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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1381.  ファースト・ワイフ・クラブ 《ネタバレ》 
夫に復讐すべく同級生3人組が一致団結するという軽~いタッチの典型的アメリカンコメディ。 演じる3人はパワフルなゴールディ・ホーンとベット・ミドラー、この二人と比較するとダイアン・キートンが奮闘していましたがちょっと線が細かったし、演じる役もゴールディとベットが派手な大ゲンカを始め、ダイアンがオロオロしながら止めに入るといった具合でどうしてもダイアンが一歩引いた感じに見えてしまいました。 まあ、3人の普段のイメージに近いキャラを敢えて用意したのでしょう。特にゴールディ。永遠に若さを保ち続ける女優という役どころで、まさに自分自身を演じているようです。  一人はどうやら夫と和解し、一人はそれを拒絶しもう一人には新しい男が・・・と3人のその後がバラバラになってしまいましたが、これもアメリカらしいところでしょうか。それでもミュージカル調ラストで、その後も3人の友情は変わらずという所を上手く見せてくれたと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2011-05-15 20:20:17)
1382.  メリンダとメリンダ 《ネタバレ》 
冒頭で喜劇派と悲劇派、2人の作家がバーで議論を戦わせている。そして2人が同じ状況で喜劇と悲劇のストーリーを語り始める。他のアレン作品でも見られる、こうした登場人物がその場にいない、あるいは架空の誰かのストーリーを語る映画。陽気な理屈っぽさがあるアレンらしい作品と言える。しかし喜劇と悲劇、2つのストーリーを見せるのですが100分ではちょっと時間が足らなかったか。本作でのアレンの主張は「人生は短いし、いつ突然そのエンディングが訪れるかも分からない。だから楽しもう。」あるいは「ある状況でその先の展開は喜劇になるか悲劇になるか、それは自分次第。」というところでしょうか。作品の語り部である作家がほとんど冒頭の問題提起とラストの結論にしか登場しません。2つのストーリーのラストが適当で、本作のラストの作家の台詞が結論付けをしており、作品の大半を占める2つのストーリー自体にそれ程意味が感じられなかったのが残念。
[DVD(吹替)] 4点(2011-05-14 00:00:10)
1383.  トト・ザ・ヒーロー 《ネタバレ》 
冒頭のトマ老人の「私の人生は何も無かった」という語り。そう思い込んで生きてきた男の生涯の重苦しい回想でありながらもユーモアのある語り口、陽気な人生讃歌”ブン”の使い方も素晴らしい。  終盤まで自分の人生は何も無かったと思い込んでいたトマ老人がトラックをヒッチハイクする。ドライバーが口笛を吹いていた曲は”ブン”。一台のトラックが追い越していく。そこに大好きだった父と姉がピアノとトランペットで”ブン”を演奏する様子が鮮やかに蘇る。その時のトマ老人の表情と「ずっと君の事が羨ましかった」という思いもよらない告白のシーンが印象に残る。また、青年時代に出会ったある女性との再会を用意したあたりに本作の優しさが感じられます。  不幸な思い込みに心を支配されて生きてきた彼が人生の最終盤でようやく己の人生と正対した。ラストで彼は憧れていたシボレーに乗り飛行機で空を飛ぶ。ずっと彼の笑い声が聞こえている。その姿は見えないけれど、彼の笑顔が目に浮かんでくるようでした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-05-10 19:09:38)
1384.  やさしくキスをして 《ネタバレ》 
宗教とは一体何なのか。人を苦しみから救い心に安らぎを与えるものでありながら、それで苦しむ人々もいるし、違う信仰の者や国が互いを憎み合う原因にすらなってしまう。本作で描かれる家族と愛し合う2人も互いに平行線をたどるばかりで理解し合えることは難しかった。しかし誰も責める気にはなれなかった。本作に出てくるような家族や小さなコミュニティも、国際社会も、本当に難しい問題です。タイトルだけ見ればやさしいラブストーリーのようですが、他のケン・ローチ監督作品にも見られるように、描く対象への愛おしさが感じられながらもズシリと見る者の心に訴えかける力を持った、強く愛し合う2人を描いたラブストーリーであり家族のドラマでした。 
[DVD(吹替)] 7点(2011-05-05 20:59:39)
1385.  バンガー・シスターズ
ゴールディ・ホーン、この時57歳ですか…。ホントにこの人は何歳になっても変わりませんね。勿論キレイな人なんですが、この人の場合は昔から57歳の本作に至るまでずっと可愛いとかキュートという言葉が似合う。日本流に言えばもうすぐ還暦という年齢。しかし本作でも凄いカッコしてますが、見事に何の違和感もありません。  作品の方は下手をするとオバサンのバカ騒ぎで終わってしまいかねない所ですが、スーザン・サランドンは弾けて以降はちょっと苦しかったもののゴールディの魅力が出まくっており、ジェフリー・ラッシュもちょっと心を病んでいるおじさんを実に巧くコミカルに見せていて、強引ながらも最後は心温まるいいお話にまとめました。そんなゴールディも今年で66歳。近年はなかなかお姿を見せてくれる機会がありませんが、今どんな風にお年を取られてるんでしょうね。
[映画館(字幕)] 5点(2011-05-04 22:42:58)
1386.  サボテンの花
ウォルター・マッソーが主演で脚本がI.A.L、確かにビリー・ワイルダー・タッチの非常に良くできたコメディでした。さて、ジャック・レモンはどのタイミングで登場するんだ?という感じでした。  1つの小さな嘘がとんでもない方向に展開し、色々な人物が出入りしますが相関図がとても単純で分かりやすい。特に2度挿入されるバーでの複雑な事情が絡み合った人間関係の見せ方なんて凄く面白いですよ。最後はやはりあの2人がああなり、その2人がそうなりましたか、という分かりやすい結末ですが、何とも素敵なハッピーエンドでした。  見る前はミスキャストなんじゃないか?と思えたイングリッド・バーグマン。しかし彼女の演じたちょっとお堅く生真面目な女性像が作品にいい面白さと人間関係に程よい緊張感をもたらせていたし、もう一人の女性、何一つ悪気は無いんだけど、真面目に話を複雑にしていくゴールディ・ホーンの存在もまたどんどん話を面白い方向に発展させていく。ゴールディに関して言うと、色々と彼女の映画を見た後に本作を見ると別人のようですね。僕にとってはもう少し後になってからのゴールディの方が可愛らしく見えるんですよね。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-04 21:57:42)(良:3票)
1387.  昔みたい
とにかくゴールディ・ホーンが可愛い作品です。ゴールディが夫と元夫の2人の対照的な男の間で心が揺れ動くラブコメ。2人の男は順風満帆のエリート人生を歩む夫、チャールズ・グローディンと犯罪に巻き込まれ逃亡生活を送る元夫、チェビー・チェイスという手堅いキャスティング。ゴールディはパワフルなコメディエンヌですが、本作は職業柄ちょっとだけ大人しめです。  脚本はニール・サイモン。このキャストの割にはドタバタ度数は低めですが、ウィットに富んだ彼らの絡みに台詞が楽しく、この3人の関係の結末は可笑しくもちょっと切ない、と思っていたら最後はやっぱり可笑しなサイモンらしいラブコメでした。チャールズ・グローディンは本作といい「ベートーベン」シリーズといい、犬とのコントが上手い(笑)人です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-05-04 21:41:54)
1388.  ハウスシッター/結婚願望 《ネタバレ》 
スティーブ・マーティンとゴールディ・ホーン。僕の大好きな二人がコンビを組んだ陽気なアメリカン・ラブコメです。表情を観ているだけでも飽きないスティーブと、こちらも顔の表現力が豊かで本作でもやっぱり可愛いゴールディ。ストーリーの方は偽装結婚のはずが一緒に暮らすうちに最後は・・・。というあまりにも分かりやす過ぎるラブコメの定番のお話なのですが、この安心して楽しめる気軽さがこんなラブコメのいい所。あとは監督や俳優陣のウデの見せ所となる訳ですが、この2人が大好きな僕にとっては息もピッタリの楽しい共演を存分に堪能させてもらえた作品でした。
[DVD(字幕)] 6点(2011-05-03 09:43:57)
1389.  望郷(1937)
今では世界遺産となっているアルジェのカスバ。その紹介映像のような冒頭のカスバの説明は余計ではありますが、巨大な迷宮のようなカスバ、そんなカスバの雑踏の奥深くで息をひそめて望郷の念を募らせて生きるペペ。そこに現れたパリからやって来たメトロの香りのする女。もうペペは惚れるしかない。最後も危険を承知であの行動に出るしかなかった・・・。そんなカスバとジャン・ギャバンが放つ魅力がたまらない。時に哀愁を漂わせ、時に凄んで見せるその面構え、映画の真ん中にどっかりと居座るその存在感はやはり圧倒的です。余りにも有名なラストシーン。「ギャビー!!」、船の汽笛、甲板上のギャビー、もう一人の女、そして・・・。やはり観る者の記憶に確かに刻まれる名ラストシーンです。
[DVD(字幕)] 7点(2011-05-03 09:29:08)
1390.  ファール・プレイ 《ネタバレ》 
楽しかったなあ・・・。参りました。これは素晴らしい映画でした。 序盤、ゴールディがドライブ先で出会った男と街で再会するが、意味不明の謎の言葉を残して死ぬ。こうしてゴールディが陰謀に巻き込まれていくミステリ・サスペンスの始まりも、その後の展開も、全く違った楽しませ方でヒッチコックの「知りすぎていた男」を髣髴とさせます。  白色症の男、顔に傷の男、小人といった謎の登場人物が次々とテンポ良く登場し、ゴールディに危険が迫る。他にも随所に挿入されるサスペンスの仕掛け、演出が見事。  しかし本作はこれだけで終わらない。笑いドコロがふんだんに盛り込まれており、お笑い担当ダドリー・ムーアが登場の度に爆笑させてくれます。1つ間違うと作品にとって邪魔になりかねない存在ですがその登場のさせ方、タイミングも素晴らしい。また、事件の鍵を握る正体不明の小人。しかしこの「小人」で笑わせるあたりも実にニクい。  ラストもロマンティックでユーモアにあふれるハッピーエンドを用意し、随所にヒッチコックへのオマージュが感じられる作品でした。冒頭の切なさを感じさせるバリー・マニロウの主題歌とゴールディがドライブする風景。この70年代の映画らしい寂しげな雰囲気もいい。未だDVD化されていませんが(70年代から80年代前半のゴールディの一番いい頃の作品って何故かDVD化されてない映画が多いんですよね…)なかなか鑑賞の機会が無く埋もれているのがあまりにも惜しい傑作です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2011-05-01 17:54:56)
1391.  サブウェイ・パニック
くしゃみと「お大事に」をそういう風に持ってきましたか・・・。巧いですね。ラストのウォルター・マッソーが見せるどや顔も最高でした。1分、いや秒単位を争う緊迫感、その一方で、犯人との交渉役がマッソーではなく、クールな印象を与える俳優でもそれなりの作品になっていたかもしれませんがマッソーお得意の、のんびりしたおとぼけ感が本作のいい味なっています。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-01 17:37:21)
1392.  華麗なる対決
