1641. スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火
人物関係や背景についての説明がまったくないので、ホラーサスペンス系の娯楽映画としてはとてもわかりにくくて不親切。 勢いを楽しむ人には良いかもしれないですが、たとえ娯楽映画でもストーリを理解しながら鑑賞したい人には不向きでしょう。 ただなんかよーわからん妙な迫力だけはあります。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-04 02:41:42) |
1642. サイボーグ
普通に楽しめました。あまりに点数が低いので、もっとひどいもんかと・・・ わりと単純なアクションって好きなんですよね。 敵キャラの強さもほどよい感じで。 途中で少し飽きますが。 回想シーンが入るのは良かったです。そのほうが感情移入しやすいので。 回想シーンに出てくる女の子の手が痛そうです。 ただこの内容でタイトル「サイボーグ」って。 [DVD(字幕)] 6点(2012-04-29 19:13:31) |
1643. ヒドゥン(1987)
《ネタバレ》 うわぁ。懐かしい。かなり久しぶりに見ました。最後に見たのは中学生くらいのときか・・・・ 今見ると、なんか寄生獣を連想しました。寄生獣の作者もこの映画見たのでしょうか。乗り移られる人達の表情がこれまたなんとも。すばらしい顔芸ですね。 刑事ドラマとしても楽しめるんですよね。ベック刑事とロイド(宇宙人)が少しずつ距離を縮めていく様子がたまらんです。二人のやりとりも最高に良い。ベック刑事が何気にロイドを気遣っていて・・・ 要所要所に笑いを入れているのもまた良い。 ラストだけよくわからなかったのですが、娘の表情を見ていると、ベックは死んで、代わりに宇宙人がベックの中に入ったのでしょうか・・・ それともナメック星人のように融合しただけで、意識はベックのものなのでしょうか・・・・ うーん、気になる。 [DVD(字幕)] 6点(2012-04-18 01:22:28) |
1644. ロストボーイ
《ネタバレ》 そうか!だからおじいちゃんは、昼間ずっとサングラスをしていたのですね! サムを車に乗せたけど、昼間だったから出発しなかったのですね! テレビの代わりにテレビガイドを見ていたのですね! ・・・いや、テレビガイドは意味わからんな。 [DVD(字幕)] 6点(2012-04-17 02:22:02) |
1645. スターマン/愛・宇宙はるかに
《ネタバレ》 序盤、ジェニーが何も知らない宇宙人に、英語や地球の常識の事を教えるシーンが多くあります。教えながらスコットとの思い出が、ジェニーの中にフラッシュバックします。当然ジェニーは言葉がつまり、涙を流します。 鹿を助けてからは、ジェニーは少しずつ宇宙人に協力的になります。そして、宇宙人の星のことや、これからのことに関心を持つようになります。 一見すると、人間愛やロマンスをからめたSFドラマですが、別の見方をすれば、最愛の人を突然事故で亡くしてしまい、過去にとらわれていた女性が、次の一歩を踏み出すまでの軌跡を描いた映画とも思えます。 これはじーんとしちゃいますね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-04-02 03:41:29) |
1646. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
《ネタバレ》 普通に面白いです。まさに、見て損はないかなって感じです。 アドベンチャーとしては、宝探しや秘境が物足りないですが、アクションコメディとしてはそれなりに楽しめるレベルです。 ジャックが頼りになりそうな登場をしたくせに、肝心なところで役に立っていないのが良いですね。 序盤、警察グループから逃げるために、ジョーンが自力で橋を渡ろうとし、つたを使って無事谷の反対側へ辿りついたのに、ジャックのほうは岩壁に激突したり。 中盤、軍隊みたいなグループから逃げるために、乗り込んだ車で、ジャックが直結してエンジンかけようとしたら、ジョーンがキーが刺さっていることを教えてあげたり。 きわめつけは、ラスト。ジョーンが大ピンチのときに、宝石喰ったワニをあきらめてジャックは助けに行ったのに、全然壁をよじ登れなくて結局ジョーンが自力でピンチを脱出。 ジャックいらんやん。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-30 16:25:38) |
1647. ハロウィンIII
《ネタバレ》 典型的なしょぼしょぼ映画かと思いきや、中盤から俄然盛り返します。こうなると序盤のスロースタートの退屈な感じも計算のうちなのでしょうか。 ミステリーな雰囲気を、ラスト近くまでひっぱっているから良かったんでしょうね。盛り上がりに欠ける序盤も、続きが気になってついつい見てしまいますから。 助けた女性が車の中で突然ロボットになる展開。あれだけが蛇足。あれで台無し。そりゃびっくりしますよ。ありえないですもん。ですがびっくりすりゃあ何してもOKというものでもないでしょう。3チャンネルだけ止められなかったラストで十分良かったのに。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-29 02:53:40) |
1648. ハウリング(1981)
