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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2517
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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1661.  シリウスの伝説 《ネタバレ》 
日本初のフルアニメを作る!という意欲は凄くって、ホントにずーっと動いてます。それから、マシントレスではなくフルハンドトレスで、トレス線1つ1つに、黒ではなくて、ちゃんとペイントに適合した色が使われています。とっても丁寧な作り。それだけに、なんでこんなにディズニーを意識しなくっちゃなんないの~!みたいな絵柄や、後味悪~な悲劇になっちゃうのが惜しい惜しい。せっかく、そこまで凄い事をしているのに、アニメ映画として語り継がれる事なく、なんとなく忘れられてしまっている感じなのは、やはり脚本やキャラクターに魅力が足らなかったせいじゃないかな、って。あと、すぎやまこういち氏とサーカスによる音楽は心に染みる名曲でしたが、シリウスが行進するトコのBGM、映画の「009」、「ゴジラVSビオランテ」の自衛隊、「ドラクエ4」の馬車と、同じパターン過ぎですよ~。あと、初日の映画館前ではこの映画を作った会社の労組がデモ行進をしておりました。えーと、そういうのはあなた方内部の問題で、お金払って見に来る観客には関係のないハナシなのではないの?と疑問に思った私でした(東京国際映画祭の会場前でデモってる某社労組もウザいですよ、と)。
[映画館(字幕)] 5点(2004-05-20 22:27:03)
1662.  すかんぴんウォーク 《ネタバレ》 
なんか、この映画の吉川晃司と、後の彼にはイメージに随分と差がありますね。今のあの、一生懸命独自のスタイルを作ってる感じよりも、この映画の時のイメージの方が好感が持てたりして・・・。さて、でも、この映画自体はかなり退屈でした。辛口青春映画って感じですが、どうもスッキリしません。最初の軽快な流れがどんどんと失速していって、かなりグダグダとした展開になり、そして気持ち良く終わる事もなく、と。当時の時点で彼がそこそこ大物だったならば、この映画の成り上がってゆき、そして挫折という展開も現実を重ね合わせて見る事もできたでしょうが、何しろまだ新人売り出し状態ですから、絵に描いたような成功物語は空々しく、イメージアップに繋がるとは言い難いような映像、人物像ばかり。うーん。なんか、今もって大森一樹監督のこれぞ!という映画を見てないよーな気がするんですけど、どれを代表作として捉えればいいんでしょうか? 「オレンジロード急行」や「ヒポクラテスたち」を代表作認定!という事で納得しちゃいますかぁ? それでいいんですかぁ?
[映画館(字幕)] 4点(2004-05-20 22:12:28)
1663.  瀬戸内少年野球団 《ネタバレ》 
「がんばれ!ベアーズ」みたいな野球映画かと思ったら、野球部分はほんのちょっぴり。大部分は戦後直後の人々の織り成す混乱と哀しみのドラマで、期待した映画よりもずっと重たい中身ではありました。「私達、野球やりましょ」とゆー流れになるのも、ええ?なんで?って感じ。駒子先生、どうして? でも、ラスト、武女との別れのシーンは竜太の気持ちが痛いくらいに判って、それを見つめる駒子先生の眼差しが記憶に残り、切ない思い出のような映画になりました。
6点(2004-05-16 00:09:42)
1664.  昔みたい
ニール・サイモン映画としては、毎度の男と女のコメディ、洒落た感じがあっていいのですけれど、ゴールディ映画としてはハジけ加減がかなり足らないなぁ、っていうのも事実。ラストのオチまでピタッと決まっていて、スキのない面白さがあるのですが、そこから更にハミ出してゆくのがゴールディの魅力、って思いますからねぇ。チェビー・チェイスの不幸ぶりは、彼らしくって親しめるんですけど、その分、ちょっとチャールズ・グローディンがワリを喰っちゃったかなぁ。
[映画館(字幕)] 6点(2004-05-15 23:51:00)
1665.  バードケージ
本来なら、めちゃくちゃアクの強いハズのロビン・ウィリアムズ&ジーン・ハックマンが、ネイサン・レインの存在によってアク抜きされちゃってるのが可笑しいです。彼(彼女)は、多少デフォルメがキツい気もしないではないですけれど、ホントにああいう人生を送ってきた人、みたいに思えちゃいました。大爆笑、とはいかないけれど、全編それなりにユーモラスで笑える映画でした。ただ、大作系お正月映画として上映すべき映画ではなかったと思うんですけどねぇ。大劇場の大スクリーンにミスマッチな映画ではありました。やっぱり、お正月に広々&ガラガラの場内で笑ってるのって、虚しいし・・・。
6点(2004-05-15 23:39:34)
1666.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 
エドワード・ノートンが、オープニングとクライマックス以外には危機から遠い状態なために、緊張感が持続しなくって、ちょっと中盤退屈。犯人側のドラマが早い状態から描かれるのですが、もっとデンジャラスな存在かと思ったらワリとマトモですし。レクター教授は、案外と簡単に捕まっちゃって脇役状態ですしね(まあ、延々捕まらなかったら、違う映画になっちゃいますが)。ラストでもう一発!というのも、もはや定石。気になったのは、密度のない画面構成。この監督、シネスコが好きなようですけど、いっつも隙間だらけのシネスコで、その隙間に奥行きや空気感があるワケでもないので、一度ビスタサイズで撮ってみる事をお勧めしたいところです。
[映画館(字幕)] 5点(2004-05-15 23:26:44)
1667.  宇宙からの帰還
うーん、とにかくNASAのフィルムを寄せ集めてみました、みたいな感じで、ドキュメンタリーとしての送り手の視点が全然見えて来ない、ツラい映画でした。この映画が描いた宇宙開発の現実は当時、もう既知の事であって、改めてそこから得られる衝撃、というのはちっともなくって。唯一、ワリと近い軌道上から捉えた地球、球形をしていて、でも、そこに大地が広がり、雲が浮いていて、その雲が立体的に流れてるという映像には感動しました(うわあ、地球って俯瞰すると意外と小さいんだなぁ、あんな世界にみんな暮らしてるんだなぁ)が、その映像のためだけに、この映画をガマンして見るだけの価値はあるのかどうかは、甚だ疑問ではありました。
[映画館(字幕)] 3点(2004-05-15 23:05:58)
1668.  超人ロック 《ネタバレ》 
なんか、大量出血!ってスプラッタな描写が結構あって、それがB級色を高めておりました。原作を知らずに見たために、ロックがどういう存在なのか、なかなか掴めずに苦労した記憶があります。そして、なんだか世界が狭いアニメだなぁ、とも。キャラ頼りのアニメって、描写がキャラに寄り過ぎるために、どうしても空間と事象の描写が疎かになってしまう傾向がありますね。ところでラストで悪役が改心のためにロボトミー手術をされてめでたしめでたし、ってのは、どー考えても問題アリだと思うんですけど。恐ろしいコトを当たり前のように語っていて、それってどうなのよ?と。
[映画館(邦画)] 5点(2004-05-15 22:54:23)
1669.  モスラ3 キングギドラ来襲 《ネタバレ》 
なんで子供を誘拐するの?(エサにでもすんの?)子供と大人の差って、どうやって判断してるの? 三姉妹の謎が明かされる、って、結局謎って何だったの? ベルベラはどうして敵対してたの? キングギドラが太古の生命体だなんて、どうして判ったの?みたいな数々の疑問符が、当然の如く湧き出してくる、東宝怪獣もの独特の、かなり「あいたた~」って映画ではあります。だけど全くダメ、っていう映画ではないと思うんです。全てが惜しいところでダメ、みたいな。小林恵と羽野晶紀がいい演技してるんだから、それをキチンと活かしてあげることが出来たならば、そしてデジタル合成の画面なんて目を見張る出来を見せていたのですからそれ以外の特撮も頑張っていれば、あるいは名画になったのかもしれません。練りこみの足らなさが災いしているとしか思えません。年1本ペースで作るにしても、2年体制くらいで複数チーム動かす、なんて余裕はないんでしょうかねぇ・・・。
[試写会(字幕)] 4点(2004-05-02 21:45:16)
1670.  ズッコケ三人組 怪盗X物語 《ネタバレ》 
しっかりと作られた良質の子供向け映画。東映の子供向け、という事で、もっとガチャガチャと賑やか、悪く言うととっ散らかった映画を予想したのですが(そういう映画を、その数年前に見ていたもので)、瀬戸内海を舞台に、子供の冒険心とほのかな大人の女性に向けた想いを、充実した大人の役者達が彩るという、結構贅沢さを感じる映画でした。平田満、梅宮辰夫、室田日出男が見せる確かな演技が、子供達をしっかり支えています。ただ、地域振興に絡む汚職や陰謀なんて話、いくら自然保護が絡んでいても、子供にはちょっと退屈なんじゃないかなぁ、って気もしないではありませんでしたけど。でも、瀬戸内の風景、大河内奈々子の美しさ、オーケストラ編成のBGMなども綺麗なハーモニーとなって、最後まで爽やかな印象の秀作ではありました。このまま埋もれてしまうには、ちょっと惜しい映画です。
[映画館(邦画)] 8点(2004-05-02 21:31:09)
1671.  おはよう!スパンク 《ネタバレ》 
なんだか、真面目にラブストーリーなので、ちょっとビックリ、って感じでした。こういう、原作のあるアニメ映画って、あまり原作やテレビの本筋の展開に影響のない、当たり障りのないところでお茶を濁して終わり、というパターンが多いのですが、サイドストーリー的ポジションにしちゃ、かなり真剣。お母さんの言葉で、なんとなく教訓的な結末になると思いきや、「今の気持ちこそが大事!」とゆー若さ爆発な展開になるあたりに、ちょっとこの映画に賭けたスタッフの粋を感じたりしたのでした。それにしても、私、当時はナンでも見てたんだな・・・。
[映画館(邦画)] 7点(2004-05-02 21:05:06)
1672.  赤ちゃんはトップレディがお好き 《ネタバレ》 
80年代当時には、この映画の描いた事がとっても自然に思えたんですけれど、今思い返すと、果たしてここまで単純に答えを出していいのかな?という疑問にぶち当たってしまったりして。企業のシステムの一部として生きるよりは自然と人の優しさの中で生きてゆく方が幸せ、人間性の復権を!という映画なのですが、それはごくごく小さな、映画的ファンタジーとしての結論でしかないよね、って。シングルマザー、フェミニズム、男女同権、そういう問題が描かれてる以上、その結末は逃げになっちゃうような気がしないでもないです。描かれた問題はエッセンスで、要は単なるラブコメディ、として割り切るべきなのかもしれませんけれど。
[映画館(字幕)] 5点(2004-05-02 20:57:15)
1673.  超能力学園Z
おバカパロディ映画なんですけど、下品なんですよねぇ(後のこのテのモノに比べれば、おっぱいポロリ、パンツ丸見えってだけで喜ばそうとしてる状態なんで、まだ可愛らしいモンですが)。「スター・トレック」や「キャリー」のパロディはベタベタで笑えますが、「エクソシスト」パロディでゲ○をわざわざご苦労な事にアニメ合成したりするのはカンベン(「透明人間」にもありましたけど、ゲ○合成)。まあ、理屈っぽく構えて見るタイプの映画ではありません。ぼーっとバカさ加減を楽しめばおっけー。優等生なヒロイン役のフェリス・シャクターが可愛い!!って思ったものの、どーやら他の映画には出ていないようで、残念。
[映画館(字幕)] 5点(2004-05-02 20:41:29)
1674.  地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 《ネタバレ》 
生まれて初めてひとりで映画館で見た映画でした。渋谷の映画館の前まで母に送って貰ったんですけど。この映画の印象と言えば、スプラッタ。刃物系怪獣ガイガン相手に、なんかやたらにゴジラとアンギラスが血飛沫ブシューって上げてて、今にして思えば「キル・ビル」風?みたいな。みんな血が赤かったんですよね。後のゴジラを見ると、血の色変わっちゃったよーですけど。結局逃げられちゃって決着付かない、という展開に、子供心に甘い展開・・・と思ったものでした。でも、見終わった後、併映の「ミラーマン」と「帰ってきたウルトラマン」と「天才バカボン」見て、もう一度見たいな、どうしようかな、って迷ったのでそれなりに楽しんだのかな。帰りが8時になっちゃうから諦めてバスに乗って帰ってきましたが、ってそんなトコまでしっかり覚えてるし。
[映画館(字幕)] 5点(2004-05-02 20:01:04)(良:1票)
1675.  サンドロット/僕らがいた夏 《ネタバレ》 
少年の、夏の輝く思い出を描いた文芸色が強い映画かと期待して見に行ったのですが、実際にはバカ続出なコメディ映画だったりしました。そのギャップに「れれ?」となりつつも、でも、コレは見っけモンですよ、と。『スタンド・バイ・ミー』からの明らかな引用が見て取れはしますけれど(犬ネタなんてモロですもんねぇ)、こちらはもっとオプティミスティックなファンタジー。ラストで夢がバーン!と花開く展開に胸いっぱいになりました。それにしても、騒動の元となるサインボール、現実にあんな事しちゃったら、周りみんな卒倒モノって思ったら、アレに近いコトを某マンガ家の息子がやらかしたとゆー(ベッカムのサインボールをさんざん蹴っ転がした上で無くしたとか)。現実にそういう事があるんだ・・・。
[映画館(字幕)] 9点(2004-05-02 19:49:55)
1676.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ 《ネタバレ》 
【レビュー及び点数変更】すいません、じっくり考えて、映画の捉え方が変わりましたので、ちょいと変更です。思ったのですが、この映画の舞台となる世界は「西部劇」ではなくて、メル・ブルックスの『サイレント・ムービー』のような、『夕陽のカスカベボーイズ』という名の映画内映画だったのでは?と思い直しました。最初から、かすかべ防衛隊が主役である事は必然だった、パンツの発明も変身も予定されていた事、予め用意されたレールの上を走っただけだった、と。じゃ、何故映画館と映画がみんなを引き込んだのか?と言えば、それは「かすかべ防衛隊が大活躍する映画が見たかったから」。これって、つまり、『クレヨンしんちゃん』映画についての映画、というロジックが組み込まれていたのでは? そう考えると水島監督って、結構したたかな人かも。最後に、じゃあ、つばきちゃんの存在が象徴しているモノは? うーん、吹雪丸やトッペマやチャコや廉ちゃん等、映画版ヒロイン達の象徴のようでもあり、だけど、いつも『クレヨンしんちゃん』映画でしんちゃんの活躍を楽しみにしている観客の象徴なのかもしれません。
[映画館(邦画)] 8点(2004-05-02 19:27:52)(良:2票)
1677.  キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 
【注!:一応ネタバレなしの方向で行きますが、ニュアンスはどうしても文章に出てしまうと思いますので、一切情報なしで見たい!という人は読まない方がいいです】この一本だけでは、どうしたって語る事ができない、というよりも、前作をしっかり見てる事が前提、みたいな映画でした。元は一本の映画だったのですから、まあ、仕方ないとしか言い様がないです。最初は「んん?なんか前作のテンションから繋がってこない・・・」って感じだったんですけど、途中から「ああ、やっぱり『キル・ビル』だぁ!」とひと安心。最後まで納得のゆく展開ではありました。ただ、その納得はあくまで前作からいっぺんに見た上でのもの。単体だと起と承の部分がないワケで、物語の配分的にやや不恰好な映画としての印象が残ります。なので、この評価は「キル・ビル」という1つの世界に対する総合評価、という感じですね。ともあれ、「バカ」をいい年した大人が真面目にやってみせるという姿勢に、私はがっつん!と共感をしてしまうのでした。いろんな映画の記憶を刺激して引き出してくれるパッチワーク。多分、もう二度とこんな映画が世に出てくる事はないでしょうから(少なくとも大予算、拡大公開という形では)、良識派の人達もどうかここはひとつ、大目に見てあげて下さい。 【追記】2度目を見てきました。あらためてインパクトを感じたのは4パートにも分かれたエンディング。「1」からの出演者ご紹介、ブライドがクルマを走らせるかっこいいモノクロ映像、「怨み節」パート、テクノ調サウンドのスタッフロール。ここだけ見ても1本の映画を連想するのは非常に難しいです。特に、ヨーロッパ映画風のモダンな画面構成に、中国人名が並び、「怨み節」が流れるパートは、一体どんな映画よ?感が強くって、ああ、これこそが「キル・ビル」って映画の本質をよーく表してるなぁ、と。タラちゃんの「オレの映画の総て」。映画オタクな人間として、「未知との遭遇」のエンディングで絢爛たるマザーシップの上に名前をバーン!と出したスピルバーグと並び、羨ましさすら感じるエンディングではありました。
[試写会(字幕)] 9点(2004-04-17 06:31:29)
1678.  ゴールド
どんどんどんどん地下深くに潜っていって、外の光がぐんぐん小さな点になってゆく、その閉塞感が非常に上手く表現されている映画でした。ドラマ部分に大自然の雄大な開放感溢れる映像(そして流れるパニック映画御用達シンガー、モーリン・マクガヴァンの主題歌)を配しているだけに、なおさら対比されて地下金鉱の息苦しさが浮き出てきます。もっとも、ダイナミックな見せ場はクライマックスくらいで、そこに至る陰謀物語には面白味がなかったりするので、映画に集中し続けるにはちょっとツラい感じでした。ロジャー・ムーアは意外にも70年代パニック映画に見られる英雄像(超人ではなく、傷付きながらもなんとか危機を乗り切る生身の人間らしさ)をきっちり体現してましたけどね。ボンド臭さ爆発!という訳ではなくって。
[映画館(字幕)] 7点(2004-04-11 19:49:12)
1679.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 
悟って諦めちゃうの早過ぎ! もう少し何度か試してみようよぉ。過去に干渉できちゃう以上は、変化させる事は可能な気がするもん。一方で超未来のウホッホウホウホしてる部分は飛躍し過ぎちゃって、なんだか映画そのものが別のモノになっちゃったような感じ。っていうか、あの状況から希望を見出したとしても、あまりに世界が今の現実からかけ離れ過ぎちゃっててテーマもへったくれもなくなっちゃったような感じがします。どこかに過去と繋がるリアリズムのかけらを残しておいてくれれば良かったんですけどねぇ。
[映画館(字幕)] 5点(2004-04-11 19:26:36)
1680.  タイム・リープ 《ネタバレ》 
この映画の物語と感想を書いたノートを読み返してみると、なにやらヒジョーに複雑なストーリーのよーで、月曜日がどーの水曜日がどーのと、今となっては頭の中で再構築するのはムリ。でも、好印象の映画でした。タイムスリップものの面白さ、時間に整合性がないゆえに生まれてくる様々な謎とサスペンスを楽しめ、なおかつ役者もいい、と。ヒロイン佐藤藍子の意外なまでのスクリーン映えに嘆息(スクリーン、って言っても小さな劇場でリアプロジェクションだったりしましたけど)。ただ、タイムリープの記憶部分を8ミリやフィルムの傷、リールのガタつきなどで表現するのは疑問。それって映画の物理的事象だって見てる側は判ってる訳で。オープニングのフィルムをかけるシーンとラストの「はい、カット」も不要でしょ。監修の大林宣彦の「映画として閉じる」という文法に倣ってるんでしょうけれど、そう何度も通用するテではないと思います。あと、この監督の作品にはどーも暗いドロドロとしたフェティズムを感じてしまうのだけれども、ジュブナイルなんだから、もう少し健全化して欲しいですね。【2009年追記】最後の部分は今となってはちとアレですが。
[映画館(邦画)] 8点(2004-04-09 13:09:43)
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