BBvsCC、何とも豪華な2人のセクシー女優の共演で邦題通りの何とも華麗なる対決でした。(終盤の大ゲンカは華麗なんて言ってられない迫力ですが)ひたすら軽~くてご陽気な、ヨーロピアン・ウエスタン・コメディ。巨匠フランシス・レイの軽快な音楽もいい感じで作品を盛り上げます。美しさと強さを兼ね備えた女たちに圧倒されまくる頼りない男たちも可笑しく、中でもちょっとはしっかりしろよ、と言いたくなるほどマヌケな保安官がお笑い担当でいい味を出していました。お色気の方は控え目ながらも彼女たちの衣装も見所の1つです。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-30 17:06:00)
1393.  さらば友よ 《ネタバレ》 
クールでもあり男臭くもある、男2人の友情ものの快作。この映画、アラン・ドロンとブロンソンの2人だからここまで印象に残る映画になったのかもしれません。特に地下に閉じ込められている間は密室での2人を延々と見せる。この間は音楽も使われず演出も地味ですが、2人の持ち味が存分に出ているので退屈することもなく楽しめる。脱出以降は一転して展開が変わり事件の真相の謎解きと警察との攻防戦、男気のある友情が描かれ、作品としての抑揚もいい。冒頭からずっと、いがみ合い続けていた2人に友情が芽生える過程が物足りなかったり、謎解きとしては登場する2人の女が裏でつながってるんだろうという分かりやすい部分もありますが、(あのブリジット・フォッセーが出ていたとは・・・。しかもこんな役で。)そんなことよりもこの2人の魅力が勝る作品です。特にラストの煙草、そして「イエー!」は何度見てもシビれる名シーンです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-30 15:38:57)(良:1票)
1394.  アリスの恋 《ネタバレ》 
夫に先立たれた35歳の母と息子の幸せを探し求めてのロードムービー。 母を演じるエレン・バースティンはよく泣くしよく怒ってもいる。その度に彼女が可愛くも見え、ふてぶてしくも見える。彼女の持つ強さと弱さを見事に演じ分ける。しかし、一番印象に残った彼女の表情は2つ目の町でクリス・クリストファーソン演じる牧場主の男のプロポーズを受け入れた時の幸せそうな満面の笑みなのでした。ごつごつとして不器用な面々が揃うこの町のカフェの人間模様も良かった。  女性の自立というテーマと共に、終盤には息子と牧場主が2人で牧場で遊び、ギターを習う様子からは少年にとっての父親の存在の意味も感じ取れます。上手くいかない時もいい出会いがいい方向に導いてくれて幸せなゴールが待っている事もある。この旅も当初の目的地にたどり着かず、1つのいい出会いがきっかけで途中で滞在したこの町が旅の終着地となりましたが、これも人生というものなのでしょう。
[DVD(字幕)] 8点(2011-04-26 22:22:15)
1395.  アリス(1990)
ウディ・アレンの他の作品でも見られる、ある程度の長さの人生を生きてきた女性の自分探しというテーマ。本作の主人公はリッチな男と結婚して15年。子供にも恵まれ誰もが羨む人生のようではあるけど何かが違う。これが本当に自分が望む人生なのかと思い悩む少々内気な人妻。ミア・ファローはこんな役をとても可愛く演じますね。アレンらしくテンポのいい語り口で挿入される笑いドコロも楽しい。部分的な楽しさや、軽いコメディタッチの大人のファンタジーで見やすさはある作品で雰囲気は嫌いではないのですが、全体的には主人公のアリスをはじめ、登場人物の身勝手な行動をずっと見せられているだけのような気がしました。 
[DVD(字幕)] 5点(2011-04-23 19:02:53)
1396.  12人のパパ
スティーブ・マーティンのいい味がよく出ていて、ボニー・ハントのきれいな肝っ玉母さんぶりも良かったです。家族の物語としては終盤はかなり一気に家族に起こっている問題を片付けてしまいましたが、コメディとしては途中は楽しかったしこの手の映画は幸せな家族の姿で終わるのが基本だしこれでいいんじゃないかと思います。ただ、子どもの数が多すぎで、大した役割が無く最後まで名前が覚えられない子どもが一杯いましたね。 