《ネタバレ》 最初の退屈な40分を耐え抜けば、最後の40分はかなり楽しめます。 実は全員狼人間だったというオチに加え、テレビで正体を明かすオチに、ラストのマーシャ。オチの三段重ね。 細かい設定の中では、テリーが風景を二度見して秘密に気付くシーンは一番良かったと思います。テリーが襲われる一連の流れが一番緊迫感あったかも。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 01:39:11) |
1649. ザ・フォッグ(1980)
《ネタバレ》 亡霊たちが誰で、「6人の共犯者」が何のことなのか、いまいちよくわからないまま物語が進んでしまいました。そこを理解できればもう少し楽しめたのかも。 不覚にも幽霊船と海賊の亡霊みたいな人達をかっこいいと思ってしまったのも恐怖感がそがれた原因かも。 人数を限定したのは、何か理由があるみたいで良かったのですが、6人中5人くらいがあっという間にやられてしまうので、恐怖感と緊張感が大分半減してしまいます。 霧が迫ってくる雰囲気は最高にGOOD。ただ、霧の中だったらどこからでも出現できるのに、建物の中に霧がたちこめてもそこに現れることはできないみたいで、いちいちドアをノックするのは、律儀で良かった(笑)。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-13 03:33:25) |
1650. フューリー(1978)
《ネタバレ》 1シーン、1シーンは面白いのに、全編通すと間延び感が否めない映画です。 また、1回きりしか出てこない登場人物たちのキャラが必要以上に濃くて、変な存在感があります。(※非番の警官の二人組みや、ギリアンにからむ女子生徒) その割りに、主要人物たちの背景や関連性に対する説明は不十分。特に、父親と息子のロビンは、やっと出会えたと思ったら、ほとんど心の交流や葛藤もないまま二人で転落死。「え?」と、あっけにとられます。 ときおり差し挟まれる、超能力にからんだ、ロビンとギリアンのホラー演出。それだけを楽しむ映画です。ただ、けっこうな頻度で出てくるので、その演出が好きな人はそこそこ楽しめるでしょう。 僕は、ロビンをずっと気にかけていた女性が、ロビンにひたすらいためつけられて惨殺されるシーンが、切なさと怖さを兼ね備えていて、この映画の一番の見所かなと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-06 12:33:21) |
1651. オーメン(1976)
《ネタバレ》 とうとうあの有名な「オーメン」を見ることができました。「ファイナルディスティネーション」に似ているなーと思いました。少なからずこの作品から影響を受けている気がします。 個人的には「ファイナルディスティネーション」のほうが日常的で好きです。 映画として完成度は高く、見応えがあります。ですが、「ホラー」ではなく「オカルト」というジャンルであれば、やはり洋画より邦画のほうが面白いかな。 家政婦が首をつるシーンは最高に良かった。 個人的に一番怖かったのは、墓を掘り返すシーンです。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-04 16:21:54) |
1652. デス・レース2000年
《ネタバレ》 もう人としてだめな映画です。 しかしこの不謹慎極まりない映画に、いつの間にか人間ドラマが随分入り込んできている。この映画を最終的にマジメ路線にもっていくとは恐るべし。 どーでも良いですが、遠くから見たらミニ四駆に見える。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-26 06:34:47) |
1653. 花嫁はエイリアン
《ネタバレ》 可もなく不可もなくといったところでしょうか。このタイプの映画であれば、もう少しメインストーリーに強いインパクトや爽快感があるほうが個人的には好みでした。 この手の映画はつっこみを入れたらだめなんでしょうけど、自分の星は平和で調和がとれていると自慢している人達が、やたら「消せ」だの「殺せ」だの言うのはちょっと… セレスタ役のキム・ベイシンガーは好きなタイプの女優さんではないので、あまり魅力を感じなかったです。 ただ、コメディ要素は結構楽しめました。二番目に笑えたのは最初のキスシーン、一番笑えたのは超豪華な朝ごはんを次から次に作って、犬にまであげたシーンです。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-23 03:25:35) |
1654. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 学校や家庭といった日常のしがらみを離れると、確かに普段は見せない自分の本音を見せてしまうことがあります。 クリスがゴーディに、「先生があんなことするなんて。自分のことを誰も知らない町に行きたい。」と泣きながら打ち明けるシーンは、ボクの中ではこの映画の一番の名シーンです。そして、死体を見つけたときに、ゴーディも今まで誰にも出すことが出来なかった本音をクリスの前で明かします。 子供のときに、子供だけで何かをすると絆が深まることがあります。非日常の世界だからこそさらけ出された本心や悩みを共有したことは、彼らにとって重要な意味があります。ゴーディやクリスにとって、自分の悩みを知った上で、共感し、自分の存在を認めてくれる友人だとわかったことは、この旅で得た最も価値のあるものだったのかもしれません。 [DVD(字幕)] 6点(2012-01-03 19:18:08) |
1655. ヒッチャー(1985)
《ネタバレ》 警察の無能っぷりとバカッぷりに、緊張感が削がれます。ホラー映画やサスペンスである程度警察が無能を演じるのは仕方ないとしても、この映画はひどい。でもそれ以外はとても上質なサスペンスホラーだと思います。 個人的には、前半、やっとライダーから逃げおおせたジム・ハルジーが喜んだのも束の間、すぐにどこかの家族の車をヒッチハイクしていたシーンが一番恐ろしかった。そして、その車が道端に止まっていて、その中を除きに言ったら血が滴ってきたシーン。一番緊張します。 アメリカのホラー映画と言えば、スプラッタという印象ですが、あえて死体や残酷なシーンを映像化せずに、観る人の想像力に任せるような手法はかなり効果的だと思います。この「ヒッチャー」ではその手法がかなり怖さを引き立てている気がします。 [DVD(字幕)] 6点(2011-12-23 01:47:41) |
1656. ファンダンゴ
《ネタバレ》 最初は「ん?」と思ったのですが、見ていくうちに味が出てくる、そんな映画でした。笑いや感動があからさまではなく、小ぶりな感じにしているのも、この映画の雰囲気によく合っていると思いました。 好きなシーンは車を列車にひっぱらせようとするシーン、DOMと対面するシーン、そして何といっても最後の結婚式を、見ず知らずの人たちがみんなで用意してくれるシーン。どれも最高の味付けでした。 忘れられない傑作、というわけではありませんが、悪く言いたくない良い映画です。 [DVD(字幕)] 6点(2011-12-20 23:32:11)(良:1票) |
1657. マッドマックス
《ネタバレ》 なるほど。マッド・マックスとはそういう意味か!温厚な警官マックスは、友人を殺され、妻と子供を殺され、(奥さんは死んではいませんが)遂に復讐の鬼、まさにマッド・マックスへと変貌するわけですね。 映画は人を楽しませるものですから、何のメッセージ性がなくとも、見て面白ければそれだけで価値があります。この映画は見て面白かった。 ただ、良い人たちが犠牲になりすぎて、爽快なアクションもの、・・とはなっていませんね。そんな湿っぽい空気になってしまう映画を見る気分ではないから、気軽に見られるアクション映画を見たのに、ちょっと予定外でした。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-25 01:55:40) |
1658. ラ・ブーム
《ネタバレ》 ソフィー・マルソーが誰だかは知りませんが、ラスト1分で、今までの人間ドラマをいともたやすく台無しにする潔さはなかなかのもの。これがフランス映画の良いところですね。 まさに自分のことしか考えていない13歳。確かに当時の日本の13歳より進んでいるのかもしれませんが、精神面では似たりよったり。所詮どの国も13歳なんてこんなもんなんですね。日本だけ幼稚なのかと思っていましたが、少し安心しました。 ストーリー自体はありきたりな日常を、ちょっとドラマチックにしただけですが、見ている人を楽しませる工夫がいろいろあって普通に楽しめます。フランス映画って、ありきたりの日常を映画にしちゃっているものが多いので、雰囲気は結構好きです。たまに見ると新鮮です。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-23 03:42:30)(良:1票) |
1659. ガンジー
《ネタバレ》 中学生の頃に習った「非暴力・非服従」。その意味を実感できる映画として、貴重な作品だと思います。この映画がとっかかりになって、歴史に興味を持つ人もいるのではないでしょうか。 この映画を見ると、つくづく歴史は人だなと思います。歴史は争いの記録だとも思います。いつの時代でも、自分の思想を押し付けられる人とそうでない人がいます。ガンジーは明らかに前者です。映画の中でもしばしばガンジーは「私は頑固かな」と訪ねます。ええ、もうそれはすごい頑固な人かと思います。 人々は、ガンジーの「非服従」の思想に突き動かされています。「非暴力」はあくまで手段にすぎません。もしガンジーの「非服従」のための手段が「非暴力」でなければ、あるいはガンジーは第2のヒトラーにもなりえたかもしれませんね。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-20 11:09:39) |
1660. 恋人たちの予感
《ネタバレ》 前半のビリーに感情移入できません。同性から見ても、「何だこいつ?」。 図書館で再開してから、印象が良くなります。最後まで見ていくと、サリーとビリーが少しずつ大人になっていくのがわかります。若い頃は自分の意見ばかり。ひたすら女性側の意見と男性側の意見のぶつかりあい。「はいはい。」って感じ。それが、時が経つにつれて、相手の意見に耳を傾ける割合が少しずつ多くなります。この小さな変化が良いです。だから中盤から後半にかけては本当に面白い。 個人的には、レストランでダブルデートみたいなことをしているシーンが好きです。さすがに、「いや、もうつきあっちゃえよ。」と笑ってしまいます。マリーとジェスがからみはじめた辺りから、小洒落の利いたせりふやシーンが多くなって、コメディとしてもかなり楽しめます。 ただ、下ネタが多すぎです。うまいヘタに関わらず、下ネタでそんなに笑えないのです。だから下ネタの割合はもっと少ないほうが好きです。 メグ・ライアンは別に好きでも嫌いでもありません。普通です。特別かわいいとも思いません。ただ、泣きのシーンは良いです。泣きながら「40になってしまう~」。まだ32なのに。いや、良かったです。メグ・ライアンの魅力がちょっとだけわかった瞬間です。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-09 12:41:33) |