161. ハリー・ポッターと賢者の石
だらだらと長いわりに、見せ場が少ないような。 チェス、犬、トロル、ゴブリン等よかった所もあるけど、にしても長いわ。 子供向けとしてもつらすぎる長さだ。 [地上波(吹替)] 6点(2009-07-10 23:20:10) |
162. レーサー
ひとりのレーサーの、レース生活と家族関係を描く。 ドラマ部分は、子持ちバツイチだった妻と結婚したけど険悪になったり、 義理の息子とガレージで友情を培ったり、ライバルのレーサーと競ったりという感じ。 結婚するのが嫌になりそうな、結婚の現実を描いた内容。 レース部分では、ストックカーレースから始まって、 後半はオープンホイールカーのインディ500に出場。 ガレージやピットの様子、観客や開催パレード等、ディテールがよく描かれているし、 車載カメラのアングルを多用して、迫力のある映像になっていると思う。 しかしそこに至るまでのドラマが長い長い。 レース場面はよくできてるけど多くないし、長いドラマに耐えてまで 観るほどのものなのかどうかというあたりが、微妙。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-10 04:36:45) |
163. 暴行
原作のことは知らないけど。 そんなに長くもないのに長く感じる、テンポの悪さ、内容の薄さ、つまらなさ。 人間を醜く誇張した、現実味もなければ爽快感もないストーリーに、イライラが募る。 モノクロなので映像面でも弱い。 霊媒師が法廷で証言とか、ありえないし。 事件の当事者3名の現実味のない滑稽なやりとりは、笑えない漫才を見ているようだった。 日本の作品のリメイクであることを最初に明言せず、エンドクレジットで 申し訳程度に小さく出すだけ、というのも潔いとは思えず、印象が悪い。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-07-09 14:55:48) |
164. ビジョン・クエスト/青春の賭け
レスリング部の青年が、高校生活最後の試合で希望の相手と闘うために、 ハードな減量に挑みつつ、恋愛もするという内容。 スポーツしよう、恋愛しよう、青春しろよ、みたいなメッセージの、 ティーン向けのちょっと教育入った映画だと思う。 健全な内容だとは思うけど、娯楽というには退屈に思える。 主人公がほれる女が、とても21歳とは思えないほど、態度がでかくて無愛想というのがなぁ。 主人公の家に泊めてもらっているのに恩義を感じていないような態度だし、 声は低いし、変なパーマみたいな髪形だし、いったいどこがいいのやら? レスラーにはちょうどいい相手なのか?なぜ学校の同級生には興味を示さないのだろう? レスリングのシーンはあまり面白いとは思わなかった。ショーとしてのプロレスとは別物。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-06 23:57:54) |
165. セーラー服と機関銃
ヤクザ映画に薬師丸ひろ子が乱入したような内容。 冒頭から駄作のにおいが漂っている。 ストーリーも映像もアマチュア映画のようで、見どころがない。 薬師丸ひろ子は素材はともかく、髪型がブサイク過ぎてまったくきれいに見えないし、 セリフの内容もひどくて聞いていられない。 風祭ゆきのほうが全然きれいに見える。 薬師丸ひろ子を抜きにすれば、麻薬を巡って血みどろの抗争をする 下劣きわまるヤクザ映画でしかなく、しかもだらだらと長くてひたすら苦痛だった。 こんな一片のとりえもないような駄作を、現在や未来に伝えていく意味はあるのか? ないんじゃないの。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-07-05 22:35:12)(良:1票) |
166. ワーロック(1959)
アクションよりは、ストーリー重視の西部劇。 全体にシリアスでハードボイルドな感じ。 悪党におびやかされた街で、2人のシェリフが方針の違いから対立する話? しかし人物の区別がなかなかつかないし、正直ちょっと眠くなるような内容だった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-05 15:46:44) |
167. 富士山頂(1970)
台風の観測のため、富士山頂に1964年、気象レーダーが設置された。 その難工事の様子を描いた映画。 富士山レーダー設置には、平地より20度低いという寒さや悪天候、高山病、 大量の資材を運び上げることの難しさなど、多くの困難があった。 ということを説明しているのだけど、それだけにしては長くて、内容が薄く感じた。 富士山には登るし工事もするけど、思いのほか絵的に地味で、 本当は淡々としていたかもしれないものを無理にドラマ仕立てにしているようにも見えて、 どこまで本当なんだろうと思ってしまった。 富士山の頂上に観測所があって、困難の末にレーダーが作られたという事実を 知るきっかけにはなるけど、それ以上のものではないという気がした。 ちなみに気象衛星の発達により、富士山レーダーは現在ではすでに廃止されているそうな。 [地上波(邦画)] 6点(2009-07-05 01:19:50) |
168. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
最初のテレビ版と同じストーリーだけど、さすがに展開早いなー。 作画はディテールアップや、CGを使ったモーション等、 テレビ版になかった新しい表現が多数追加されている。 そもそもの骨太のSF設定を持ったロボットアクションの秀作を、 現在の新基準でリテイクしたこの映画版は、 既に知っている内容ばかりとはいえ、改めて名作としての素性のよさを再認識させるものだった。 この映画版で初めてエヴァに触れる人こそが、真にこれに驚き、楽しめるのだと思う。 自分にとってはしょせんは焼き直しなので、-1点。 しかしタイトルのヱとかヲとかは、いったい何。 焼き直しとはいえ初見の人にとっては強烈なインパクトを与える衝撃作(のはず)なのに、 こんなタイトルでは締まらない。 時間の都合でテレビ版よりドラマ部分が減らされているためか、 この作品の特徴のひとつといえる哲学的な面が多少弱まって見えるのはしかたがないか。 [地上波(邦画)] 8点(2009-07-04 00:00:27) |
169. 若親分出獄
若親分が6年ぶりに組に戻ってくると、南條組の勢力は衰退して、 かわりに極悪非道の中新門組が街を仕切っていた。 悪を成敗するため、ちょっとあぶない若親分が再び怒る。 テンポのよい展開と、大正初期というレトロ感たっぷりの舞台が楽しい、手堅い続編。 それにしても、大正初期にイルミネーションとかリベートなんていう日本語あったのかな。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-07-02 23:17:13) |
170. タイタニック(1997)
タイタニックが沈没するまでの特撮はすばらしく、 とりわけ傾きを増していく船に人々が翻弄されるあたりの描写は、 いったいどうやって撮ったのか?というくらい壮絶なものだったけども、 この映画のヒロインは2人の男から熱愛を受けるほどの魅力を持った人物にはとても見えず、 そのあたりのエピソードに終始しらけさせられたのが残念。 [DVD(吹替)] 6点(2009-07-02 04:13:00) |
171. 若親分
南條組の親分が、ライバルの太田黒組に暗殺された。 親分の息子が2代目親分となり、太田黒組に対抗していく、という話。 明治末期ということで、それを模した舞台や衣装がおもしろく、 明治末期の時代劇という見方もできる。 若親分がとにかくかっこいい。勧善懲悪の心意気と、 敵に囲まれても動じず、海軍仕込みの戦闘術で返り討ちにしてしまうその強さ。 しかし何でもひとりで決着をつけようとするので、部下がたくさんいる意味が あまりないような気がするのが難点か。 いやこんなよくできた親分、実際の世界にはいないだろうけど、感動した。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-07-01 22:45:23) |
172. シェーン
当時の土地争いとか近所づきあいなどが時間をかけて細かく描かれているし、 さわやかに終わるいい話ではあるんだけど。 長く引っぱったわりにはこれだけ?と思うくらい、全体的に地味。 アクション要素は薄く、セットは小規模。 ストーリーは意外性があまりない。 昼に撮ったシーンを暗くして夜のシーンに見せるというのは、ちょっと苦しいような。 喧嘩で顔面を殴りまくるのもなんかなぁ、本当なら顔グチャグチャ歯ボキボキだと思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-01 00:14:38) |
173. クラッシュ(2004)
んー人物が入り乱れてよくわからん。 要するに、アメリカは多民族国家のために、人種の間に多くの軋轢を抱えており、 銃の存在がその問題をさらに複雑にしている、ということらしい。 結局、この国にはいろんな人種の人がいて、争うこともあるけど、 根はみんないい奴のはずなんだから、みんな仲良くしようよ! というメッセージなのではないか。 とりあえず、アメリカはさっさと銃を禁止にしたほうがいいと思った。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-06-29 23:46:53) |
174. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
アクションではバイクレースは面白かった。 しかしなんで3人セットなのだろう? それぞれの個性があまり見えなくて、3人いる必然性が感じられず、 ただゴチャゴチャとして散漫になっている印象を受ける。 [地上波(吹替)] 5点(2009-06-29 00:32:17) |
