただけの圧力感がありました。▼アクション俳優がここまで集まったのは確かに初めてでした。一番美味しい役をもらったジェイソン・ステイサムのアクションは、最も切れがよく、「トランスポーター」シリーズを超えていたと感じました。しかしあの怪物俳優ミッキー・ロークの彫り物師魂を揺さぶった、薄くなった前頭部に、蛛の巣の刺青が彫ってあったら、さらに迫力は増したものと思います。それにしてもあの「死の飛行」作戦には度肝を抜かれました。▼怪物俳優ミッキー・ロークは「イヤー・オブ・サ・゙ドラゴン」時代のかっこ良さは消えうせて、本当に怪物になってしまったような印象でした。▼色々な武器が出てきましたが、1分間に250発も打てるというヘイルが持っていたショットガン・RR-12の凄まじい威力には呆気にとられてしましました。▼まあ、使用火薬量は最近の映画では断トツだったと言う訳で、5点計上いたします。
[映画館(字幕)] 5点(2010-10-18 16:04:41)
140.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
昭和38年に公開された東映映画のリニューアルとはいえ、久々の時代劇大作でした。美しい山並み、CGとは思えない堂々たる大名行列、乱戦・混戦の斬り合い、体中にこびり付いた血糊、暗い室内等々、これぞ時代劇と感心いたしました。しかし、幾つかの気になった点を挙げます。▼冒頭の間宮図書に切腹の作法が通常とは異なっていたような?小生が知っている作法とは、腹を一文字あるいは十字に切った後、喉を突くか右首の頚動脈を 切るかして絶命させる、といったものです。「日本の最も長い日」で阿南大将は腹を一文字に切った後、右頚動脈を切っていました。▼松方弘樹のようなベテラン俳優が出ていたおかげで、殺陣が引き立ったのは認めますが、武士同士の話し合いの場で、あの江戸っ子言葉は、妙に映画軽くしてしまっていました。▼獣のような野人はまったく重厚な雰囲気を一気に壊してしまいました。名主のオOOを掘るなどというジョークにもならない、どうしょうもない場面を挿入するとは??左頚部に小刃をつき立てられていながら、生き残ってしまったとは?唖然としました。さらに、訳のわからない台詞を何度も何度もはいて、意味のない役だと感じました。▼原作には、その野人も出ず、最後の対決時もあんなにだらだらと言い合いをしておらず、そのほうが武士同士の対決らしいと感じました。 ▼挙句の果てに、最後に「23年後に明治となった」などと理解に苦しむ文章が出てきたのには、今までの緊張感が一気に崩れ落ちてしまいました。それやこれやで、緊張感を削ぐ設定等が多く減点が大きくなりました。▼最後の吹石一恵さんの素敵な笑顔でそれらが一掃されましたが・・・。 
[映画館(邦画)] 5点(2010-09-27 16:10:31)(良:2票)
041.48%
1103.69%
2238.49%
33211.81%
42910.70%
54315.87%
63211.81%
73412.55%
8279.96%
9217.75%
10165.90%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS