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クリプトポネさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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141.  スローなブギにしてくれ
主人公は美女、そして中年男がやたらとモテて、ストーリーもなんとも有閑的というか、暇そうな感じです。 バブル前のこの当時は日本も豊かになり、こういうのがかっこよかったんですよね。浅野温子は綺麗でしたが。
[DVD(邦画)] 5点(2017-08-17 20:42:12)
142.  廃市
静かな映画で死のイメージが付きまとってますが、舞台となっている柳川の夜の雰囲気や堀の流れや音等、映像は美しかったです。 本作の小林聡美は他作によくみられる快活な性格ではなく、髪もロングでやや淑やかな感じで良かったです。 ストーリーも劇的というよりは淡々とひと夏の出来事を綴っており、何がよいのか自分でもよくわからないのですが不思議と惹かれる作品です。
[DVD(邦画)] 8点(2017-08-17 20:34:41)
143.  ウエスタン
長い作品なのでヘンリー・フォンダと富豪との列車でのエピソード等、やや中だるみするところがありますが、映像、演技、音楽、総じて素晴らしいと思いました。オープニングの駅舎での対決、開拓者一家襲撃、最後の決闘等、思いっきり溜めのあるシーン等緩急のある展開に痺れます。ブロンソン、フォンダ、ロバーズの主要三人男のキャラクターはみなそれぞれどこか「変」なんですが、なぜかカッコイイ。
[DVD(字幕)] 9点(2017-08-16 21:45:41)
144.  がんばっていきまっしょい(1998)
田舎の女子ボート部の青春ドラマ。現代から見れば牧歌的で刺激の少ない青春時代なのだろうが、素朴な雰囲気、美しい映像(景色)、よい音楽によって、とても心に来る作品になっていると思います。松山の風物や昭和の諸々も嫌味なく取り込まれており、すんなりノスタルジーにも浸れました。 高校時代は長くはありませんが、感受性と若さに満ちているので、濃密な時間を過ごすことが可能な時代だったな、とかつての自分の部活時代のエピソードや友人たちの顔も思い出しました。
[映画館(邦画)] 8点(2017-08-16 21:35:11)
145.  戦国野郎
岡本喜八監督らしい痛快アクション。難しい理屈はなしでテンポよく観せてくれ、退屈しなかった。加山雄三・星由里子もいいが、本作では中谷一郎・水野久美コンビのほうが観ていて面白かった。特に中谷が実に楽しげに演じているように見える。
[DVD(邦画)] 7点(2017-08-16 21:07:02)
146.  ひゃくはち
高校野球部を中心に、タイトル通り彼らとその周囲の人々の様々な煩悩の織りなす人間模様、それでも一度しかない輝く青春を描いています。やや編集というか間が単調な印象を受ける部分もありましたが、後半はうまく盛り上げ、爽やかな後味で締めていてよかったです。諸々の制約や人間関係の中での部員たちそれぞれの思い、そして振り返ってみて続けてよかったなと思えるものや仲間に出会えた幸福感を感じさせられました。 甲子園のスタンドでユニホーム着て応援してる選手達を観るとこの映画を思い出したりしそうです。
[DVD(邦画)] 7点(2017-08-15 23:34:13)
147.  ゲゲゲの女房
漫画家水木しげるの貧乏話ですが、細かい描写や風景、陰影、小物にも昭和の空気感が良く出ていると思いました。映像のトーンがやや白茶けていて昔のカラー写真のようで、過剰な音楽や盛り上げ、説明的セリフ等がないのも好印象でした。ほぼ無音でセリフもないような場面が多いので、ドラマチックでテンポのある作品を求める向きには退屈で観てられない作品でしょう。 俳優陣はそれぞれ良かったです。特に主演二人は台詞が少ない中でだんだん夫婦が寄り添っていく感じを表情や所作で表現できていたと思います。昔は皆貧しく、忍耐強い女性も多かったのですね。あと割と普通の役柄だった編集者の柄本氏が妙に印象的でした。ただセリフが聞き取りづらかったり、意図的なのかもしれませんが現代の風景が写っているのが少々中途半端に思いました。
[DVD(邦画)] 5点(2017-08-13 22:56:40)
148.  ぼくのおじさん(2016)
松田龍平は悪くなかったですが、ハワイに行ってからの展開が月並みでつまらなかったです。
[映画館(邦画)] 2点(2017-08-13 16:50:28)
149.  喜びも悲しみも幾歳月
時間をかけて戦前戦中戦後の灯台守の生活を観せてくれます。 ストーリーは凄く劇的とかそういうわけではないですが、それなりに山あり谷あり、しみじみ人生を感じさせてくれます。今のように情報やスピードの溢れた生活からみたらのんびりしてみえますが、そういう時代だったのであり、だからこそ当時の方々の共感を生んだのでしょう。 また、我々の現在が戦前からの地続きであるということや、人間の本質的な部分はいつの時代もそうは変わらないのだなということを実感させてくれました。 昭和高度成長前の日本各地の風景がとても美しいです。
[DVD(邦画)] 8点(2017-08-13 15:32:38)(良:1票)
150.  1944 独ソ・エストニア戦線 《ネタバレ》 
エストニアで同民族が独ソに分かれて戦った悲劇を描いた戦争映画で、日本であまり知られていないようですが、ストーリー、描写共に素晴らしい作品だと思います。 独ソのエストニア人部隊が戦場で遭遇し、戦闘をやめ双方ゆっくち立ち上がり見つめ合った後、一方が静かに去っていく時の両軍兵士たちの表情が非常に印象的。前半主役のドイツ側の兵士が途中で戦死し、殺したソ連側の兵士の話になりますが彼も戦死、それでも生き残った同胞が民族の血をつないでいく・・・時代に翻弄される小国民の悲劇を雄弁に物語るストーリーだと思います。 戦闘シーンも考証、ツボを抑えており、昨今のやたらグロ描写やCG、音響効果等でごまかした映画とは違います。映画での機関銃はやたらとフルオートで撃ちまくられていますが、本作では並射されていたり、ジャムったり描写が細かいです。
[DVD(字幕)] 8点(2017-08-13 14:24:37)
151.  ブリキの太鼓
第二次大戦下のいろんな民族が混在している東欧地域で、フリークスの目から観たドイツ、ソ連とポーランドの間で翻弄される人々を描いた異色作。地域の特性や歴史的背景を知らないとわかりにくい描写も多く、鰻やらグロい場面もあるので万人向けではないでしょうが、映像的に観るべき場面は多いと思う。 映像から独特の東欧の空気感みたいなものが感じられ、どよんと曇りがちの空模様、ラスト近くの平原の景色、シワの刻まれたばあさんの表情の余韻も良い。
[DVD(字幕)] 7点(2017-08-13 13:46:27)
152.  戦場のメリークリスマス
公開当時は大変話題になってましたが、音楽がよいものの映画本体はたけしの存在感が感じられた位で、他に特に感ずるものがありませんでした。特にメイクした坂本龍一の陸軍将校役が全然似合っておらず所作も違和感ありまくりで。。
[DVD(邦画)] 3点(2017-08-13 11:31:45)
153.  バグダッド・カフェ
映像的に良い場面はあるものの、ストーリーはおばちゃんの自分探し?みたいな感じでなんとも感じるものがない。 この手のホンワカ癒し系映画の走りだったのかな、当時としては結構話題になってた記憶がありますが。コーリング・ユーはいいです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-08-13 11:04:33)
154.  サルバドル/遥かなる日々
この監督にありがちなやや偏った観点はあるが、内乱やら他国の介入がどんなことを引き起こすか、また金持ちや外国は他国民のことなど何も考えていないことがわかる作品。 傍観者であるジャーナリストを正義の味方にしたがるのはありがちだが、本作はいろんなタイプのそれを描いており、報道など彼らの胸先三寸でどうにでもなるものということもわかりやすく伝えてくれている。主演のジェームズ・ウッズはよかったです。
[DVD(字幕)] 5点(2017-08-13 10:56:01)
155.  転校生(1982)
面白いです。感覚的には大林監督作品はこの作品のリバイスっぽいのが多い印象ですが、これが一番いいと思います。小林聡美、尾美としのり共にとても良かったと思います。特に小林聡美は男っぽく快活にしてる時と、二人で因島に渡った時の物憂げな表情等セリフのない時の所作との対比が素晴らしかったです。 尾道のノスタルジックな風景も美しく、夕日や海、蝉時雨がひと夏の青春の舞台として完璧です。
[DVD(邦画)] 9点(2017-08-13 00:15:49)
156.  下妻物語
漫画チックでしたがなかなか楽しい青春友情ものでした。 舞台がマイナーな北関東の田舎ですが、地方の選択肢の少なさやあるあるネタを上手く茶化していたと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2017-08-12 23:56:33)
157.  かぞくのくに
重いテーマの作品ですが、現代日本の価値観や常識からは全く理解し難い国家が近隣にあるということ、その国との狭間で翻弄される人達がいるということ(意図的に向こうに渡った人々だけでなく拉致された人たちも)、について考えさせられる、リアルな映画だったと思います。
[DVD(邦画)] 5点(2017-08-12 23:29:07)
158.  0.5ミリ 《ネタバレ》 
個々のエピソードはそれぞれ印象的で悪く無いですし、坂田利夫や津川雅彦の話には引き込まれました。 が、かなり長い上にテーマを詰め込み過ぎな感じで、最後の柄本明の話になるとやや冗長になり、子供の話のまとめ方など??で、何が映画のメインテーマなのかよく分らなくなりました。もう少し脚本をシンプルにした方が良かったと思います。出演者の演技もよかっただけに残念。特に主演の安藤サクラは流石に素晴らしかったです。
[DVD(邦画)] 5点(2017-08-11 13:07:38)
159.  おくりびと 《ネタバレ》 
アカデミー賞受賞作ですし、主演の本木雅弘の出てる映画は226、シコふんじゃった、トキワ荘の青春等結構観ていて、彼の抑えた感じの演技が割と好きでしたので観ました。 誰もが必ず関わり、経験する人の生と死がテーマですからちょっと反則かな、とも思いましたが泣ける良い映画でした。 本人が非常に入れこんで製作に関わり、映画化にあたって本職に弟子入りしたというだけあって、本木氏の納棺士の腕前は本格的に見えました。この映画は台詞というより、彼の納棺さばきで盛り上がりを見せていく映画なので、音は布ズレの音だけのシーンが結構あるのですが、それで十分魅せてました。 共演も山崎努、余貴美子、杉本哲太(元紅麗威甦)と芸達者ぞろいで申し分無し。
[映画館(邦画)] 6点(2017-08-11 10:40:01)
160.  インスタント沼 《ネタバレ》 
三木聡監督はこの前の「転々」という作品がよかったので、観てみました。なかなかコネタが多くて面白かったです。 同じ監督の「時効警察」というテレビが評判がよかったみたいですが、それは未見。 主役の麻生久美子の両親?役は風間杜夫と松坂慶子で、「蒲田行進曲」のコンビですが、よかったです。松坂さん、だいぶふっくらしてますが素敵でした。
[映画館(邦画)] 5点(2017-08-11 10:36:15)
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