[DVD(字幕)] 5点(2011-04-21 00:38:09)
1397.  暗殺者の家 《ネタバレ》 
先に「知りすぎていた男」を見ているので(本作を先に見る方は少ないと思いますが)どうしても比較しながら見てしまう。「知りすぎていた男」は僕のお気に入りのヒッチ作品の1つであり、特にコンサートの後の息子救出の際のドリス・デイが歌う”ケ・セラ・セラ”はお気に入りのシーンですが、勿論本作にはそれはありません。こちらはコンサートの後は銃撃戦になりますが、テロリストの側から見せるシーンが多く、父の娘救出はこの銃撃戦の合間に挿入されますが、銃の音は聞こえているもののあまり銃撃戦とは関係なく進行していくので緊張感は少ない。ただ、ピーター・ローレはやはり本作でも独特の存在感を醸し出しています。 
[DVD(字幕)] 5点(2011-04-17 23:40:59)
1398.  スパイ・ライク・アス
ジョン・ランディス監督にチェビー・チェイス&ダン・エイクロイドのコンビによるユルユルのスパイ・コメディ。ランディス監督もこの2人も大好きな僕にとってはそれなりに笑えるシーンもあったものの(序盤の海外勤務適性テストの会場での2人のコントとか)もっと敵地に潜入して以降に派手にバカやって笑わせてもらいたかったですね。意外と笑いドコロが少なかった。このユルいスパイ・コメディにあって一人マジメに仕事をした?エルマー・バーンスタインの壮大な音楽が逆に笑えました。最後は結構グダグダですが、アメリカとソ連、東西冷戦が下地にある中で、核兵器による世界の滅亡を回避すべく最前線で両国の要員が仲良く共同作業するユルさが微笑ましかったです。 
[DVD(字幕)] 5点(2011-04-16 22:26:04)
1399.  シー・オブ・ラブ
犯人はどうやら女らしい。その女をあぶり出すために策を打つ。刑事がそこに現われた犯人かもしれない女を愛してしまうという、どこかで見たことがありそうな展開ではありますが、真犯人は誰なのかという点は重要ではなく、愛してしまった女がクロなのかシロなのか、この一点だけで楽しめる作品でした。エレン・バーキンの妖しい魅力が良く出ていたしパチーノも頑張って抑えた演技をしていました。個人的にはオーバーアクト・パチーノが好きなのですが元女房が忘れられない哀愁を感じさせ、冒頭の犯罪者をおびき寄せるヤンキースファンの集いに遅刻してきた息子連れの男を放免してやるなど冴えないけど愛すべき人間味を感じさせる刑事ぶりが良かったです。その相棒のジョン・グッドマンもいい味を出していたし、なかなかのいかしたコンビぶりでした。
[DVD(字幕)] 6点(2011-04-15 21:44:01)
1400.  リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986)
リック・モラニス演じる冴えない花屋の店員と彼が思いを寄せるエレン・グリーンの主演2人に、 イカれた歯医者のスティーブ・マーティンに、そのイカれた患者のビル・マーレイの濃い2人のコントにジェームズ・ベルーシにジョン・キャンディと、出番は少ないけど濃い存在感全開のサタデーナイト・ライブ組も多数出演のキャストが最高!  ミュージカルシーンは楽曲もいいし、街や建物の形状を上手く利用して姿を現す3人のコーラスのお姉さんの登場のさせ方も巧いです。成長したオードリーⅡがリードボーカル、その子株たちがコーラスっていうのもいいじゃないですか。  ラストはバッチリハッピーエンドですが、シーモアの犯した罪はいいのか?まあ、宇宙から地球を征服に来た謎の植物を倒して地球を守ったんだから不問にしておきましょうか。どうにもアホな設定と登場人物のホラー・ドタバタコメディ・ミュージカル仕立て・・・欲張りな設定を上手く纏め上げたフランク・オズ監督。流石です!
[DVD(字幕)] 8点(2011-04-12 21:36:04)
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