175. MIND GAME マインド・ゲーム(2004)
全編が映像的実験のために費やされた、ビデオドラッグ的不条理作品。 その映像的実験の物量が尋常ではない。 アニメならではのシュールな映像が、激流のように次々と飛び込んでくる ハイスピードの展開は、とても刺激的で、痛快で、恍惚的でさえある。 しかしこんなに勢いだけで好き勝手に?作れるというのはすごいなー。 こんなに自由で個性的でエッジの立ちまくった商業作品はなかなかない。 そしてこの作品はどういうわけか全体的に微妙なエロスを醸し出している。 みょんはただ居るだけでもエロイし、 エロイものを想起させるカットが意図的に挿入されたり、 ぼかしてあるとはいえかなり直接的な描写まで。 そのエロイ部分とか、一部の乱暴なシーンなどがもうちょっと抑えてあれば、 もっと多くの人にすすめられる作品になっていたかもしれないけど、 大衆に迎合せず、あえてマニアックな道を突き進むというなら、それもありだと思う。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-06-28 02:49:41) |
176. たそがれ清兵衛
かなり地味で薄味な内容。 主人公があまりにも善人すぎてなじめないし、 長さのわりには大したものは見れなかったという感じ。 よくある江戸が舞台ではないところは特徴かもしれない。 時代劇のディテール作りはしっかりしているので、それなりに見れるけど。 そんなに正気を失って恐ろしい犯罪者がいるんなら、 槍でも持ってけば、いっそ銃で撃ち殺せば、と思ってしまった。 [地上波(邦画)] 6点(2009-06-27 00:30:28) |
177. アニー(1982)
こういう感じの映画はべつに好みでもないけど、よくできてると思った。 孤児院のスキャンダラスな実態を描いたこのストーリーを、 ミュージカルでなくてリアルタイプの映画にしたらどうなるのだろう、 そっちのほうが見てみたい気もする。 ミュージカルというのは虚飾の芸術なのだろうか。 最後のほうに、ミュージカルでなくなってリアルタイプの映画に見えたところが あったけど、全体の統一感をそこなっているような気がした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-06-25 00:23:35) |
178. ジーザス・クライスト・スーパースター
おそれ多い聖人の話を公然とパロディにしているというのがすごいのかも? でももとから信心のない者にとっては、どうでもいいよという感じがしなくもない。 興味がないバンドのかなり長いミュージックビデオを こらえながら見たという感じだけども、 しかし何なんだかよくわからない気迫に圧倒されてしまった。 なんなのだこの正体不明の熱気は。 かれらを動かしているものはいったい何だ? こんなものはかつて見たことがない。理解を超えたとんでもないアートだ。 現代の人間にこんなものを作ることができるのか? もはや戻らないだろう、熱くあれた時代があったのだと思わせる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-06-23 23:54:12) |
179. 笑う大天使
全編深い意味はない、とても馬鹿馬鹿しいマンガ映画。 背景の多くをCGにしたり、2Dアニメを挿入したりと、実験的な試みがなされている。 お嬢様ばかりの世界は、いくらなんでもわざとらしいなぁと思う所もあるものの、 きれいな顔の人がひかえめなしぐさを見せたりすると、やはり萌える。 でも後半ぜんぜん違う話になって、お嬢様じゃなくなってるし。 思いつきで作ったような実験だらけ、しまいにゃ人物までCGにするし、デタラメやん。 やっぱりお嬢様は格闘なんかやったらだめ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-06-22 23:29:15) |
180. トランスフォーマー
うーん、CGはすごいのに、なぜか面白いと思えない映画だった…。 これだけの精巧な変形マシンの表現を完成させながら、 どうしてこんなつまらないストーリー、シチュエーションをつけたのだろう…。 トランスフォーマーが出ていないシーンが絶望的につまらなく、長い。 べつにトランスフォーマーでなくてもいいような、どうでもいい平凡なドラマシーンが延々と続く。 もったいぶらずに早く戦ってよ…。 最後のほうはロボが集まってガシガシと戦うので、それなりに面白いけど、 もっと面白い見せ方はなかったのか?ラスト以外に見せ場を持たせることはできなかったのか? などと思えてしょうがない。 全体的に変な色だし、長いのにロボのCG以外見所ないですわ、残念すぎ。 [地上波(吹替)] 7点(2009-06-21 00:25:19) |