1721. ホステル
タランティーノが製作に関わってるようだが、この映画はイマイチ。 ストーリーはわかりやすいけど、あまり引き込まれない。 エロ&グロが盛り込まれてるけど、どこか中途半端。 そんなに恐くもない。 [DVD(吹替)] 4点(2012-12-05 14:41:10) |
1722. バック・トゥ・ザ・フューチャー
これぞエンターテイメント、万人が楽しめる映画。 マーティがタイムマシンで過去に戻り、自分の両親たちとも絡みながら奮戦する様子が楽しい。 久しぶりに見直してみると、伏線がしっかり張られて無駄のない構成に感心する。、 タイムマシンのパラドックスを巧妙にストーリーに組み入れているが、難解な解説抜きでわかりやすく話に乗っていけるように仕上げた手腕はすばらしい。 [ビデオ(吹替)] 8点(2012-12-05 14:26:50) |
1723. アマデウス
天才モーツアルトに対する宮廷音楽家サリエリの苦悩が見事に描かれている。 ストーリーに引き込まれて、160分の長さを感じさせない映画。 ディレクターズカット版より20分短いが、重厚なドラマになっている。 [ビデオ(吹替)] 9点(2012-12-05 14:05:41) |
1724. ローマの休日
《ネタバレ》 何度も見返している大好きな映画。 不朽の名作と呼ばれるにふさわしく、数々の名シーンが挙げられる。 オードリー・ヘプバーンは決して美人だとは思わないが、この作品のアン王女はハマり役でとてもキュート。 まるで無垢な子どものようで愛おしくなる。 新聞記者が大スクープを放棄するなんて本来リアリティのないことだけど、このアン王女は絶対裏切ってはいけないと思わせる存在。 お洒落で後味の良い映画なので、多くの人から愛されるのも納得。 ラストシーンの切なさが心地よい余韻を残して、「ああ、いい映画を観た」と思わせてくれる。 [DVD(字幕)] 10点(2012-12-04 20:49:52)(良:1票) |
1725. ゴッドファーザー
《ネタバレ》 フランシス・コッポラ監督の名声を不動のものにした不朽の名作。 吹き替え版、字幕版と、何度か観たが、やっぱりすごい。 裏切り、駆け引き、家族愛、葛藤、怨恨、報復…。 ギャング映画は数々あれど、ただのドンパチには終わらず、これほど重厚な人間ドラマとして完成されたものは他にない。 一代でマフィアのボスに君臨するようになったドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)。 対立組織の罠にはまって殺害される長男ソニー。 父の跡を継ぐことになることになったのは、マフィアとは無縁の世界で生きていこうとしていた三男マイケル(アル・パチーノ)。 根底に流れるのは、ファミリーを守るという強い思い。 3時間の長尺映画だが、ストーリーにぐいぐい引きつけられて、まったく飽きさせないのは見事。 [ビデオ(吹替)] 10点(2012-12-04 18:41:54) |
1726. 明日に向って撃て!
《ネタバレ》 ジョージ・ロイ・ヒル監督によるアメリカンニューシネマの最高傑作。 ブッチ(ロバート・レッドフォード)とサンダース(ロバート・レッドフォード)の強盗コンビが、たまらなくカッコイイ。 この2人と絡むエッタ(キャサリン・ロス)もたまらなくキレイ。 主題曲「雨に濡れても」とともに、自転車で戯れるシーンが癒される。 緊迫した場面にも、思わず噴き出してしまうようなコミカルなシーンがいい。 追っ手に追い詰められて、崖から谷川に飛び降りるシーンで、サンダースが「俺は泳げないんだ」とブッチに告白するところ。 ボリビアの銀行で、ブッチが強盗のセリフを忘れて、カンニングペーパーを取り出しもたもたするところ。 そして、ラストの包囲された警官隊に、飛び出していくストップモーション。 蜂の巣にされる場面を描かなかったのが、この作品にふさわしい。 何度も観たので、セリフまで覚えてしまうくらいだが、やっぱり面白い。 かっこよくて、笑えて、切ない映画。 エンターテイメントの要素がいっぱい詰まっている。 本作と同じヒル監督、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードで描く『スティング』も負けず劣らぬ傑作。 [地上波(吹替)] 10点(2012-12-04 16:56:40)(良:1票) |
1727. デビルマン
テレビの深夜放映でたまたま拝見。 永井豪の原作は大好きで、漫画を何度か読み返しているが、その名作をよくもここまで台無しにしたものだ。 学芸会のような棒読み演技、センスの欠片もない演出、退屈でデタラメなストーリーと、すべてが酷い。 CGもお金はかかっているのだろうが中途半端で、これならアニメのほうがよっぽどいい。 つまらないテレビ放映は、普通なら途中で見るのをやめるのだが、あまりにも酷い作品だったので、最後まで見届けてしまった。 作り手は原作をどう読んだのだろうか? 原作を愛する人なら、間違いなく怒りを覚える作品。 これを映画館でお金を払って観た人に心から同情する。 [地上波(邦画)] 0点(2012-12-04 16:30:10) |